仮想通貨を決済に使いたい時に便利なのが、プリペイドカード。カードを使うことで、仮想通貨を決済に使える機会がグッと広がりますよ。
ただ、実際どんな仕組みなのか、仮想通貨が使えるカードがどれなのか分からなくて困っていませんか?
この記事を読めば、仮想通貨プリペイドカードの仕組みや、メリットデメリット、日本国内で使えるプリペイドカード、カードへのチャージが簡単にできるウォレット2つが分かるので、参考にしてみてくださいね。
(トップ画像出典:https://www.pakutaso.com/20180755205post-16877.html)
仮想通貨プリペイドカードとは?
ここでは、そもそも仮想通貨プリペイドカードとは何なのかについて紹介していきます。「仮想通貨」と「プリペイドカード」の説明をした後、「仮想通貨プリペイドカード」について解説します。
仮想通貨とは?
仮想通貨とは、インターネット上でデータとして扱われている通貨のことです。実物の貨幣はなく、データのみで扱われるのが特徴です。
また、発行元は日本円などとは違い、国家ではないことも特徴です。国家が発行していないため、海外でも同じように使うことができます。
仮想通貨の代表的なものに、ビットコイン、イーサリアムなどがあります。
プリペイドカードとは?
プリペイドカードとは、カードにお金を事前にチャージして使うことができるカードのことです。電子マネーの「Suica」や「nanaco」などもプリペイドカードに当たります。
仮想通貨プリペイドカードとは?
仮想通貨プリペイドカードとは、仮想通貨をカードにチャージして決済で使うことができるカードのことです。仮想通貨単体では支払いできる場所が限られますが、カードを介すことで支払える場所が増えるんですよ。
プリペイドカードのほかにもウォレットカードと呼ばれるものがあります。比較することでプリペイドカードの仕組みが分かるため、次章でウォレットカードについて紹介していきます。
仮想通貨が使えるウォレットカードとは?
ウォレットカードとは、銀行口座と紐づけをして、支払いをすると口座から引き落とされるタイプのカードです。クレジットカードやデビットカード(ウォレット型)がこれに当たります。
プリペイドカードと比べてチャージする手間がなく、決済が簡単なのが特徴です。ただ、記事の後半で紹介していきますが、日本で使える仮想通貨カードはプリペイドカードのみとなっています。
次章以降では、適宜、ウォレットカードの特徴と比較しながら、仮想通貨をプリペイドカードで使うメリットデメリットを紹介していきます。
仮想通貨をプリペイドカードで使うメリット
ここでは仮想通貨をプリペイドカードで使うメリット4つを紹介していきます。
仮想通貨が決済で使える
プリペイドカードを使うと仮想通貨を気軽に決済で使うことができます。仮想通貨だけであると、決済に使うことができる場所がかなり限定されてしまいます。
しかし、カードを使うことで、仮想通貨決済に対応していない場合でもカード会社と提携していれば、仮想通貨を決済に利用することができます。
いろんな場所で仮想通貨を決済に利用できるのは、便利で嬉しいですね。
仮想通貨を日本円にする必要がない
仮想通貨を決済で使う際には、一度日本円に変換する必要がありますが、カードを使うと自動的に変換してくれるので手間がありません。
自分で仮想通貨を変換するのが面倒だという人は、カードを使うことをおすすめします。
発行が簡単
プリペイドカードは、クレジットカードに比べて発行が簡単です。審査がない場合もあり、学生などでも利用することができますよ。
得するタイミングを見計らって使える
プリペイドカードはチャージが必要となりますが、チャージの際に仮想通貨を日本円に変換します。そのため、仮想通貨の価値が高いタイミングを見計らって、日本円に変えることができます。
それに対して、ウォレットカードは決済時に日本円に変換するため、仮想通貨の価値変動に合わせて利用することが困難です。タイミングを見計らって使えるのはプリペイドカードの強みと言えるでしょう。
仮想通貨をプリペイドカードで使うデメリット
ここでは、仮想通貨をプリペイドカードで使うデメリットを紹介していきます。デメリットは全部で4つあります。前章のメリットと合わせて確認しておいてくださいね。
チャージする手間がある
プリペイドカードは仮想通貨をチャージして使うので、チャージの手間がかかります。メリットで紹介したように、お得に使える側面もあるのでその手間分だと考えれば、気にするほどでもないでしょう。
選択肢がほとんどない
クレジットカードと比べて、カードの選択肢がありません。特に、今現在では日本国内で使えるカードは1つしかないのがデメリットです。
日本国内で使える仮想通貨プリペイドカードは後ほど紹介していきます。
付帯特典がない
プリペイドカードは作成が簡単なため、クレジットカードと違って航空ラウンジが無料で使えるなどの付帯特典はつきません。
損をする可能性がある
仮想通貨の価値はつねに変動するものなので、損をする場合ももちろんあります。
プリペイドカードはタイミングを見計らいやすいですが、取引する際のネット環境によって時間差が発生して損をする可能性もあります。なるべくネット環境が良いところでチャージするようにしてください。
次章では仮想通貨をプリペイドカードで使った際の税金について紹介していきます。
仮想通貨をプリペイドカードで使うと税金はかかるのか?
