「節約のために外出を減らすのは効果あるの?」「光熱費が高くなりそうで不安」と思っていませんか?
外出せずに自宅にいる時間が増えると光熱費が心配になるかもしれません。ですが実際は、外出する方が光熱費よりもお金を使ってしまうのです。
この記事では、外出を控えるとどれくらい節約できるか、光熱費を抑えるポイントを紹介していきます。自宅でのおすすめの過ごし方についても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
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光熱費は意外と安い!外出しない方が節約できる
外出せずに自宅にいるとなると、不安になるのが光熱費です。自宅にいるとどれくらい光熱費を使うのでしょうか?
光熱費
光熱費を占める割合が大きいのは、冷暖房(エアコン)です。とは言え、エアコンを使うのは夏と冬だけですし、エアコンの消費電力は年々少なくなっています。
使用状況によっても異なりますが、エアコンの電気代は高くても1時間で40円ほどと言われています。10時間で計算しても400円です。(データ元を確認する)
そのほか、ガス代もかかりますが外食するより自炊する方が遥かに経済的なので、特に問題ないでしょう。
外出するとかかるお金
逆に、外出した場合はどれくらいお金がかかるのでしょうか?行き先ややることにもよりますが、以下のような出費が発生します。
- 交通費
- 外食費
- 買い物費
電車で移動する場合、1駅先でも往復で300円ほどかかります。これだけで、1日のエアコン代と同程度の金額です。
そのほか、外食したり、買い物をしたりすれば簡単に数千円は使うでしょう。結果的に、外出せずに光熱費を支払っていた方が節約につながるのです。
次章からは、外出せずに節約するポイントを4つ紹介していきます。外出するよりも断然お得ですが、ポイントを押さえておくとさらに節約できますよ。
外出しないで節約するポイント①エアコンの使い方を工夫する
エアコンは電気の使用量が大きいです。外出するよりもお得とは言え、できれば節約したいですよね。エアコンは、使い方を少し工夫するだけで節約できますよ。
例えば、エアコンの設定温度が1度違うだけで13%もの電気代を節約できます。夏場は28度、冬場は20度を目安にしてください。
夏場に「この設定温度では暑い」と感じる場合は、カーテンで日差しが入らないようにしたり、扇風機や冷感グッズを併用しましょう。風にあたると体感温度が下がるので、扇風機は特におすすめです。
逆に冬場、「これでは寒い」と感じる場合は、日光を部屋に取り入れ、加湿器や毛布などを併用しましょう。湿度が高いと体感温度が上がりますよ。加湿器ではなく、洗濯物の部屋干しでも効果があります。
外出しないで節約するポイント②自炊で食費を抑えよう
せっかく節約をしようとして外出を控えても、デリバリーを頼んでしまっては食費がかさんでしまいます。せっかく自宅にいるのですから、自炊しましょう。
自炊すると言うとハードルが高いと感じる人もいるかもしれませんが、丼ものにしたり、電子レンジで簡単調理をしたりなどの工夫をすれば楽しく続けられます。
一汁三菜をきっちり作ろうとするから、大変に感じるのです。栄養バランスは大切ですが、品数が少なくても栄養素をしっかり摂ることも可能です。自分が無理なく続けられそうな自炊の方法を見つけてみてください。
外出しないで節約するポイント③部屋の片付けをして家を快適に!
