仮想通貨ウォレットのひとつであるGinco。「使ってみようかな」と思うことはあっても、仮想通貨ウォレットはいくつもあるため、何を使ったらいいのか正直分かりにくいですよね。
この記事では、Gincoでどんな通貨が扱えるのか、セキュリティ対策は大丈夫なのか、などなど、実際に使う上で気になることをまとめています。
ぜひGincoを実際に利用するかを判断する際の、参考にしてみてくださいね。
(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3-%E9%9B%BB%E8%A9%B1-%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%94%E3%83%B3%E3%82%B0-431230/#content)
Gincoは仮想通貨のモバイルウォレット
Gincoは仮想通貨ウォレットの中でも、「モバイルウォレット」と呼ばれる種類に分類されます。モバイルウォレットとは、スマートフォンにアプリケーションをダウンロードして使うタイプのウォレットです。
普段持ち歩いているスマートフォンで仮想通貨の管理ができるため、時間や場所を選ばずに使えるのが魅力です。また、仮想通貨を取引することもできますよ。
ものによっては、仮想通貨を決済に使うことができるものもあり、手軽に仮想通貨を利用できるのがモバイルウォレットの強みです。
ただし、インターネットに繋がった状態で使用するため、ハッキングなどの危険性があります。ハッキング被害に遭わないためにも、セキュリティ対策がきちんとしたウォレットを選ぶようにしてください。
Gincoの特徴
ここではGincoの特徴を紹介していきます。Gincoの特徴は全部で5つあります。他のウォレットと比較して、Gincoが自分に合っているのかどうか判断する材料にしてみてください。
それぞれの解説は、次章以降で詳しくしていくので、ここではどんなものがあるのかだけ確認できれば大丈夫です。
- 日本生まれ
- 手数料が無料
- 金融庁と連携
- 1,000以上の通貨情報を見られる
- 安全性が高い
Gincoの特徴①日本生まれ
Gincoは日本生まれのモバイルウォレットです。仮想通貨ウォレットの多くは海外生まれのため、日本語対応されていなかったり、対応していても不自然な日本語だったりします。
しかし、Gincoは日本人が開発・運営しているため、親しみやすい日本語で読みやすいですよ。
また、画面のデザインも日本人が使いやすいものになっているので、他のウォレットに比べてアプリの使い勝手が良いのも特徴です。
使いやすさ重視でモバイルウォレットを選ぶなら、Gincoが良いでしょう。
Gincoの特徴②手数料が無料
通常、仮想通貨は送金したり決済に利用したりすると手数料がかかります。しかし、Gincoなら送金や決済時にも手数料がかかりません。
投資目的で仮想通貨を使う人にとって、手数料は利益を減らしてしまう厄介な存在ですよね。Gincoを使えば、手数料を気にすることなく、のびのびと仮想通貨の利用ができますよ。
利益を最大化したい人、手数料を気にすることなく管理したい人はGincoがおすすめです。
Gincoの特徴③金融庁と連携
Gincoは、質の高いサービスを提供するために金融庁からお墨付きを得るようにしていて、法令を遵守した運営を行っています。
金融庁は銀行などのお金を扱うところが、適正な運営をしているのかどうかを検査している機関です。その金融庁のお墨付きを得ているということは、運営が適切な形で行われているという証です。
また、アプリの運営は外部に委託せずにGincoの役員が責任をもって行うことで、高い質を保っています。サービスの質が高く、適正な運営が行われているウォレットを選ぶなら、Gincoがおすすめですよ。
Gincoの特徴④1,000以上の通貨情報を見られる
Gincoは、取引ができない仮想通貨であっても1,000以上の仮想通貨情報を見ることができます。
仮想通貨のチャート(価値変動のグラフ)を見ることができるので、どの通貨が価値が高まっているのか分かりますよ。
「取引はまだ怖くてできない」という人も、Gincoを使って仮想通貨の値動きを見てイメージを膨らませてみるといいでしょう。仮想通貨の情報はアプリから誰でも無料で見ることができますよ。
Gincoの特徴⑤セキュリティ対策
Gincoはセキュリティ対策をしっかりと行っているウォレットなので、とても安全性が高いんですよ。Gincoのセキュリティ対策の柱は、以下の3つです。
クライアント方式
クライアント方式とは、仮想通貨にアクセスするために大切な秘密キーを仮想通貨を持っている人が管理する方式のことです。
通常のウォレットでは、秘密キーをウォレット会社がまとめて管理しています。しかし、ウォレット会社がハッキングされてしまうと、膨大な数の秘密キーが流出してしまいます。
