今回の記事では、「節約したいと思っているけど、何から始めるの?」と思っている方に向けて、おすすめの節約術10個を厳選して紹介していきます。
記事の冒頭で節約に必要な4つのステップをお伝えしています。これらの4つのステップを順番に取り組んでいくことで、無理なく、効率的・継続的に節約できること間違いありません。
10個の節約術は、それぞれ、「準備」「固定費」「生活費」「小技」の4つに分かれています。節約初心者でも、何をやれば良いかすぐにわかるようになっているので、ぜひ最後まで目を通してください。
- 節約は何から始める?4つのステップで確実に貯金を増やせる
- 【準備】節約するには何から始めるのか?①支出を把握する
- 【準備】節約するには何から始めるのか?②先取り貯金をする
- 【固定費】節約するには何から始めるのか?③格安SIMを使う
- 【固定費】節約するには何から始めるのか?④契約を見直す
- 【固定費】節約するには何から始めるのか?⑤クレジットカードで払う
- 【生活費】節約するには何から始めるのか?⑥自炊する
- 【生活費】節約するには何から始めるのか?⑦お酒・タバコを控える
- 【生活費】節約するには何から始めるのか?⑧不用品はフリマアプリで売る
- 【小技】節約するには何から始めるのか?⑨ポイ活をする
- 【小技】節約するには何を始めるのか?⑩貯まったお金を投資に回す
- まとめ
節約は何から始める?4つのステップで確実に貯金を増やせる
節約にはいろいろなやり方がありますが、優先順位があります。今回の記事では、4つのステップで紹介しており、この順番通りにいけば、初心者でも効果的・継続的に節約することができるはずです。
- 節約の準備をする
- 固定費を節約する
- 生活費を節約する
- 小技でお金を増やす
節約するための1つ目のステップ:節約の準備をする
節約する前に、節約するための準備が必要になってきます。今回の記事で紹介する節約の準備は2つあります。
1つ目は、家計簿をつけて毎月の支出を把握して、何にお金が使われているのかを、きちんと知ることです。
2つ目は、先取り貯金で毎月の貯金額を決めて、使わないような制限をかけておくことです。
節約するための2つ目のステップ:固定費を節約する
「さぁ節約しよう!」と思った時に、初心者ほど、安いものを選り好みして購入したり、洋服の購入を我慢したり、生活費から削ろうとしてしまいがちです。
しかし、初心者が取り組むには少々ハードルが高く、生活に潤いが少なくなってすぐに挫折しやすいもの。
そのため、一度頑張ればその後ずっと節約できる固定費に目をつけて、節約していくことをおすすめします。今回の記事で紹介する固定費を節約する方法は3つです。
節約するための3つ目のステップ:生活費を節約する
固定費を削減した後に、生活費に着目して節約していく方が、無理なく効果的・継続的に取り組めます。今回の記事で紹介する生活費を節約する方法は3つです。
節約するための4つ目のステップ:小技でお金を増やす
固定費・生活費の削減とは別の切り口で、小技節約術に取り組んで貯金額を増やすことができます。今回の記事で紹介しているのは、ポイントで稼ぐ方法と投資に回す方法の2つです。
次の見出しから、一つ一つの節約方法について詳しく解説していきますよ。
【準備】節約するには何から始めるのか?①支出を把握する
この見出しからは、節約するには何から始めるべきなのかを紹介していきます。おすすめの節約術1つ目は、家計簿アプリで支出を把握することです。
まず、どれくらいのお金が毎月使われているのかを把握しないことには、節約の余地がある支出がわからないので、節約のしようがありません。
そのため、家計簿アプリを使って毎月のお金の使い方を把握しておきましょう。
ノートで一つ一つ手書きするのは、面倒で長続きしませんが、アプリを使うと以下の2点でメリットがあります。
- 写真を撮るだけで買った物をリストアップしてくれる
- 支出状況をグラフでわかりやすく表示してくれる
アプリでは、円グラフ・棒グラフで、月ごとの支出の違いを表示してくれるので、パッと見てどこを節約できるか、わかりやすくなっています。