仮想通貨をプリペイドカードで使う際は、税金がかかります。税金のかかるタイミングとしては、仮想通貨を日本円に変える際になります。
仮想通貨を持っているだけでは、仮想通貨の価値がいくら変動しても税金はかかりませんが、プリペイドカードで使う際にはかかるので注意が必要です。
税金がかかるため、仮想通貨を日本円に変換した時の日本円はすべて自分のものになるわけではありません。この点をしっかりと知ったうえで仮想通貨を使ってくださいね。
日本国内で使える!おすすめ仮想通貨プリペイドカード
日本国内で使える仮想通貨のプリペイドカードは、バンドルカード一択です。数年前まではいくつかカードの種類があったのですが、今現在はバンドルカードのみとなってます。
バンドルカードは、ビットコインをチャージして使うことができるプリペイドカードです。バンドルカードを使えば、カード会社に加盟しているお店であれば仮想通貨で決済が可能です。
アプリにも対応しているので、スマートフォンさえあればいつでもビットコインでの決済ができますよ。登録も簡単なので、日本で仮想通貨カードを使いたい人は使ってみてくださいね。
プリペイドカードに仮想通貨をチャージするにはウォレットが必要
ビットコインをバンドルカードにチャージするためには、ビットコインを管理するためのウォレットが必要となります。ウォレットとは、直訳すると「財布」という意味で、仮想通貨を管理するためのものです。
ウォレットには様々な種類があり、取引がしやすいものや安全性が高いものなどそれぞれに特徴があります。
次章以降では、バンドルカードにチャージしやすいウォレットを2つを紹介していくので、参考にしてみてくださいね。
バンドルカードにチャージしやすいウォレット①ビットフライヤー
bitFlyer(ビットフライヤー)は、仮想通貨の取引所ウォレットです。取引所でもあるため、仮想通貨の取引をすることも可能ですよ。
bitFlyerは、ビットコインの取引量が国内1位の取引所で、これまでたくさんの人に支持されてきた取引所です。メガバンクからも出資を受けているため、信頼性が高いのが特徴です。
ウォレットも安全に使えますし、スマートフォンのアプリにも対応しているので、手軽にビットコインを管理することができますよ。
バンドルカードにチャージしやすいウォレット②コインチェック
次におすすめするCoincheck(コインチェック)も取引所ウォレットで、スマートフォンのアプリにも対応しています。アプリのダウンロード数NO.1を誇っている人気ウォレットなんですよ。
アプリの画面はシンプルで見やすく、直感的に利用することができるため、はじめてウォレットを使うという人におすすめです。
セキュリティ対策もしっかりしていて、2段階認証という不正アクセスを防止しやすいシステムを取り入れています。操作が簡単にできるウォレットが良い人におすすめです。
仮想通貨が使えるプリペイドカード まとめ
仮想通貨が使えるプリペイドカードについて、メリットデメリットや、日本国内で使える仮想通貨プリペイドカードについて紹介しました。
唯一日本で使える仮想通貨カードである、バンドルカードを便利に使える仮想通貨ウォレットについても併せてお伝えしました。
記事で紹介したウォレットと併用すれば、簡単にチャージをしてバンドルカードを使うことができるので、カードを使う人は利用してみてくださいね。