ギャンブルが原因で借金が…。依存症を治してお金を返済するには

「ギャンブルをやめたいのにやめられない」「ギャンブルで借金をしてしまい返済ができない」と困っている方はいますか?

ギャンブルから抜け出せなくなったり、借金をしたりしてしまうのは辛いですよね。この記事では、

  • ギャンブル依存症になる原因となりやすい人の特徴
  • ギャンブル依存症を克服する方法
  • ギャンブルでつくった借金を返済する方法

について書いていきます。ギャンブルに悩まされている方はぜひ1度読んでみてください。

(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89-%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF-%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%AF-1030852/)

ギャンブルの種類

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/727220?title=%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8%EF%BC%95

まずは、ギャンブルにどんな種類があるのかを見ていきましょう。ギャンブルには以下の7つがあります。

  • オンラインカジノ
  • パチンコ・パチスロ
  • 競馬
  • ボートレース
  • 競輪
  • オートレース
  • 宝くじ

最も還元率が高いのがオンラインカジノで、93~97%です。最も還元率が低いのが宝くじでおよそ46%ほどです。

還元率とは使ったお金のうち平均いくら返ってくるのかです。還元率が80%で1万円使ったとすると、平均8000円が手元に返ってくる計算です。

当然ですが、還元率が100%を超えることはありませんので、ギャンブルをやればやるほどお金が無くなっていく仕組みとなっています。

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ギャンブルで借金をして返済ができなくなってしまう原因

ギャンブルの還元率をみればわかるように、ギャンブルはなかなか勝つことができません。

なかなか勝つことができないため、大勝した場合その記憶が強く残ります。そして、その勝ちを忘れられずにギャンブルをやめることができなくなってしまうのです。

冷静に考えれば勝った回数よりも負けた回数の方が圧倒的に多く、多額のお金を失っているにもかかわらず、もう一度大勝をすれば取り返せると考えやめることができなくなってしまいます。

そして、はじめは余ったお金で娯楽の1つとして行っていたはずが、生活費もギャンブルにつぎ込んでしまい借金をする羽目になってしまいます。

ギャンブルで借金をして返済できなくなる人の特徴

ギャンブルにはまりやすい人の特徴を紹介していきます。あなたやあなたの家族に当てはまっていないか注意して確認してください。

趣味がなく友達がいない人

趣味がなく友達がいない人は、時間を持て余している場合が多いです。そんな人がギャンブルに出会ってしまったら、持て余している時間をギャンブルに注ぎ込むことになるかもしれません。

現実と向き合いたくない人

現実と向き合いたくない人は、ギャンブルに逃げてしまい依存症になってしまう可能性があります。ギャンブルには現実では考えられないような大勝があるので抜け出すことが難しくなってしまいます。

不器用でまじめな人

不器用でまじめな人がギャンブルにはまってしまうのは少し考えずらいですよね。ですが、不器用でまじめな人はストレスをうまく発散できない人が多いです。

そのため、ギャンブルによってストレス発散ができると気づくと、過度にはまってしまう可能性があります。

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ギャンブル依存症を克服するには

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/1675107?title=%E3%82%8A%E3%82%93%E3%81%94%E3%80%80%E5%95%8F%E8%A8%BA%E8%A1%A8%E3%80%80%E8%81%B4%E8%A8%BA%E5%99%A8

では、ギャンブル依存症を克服するにはどうすればよいのでしょうか。

医師への相談

まず覚えておいてほしいのはギャンブル依存症は病気ということです。

ギャンブル依存症を克服するには一人でどうにかしようとするのではなく医師に相談することをおすすめします。投薬治療やカウンセリングを行ってもらうことができます。

GA(ギャンブラーズアノニマス)

ギャンブル依存症の人のためのGAに参加してみるのもおすすめです。

GAではギャンブル依存症の人が集まりミーティングを行っています。

ギャンブラーズ・アノニマスは、経験と力と希望を分かち合って共通の問題を解決し、ほかの人たちもギャンブルの問題から回復するように手助けしたいという共同体である。

出典:ギャンブラーズ・アノニマス GA日本ホームページ

借金返済の手順

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/2233574?title=100%E4%B8%87%E5%86%86%E3%80%80psd%20%E5%88%87%E3%82%8A%E6%8A%9C%E3%81%8D%E6%B8%88%E3%80%80%E6%AD%A3%E9%9D%A2

