今回は、キャッシュレス決済の1つ「LINEPay」が使える場所やお得な使い方について取り上げました。
「○○ペイと呼ばれるキャッシュレス決済が多すぎて、どれを使えばいいのかわからない…。」と悩んでいるあなたにはLINEPayをおすすめします。
普段の連絡で使用しているLINEがあれば、LINEPayの登録が簡単に出来ますし、お得なクーポンなども配信されているのでかなりお得です。
この記事を読めば、これからキャッシュレス決済を始めたいあなたも、すぐにLINEPayが使えるようになりますよ。
(画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/3116181?title=%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3%E3%80%80%E9%9B%BB%E5%AD%90%E6%B1%BA%E6%B8%88)
LINEがあるならLINEPayを使わないともったいない?
日常生活に欠かせなくなった、コミュニケーションツールであるLINE。そのLINEから出ているキャッシュレス決済の「LINEPay」を使ったことがありますか?
2020年6月まで政府が推進するキャッシュレス決済促進キャンペーンで、様々な「○○ペイ」が登場しました。現在このキャッシュレス決済を先導しているのが、PayPayとLINEPayでしょう。
「PayPayとか新しく登録しないと使えないし面倒だな…」と思っているあなたは、LINEPayはいかがでしょうか。LINEのアカウントを持っていれば、登録はあっという間に終わります。
銀行口座など他にも手続きは必要ですが、登録している情報をそのまま連携して使いたい人は、LINEPayが使いやすいですよ。
LINEPayはどこで使えるの?
LINEPayは全国のコンビニや飲食店で利用出来ます。現在もキャッシュレス決済が全国に広がっているので、今後はさらに使えるお店が増えるでしょう。
- コンビニ:セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン
- 飲食店:スターバックス、松屋、長崎ちゃんぽんリンガーハット、スシロー
- ドラッグストア:マツモトキヨシ、ダイコクドラッグ、キリン堂
- スーパー:ライフ、成城石井
また、ネット通販でもLINEPayで支払いが出来るので便利です。私の個人的な印象では、電子書籍のサイトで使える所が多いです。
- ラクマ(楽天のフリマアプリです)
- ZOZOTOWN
- 出前館
- LINE STORE(ラインのスタンプや着せ替えが買えるサイトです)
- まんが王国
LINEPayのチャージはどうすればいいの?
LINEPayは他のキャッシュレス決済と同じでチャージをしないと使えません。LINEPayのチャージ方法は次の3つです。他にもやり方はありますが、ここでは簡単に出来る方法を紹介します。
※使用しているスマートフォンの画面は私が使用しているiPhoneで「LINEアプリの画面」を撮影したものです。
- 登録した銀行口座
- セブン銀行のATM
- Famiポート
登録した銀行口座からチャージ
登録した銀行口座からチャージする方法は、次のようになります。銀行口座からのチャージは100円から出来るので、ちょっとした買い物で残高が少ない時でもすぐにチャージが出来ます。
- LINEの「ウォレット」→「+」マークを選択
- 「チャージ方法を選択」の中から「銀行口座」を選択する
- 登録してある銀行口座が表示されるので選択する
- チャージ金額を入力→「チャージ」
- 6桁のパスワードを入力(iPhoneでは指紋認証でも可能)
- 残高が変わったことを確認
銀行口座の登録は、次の手順で登録出来ます。銀行に登録情報の照会をするため、登録に時間がかかります。
- 上記の手順2で「銀行口座」を選ぶ→「新規口座の登録」を選択
- 登録出来る銀行の一覧から、登録する銀行を選択
- 氏名、住所など個人情報と口座情報を入力
- 各銀行の入力画面に進み、入力(暗証番号やワンタイムパスワードの入力が必要になります)
- 銀行に照会が完了→口座登録完了
セブン銀行のATMからチャージ
セブン銀行のATMから入金する方法は、他のキャッシュレス決済とやり方が似ているので、複数キャッシュレス決済を使い分けたい人は覚えておいた方が良いですよ。
- セブン銀行のATMで「スマートフォンでのお取引」を選択
- LINEの「ウォレット」→「+」マークを選択
- チャージ方法を選択の中から「セブン銀行ATM」を選択する
- ATM画面に表示されたQRコード画面を読み取る
- スマートフォンに表示された企業番号4桁をATMに入力
- 入金する→完了
