この記事は、一人暮らしの社会人の方で「貯金ができておらず、少しでも貯金ができる節約術を知りたい」と思っている方におすすめです。
一人暮らしの社会人の方は、毎月の給料で生活費をまかなう上に、飲み会代などで貯金をする余裕がありません。しかし、将来のことを考えると、少しずつでも貯金をしておきたいですよね。
そこで、今まで貯金できていなかった方でも始めやすく、貯金できる節約術を6つ紹介します。
この記事を読めば、貯金できる節約術がわかり、1年後には30万円も貯金できるかもしれないので、ぜひ最後まで読んでくださいね!
貯金ゼロ社会人が節約を始める前に
現在、貯金が全くないことに焦って節約を始める前に、「貯金する目的を明らかにする」ことが大切です。
貯金するにしても、目的がなければなかなか貯めることができません。なので、貯金をする目的を持ちましょう。
貯金する目的を明らかにしたら、1年間にどのくらい貯金をするのか目標金額を決めていきます。
その1年間の目標金額を12で割って毎月の貯金額を決めると、貯金しやすいだけでなく貯金への意欲も高まります。
社会人年代別の目安の貯金額
前の段落で、本当にこの金額を貯められるの?と疑問に思った方はいるのではないでしょうか。
例えば、結婚資金を貯めたい方は夫婦で300万円ほど必要となるので、1人150万円は貯金しておきたいところですよね。
そこで、実際に他の人はどのくらい貯金しているのか、年代別に表にまとめてみました。
年齢 | 平均貯蓄金額 |
29歳以下 | 約154万円 |
30~39歳 | 約404万円 |
40~49歳 | 約652万円 |
50~59歳 | 約1051万円 |
60~69歳 | 約1339万円 |
70歳以上 | 約1263万円 |
出典:国民生活基礎調査[各種世帯の所得等の状況](厚生労働省)https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa16/dl/16.pdf
自分と同じ年齢の方たちはどのくらい貯金しているのか、具体的な金額をみることでより現実え的に考えることができるでしょう。
貯金ゼロ社会人でも始めやすい6つの節約術
貯金する目的から毎月貯めるべき金額を決めたら、簡単な節約から始めてみましょう。
「節約」と聞くと、我慢しなければいけないイメージがあるため、最初のうちは始めづらいかもしれません。
しかし、これから紹介する節約術は無理ない範囲でできるものばかりなので、「これなら始めやすそう」と思える節約術を探してみてください。
- 先取り貯金する
- 固定費を見直す
- 家計簿をつける
- 買うものをリスト化する
- 飲み会を厳選する
- 毎日贅沢しない
それぞれの節約術について、どのように始めたらよいのか詳しくみていきましょう。
【社会人におすすめ節約術1】先取り貯金
まず、給料が入ったら、「先取り貯金」をしましょう。先取り貯金とは、最初に決めた貯金額を先に貯金することです。
先取り貯金をする際には、貯金分を使わないように、貯金用と生活費用の口座をわけることが重要なポイントになります。
口座を分けて先取り貯金をすることで、生活費の口座から残りの給料を自由に使うことができます。
今まで、生活費や飲み会代で使った残りを貯金するのは難しかった人でも、残高を気にせず生活費を使えて貯金できるので気軽に始めやすいです。
【社会人におすすめ節約術2】固定費を見直す
毎月の支出の半分を占める固定費を見直してみましょう。そうすることで、毎月の支出を確実に減らすことができます。
固定費とは、家賃、通信費、保険料、車代など毎月発生する一定金額の支出を指します。
特に、固定費の中でも家賃や通信費を見直すことをオススメします。
家賃は毎月の給料の3割以内が目安になります。例えば手取りが18万円であれば、家賃は6万円以内になります。超えてしまっている場合は家賃手当てを受けるか、引っ越しを検討してみてください。
次に、通信費は大手キャリアから格安SIMに乗り換えることで3000円にまで下げることが可能です。格安SIMへの乗り換え方は下の記事を参考にしてください。
SIMカードで4万円の節約!SIMの選び方と使うまでの手順とは?
