「クレジットカードを2枚目作りたいけど、多すぎて何を基準に選んだらいいんだろう?」
クレジットカードを利用していると、2枚目があった方が便利だなと思うときがありますよね。1枚だけだと利用限度額が低くて使えなくなると困ります。
この記事では、2枚目のクレジットカードの発行基準やどのカードを選ぶべきかのポイントも紹介します。2枚目をどのようにして選べばいいか迷っている場合は参考に読んでみてください。
(トップ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/337016?title=%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%82%B8%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89)
クレジットカードが1枚だけだと使いづらい、2枚目が欲しい!
クレジットカードが1枚だと不便だな~。2枚目作った方がいいかな?どうしよっかな…。
この記事を読んでいるあなたは、これから2枚目のクレジットカードを作ろうと考えていませんか。1枚だけだと、カードについている機能が少なかったり、ポイントがあまりつかなかったり不便なところがありますよね。
2枚目のクレジットカードを作るときは、押さえておくポイントが3つあります。これは別の章でそれぞれ紹介しますね。
カードを発行するときは審査があるので、審査基準や注意点も把握しておいた方がカードを選ぶときの参考にもなりますよ。
2枚目のクレジットカードを作る時のポイント①カードブランド
2枚目のクレジットカードを作る時のポイントの1つ目は「カードブランド」です。クレジットカードのブランドにはVISAやMasterCard、JCBなどありますよね。
2枚目のカードを作る時は、1枚目とブランドを変えた方が良いです。海外では「VISAのみ利用可」または、「MasterCardのみ利用可」という特定のブランドのカードしか使えないお店はよくあります。
「海外旅行にあまり行かないなら同じブランドでも問題ないのでは?」と思う人もいるでしょう。2枚目も同じブランドで問題はありませんが、ブランドごとについている特典が使えなくなります。
ブランドの特典を使い分けたい場合は、ブランドを変えた方がお得に使える可能性は高いですよ。
2枚目のクレジットカードを作る時のポイント②年会費
2枚目のクレジットカードを作る時のポイントの2つ目は「年会費」です。クレジットカードには、年会費無料のカードがあれば、初年度だけ無料のものもありますよね。
年会費の条件は注意して見ないと、いつの間にか数百円~数千円かかっていることがあります。初年度は無料でも2年目からは××千円かかったり、年1回利用しないと無料にならなかったりします。
2枚目のカードをよく使う予定が無い場合は、年会費は無駄になってしまうので、わざわざ作らない方が良いです。年会費が無料で特典が多くついているカードを作った方が便利でしょう。
2枚目のクレジットカードを作る時のポイント③還元率や特典
2枚目のクレジットカードを作る時のポイントの3つ目は「還元率や特典」です。クレジットカードを選ぶときに1番気になるのが還元率ですよね。還元率が悪いといくら利用してもポイントがつきにくいです。
もう1つ気になるのが、ポイントの変えやすさです。ポイントがマイルに変えられたり、商品券に変えられたりできると便利ですよね。ポイントがマイルなど、1枚目と共通のものに変えられるか確認してもよいでしょう。
ネット通販では特定のサイトを経由して買い物をすると、ポイントが倍になるカードもあります。ネット通販をよく利用する場合は、どのサイトを経由した方がポイントが高いか比べて決めてもよいですね。
また、特定のお店で利用すると3%引きなどの特典があるカードもあります。そのお店を毎日利用するならば、安く買える方が良いので、お店のカードを作った方が良いでしょう。
新規発行では複数のカード会社に同時に申し込まない
2枚目のカード発行を申し込むときには、どれが審査が通るかわからないからと複数のカード会社に同時に申し込みをするのはやめましょう。
信用情報には、カードを申し込んだ履歴が残ります。複数のカードを申し込むと、信用情報を見たカード会社は、「お金が無いから何枚もカードを申し込んでいるのか。それとも初回特典目当てなのか。」と疑います。
1枚目のクレジットカードの利用実績が良くても、信用情報では印象が悪くなり、カード会社が新規発行をしない可能性が高くなります。
どのカードを使いたいのか事前に調べて、申込をするようにしましょう。
2枚目のクレジットカードの発行審査は厳しい?