ギャンブルでつくってしまった借金を返済する手順を説明していきます。

金利を把握する

まずは、借金の総額と金利をしっかりと把握しましょう。金利を把握していないと毎月発生する利息により借金が膨らんでしまう恐れがあります。

金利と毎月発生する利息を把握出来たら、以下のように書き留めておきましょう。

借入先 借金額 金利 月々の利息
A社 50万 15% 6250円

利息の以下のような計算方法で算出することが出来ます。計算してみてください。

利息=元本×金利÷365(1年)×30(1か月)

家計簿をつける

家計簿をつけて収入と支出を把握しましょう。家計簿をつけると、意外なところで無駄な出費をしていることに気づくことができます。

また、生活に必要最低限のお金がいくらなのかも把握しておいてください。

支出を減らす

家計簿をみて気が付いた無駄な支出を削っていきましょう。固定費や毎月必要である出費以外にも使っているお金がありますよね。

その出費が本当に必要なものなのかを精査してみてください。必要がない出費だと判断したものは、削っていくようにしましょう。

無駄な支出を減らせば減らすほど、借金の返済にあてることができる金額が多くなります。

返済計画を立てる

返済計画を立てて借金を返済していきましょう。返済期限内に返すには毎月いくら支払う必要があるのかを考えて計画をたてましょう。

元金いくらであるのか、どのような返済方法を選択したのか、金利はいくらなのかなどによって毎月いくら必要なのかが大きく変わってきます。

自分がどのような条件であるのかを確認したうえで、返済計画を立てるようにしましょう。

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借金返済の注意点

借金を返済するにあたって2つほど注意してほしいことがあります。

  • 趣味や友人をつくってギャンブルの再発を防ぐ
  • 返済が厳しいのであれば専門家に相談する

趣味や友人つくる

趣味や友人をつくっておくことで暇な時間をギャンブル以外に使うことができます。結果的にギャンブル依存症の再発を防ぐことにつながるでしょう。

ギャンブルをすることがなくなれば、再度借金を抱える心配がなくなりますので、借金の返済だけに意識を向けることができます。

専門家に相談する

返済計画を立てると、借金を完済することが厳しいと気づくかも知れません。

そうなったときは、支出を無理やり削る前に弁護士などの専門家に相談してみてください。

家族がギャンブルでつくった借金を返済できずにいたら

これまでどうすればギャンブルを克服できるのか、どのようにして借金を返済していけばよいのかを紹介していきました。

では、あなたの家族がギャンブル依存症になり借金をしてしまった場合はどのような対応をとればよいのでしょうか。

責めない

家族がギャンブルで借金をしても責めないでください。借金をした本人も、ギャンブルをやめることができないことを悩んでいます。そこに、追い打ちをかけるように強い言葉で本人を責めてもなんの解決にもなりません。

お金を貸さない

借金をした家族にお金を貸したり、借金を代わりに返したりすることもやめましょう。

安易にお金を提供してしまうことで、借金をしても平気だと錯覚させてしまう恐れがあります。お金の問題については本人に解決してもらうのがベストです。

債務整理でギャンブルの借金を返済しやすくする

債務整理を行うことで借金の負担を減らすことができます。自力での返済が厳しいなら、債務整理を検討してみましょう。

任意整理

任意整理とは債権者と債務者の代理人弁護士が話し合いによって借金を決めなおすことです。

将来発生する利息をカットしたり、返済期限を延ばしたりできます。

特定調停

特定調停も任意整理と同じように債権者と債務者が話し合いによって借金を決めなおすことです。任意整理と同様に、将来発生する利息やをカットしたり、返済期限を延ばすことができます。

特定調停は任意整理とは異なり、裁判所を通しての話し合いとなります。

個人再生

個人再生とは裁判所を通して借金を減額することができる制度です。

個人再生には小規模個人再生給与所得者等再生の2つがあります。

小規模個人再生はサラリーマン、給与所得者等再生は事業主が行うものだと区別してください。

小規模個人再生を行うと最低弁済額と所有する財産の総額の金額が多いほうを返済額とします。最低弁済額については以下の表をご覧ください。

借金総額 最低弁済額
0~100万円 全額
100万円~500万円 100万円
500万円~1500万円 借金総額の5分の1
1500万円~3000万円 300万円
3000万円~5000万円 借金総額の10分の1

なお、個人再生を行うには以下の4つの条件を満たす必要があります。

  • 借金の総額が5000万円以下
  • 継続的に安定した収入を見込める
  • 借金減額後に3年(例外的に5年)以内に完済の見込みがある

債務整理のデメリット

借金を減額できるなどのメリットがある債務整理ですが実はデメリットも存在します。

債務整理を行うと、ブラック登録され一定期間お金を借りることが難しくなります。

債務整理の相談ならおすすめはここ!

