ビットコインを使ったキャッシュレス決済をしたいけど、やり方がよく分からなくて困っていませんか?この記事を読めば、ビットコインを使ったキャッシュレス決済のやり方が分かりますよ。
決済方法の種類や、それぞれの特徴、おすすめ決済ツール3つを紹介していきます。ビットコインを使ったキャッシュレス決済を始めたほうがいい理由についても、触れているので参考にしてみてくださいね。
(トップ画像出典:https://unsplash.com/photos/Ph5_4TnXXYE)
ビットコインを使ったキャッシュレス決済の種類
ここでは、ビットコインを使ったキャッシュレス決済の2種類を紹介します。ビットコインを使ったキャッシュレス決済の2種類は以下の表にまとめておきます。
次章以降で詳しくそれぞれを解説していくので、ここでは「2つあるんだな」というのが分かればOKです。
- プリペイドカード
- ウォレット
次章ではプリペイドカードで、ビットコインを使ったキャッシュレス決済の特徴を紹介していきます。
ビットコインを使ったキャッシュレス決済①プリペイドカード
ビットコインを使ったキャッシュレス決済の方法の1つが、プリペイドカードを使った方法です。プリペイドカードとは、お金をカードにチャージして使うカードのことです。
ビットコインをカードにチャージして、決済に使います。チャージする際に自動で日本円に換算され、利益が確定した場合は税金がかかることに注意してください。
プリペイドカードでのビットコインを使った決済の特徴を紹介していきます。特徴は、全部で6つです。
チャージが必要
プリペイドカードは、前述したようにチャージが必要となります。その分、手間がかかると感じるかもしれませんが、使い過ぎを防止できるというメリットでもあります。
また、得するタイミング狙いやすいのも特徴です。仮想通貨は常に価値が変動するため、仮想通貨の価値が上がったタイミングを狙えば税金はかかりますが、利益が出ます。
普通のビットコイン決済では、買い物をするタイミングで日本円に換算されるため、ビットコインの価値が上がったタイミングを狙うのは難しいです。
しかし、チャージのタイミングで日本円に換算されるプリペイドカードであれば、仮想通貨の価値が上がったタイミングが狙いやすいのです。
損をする可能性もある
ただし、仮想通貨の価値が変動するということは、逆に損をする可能性もあります。
プリペイドカードは得するタイミングを狙いやすいですが、通信環境によってはチャージがスムーズにいかず、その間に価値が下がってしまう恐れもあります。
チャージは、なるべくネット環境が安定している時にするようにしてください。
支払える場所が増える
プリペイドカードを使うと、仮想通貨決済に対応していない店であっても、カード会社の加盟店であればビットコイン決済をすることができます。
そのため、ビットコイン決済ができる場所が増えるんです。いろんな場面で、ビットコイン決済を利用したい人はプリペイドカードを作ることをおすすめします。
選択肢がない
ただし、日本国内で使えるビットコイン決済ができるプリペイドカードは、1つしかありません。迷う必要がないと言えば利点ではありますが、自分に合ったものを選ぶことができないのは残念ですよね。
日本国内で使えるビットコイン決済ができるプリペイドカードは、後ほど紹介していきます。
管理にはウォレットが必要
ビットコインをプリペイドカードで使う場合には、ウォレットが必要となります。ウォレットもビットコイン決済に利用できるため、わざわざカードの登録をするのは手間になります。
そのため、ビットコイン決済をしたことがない人は、まず、ウォレットでビットコイン決済を始めてみることをおすすめします。
もし、ウォレットでビットコイン決済をしてみて、使える場所が少ないと感じたり、スマートフォンではなくリアルカードを持ちたいと思ったりしたら、プリペイドカードを作ればよいでしょう。
ビットコインを使ったキャッシュレス決済②ウォレット
ビットコイン決済ができるもう1つの方法は、ウォレットです。ウォレットとは、ビットコインなどの仮想通貨を管理するために使う財布のようなものです。
このウォレットの中には、仮想通貨を管理しながら、決済にも利用できる種類のウォレットがあります。決済にも利用できるウォレットは、ホットウォレットと呼ばれています。
ここでは、ウォレットでビットコイン決済をする方法の特徴を紹介していきます。特徴は全部で、5つあります。
管理しつつ決済もできる
すでに述べましたが、ウォレットは仮想通貨の管理と決済利用の両方ができます。決済のためにわざわざ手続きする必要がないため、手軽で便利ですよ。
はじめてビットコイン決済をしたい人は、まず、ウォレットを使うことをおすすめします。
支払える場所がすくない
ただ、仮想通貨決済を取り入れているお店はとても少ないです。そのため、ウォレットでのビットコイン決済は使える場所が限られてしまいます。
もし、ウォレットでビットコイン決済を試してみて、より多くの場所でビットコイン決済を利用したい人は、プリペイドカードを作ると良いでしょう。
チャージが不要
ウォレットでのビットコイン決済は、プリペイドカードのようにチャージをする必要がありません。イメージとしては、銀行口座から直接引き落とされるような感じです。
チャージの手間が面倒に感じる人は、ウォレットでのビットコイン決済をおすすめします。
価値変動に合わせづらい
チャージをしないので、ビットコインが日本円に換算されるのは買い物のタイミングとなります。そのため、ビットコインの価値が高いタイミングを狙うことは難しいです。
選択肢が多い
プリペイドカードは1つしかありませんが、ウォレットはいくつか種類があるため、自分が使いやすいウォレットを選ぶことができるんですよ。
ただ、この記事では、まず最初にウォレットでのビットコイン決済をしてみて、合わないと感じたらプリペイドカードの利用をおすすめしています。
そのため、紹介するプリペイドカードにチャージがしやすいウォレット2つを紹介していきます。