家計簿アプリは、何をつかっても良いですがおすすめは「Zaim」です。Zaimは累計850万人以上のダウンロード実績のあるアプリで、機能性と使い勝手の両方で支持されています。
【準備】節約するには何から始めるのか?②先取り貯金をする
おすすめの節約術2つ目は、先取り貯金をすることです。先取り貯金とは、あらかじめ自分で決めた金額を収入から先に差し引いて、貯金する方法のことを指します。
給料が口座に振り込まれたら、貯金額を決めて、別口座にお金を移し生活費と分けておきましょう。そのために、各銀行が取り扱っている「自動積立定期預金」の仕組みを活用することをおすすめします。
これは、毎月一定の日に指定口座から指定金額が定期預金に振り替えられる仕組みで、自分で引き落として別口座に移す手間がなく、面倒くさがりの人にも向いていますよ。
毎月の貯金額の目安は、手取り月収の2割と言われていますが、不慣れな人は1割から始めましょう。「余ったお金を貯める」やり方では、結果的に貯金できないことが多いので、先取り貯金はぜひ導入してください。
【固定費】節約するには何から始めるのか?③格安SIMを使う
節約する準備が終わったら、固定費の削減をしてきましょう。おすすめの節約術3つ目は、格安SIMを使うことです。
もし月々の携帯料金を1万円近く支払っているのであれば、格安SIMを使って節約しましょう。auやdocomoなどの大手キャリアの携帯を契約して使っていれば、それくらいの料金になることが多いです。
格安SIMにすれば、月々の携帯料金は、約3,000円まで安くなり、1ヶ月で4,000円〜7,000円を節約できます。
年間で考えると、約5万円の節約になる可能性もありますので、格安SIMを使っていないのであれば、すぐにでも契約しましょう。
私は、元々auで月々約9,000円の携帯料金を支払っていましたが、UQ mobileに切り替えたら月々約2,500円になりました。
【固定費】節約するには何から始めるのか?④契約を見直す
おすすめの節約術4つ目は、契約を見直すことです。固定費を節約するために、必要のない定期購読・定期購入などの契約は解約しましょう。
例えば、スポーツジムや毎月届く雑誌などの月額課金サービスを惰性で続けていませんか?これらが本当に必要なものかどうかを確認してください。
私は、オンライン英会話で、1日1回レッスンで毎月約6,000円でしたが、月8回のレッスンプランに変更して、約3,000円まで安くすることができました。契約プランを変更することも1つのやり方ですよ。
【固定費】節約するには何から始めるのか?⑤クレジットカードで払う
おすすめの節約術5つ目は、クレジットカードで固定費を払うことです。一人暮らしの固定費は、家賃、光熱費、通信費など合わせると、10万円近くなることも多いですよね。
この固定費を銀行口座からの引き落としで支払っているのであれば、今すぐクレジットカードでの支払いに変更しましょう。
もし、毎月10万円の固定費をクレジットカードで支払えば、1000円分のポイント(ポイント還元1.0%の場合)をもらうことができます。
電力・ガス・水道会社によっては「口座振替割引サービス」などを行っているところもあり、クレジットカード払いをするよりもお得なケースもあるので注意が必要です。
クレジットカードでの光熱費の支払いを検討する際は、利用しているクレジットカードのポイント還元率と口座振替割引サービスの割引率とを比べてみるとよいでしょう。
【生活費】節約するには何から始めるのか?⑥自炊する
固定費の節約が終わったら、今度は生活費の節約に移りましょう。おすすめの節約術6つ目は、自炊をすることです。
もしかして、コンビニでお弁当を買っていませんか?お弁当を買うと1個500円くらいはしますので、月々1.5万円にもなってしまいます。
総務省による一人暮らしの家計調査(2018年)では、男女平均で1ヶ月の食費は約4万円と報告されていますが、朝・昼・夕の食事を全て自炊で賄えば、月々の食費は2万円まで抑えることができますよ。
