借金とローンの違いって何?聞かれると説明できない用語を解説!

「借金」と「ローン」。あなたはこの2つの言葉を聞いて、どのようなイメージを持ちますか?今回はわかっているようで、違いがあいまいな用語の違いについて辞書の意味から確認していきましょう!

(トップ画像出典:https://d1f5hsy4d47upe.cloudfront.net/bc/bc99bedf79c19eec581c925063c74a2e_w.jpg)

借金という言葉の意味は?

それぞれの違いを正確に理解するために、用語から確認しましょう!借金ってどんな意味?と聞かれてあなたはどのように説明しますか?

一般人

お金を借りることじゃないの?当然じゃん!

大抵の人がお金を借りることだと思いますよね。私も借金という言葉を聞いたら、銀行などからお金を借りることだと思います。国語辞書で調べると次のような意味が出てきました。

  1. 金銭を借りること。また、借りた金銭。借財。借銭。「借金で首が回らない」「借金を踏み倒す」「借金して車を買う」
  2. (比喩的に)野球などのリーグ戦で、負けた数が勝った数を上回っているときの、その差。⇔貯金。

(引用:https://dictionary.goo.ne.jp/jn/102373/meaning/m0u/)

だいたいの人が想像する意味と一緒です。借りた金額のことも借金○○円と言いますよね。2つ目の意味で、そういえばプロ野球でも使われているなと気づきました。

借金はローンと違い、悪いイメージがある…

(画像出典:https://d1f5hsy4d47upe.cloudfront.net/63/63c67e7b4108261d693d4696afef3f8d_w.jpg)

借金と聞くとあなたは、良いイメージと悪いイメージのどちらを想像しますか?個人で借金をしている、と聞くとあまり良い印象はないですよね。

疑う人

お金の管理が出来ていない、何かやましいことがあるからお金を借りているのでは?

こんな風に疑う人もいます。芸能人が事業で失敗して○○千万の負債を抱えてる!という特集を見ると、どうしても悪いイメージを持ってしまいます。

生活が苦しくて借りる人もいますが、浪費が原因で自分の生活が火の車になっている人も多いですね。

借金はローンと違い、使い道が決まっていない

借金が大きくなる原因は何でしょうか?浪費、ギャンブル、酒…色々ありますね。日本人が借金をする理由は、次のランキングになります。(参考:gooデータ)

借金の理由ベスト10
  1. 失職/退職
  2. 結婚式/歓迎会
  3. 旅行直後
  4. 引越し
  5. 財布を無くした・紛失
  6. 学費(奨学金)
  7. 帰省した時
  8. 衝動買いする時
  9. 倒産
  10. ギャンブル/遊び

ギャンブルが上位にありそうな気がしますが、意外に順位は低いです。失業で生活のために借金をする人が多いですね。また、学生は奨学金を利用すると、社会に出る前に一度に多額の借金を抱えます。

最近は、奨学金が返済できなくて自己破産する学生も増えているので、奨学金という言い方もおかしいと思いますが…。(私個人としては学費ローンという呼び方に変更していいと思ってます。)

ローンは借金と違い、お金を貸す側の言葉

ローンという言葉についても、辞書で調べたところ次のような意味が出てきました。

  1. 貸付。貸付金。多く消費者金融について用いる。→販売信用
  2. 借款。

(出典:https://dictionary.goo.ne.jp/jn/236331/meaning/m0u/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%B3/)

借金=借りたお金を示しますが、ローン=貸したお金なんです。今まで同じ意味だと思っていましたが、実はお金を貸す側、借りた側の意味を示していたんですね。

普段の会話では、どちらもお金を借りるという意味で使われることが多いです。借金よりはローンと言った方が印象が良く見えるから、広告ではローンが使われていますよね。

ローンは借金と違い、良いイメージを持つ人が多い

借金は、何でお金を借りたかがわからない、ギャンブルや犯罪で作ったお金ではないか?というイメージがつきまとっていますよね。ローンと聞くと、借金よりも悪い印象はありません。

ローンは、使い道が決まってから利用する人が多いので、目的がはっきりしているのが良いイメージを持つ人が多いのが理由でしょうか。

消費者金融や銀行がよく宣伝している○○ローンは、辞書の意味から訳すと○○貸付金ということになります。○○貸付金と聞くと、貸した側が立場が上であるという印象を持ちますね。

銀行が住宅ローンを「住宅貸付金」と宣伝してたら、家を買うために無理矢理借りさせられたお金のように聞こえるので、借りたくて借りたんじゃない!と批判もありそうです…。

