娯楽費はなくても生活できるので、意識的に節約する人も多いでしょう。しかし、娯楽費と言っても何に使うお金なのかがよく分からないという人もいるのではないでしょうか?
そこで、この記事では娯楽費とはなにか、娯楽費を節約する方法について紹介していきます。娯楽費を見直して、家計に余裕が出るように工夫してみましょう。
ただし、娯楽がまったくない生活はストレスが溜まり、節約が長続きしないことも。記事の後半ではお金のかからない娯楽や、娯楽費を捻出するための方法も紹介しているので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
- 娯楽費とはなにか?
- 娯楽費を節約する方法
- お金のかからない娯楽
- 他の支出を見直して娯楽費を手に入れる方法
(トップ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/3567140?title=ポイントチェック%E3%80%80お金マーク)
娯楽費ってどういうお金?別の言い方は?
娯楽費は、簡単にいうと遊びに使うお金のことです。旅行や映画、ギャンブルなどに使うお金が当てはまります。人によってはお菓子やお酒、カフェ代、タバコ代も娯楽費にしている場合もあります。
お酒やお菓子などは食費として扱っても良いですし、なにを娯楽費にするのかは、自分が家計を管理しやすいように決めればOKです。
娯楽費は別の言い方では、レジャー費といいます。レジャー費というと少しアウトドアなイメージがあるので、お菓子やお酒などを含めない場合はレジャー費と呼んでも良いかもしれませんね。
どちらにせよ、自分が覚えやすいものを使ってもらえれば大丈夫です。参考までに、この記事で娯楽費(レジャー費)と呼んでいるものをまとめておきますね。
- 映画や観劇、コンサートなど
- ギャンブル
- 旅行
- お酒とおつまみ
- お菓子やカフェ代
どうやったら安くできる?娯楽費を節約する方法
ここでは、娯楽費を節約する方法を紹介していきます。娯楽費を節約したい時は、以下の3つを上から順番にやってみてくださいね。
- 支出をチェック
- 改善するところを探す
- その都度ふりかえり
次章以降でそれぞれ解説していくので、ここでは流れを確認するだけでOKです。
2番に関しては、具体的にどういう工夫をすれば良いのかも紹介していくので、自分ができそうな方法があったら試してみてくださいね。
娯楽費に限らず、節約をしたい時はこの3つの手順で家計を見直すと良いですよ。すぐに家計が見直せるように、家計簿をつけるのがお勧めです。
娯楽費を節約する方法①支出をチェック
まずは、自分が娯楽費に使っている金額をチェックします。意識していないと、意外なところで出費が多くなっていることがあります。
そのため、一度、娯楽費にどれくらいお金を使っているのかを計算してみてください。1週間、できれば1ヶ月分の支出を記録してみましょう。
チェックしてみると「こんなに使ってた!?」と驚く部分が出てくるでしょう。自分がお金を使ってしまうところを知ることで、削れる出費を見つけることができます。
娯楽費を節約する方法②改善するところを探す
自分がお金を使ってしまうところが分かったら、削れそうなところを探してください。「思ったよりも使っていた」と感じた部分を減らすと無理なく節約することができますよ。
支出を減らすときには、「月に〇〇円まではOK」というようにある程度の予算を決めるようにしてください。その予算をオーバーしないようにすれば良いのです。
予算を決めておかないと「まあいっか」とその場の気持ちに流されてしまいます。
しかし、予算を決めても、工夫をしないと「少ない額では満足できない!」となってしまいますよね。次章では、具体的に娯楽費を減らす方法を紹介するので、参考にしてくださいね。
【さらに詳しく!】娯楽費を改善して節約する方法
ここでは、娯楽費を節約するための工夫を紹介します。以下の3つについて取り上げてみました。自分の出費が多かったところを重点的に読んでいただければと思います。
- お菓子
- お酒
- 旅行
お菓子代
お菓子については、カフェに立ち寄ったり、コンビニで買い物したりすることを避けるだけでも節約できます。スーパーでインスタントコーヒーや紅茶葉を買っておけば、家でもティータイムが楽しめます。
お菓子もコンビニで買うよりスーパーやディスカウントストアで買う方が安いので、活用しましょう。ただし、空腹時に買い物すると買い過ぎてしまうので注意してくださいね。