クレジットカードの2枚目の発行では、1枚目と同じように審査があります。2枚目のクレジットカードの審査は、1枚目よりハードルが低くなるので、通過しやすいでしょう。
すでに1枚目のカードの発行で審査を通過しているので、収入や信用情報は問題無いと判断されています。そのため、信用情報などに問題が無ければカードを発行できるでしょう。
ただし、2枚目のカード発行時点で、職場が変わって年収が下がったり、1枚目のカードの支払いが遅延または滞納していたりすると、審査に時間がかかったり、最悪の場合、発行を認めないことがあります。
クレジットカードの支払いは遅れたりすると信用情報に事故情報が記録されます。事故情報が記録されると、個人の信用度が下がるため、審査に影響しやすいのです。
信用情報とは、信用情報機関に過去のローンやクレジットカードの支払い情報が記録されているものです。金融機関は、ローンやクレジットカードの審査で信用情報を元に金額などを判断しています。
クレジットカードを複数枚持つメリット
クレジットカードを複数枚持つと起きるメリットは次の3つです。
- カードの利用限度額を増やせる
- 片方のカードを無くした、破損したときに予備で使える
- メイン(またはサブ)のカードで持っていない特典を利用できる
カード1枚では、公共料金や買い物で頻繁に使ってしまって、すぐに限度額に達してしまうでしょう。複数枚持っていれば、使用する場面で使い分けができるので、カードの限度額まで使ってしまう心配が少なくなります。
また、海外旅行に行くと犯罪に巻き込まれて、クレジットカードが盗まれてしまった…という事態が起きる可能性があります。もう1枚カードがあれば、買い物などで利用できるので、安心ですね。
クレジットカードを複数枚持つデメリット
クレジットカードを複数枚持つと起きるデメリットは次の3つです。
- 各カードの支払いを管理しなければいけない
- 年会費がかかることがある
- カードの管理ができていないと不正利用や紛失、破損に気づかない
カードを使い分けていると、それぞれで毎月の支払金額やポイントを管理しなければいけません。また、カードによっては年会費があるので、2枚目を申し込むときは年会費の条件はチェックしておきましょう。
2枚目のカードをあまり利用しないと、いつの間にか無くしたり、破損していることに気づかないことが多いです。普段からあまり使わないカードでも不正利用が無いか毎月確認しましょう。
2枚目のカードは欲しい機能や特典を明確にして選ぼう
ここまで2枚目のクレジットカードを作るときのポイントや、複数枚持つときのメリット・デメリットを紹介しました。
1枚目は、社会人になったから1枚カードを作っておこうと何となくで作った人は多いでしょう。2枚目も同じような感覚で作ってしまうと、1枚目と同じ機能で使いづらくて不便だった…となってしまいます。
2枚目を作るときは、どんな機能が欲しいか明確にしてから選びましょう。例えば1枚目が海外旅行の保険が付いていない場合は、2枚目は海外旅行の保険がついているカードを選択します。
筆者は現在3枚のクレジットカードを持っていて、2枚目を作るときは、電子マネーがついている、特定のお店で使うとポイントが付く、銀行のキャッシュカードになる、など欲しい機能を決めて選びましたね。
クレジットカードの2枚目はどのように選べばいい? まとめ
今回は、2枚目のクレジットカードをどのように選ぶか取り上げました。クレジットカードは種類が多いので、どれを選べばいいのか迷いますよね。
2枚目のクレジットカードを作るときは、お店の人に勧められて何となく作るのではなく、どの機能や特典が欲しいのか明確にしないと無駄になるでしょう。
筆者はカードを3枚持っているので、新しく作らないと決めています。しかし、別のカードの特典や機能を見ていると「こっちのカードの方がいいな~。」と思うことがありますが…。
クレジットカードは便利な反面、複数持つときは、自分できちんと管理することが求められます。自分で管理できないと思ったら無理をして2枚目を作らなくても良いでしょう。