お弁当を買うと、ついでに飲み物も買ってしまい、さらに食費は多くなります。飲み物は水筒にお茶や水を入れて会社に持っていき、弁当を毎日作って弁当男子になりましょう。
【生活費】節約するには何から始めるのか?⑦お酒・タバコを控える
おすすめの節約術7つ目は、お酒・タバコを控えることです。お酒・タバコには、依存性があり、年月が経過するほと摂取量が多くなるため、購入する金額も増えてしまいます。
もし、1缶350mlの缶ビール(約200円)を30日間飲酒したら、月6,000円。1箱のタバコ(約500円)を30日間喫煙したら、月1.5万円の計算となり、毎月の支出は合わせて、2.1万円となります。
今すぐ、禁酒・禁煙することは、体に負担をかけることになりますので、無理のない範囲で、摂取量を少なくしていきましょう。
日本たばこ産業(JT)は主な銘柄を1箱50円程度、2020年10月1日から値上げすることを決めました(出典:NHKニュース)。徐々にタバコの価格は上昇しているので、早めに禁煙を目指しましょう。
【生活費】節約するには何から始めるのか?⑧不用品はフリマアプリで売る
おすすめの節約術8つ目は、不用品をフリマアプリで売ることです。節約生活をし始めると、あまり使っていないのに、自宅でそのままになっている雑貨や洋服があることに気づくでしょう。
休日でも良いので、自宅を整理整頓をし、不用品をメルカリやPayPayフリマなどのフリマアプリで売ってお金にすることをおすすめします。
フリマアプリで商品を売るポイントは、早めに出品することですよ。
例えば、使っていないスマホや漫画など多くのモノは、時間が経過するほど、そのモノの価値は低くなってしまいます。ですから、気づいた時点で早めに出品してください。
【小技】節約するには何から始めるのか?⑨ポイ活をする
ここからは、さらにお金を貯めることができる小技節約術2つを紹介していきますよ。9つ目の節約術は、ポイ活をすることです。
ポイ活とは、「ポイント活動」の略で、ポイントサイトで稼ぐことを指します。ポイントサイトとは、サイト上に掲載されている広告を利用することでポイントが貯まるサイトの総称のことです。
例えば、楽天市場を使うなら、ポイントサイトを経由すれば、楽天ポイントとは別に、利用金額の1.0%(サイトにより多少異なる)がポイントを成果報酬としてポイントサイトから受け取ることができます。
ネットショッピングをたくさんする方であれば、ポイントサイトを経由するだけで貯まるこの仕組みを利用しない手はありません。
ポイントサイトは30社以上ありますが、その中でもハピタスは、業界で最もネットショッピング案件が多いサイトだと言われていますよ。
【小技】節約するには何を始めるのか?⑩貯まったお金を投資に回す
おすすめの節約術10つ目は、貯まったお金を投資に回すことです。投資と聞くと、「100万円とか大金がないとできない」と思っていませんか?
実は、最近は、少額からでも投資できるサービスが増えているんですよ。中でもおすすめしたいのが、投資信託です。
投資信託は、投資のプロにお金を預けて運用してもらうサービスのことで、投資が全くわからない初心者でも始めやすいサービスとなります。
投資信託をする会社は多くありますが、SBI証券であれば、2020年2月にネット証券で初めて500万口座を達成した実績もあるので、おすすめできる証券会社の1つです。
多くの銀行の普通預金金利は0.001%です。これは、1年間10万円預けても、利息は1円にしかなりません。お金を預けるよりお金に動いてもらいましょう。
まとめ
今回の記事では、「節約したいと思っているけど、何から始めるの?」と思っている節約初心者に向けておすすめの節約術10個を厳選してお伝えしました。
節約には、4つのステップがあり、これらを順番に取り組んでいけば、無理なく、効率的・継続的に節約することができるでしょう。
最後に節約する4つのステップを下記にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。最後まで読んでいただきありがとうございました。
- 節約の準備をする
- 固定費を節約する
- 生活費を節約する
- 小技でお金を増やす