ビットコインのキャッシュレス決済ができるプリペイドカード
日本国内で使えるビットコイン決済が可能なプリペイドカードは、バンドルカードです。バンドルカードは、登録が簡単で、審査もないので誰でもすぐにカードを発行できます。
スマートフォンのアプリにも対応しているので、ネットショッピングだけの利用であれば、カードを発行せずに使うことができますよ。実際のお店で使いたい場合は、カードが必要になりますので注意してください。
入会費や年会費は無料なので、手軽に始められますよ。カードを発行する場合でもアプリから明細などを確認するので、アプリをダウンロードしてくださいね。
次章からは、ビットコイン決済ができて、なおかつ、バンドルカードにチャージがしやすいウォレットを2つ紹介していきます。
ビットコインで決済ができるウォレット①ビットフライヤー
ビットコイン決済ができるウォレットのひとつ目はビットフライヤー(bitFlyer)です。ビットフライヤーは、仮想通貨取引所のウォレットなので、ビットコインの取引を行うことも可能ですよ。
ビットフライヤーは、ビットコイン取引量、サービス利用率、アプリ利用率、が日本一で、多くの人が利用している信用性の高いウォレットです。
スマートフォンのアプリもあるので、スマートフォンさえあればいつでもビットコインの取引をしたり、管理をしたり、決済に利用したりすることができますよ。
ビットコインで決済ができるウォレット②コインチェック
次に紹介するコインチェック(Coincheck)も、取引所が運営しているウォレットなので、ビットコインの取引も行うことができますよ。
コインチェックは、スマートフォンアプリのダウンロード数が国内NO.1です。シンプルで見やすく、使いgっての良いアプリなので、直感的に使うことができますよ。
まずはお試しでウォレットを使ってみたいという人におすすめです。
次章では、ビットコインを使ったキャッシュレス決済が広まったら、社会はどう変わるのかについて紹介していきます。
仮想通貨でのキャッシュレス決済が広まったらどうなる?
ビットコインをはじめとしたキャッシュレス決済が広まると、組織に属さない個人が、インターネット上で自分の商品を売りやすくなると言われています。
今現在、個人が自分の商品を売ろうとするのであれば、ペイパル決済を導入したり、ココナラなどに出品したりするなど、なにかしらのプラットフォームを使用するしかありません。
プラットフォームを利用する時には、手数料がかかりますし、プラットフォームが使えなくなった時に一気に収入がなくなってしまう危険性があります。
しかし、仮想通貨を決済に利用すれば、手数料がより安価、場合によっては無料になります。さらに、ドルやユーロなど、日本円以外を使っている客にも同様に商品を買ってもらうことができるようになるんです。
プラットフォームの手数料は、利用額が大きいと手数料が安くなる仕組みがありますが、個人ではそこまで大きな額は扱いません。そのため、仮想通貨を決済が広まると「個人の」フリーランス、起業家がより自由に動けるようになると言われています。
仮想通貨以外にも、電子マネーやクレジットカードなど、キャッシュレス決済の方法がありますよね。経済産業省がキャッシュ決済の還元サービスをしており、政府はキャッシュレス決済を推進しています。
では、なぜ政府はキャッシュレス決済を推進しているのでしょうか?次章で解説していくので、キャッシュレス決済推進の社会的背景を知り、仮想通貨決済への理解を深めてみてください。
政府がキャッシュレス決済を推進する訳
今、世界全体で銀行の金利はどんどん下がっていて、マイナス金利となっている国も少なくありません。マイナス金利になると、銀行口座にお金を預ければ預けるほど利息が取られて客(国民)は損をします。
それを防ぐために、国民はなるべく銀行を使わないように、タンス貯金をしたり金融商品を購入したりするようになります。そうなると、銀行は経営が難しくなり、税収を銀行に管理してもらっている国も困るのです。
国が銀行を救済しようと打ち出したのがキャッシュレス決済の推進です。キャッシュレス決済の中でも日本でよく使われているのがクレジットカードと口座引き落としの2つになります。
この2つを利用するためには銀行口座が必要となるため、キャッシュレス決済を推進すれば銀行に国民がお金を預けてくれるようになり、銀行を救うことができるというカラクリです。
自分の資産を守るために仮想通貨の知識をつけよう
ここまで述べてきたように、マイナス金利だと銀行口座にお金を預けておくだけで損をする形になります。こういった時に、日本円の一部を仮想通貨として保有することは自分の資産を守ることに繋がります。
自分の資産を守るためにも、金融に関する社会的背景や、仮想通貨について知っておくことは大事です。仮想通貨は、違う通貨にトレードすることで利益を生み出すこともできますが、経験と知識が必要です。
今から始めて経験を積んでおけば、もし社会の変化で日本円の価値が下がったりマイナス金利がひどくなったりした時でも、自分の資産を適切に管理して守ることができますよ。
まとめ
ビットコインを使ったキャッシュレス決済について紹介してきました。決済方法の種類やそれぞれの特徴、おすすめ決済ツール3つを紹介しました。
また、キャッシュレス決済が推進されている背景も紹介し、仮想通貨を使ってキャッシュレス決済をすることの意義についても理解を深められたかと思います。
この記事で伝えたいことをまとめると、以下の3点に集約されます。
- ビットコインを使ったキャッシュレス決済を始めるならウォレットがおすすめ
- ウォレットでは物足りないと感じたらプリペイドカードの利用する
- 仮想通貨の知識があると自分の資産を守りやすい!
社会の変化に対応して自分の資産を守るためにも、この記事を参考にして、ビットコインを使ったキャッシュレス決済を始めてみてください。
実際に決済をしながら、新たに仮想通貨の様々な知識も学び、自分の資産を守れるようになっていきましょう。