Famiポートからチャージ
PayPayはセブン銀行からのチャージしか出来ませんが、LINEPayではファミリーマートでも入金が出来ます。レジの手続きもあるので、時間がかかりますが、ファミリーマートを良く使う場合は便利ですよね。
- Famiポートの代金決済を選択
- LINEの「ウォレット」→「+」マークを選択
- 「チャージ方法を選択」の中から「Famiポート」を選択する
- 自分の名前とチャージする金額を入力→「チャージ」を選択
- 受付番号と予約番号が表示されるので、Famiポートの入力画面に入力
- 入力内容を確認して申請すると、Famiポートからチャージ用のレシートが出力される
- レシートを持ってレジで支払い→完了
支払いは30分以内に完了させる必要があるので、事前に財布に現金があるか確認しておきましょう。
PayPayはヤフーカードからチャージが出来ましたが、LINEPayはチャージに対応しているクレジットカードがありません。基本的には銀行口座か現金でのチャージになります。
LINEPayで支払う時の使い方
LINEPayの支払い方法は、「自分で支払い用QRコードを読み取る」「コードを読み取ってもらう」「オンラインで支払う」の3つです。
自分で支払い用QRコードを読み取る
個人商店や本屋などでLINEPayで支払いをする場合は、支払い専用のQRコードを読み取る必要があります。
- LINEのウォレットから「コードリーダー」を選択
- 支払い専用のQRコードを読み取る→QRコードが読み取れない場合は、コードを入力
- 決済完了
支払いの時に「LINEPayで!」と言わないと、支払い専用のQRコードを出してもらえないので注意しましょう。
コードを読み取ってもらう
コンビニやドラッグストアでは、自分のLINEPayのコードを読み取ってもらえば支払いは完了です。
- LINEのウォレットから「コード支払い」を選択
- 6桁のパスワードを入力(iPhoneは指紋認証でも可能)
- 自分のバーコードが表示されるので、店員に見せる
- 読み取りが完了→LINEPayの残高から支払完了
コード支払いをするときに、「位置情報提供の設定を変更」の画面が表示されることがあります。設定を変えないと支払いが出来ないので、事前に変更しておきましょう。
ネット通販で支払う
ネット通販でLINEPayを使う時は、コンビニや本屋などの支払いと違い、QRコードを提示する必要がありません。
- ネット通販の決済画面まで進む
- 支払い方法の選択画面が表示されるので、「LINEPay」を選択
- 「○○円を支払う」を選択(残高が無いと選択できません)
- 確認画面が表示されるので「決済」を選択
- 「LINEPay決済を行ってください」という画面が表示されるので、「続ける」を選択
- 6桁のパスワードを入力または指紋認証する
- 決済完了
ネット通販での支払いでは、上記の手順5の画面が表示されたら、20分以内に決済しないと購入がキャンセルされてしまいます。支払いは早めに完了しましょう。
お得な使い方①スタンプや着せ替えをLINEPayで購入
LINEPayは使い方を工夫すれば、還元率がどんどん上がります。還元率が上がる仕組みはこのあと詳しく説明します。ここからは、お得な使い方を5つ紹介します。
1つ目は「スタンプや着せ替えをLINEPayで購入」です。アプリのLINEでスタンプを買おうとしても、支払い方法はコインだけでLINEPayは使えません。
しかし、LINESTOREでスタンプや着せ替えを購入する時は、支払い方法でLINEPayが表示されます。
- LINESTOREで、買いたいスタンプや着せ替えを選ぶ
- 決済方法で「LINEPay・クレジットカード」を選択→確認画面まで進む
- 「○○円を支払う」を選択
- 6桁のパスワードを入力(iPhoneでは指紋認証でも可能)
- 決済完了後、スタンプが追加されていることを確認する
アプリではなく、LINESTOREで購入するのは面倒だと思うでしょう。しかし、LINESTORE内でスタンプなどを購入すると、LINEクレジット(ポイントと同じです)をもらえます。
アプリ内で使用するコインではポイントなどの還元を受けられません。LINESTOREで買い物をする方がお得ですよ。
お得な使い方②割引クーポンと合わせて使う
2つ目は、「割引クーポンと合わせて使う」です。LINEPayでは、提携しているお店の割引クーポンを配信しています。
割引クーポンは、使える商品や期間が限定されていますが、飲食店とドラッグストアで使えるので、よく行くお店の割引情報をチェックしておきましょう。
クーポンの中には、支払金額の条件付きで400円分が無料になるクーポンもあったので、上手く使えばお得に食事や買い物が出来ますね。
