「モナコインって決済にも使えるの?」、本記事ではこのような疑問に答えていきます。
モナコインは投資対象だけだと思っている人は多いのではないでしょうか?しかし、実はこのモナコインは決済の手段としてちゃんと使うことが可能なんです。
本記事ではそんなモナコインの特徴や決済で利用する方法、購入・管理方法なども併せて解説していきます。ぜひ、最後まで読んで参考にしてみてください。
トップ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/3454347?title=モナコイン&searchId=879296792
モナコインの特徴
モナコインは、Mr.Watanabe(素性不明)によって開発された日本初の仮想通貨です。「2ちゃんねる(現5ちゃんねる)」のキャラクター「モナー」の顔が印字され、名前もこのモナーに由来しています。
技術的にはライトコイン(LTC)に類似しており、ライトコインのソースを元に作成されています。
また、モナコインは世界で初めてSegwitという技術を採用し、ブロックチェーン上に記録される取引データのサイズを圧縮することで、1ブロックあたりの容量を増やすことに成功しました。
これによりビットコインでは取引が承認されるまでに10 分程度かかるところ、モナコインでは約90秒で承認され短時間での送金が可能になっています。
モナコインを決済で使う方法は3つ
当初、モナコインはオンライン上での少額取引のために利用されていましたが、現在では投資の対象であったり、決済の手段として様々な場面で使用できるようになっています。
たとえば、モナコインを決済の手段として使う方法は現在では主に次の3通りがあります。
- オンラインショッピングでの支払い
- 飲食店・小売店での支払い
- 投げ銭
次にこれら3つの決済方法についてそれぞれ詳しく説明していきますね。
モナコインを決済で使う方法①オンライン決済
モナコインは、オンラインショッピングの決済でも利用可能です。ここではモナコインが利用できる主要なオンラインショップを紹介していきます。
ビットコインモール
ビットコインモールは、モナコインやビットコインで決済ができるオンラインショップです。家電、キッチン用品、生活雑貨などさなざまな品揃えがあります。
アカウント作成はメールアドレスを登録するだけなので、すぐにでも買い物を始めることができますよ。
amaten
amatenは、アマゾンギフト券など様々な種類のギフト券を取り扱う日本最大のギフト券マーケットです。
一時、モナコインやビットコインでのチャージは停止されていましたが、2020年1月から再び利用できるようになっています。
モナコインを決済で使う方法②飲食店・小売での支払い
モナコインは特定の飲食店や小売店での支払い手段として、決済に使用することができます。
このようなお店は、東京や大阪などの都心部を中心に増えてきており、モナコインユーザーがGoogleマップで作成した「モナマップ」を使って調べることができます。
モナコインが使えるお店を探したい人は、下記のボタンよりぜひ「モナマップ」を利用してみてください。
なお、現在モナコイン決済を終了している店舗も含まれている可能性もあるため、使用する際は注意が必要です。
モナコインを決済で使う方法③投げ銭
投げ銭とは、ライブなどで良いパフォーマンスを行った人に対してチップのようにお金を支払うことです。
気に入った掲示板のコメント、ブログ記事、Twitterの投稿、配信ライブなどに対してモナコインを投げ銭することができます。
モナコインはもともとこのような投げ銭の手段として使われ始めました。
投げ銭は「AskMona 3.0」や「monappy」といったコミュニティサイトを使って行うことができます。
モナコインを管理するならウォレットがオススメ
モナコインをある程度保有する場合は、ウォレットを使った管理をお勧めします。
ウォレットは仮想通貨を保有する口座のようなもので、支払いがスムーズになる他、残高も簡単に確認することができます。ウォレットは各取引所で開設できます。
なお、取引所のウォレットから別のウォレットに移す場合は手数料がかかる場合があるので注意してください。
また、先述した「Monappy」では、モナコインをウォレットに入れて管理することもでき、そのまま投げ銭などに使用することも可能です。
モナコインの価格相場
モナコインは他の仮想通貨同様まだ価格が安定していません。2017年には最高値2,500円を記録しましたが、最近1年間は100円から300円の間を推移している状況です。
したがって、決済の手段としてモナコインを使用するためには、日々価格相場をチェックしておくことが重要です。
ちなみに、モナコインの仮想通貨時価総額ランキングは128位(2021年1月現在)になっており、何千と種類があると言われる仮想通貨の中では比較的上位にあります。
今後、2017年にマークした最高値を超えていくことも期待できますが、同時に下がっていくリスクも考えておく必要があります。そのため、モナコインは余剰資金の範囲で購入するのがお勧めです。
モナコインの現物が購入できる取引所
ここではモナコインの現物が購入できる日本の仮想通貨取引所を紹介していきます。
基本的に販売所よりも取引所での購入をオススメします。なぜなら、販売所で購入するとスプレッド(購入価格の数%程度)がかかってしまうからです。どうせなら手数料を抑えて購入したいですよね。
bitbank
「bitbank」は、モナコインの取引量が世界一の取引所でモナコインの現物を購入することができます。
操作画面もシンプルで使いやすいく、初心者でも安心して使用することができますよ。
Huobi Japan
「Huobi Japan」は、世界最大級の仮想通貨取引所「Huobi」の日本支社です。モナコインの他、ビットコイン、イーサリアム、リップルなどの取り扱いがあります。
システムの安全性の基準であるSSL認証最高ランク(A+レベル)を取得しており、安全性に関しては申し分ありません。
モナコイン決済の将来性
モナコインは、現在決済の手段として使われているように今後も使われ続けていくのでしょうか?
ここでは、モナコインの将来性について考察していきたいと思います。
根強いファンが牽引
モナコインは、2ちゃんねる発祥で秋葉原のサブカルチャーの一部として発展してきた歴史があります。誕生した初期の頃から堀江貴文氏が、モナコインを支持していたこともあり根強いファンが多いです。
さらに、経済効果が180億円とも言われる世界最大のコミックイベント『コミケ』の一部の同人サークルでは、モナコインを決済手段として採用しています。
『コミケ』には毎年世界中から70万人以上の人が集まるため、世界的な通貨になる可能性も秘めています。
流動性が高まっていく
モナコインの発行枚数は1億512万枚とビットコインの2100万枚よりも多いです。そのため、流動性が高まって通貨としての価値も今後高まっていくと考えられます。
さらに、モナコインは海外の取引所では取引されていませんでしたが、最近になって海外で上場する動きになっているため外国人も購入しやすくなっていきます。
モナコインを決済で利用する方法:まとめ
今回はモナコインを決済で使用する方法と管理・購入方法・将来性など解説してきました。
最後にモナコインを決済で使用する方法をもう一度振り返ります。
- オンラインショッピングでの支払い
- 飲食店・小売店での支払い
- 投げ銭
モナコインは、上記のように特定の領域ではクレジットカード決済のように気軽に使うことができます。
また、本記事で紹介した取引所では安い手数料で購入でき、ウォレットを使って管理することで送金や、残高確認が簡単にできます。
ぜひ、モナコインに興味のある人は支払いの手段の一つとして活用してみてはいかがでしょうか。最後まで読んでいただきありがとうございました。