【社会人におすすめ節約術3】家計簿をつける
家計簿をつけることで、1か月にどのくらいお金を使っているのかを知り、無駄な出費を抑えることができます。
貯金ができない人は、自分が何にお金を使っているのか把握していないことが多いからです。
お金を使うたびに家計簿をつけるのは正直面倒ですが、次の2つのアプリを使うことで簡単に家計簿をつけられます。
850万ダウンロードの高機能アプリ「Zaim」
無料なのに簡単に利用できるので、すでに850万もダウンロードされるほど大人気の家計簿アップリです。
手入力だけでなく、銀行、クレジットカード、ショッピングサイトと連携して自動的に入出金を記録することができます。
他にも、給付金情報やスーパーの特売情報、定額課金状況を確認できるなど、家計の見直しに便利な機能が豊富に備えられています。
シンプルで使いやすく、ネットでの買い物は自動的に記録してくれるので、めんどくさがり屋の筆者も愛用しています。
連携サービスが豊富なアプリ「マネーフォワード ME」
他の無料家計簿アプリと比べて、圧倒的に連携サービスが豊富です。2,664もの銀行やクレジットカード、電子マネー、ポイントに連携することができます。
電子マネーやクレジットカードとも連携できるので、キャッシュレスで生活している方に最もおすすめです。
わざわざ入力しなくても、連携するだけで口座残高や入出金データも管理してくれます。
さらに、1か月のお金の流れをグラフにしたり、項目ごとに分類して合計金額を表示するなど「見える化」してくれます。
【社会人におすすめ節約術4】買うものをリスト化する
物を買うときには、リスト化するように意識しましょう。そうすることで、必要なものだけを買うようになります。
実際に、食材を買いにスーパーに行く時も、事前にリスト化しておくことで、無駄遣いや買い忘れを防止することができます。
また、ネットショッピングで欲しいものがあったときにもリスト化が有効です。
すぐ買わずに一度リスト化することで、時間が経てば本当に必要なものかどうか判断できます。
【社会人におすすめ節約術5】飲み会を厳選する
同僚や上司との飲み会は社会人につきものですよね。1回の飲み会で3,000〜4,000円はかかり、なかなかの出費になります。
なので、その飲み会が本当に行く必要があるのかどうか厳選して、飲み会に行く回数を減らしましょう。
仮に、月に4回行っている飲み会を2回に減らすと、4,000円×2回=8,000円も節約することができます。
自分が本当に行きたい飲み会かどうか厳選することで、貯金できるだけでなく人間関係や精神的ストレスも減らすことが可能です。
【社会人におすすめ節約術6】毎日贅沢しない
毎日、オシャレなお店でランチしたり、休憩時間などにコーヒーやスイーツを買っていませんか?
毎日外食したり、デザートを食べたりしていると、積み重なって大きな額の消費になるので、毎日贅沢をするのをやめましょう。
例えば、カフェでコーヒーを頼むと1杯500円くらいしますよね。意識してコーヒーを買わないようにすると、1ヶ月で500円×20日=10,000円も節約できます。
いきなりすべてをやめるのは辛いと思うので、毎日贅沢するのではなく週1〜2回のご褒美にするとメリハリもつき節約にもなります。
貯金ゼロの社会人も始めやすい節約術のまとめ
今回は、貯金ゼロの一人暮らし社会人にも始めやすい節約術を6つ紹介しました。
- 先取り貯金する
- 固定費を見直す
- 家計簿をつける
- 買うものをリスト化する
- 飲み会を厳選する
- 毎日贅沢しない
貯金のために節約していくには、貯金をする目標や目的を明確にすることが最も重要です。
なぜ貯金をするのか考え、そこから貯めるべき金額、そして毎月貯金する金額を決めてから節約ていくと気楽に始められます。
今まで貯金ができていなかった方でも始めやすい節約術になっているので、ぜひ参考にしてみてください。