自宅が散らかっていたら、自宅で長い時間を過ごすのは苦痛ですよね。もし、自宅が散らかっている場合は、片付けから始めましょう。
「片付けは苦手…」と言う人は、「できるところから一つずつやる」を意識してみましょう。どこから手をつけていいか分からなかったり、一気にやろうとしたりして挫折してしまうのです。
「洋服だけ片付ける」「机の引き出しだけ片付ける」など、一点集中するようにすれば片付けが楽になりますよ。
外出しないで節約するポイント④出かける用事はまとめて済ませる
「外出しないで節約しよう!」と決めても、「あ、歯医者の予約があった」など、出かける用事ができてしまうこともありますよね。用事が終わった帰りに、ついついコンビニで買い物してしまうこともあるでしょう。
用事はまとめて済ませるようにすると良いですよ。例えば、「歯医者の予約」「床屋や美容室」などをまとめて行うのです。出かける回数が減るので、誘惑も減って節約につながります。
もし、1つしか用事がないのであれば、仕事帰りに済ませるようにしましょう。平日に済ませてしまえば、休日は外出せずに済みますよ。
とはいっても、「自宅で何をすれば良いか分からない」と言う人もいるでしょう。そこで、次章からは、自宅でのお勧めな過ごし方を3つ紹介します。
家でのおすすめの過ごし方①動画配信サービスで映画をお得に楽しむ
AmazonプライムやNetflixなどの動画配信サービスを利用するのがおすすめです。昔懐かしい映画から、最近流行の映画まで様々なコンテンツを視聴できますよ。
動画配信サービスは、月額料金を支払うことで利用できます。「お金がかかるのか…」とがっかりした人もいるかもしれませんが、残念に思う必要はありません。
例えば、Amazonプライムなら月額500円で利用できます。映画館で映画を見るとなると1本1,500〜1,800円するので、月額500円は破格です。3ヶ月に1本映画を見れば元が取れてしまいますよ。
外出しなくて済むので、買い物の誘惑に襲われる心配もありません。30日間の無料キャンペーンもあるので、興味がある人は利用してみましょう。
家でのおすすめの過ごし方②筋トレして運動不足を解消!
自宅でずっと過ごしていると、運動不足になってストレスが溜まりやすくなってしまいます。筋トレなら自宅で簡単にできますし、運動不足を解消することができるのでおすすめです。
また、筋トレをすることで筋肉がつき、体も引き締まりますよ。引き締まった体は男女ともに魅力的ですので、交友関係や恋愛関係にも良い影響が出るかもしれません。
飛び跳ねる動きのない筋トレであれば、集合住宅でも問題なくできます。自分ができそうな難易度のものから取り組んでみてくださいね。
家でのおすすめの過ごし方③読書をして知識を広げよう
読書もおすすめです。読書は動画と違って自分のペースで進めていけるので、自宅でのんびり過ごしたい人におすすめです。視覚的な情報が少ない分、想像力を働かせて思考力を鍛えることができますよ。
読書をすると本に書いてある知識を身につけることもできます。知識が身につくと今まで気にかけなかったことに目が向いたり、新しいことに興味を持ったりするでしょう。
毎日が繰り返しでつまらないと感じている人も、その日常がすこし楽しくなるかもしれませんよ。
次章では、外出せずに節約するときの注意点を紹介します。楽しめなくなってしまっては、節約が辛いだけなのでリフレッシュをすることも忘れないでください。
時々は外出してリフレッシュ!ストレスを溜めずに無理なく続ける
外出を控えると節約につながりますが、毎週毎週、休日を家で過ごしていると気分が暗くなってきてしまう人もいるでしょう。
そういった場合は、近所の公園を散歩したり、図書館に行ったりなど、お金のかからない形で外出するようにします。図書館は特におすすめで、無料で本が読めますし、借りてしまえば自宅で読むことができますよ。
日光や外気に触れないのは健康的にもよくありませんので、時々は外出するようにしてくださいね。
外出を控えて節約しよう! まとめ
外出をしないで節約する方法について紹介しました。自宅にいると光熱費が高いと感じるかもしれませんが、実際は外出して買い物する方がよほどたくさんのお金がかかります。
節約したい場合は、外出せずに自宅で過ごすことをお勧めします。記事中では外出せずに節約するポイントとして、4つ取り上げました。
- エアコンの使い方を工夫する
- 自炊をする
- 部屋を片付けて快適にする
- 出かける用事はまとめて済ませる
この4つのポイントを押さえていないと、節約どころか高くついてしまったり、なかなか長続きしなかったりしてしまいます。いきなり全てを完璧にする必要はないので、できるところから一つずつやっていきましょう。
また、自宅でのおすすめの過ごし方として以下の3つを取り上げました。
- 動画配信サービスを使う
- 筋トレをする
- 読書をする
どれもそれほどお金をかけることなくできます。読書や筋トレは自己投資にもなるので、特にお勧めです。
とは言え、ずっと自宅で過ごしているとストレスが溜まってしまいます。日光や外気に触れない生活は健康にもよくないので、時々、散歩するなどしてリフレッシュする時間も作ってくださいね。