お得な使い方➂友だち同士で送金すると手数料無料
3つ目は、「友だち同士で送金すると手数料無料」です。普通、銀行口座から振込をする時は、相手の銀行口座の情報が必要ですし、振込手数料もかかります。
LINEPayでは、友だち同士であれば、銀行口座を知らなくてもお金を送ることが出来ます。さらに振込手数料も不要です。例えば、友だちに現金を借りて返すときに、次回会う時に返すという手間もいりません。
- LINEのウォレットから「送金」を選択
- 送りたい友だちを選択
- 送金したい金額を入力
- メッセージ入力、画像を選択→送金・送付を選択
- 「○○へ送金しました」と表示されたら完了
LINEPayを受け取る側は手続きは不要ですが、「本人確認」を済ましておかないと受け取れません。自分がお金を送る時は、相手が本人確認の手続きをしているか確認しておきましょう。
送金機能は、LINEPayの「本人確認」が完了しないと使えません。また、LINEで友だちになっていない人はこの機能を利用出来ないので注意してください。
お得な使い方④支払いを割り勘にすると手数料無料
4つ目は、「支払いを割り勘にすると手数料無料」です。飲み会の会計で端数が出ることはよくありますよね。現金で支払っておつりを参加者に返したり…正直面倒です。
そんな時は、LINEPayの割り勘機能を使えば、端数の計算でも困ることはありません。割り勘機能では、次の方法で支払いが出来ます。
- LINEのウォレットから「割り勘」を選択
- 食事の名前を入力(例:新年会)→QRコードを作成を選択
- 参加者のQRコード読み取りが完了したら、支払い方法を選択(LINEPayかLINEPayカードになります)
※参加者は、「幹事のQRコードを読み取る→支払い方法を選択し、割り勘グループに参加する」で完了です。
割り勘は、LINEPayを使っていない人でも現金で支払いが出来る点と、友だちへの送金とは違い、LINEで友だちでない人でもLINEPayで支払いが出来る点で便利ですね。
お得な使い方⑤利用金額を増やして還元率を上げる
5つ目は、「利用金額を増やして還元率を上げる」です。「利用金額を増やしたら、還元を受けられてもお金は減るし、浪費になるのでは?」と思う方もいるでしょう。
利用金額が増えても還元率が変わらないと、損した気分になりますよね。しかし、LINEPayはそんな不安を解消してくれるサービス「マイカラープログラム」が2019年の11月から開始されました。
月々の利用金額に応じて「マイカラー」が判定されて、マイカラーが変わると還元率が変わり、もらえるポイントも変動するんですね。
マイカラーの判定は、先月の1日~月末の利用金額を集計して決まり、LINEPayのサイトによると次のように判定されます。
利用金額/月 | 還元率 | |
グリーン | 100,000円以上 | 2% |
ブルー | 50,000円~9万9,999円 | 1% |
レッド | 10,000円~4万9,999円 | 0.8% |
ホワイト | 0円~9,999円 | 0.5% |
※利用金額には、友だちへの送金は含まれないので注意してください。
(参考:http://pay-blog.line.me/archives/18980623.html)
LINEPayの「本人確認」って何?
LINEPayの登録は、LINEがあればすくに終わります。しかし、友だちへの送金などの機能を使うためには「本人確認」が必要となるので、登録完了したら併せて手続きを済ましておきましょう。
- 銀行口座を登録する
- スマホで身分証明書をデータで送る→身分証明書と自分の顔を撮影する
- 身分証明書をデータで送り、後日郵送でハガキを受け取る→ハガキに記載されたバーコードを読み取るか、16ケタの番号を入力
本人確認ですが、3つのどれを使っても承認が降りるまで数日から数週間かかります。
私は2の身分証明書と自分の顔を撮影する方法が簡単だと思ったのですが…顔認証の読み取りが悪くて、読み取り完了したと思ったら時間切れで、イライラしました。
本人確認は、銀行口座の登録が1番簡単です。2は髪の毛が顔にかかったり、向きが違うだけで確認されないので、おすすめしません。
まとめ
今回LINEPayの基本的な支払い方法やお得に使える方法を紹介しました。私は現在キャッシュレス決済を2つ使用していますが、財布を取り出す回数がキャッシュレス決済を使う前と比べて減りました。
また、現金を引き出しに毎月2回~4回銀行に行っていましたが、銀行に行く回数も減ったのでATMの行列に並ぶ必要もなくなり、時間を少しだけ有効活用できています。
キャッシュレス決済は、現金が盗まれたり、無くなったりするなどの心配は無いので、試しに1回経験してみると楽しいですよ。