お酒代
お酒は税金がかかっているので、他の飲みものと比べても高価です。なくても生活できるものなので、支出を減らしたいときにはお酒代を減らすのがお勧めです。
お酒が飲みたくなったら、炭酸水やジュースを飲む。ストレス発散でお酒を飲んでしまうなら、運動を行う。このように、お酒以外の方法を模索しましょう。
旅行代
旅行をするときには、移動費の節約をすると良いでしょう。自宅から近い場所であれば、それだけ移動費の節約になります。
また、飛行機や新幹線はネット予約をすると安くなったり、早めに予約しておくと安くなったりするので、そういったテクニックも使うと節約していても旅行を楽しめますよ。
娯楽費を節約する方法③その都度ふりかえり
娯楽費を減らしたら、最低1ヶ月間は決めた予算でやりくりしてみましょう。「減らしても案外平気だな」「これをずっと続けるのはキツイ…」などいろいろと感想を持つはずです。
「続けるのはキツイな」と思う部分は、予算をもう少し増やしたり、少ない金額でも満足できるような工夫をしてみましょう。
例えば、「お酒をやめてみたけど、ストレスで暴食して食費がかかってしまった」という場合は、「月に〇〇円までは飲んでも良い」などともう一度ルールを決めてみてください。
ストレスが溜まり過ぎない方法を試しながら、少しずつ量を減らしてみるのが良いでしょう。
節約生活でも娯楽費ゼロは危険!無理なく続けよう!
前章でも少し触れましたが、娯楽費を減らし過ぎてしまうとストレスが溜まってしまいます。ストレスが溜まると、買い物や暴食などでストレス発散をしてしまい、支出が余計に増えてしまうこともあります。
娯楽費は水や電気のように「ないと生きていけない」ものではないので、つい節約し過ぎてしまうのです。
精神的に穏やかでいられなくなってしまっては、前向きに節約に取り組むこともできませんし、生活になんの楽しみもなくなってしまいます。無理なく続けられるように工夫をしていきましょう。
次章では、小額でも楽しめる娯楽を紹介していきます。節約中でも楽しめるものをピックアップしているので、参考にしてくださいね。
少額でも楽しめる娯楽を取り入れてリフレッシュしよう
節約中も娯楽は楽しみたいですよね。ここでは、少額でも楽しめる娯楽を3つ紹介していきます。
映画好きなら動画配信サービスを利用する
映画が好きでよく映画にいく人は、動画配信サービスを利用しましょう。AmazonプライムやNetflix、Huluなどが動画配信サービスです。
AmazonプライムならAmazonの買い物をしたときの配送料が無料になったり、音楽も無料で聴けるので、インターネットをよく使う人はAmazonプライムがお勧めです。月額500円で楽しめますよ。
自治体のイベントに参加してみる
自治体が行なっているイベントに参加するのもお勧めです。自治体が行なっているイベントは料金が安いですし、様々なものがあるので飽きがくることがありません。
散歩や筋トレでリフレッシュ
運動不足になるとストレスが溜まります。家で軽く筋トレをしたり、近所の公園を散歩したりしましょう。景色の良い場所を歩けば、気分も体もリフレッシュしますよ。
ほかの支出を節約して娯楽費にまわそう
「少額で楽しめる娯楽だけでは物足りない」と感じる時もありますよね。そういった場合は、ほかの支出を見直して娯楽費に回すようにすましょう。
特に固定費を減らすことができると、大きく節約ができます。保険に加入している場合は、自分の状態に合っているのか見直しをしてみると良いでしょう。
また、通信費の見直しもお勧めです。スマートフォンで格安SIMを使えば、従来キャリアを利用するよりも大幅に節約することができますよ。浮いたお金で娯楽を楽しみましょう。
娯楽費は無理なく節約しよう まとめ
娯楽費を節約する方法を紹介してきました。娯楽費を節約するときには、以下の3つを順番に実践してみてください。
- 支出をチェックする
- 改善できるところを探す
- 見直しをする
支出をチェックしてみて、予想外に多く使っていたところの支出を減らしてみてください。もし、「続けるのはキツイ」と感じたら予算を増やしたり、少額でも楽しめるよう工夫をしましょう。
娯楽は生きるために直接必要なものではないですが、ないと生活に楽しみがなくなってしまいます。無理をしすぎるとストレスが溜まって散財してしまいますので、無理のないように気をつけてください。
記事中では、少額でも楽しめる娯楽も紹介したので参考にしてくださいね。