クライアント方式では、仮想通貨を保有する個人がそれぞれの秘密キーを管理するため、リスクを分散できるのです。その分、仮想通貨を持っている人は自分できちんと管理する必要があります。
安全に仮想通貨を管理するための方法は、後ほど解説していきます。
バックアップ
モバイルウォレットの弱みは、スマートフォンが故障した時のリスクです。スマートフォンが故障してしまうと、仮想通貨の情報がなくなってしまいます。
しかし、Gincoなら仮想通貨の情報をバックアップしておくことができます。バックアップしておけば、スマートフォンが故障したり新しく買い替えたりした時でも、引き続き仮想通貨にアクセスできるんですよ。
暗号化
Gincoは通信を行う際に、データを独自の技術で暗号に書き換えて通信をしています。そのため、もし不正にデータへアクセスされたとしても、第三者にデータの内容を知られることはありません。
次章では、Gincoで扱うことができる仮想通貨の種類について紹介します。自分が扱いたい仮想通貨があるのか、確認してみてくださいね。
Gincoで扱える仮想通貨の種類
ここでは、Ginkoで使える仮想通貨の種類について紹介していきます。Gincoで使える仮想通貨は(2020年3月時点)、全部で16個です。
すべて紹介すると長くなるので、扱えるメジャーな仮想通貨を紹介しておきます。Gincoで使える仮想通貨の一覧はGincoの公式サイトで確認することができますよ。
- ビットコイン
- ビットコインキャッシュ
- リップル
- イーサリアム
- ライトコイン 等
より安全にGinkoを使うために
ここでは、Gincoをより安全に使うために気を付けるべきことについて紹介していきます。気を付けるべきことには全部で4つあります。実際に使い始める前に確認しておくと安心ですよ。
フィッシング詐欺に気を付ける
Gincoからは基本的にメールがくることはありません。そのため、Gincoを名乗るメールが来た際はフィッシング詐欺です。
フィッシング詐欺とは、偽のメールと偽サイトを使ってパスワードなどを入力させ、情報を抜き取る詐欺のことです。被害を防ぐためにも、Gincoからはメールが来ないことを覚えておいてください。
スマートフォンは画面ロック機能を使う
スマートフォンを他人が勝手に操作しないようにするために、画面ロック機能を使うようにしましょう。画面ロック機能とは、指紋認証や顔認証、暗証番号を入力しないとスマホが使えないようにする機能です。
普段使っていない人には少々面倒に感じるかもしれませんが、大事な仮想通貨を守るためにも、画面ロック機能を活用しましょう。
人前ではなるべく操作しない
ウォレットはなるべく人前では操作しないようにしましょう。電車の中などで操作するなんてことはもってのほかです。
スマホは周りから画面をのぞき込もうと思えば覗けてしまいますし、指の動きからパスワードがバレてしまうこともあります。
念には念を入れて自分一人で落ち着いていられる場所で、ウォレットを使うようにしてください。
公開キーなどは手書きのメモを使う
仮想通貨の管理のために必要な公開キーや、データの復元に必要なバックアップキーなどは、手書きのメモで保存するようにしてください。
スクリーンショットで保存すると、違う写真を見ようとするときでも公開キーを撮影した写真をスクロールすることになります。
写真を探す作業も人前ではできなくなってしまうのは不便ですので、手書きのメモで保存するようにしましょう。ネットから隔離することでウイルスからも守れて、安全性が高まりますよ。
迷っている人はとりあえずGinkoを使ってみよう
ここまで、Gincoについて特徴を紹介してきました。使いやすくて安全性が高いウォレットであることが、分かりましたね。
まだ使うか迷っている人は、一度Gincoのアプリをダウンロードしてみましょう。実際のアプリ画面を見て、使い続けるかどうか判断してみてください。
アプリのダウンロードは1分もかかりませんし、登録も1分でできますよ。登録は、使う名前をとパスコード(6桁の数字)を決めるだけで完了します。
アプリを使い始めたとしても、仮想通貨を入金しなければ損をすることもないので、迷っている人は一度アプリを開いてみることをおすすめします。
まとめ
Gincoについて、特徴やセキュリティ対策、使える仮想通貨などを紹介してきました。Gincoは日本人にとってとても使いやすく、安全性が高いアプリでしたね。
前章でも述べましたが、実際に使おうかまだ迷っている人はGincoのアプリを一度開いてみることをおすすめします。仮想通貨を入金しなければ損しませんし、登録も1分で終わります。
実際の使い勝手は、使ってみてからでないと分からない部分もあるので、まずはお試しで使ってみるといいでしょう。
1,000種類以上の仮想通貨チャートも見ることができるので、ウォレットとして使用しないとしてもGincoアプリは役立ちますよ。