もし今あなたが未返済の借金について悩んでいるのであれば、債務整理を考えてみませんか?

法的手続きを取ることによって、未返済の借金を減額してもらえたり、0にすることもできるんです。そんな債務整理は個人でも手続きができるのですが、非常に難しいので専門家にお願いするのが一般的です。

債務整理を考えているならば、以下の記事で紹介している弁護士事務所がおすすめですよ。まずは一度目を通してみませんか?

【オススメまとめ】借金・債務整理を相談できる弁護士事務所紹介

2018年12月15日

ギャンブルでの借金は自己破産ができない?

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/1927727?title=%E6%9A%97%E3%81%8F%E9%95%B7%E3%81%84%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB

以上で紹介した債務整理を行っても借金を返済できる見込みがないのであれば、自己破産を行うしかありません。自己破産を行うと借金の支払い義務を放棄できます。

しかし、免責不許可事由にあたる行為を行っていた場合、自己破産をすることが許されません。以下が免責不許可事由についての条文です。

一  債権者を害する目的で、破産財団に属し、又は属すべき財産の隠匿、損壊、債権者に不利益な処分その他の破産財団の価値を不当に減少させる行為をしたこと。
二  破産手続の開始を遅延させる目的で、著しく不利益な条件で債務を負担し、又は信用取引により商品を買い入れてこれを著しく不利益な条件で処分したこと。
三  特定の債権者に対する債務について、当該債権者に特別の利益を与える目的又は他の債権者を害する目的で、担保の供与又は債務の消滅に関する行為であって、債務者の義務に属せず、又はその方法若しくは時期が債務者の義務に属しないものをしたこと。
四  浪費又は賭博その他の射幸行為をしたことによって著しく財産を減少させ、又は過大な債務を負担したこと。
五  破産手続開始の申立てがあった日の一年前の日から破産手続開始の決定があった日までの間に、破産手続開始の原因となる事実があることを知りながら、当該事実がないと信じさせるため、詐術を用いて信用取引により財産を取得したこと。
六  業務及び財産の状況に関する帳簿、書類その他の物件を隠滅し、偽造し、又は変造したこと。
七  虚偽の債権者名簿(第二百四十八条第五項の規定により債権者名簿とみなされる債権者一覧表を含む。次条第一項第六号において同じ。)を提出したこと。
八  破産手続において裁判所が行う調査において、説明を拒み、又は虚偽の説明をしたこと。
九  不正の手段により、破産管財人、保全管理人、破産管財人代理又は保全管理人代理の職務を妨害したこと。
十  次のイからハまでに掲げる事由のいずれかがある場合において、それぞれイからハまでに定める日から七年以内に免責許可の申立てがあったこと。
出典:破産法 第252条 第1項

これを読んでもいまいち理解できないと思うので自己破産ができない条件を簡単にまとめてみました。

  • 財産を隠す、壊す、譲るなどの行為をした場合
  • 浪費やギャンブルによって借金をした場合
  • 裁判所に嘘をついた場合

この条文によるとギャンブルによる借金は自己破産できないということになります。

ギャンブルで借金をしてしまった人はどうしようもないように感じますが、裁量免責によって、自己破産が許されることがあります。裁量免責の条文は以下の通りです。

前項の規定にかかわらず,同項各号に掲げる事由のいずれかに該当する場合であっても,裁判所は,破産手続開始の決定に至った経緯その他一切の事情を考慮して免責を許可することが相当であると認めるときは,免責許可の決定をすることができる。

出典:破産法 第252条 第2項

つまり、免責不許可事由に該当する行為を行ったとしても、裁判所が認めれば自己破産が可能になるということです。

ギャンブルで借金をしてしまっても多くの場合は自己破産を行うことができます。しかし、裁判所に虚偽の申告などを行うと自己破産が認められなくなってしまうでしょう。

まとめ

ギャンブルをすること自体は悪いことだとは思いません。節度を守って、適度に遊びとして楽しむのであれば、ストレス発散にもなり良いと思います。

しかし、ギャンブルにのめり込みすぎて借金をしてしまうと、様々な問題が起こります。楽しむはずのギャンブルが原因で、借金まみれの人生を歩むことになるなんて嫌ですよね。

人生の大切な時間を無駄にしないために、ギャンブルにのめり込みすぎないよう注意してください。また、あなたの家族や友人がギャンブルにはまりすぎないよう気遣えるといいですね。

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【まとめ】借金問題を相談できるオススメ弁護士事務所紹介

2018年10月26日