「最初は軽い気持ちで借りていたけど、借りることが癖になってしまい、いつの間にか借金額が膨大になってしまった。」という人は少なくないです。
借金額が大きいと生活費を切り詰めなければ返せなくなっていき、心に余裕がなくなり辛くなっていきます。今回は、そんな辛い生活から抜け出す方法をお伝えします。
借金返済に追われて辛い生活を送っている人は意外と多い?
金融庁が毎年報告している資料によれば、奨学金や住宅ローン、クレジットカードも含め何らかの形で借金をしている人は平成30年3月末時点で2000万人います。(金融庁 賃金業関係資料)
日本人口を1億2000万人とすると、6人に1人は借金をしているということになります。しかし、そのうち2000万人が20歳以下なので、実質5人に1人が借金をしているということです。
自己破産している人は年間7.6万人もいる
これらの借金をしている人のうち、「返済が辛い」と思っている人の目安は自己破産件数で見ることができます。2017年時点での自己破産件数が約7.6万件でした。(裁判所 司法統計)
実際には、これから自己破産をしようと考えている人や、自己破産をしていなくても辛いと感じている人はいるはずなので、最低でも約8万人以上の人が借金返済が辛いと感じているはずです。
借金返済が辛いと感じる原因
借金返済が辛いと感じているのにはいくつか理由があります。
収入がそもそも少ない
借金が辛くなってしまう人の1番の特徴は、収入が少ないということです。収入が少ないからお金が足りなくなり借金をする。軽い気持ちで借りたはずが、いつの間にかどんどん額が大きくなって返済がきつくなる、といったケースが多いです。
このまま働いていても年収が上がる未来が見えなかったり、残業が多いブラック企業に勤めている方は転職を視野に入れてみてもいいかもしれません。
借金返済額の割合が年収の50%以上
借金返済が辛いとはどういうことなのかというと、生活費を切り崩して借金の返済を行わなければならないということです。
年収のうち、借金返済額の割合が30%が理想だといわれています。例えば、年収が200万円の人だったら年間の返済額が60万円が理想です。
しかし、借金が辛いと感じている人はこの借金返済額が50%を上回っている人が多いです。50%を上回ると生活費、主に食費を切り詰めなければならないので辛いと感じてしまいます。
完済の目途が立っていない
あなたはいつまでに今の借金が返済できるか計算したことはありますか?自分の収入と返済額を比べて数年後には完済できるという見込みが立てば、多少辛くてもがんばれますが、計算をしてみて10年以上たっても返済が終わらないという人は終わりが見えず、辛くなってしまいます。
借金返済の辛い生活から抜け出す方法
借金が辛いと感じている人は、支出と収入のキャッシュフローが崩壊している場合が多いので危機感を覚えたほうがいいです。何か手を施さないと辛くなる一方です。
そこで、少しでも今の借金が辛い現状を変える方法をお伝えします。
家計簿をつけて自分の懐事情を把握する
簡単なものでいいので、自分が今月いくらの収入があっていくら支出があったのかを家計簿をつけて把握してください。
そして、借金返済額が年収の30%になるように生活費を調整してください。例えば、月収20万円の人なら月々の返済を6万円になるように調整してください。
これで今の辛い生活よりは余裕が出てくると思います。
月にいくら返済して完済がいつになるのか計算する
今の年収の30%を返済額に当てて、完済がいつになるのか計算してみましょう。数年で完済できるという状況なら、無理のない返済で借金の終わりが見えます。
数十年たたないと完済できないという人は現状、かなり厳しい状態にあります。
収入が少ない場合、副業を考える
収入が少なく、数年で完済の目途が立たないという方は副業を考えたほうがいいでしょう。おすすめの副業は在宅でできるクラウドワークスです。PCを使ってアンケートや記事を書く仕事が多く、初心者でも稼ぐことができます。
返済期間が長引くほど金利を支払わなければならないので、こちらがかなり損をしてしまいます。そうならないためにも、本業以外でお金を稼ぎ少しでも早く完済すれば、最低限の損で済みます。
複数から借金をしている場合、おまとめローンで借金を1本化する
複数の金融業者から借金をしている人はそれらの借金をおまとめローンで1本化しましょう。複数から借金をしていると返済日がそれぞれ違うのでそれだけで負担になりますし、返済額もその分大きくなります。
おまとめローンで借金を1本化すれば、月々の返済額が減り、金利も下げることができるので返済がかなり楽になります。
債務整理をして借金そのものを減らす
これらのことをしても解消されないという人は弁護士に相談して債務整理をしましょう。このまま1人で悩んでいても今の状態は解消されないので、専門家の弁護士に相談して債務整理の手続きを行ったほうがいいです。
今の弁護士事務所は、借金の問題に関する電話相談を無料でやってくれます。借金の額が大きく返す当てがない場合、法的手続きを取り借金そのものを減らすべきです。そうしなければ、現状は悪くなる一方だからです。
債務整理は最後の手段
債務整理は借金額を減らしたり、0にすることもできますが、その分デメリットもあります。
例えば、自己破産をする場合、5~7年の間あらゆる借金ができなくなります。いわゆるブラックリストに載り、クレジットカードはもちろん、住宅ローンや自動車ローンも組めなくなります。
しかし、5~7年たてばブラックリストから外れ普通にローンを組めるようになります。よく勘違いしがちなのが、ブラックリストに載ってしまったら一生借金ができなくなるとか、ご近所さんにばれて噂をされるとかあります。
実際は、5~7年ブラックリストからは抹消されローンを組むことができますし、債務整理をする際、弁護士に家族や会社の人にばれないように配慮してもらうこともできます。
このことを踏まえて、どうしても借金返済が辛い、返す当てがないという人は弁護士に無料の電話相談をして債務整理をするか否かを判断してもらうべきでしょう。
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