ローンは借金と違い、使い道が決められてることが多い

(画像出典:https://d1f5hsy4d47upe.cloudfront.net/34/3474c9c113156354e38db0809874e621_w.jpg)

ローンは基本的に「何のために使うか」という目的が決められていますね。例えば住宅ローンであれば家を買うため、自動車ローンは車の購入など使い道が決まっています。

カードローンやキャッシングローンのように使用目的が決まっていないものもあります。カードローンなどとと比較して住宅ローンや自動車ローンには、次のような特徴があります。

  • 金利が低いが、カードローンと比べて審査が厳しい
  • 自動車ローンは過去の事故の履歴などを調べられる
  • 固定金利や変動金利がある

使用目的が決まっているローンは、金利が低い分審査がカードローンよりかなり厳しくなります

お金を貸す側は金利が低いので利息があまり入りません。貸したお金を確実に回収するためにも、貸したお金を確実に返済してくれる人にしか貸したくないんですね。

会社も「融資」という名の借金をしている

個人で借金をしているとあまり良い顔をされないことが多いですが、企業が借金をしていると聞くとどうでしょうか?

企業は新しい事業を始める時に、銀行にお金を貸してもらえるよう依頼をすることがありますよね。

銀行が企業にお金を貸すことを「融資」といいます。融資は、良いことにお金を貸している印象を持ちますよね。

「○○から融資してもらった!」と聞くと借りている人へのイメージが大丈夫?→すごい!へと変わります。

最近では、ソーシャルレンディングという投資家からお金を集めて、企業にお金を貸し出すサービスもあります。企業が返済したお金を投資家に配当として分配するシステムです。

借金とローンは意味に違いはなく、お金の使い道の問題

https://pixabay.com/ja/photos/%E9%BB%84%E9%87%91%E3%81%AE-%E3%82%B3%E3%82%A4%E3%83%B3-3346988/#

借金とローンの違いについて説明しましたが、どちらもお金を借りて何かをするという点では一緒です。お金をどのように使うかが大事で、利益を生まないお金が消えるだけの借金(ギャンブル、浪費)は、無駄です。

一方で、企業がお金を借りて事業を拡大する→利益を返済にあてることは、返済するお金をお客から得られるという点で、企業が損をしないんですね。

お金を借りる時は、どうして必要なのかが明確に決まっていないと無駄なお金を増やし、返済するお金だけが増えていくことになります…。

おまけ:多額の借金を抱えている(いた)芸能人を調べました

芸能人の借金で苦労した話などが、TV番組で組まれることが多いですよね。ただ、その特集で組まれるのは家庭が貧乏だった、ギャンブルで多額の借金を作ってしまったなどの理由が取り上げられています。

今回調べていて、この人が借金抱えていたの!?と個人的に驚いた人を取り上げてみました。

借金を抱えていた(いる)芸能人
  • 市川海老蔵(歌舞伎役者)
  • 阿部寛(俳優)
  • 高橋由伸(元プロ野球選手、野球解説者)

歌舞伎役者の市川海老蔵さんですが、あんな売れっ子なのに借金があるの?と思いますよね。実は本人が作った借金ではなく、海老蔵さんの父親から負の遺産を相続して返済しているのです。

阿部寛さんも下町ロケットやTRICKなどドラマで売れっ子の俳優ですね。実は不動産投資などで借金を抱えていたと言われています。売れなかった頃はパチンコにもハマっていたようです…。

元プロ野球選手の高橋由伸さんは、ジャイアンツのオーナーである読売新聞が高橋さんの親の借金を肩代わりしたために、入団してからずっと他の球団に移籍せず残ったという話があります。

まとめ

今回は「借金」と「ローン」の違いについて取り上げました。辞書的な意味は逆ですが、会話では一緒の意味ですよね。お金が必要な理由が前向き、例えば新しい事業を始めたいなどであれば、良い借金でしょう。

ギャンブルや浪費のためにお金を借りることは、当然悪い借金なので勧めません。自分の生活が苦しくなるだけです。でも、自分が苦しい体験をしないと、どれだけ大変かが相手にわからないんですよね。

私は、明確な理由があって借金することに反対しません。返済するのは借りた本人や企業ですから、借りたお金をどのように使うかも本人の自由です。借金とは賢く付き合いたいですね…。

ABOUTこの記事をかいた人

シドニー1219

総合職→事務員→Webライター(予定)。全国の水族館に行くことが夢。特にペンギンがいるところなら、どこへでも行きたい。他にキックボクシングも修行中。映画が好きで、主にCuterest(芸能)で執筆中。