ツールの使いやすさや手数料の安さに定評のあるマネックス証券。口座開設数も多い人気のネット証券です。
これから投資信託を始めようと思っているなら、マネックス証券での口座開設も考えているのではないでしょうか。
この記事では、マネックス証券の特徴やメリットデメリット、投資信託の始め方について解説しています。
最後まで読んで、あなたにマネックス証券が合っているかどうか確認しましょう。
(アイキャッチ画像出典:https://www.pakutaso.com/20210319083post-32904.html)
マネックス証券はどんな人におすすめ?
まず、どんな人にマネックス証券がおすすめなのか説明します。以下の要素に当てはまっている人は、さらに読み進めて「なぜあなたにマネックス証券がおすすめなのか」を理解していきましょう。
マネックス証券がおすすめな人は以下の3つの要素のうち、どれか1つでも当てはまっている人です。
- 米国株や中国株を買いたい人
- IPO投資に興味がある人
- 少額から投資したい人
マネックス証券は、外国株の中でも米国株と中国株への投資に興味がある人に向いています。
IPO投資は、新しく上場する株へ投資することです。株の取扱数と抽選方式の点から、マネックス証券はIPO投資をしたい人におすすめです。
また少額から始められるため、「投資信託を始めたいけど最初から大きな額の取引は不安」という初心者におすすめです。
なぜ上記の人におすすめなのか、具体的に解説します。
マネックス証券の特徴・他の証券会社との違い
マネックス証券は5大ネット証券の1つです。
口座開設数は220万口座もあり、5大ネット証券の中で3番目に多いことがマネックス証券の特徴です。
日本の5大証券の1つであるみずほ証券の口座開設数が180万口座であることから、マネックス証券が多くの人に選ばれていることがわかります。
他者との違いは、1株からかえる「ワン株」投資を行なっていることです。米国株も1株から購入可能です。
そのため、「ワン株」を利用したい人にとっては魅力的な証券会社と言えるでしょう。
マネックス証券で投資信託をする7つのメリット
マネックス証券で投資信託をするメリットを紹介します。手数料や投資信託の取扱数など、あなたの重要視するポイントを満たしているかどうか確認していきましょう。
マネックス証券で投資信託をするメリットは以下の7つです。
- 手数料が無料である
- ポイント還元率が高い
- 100円から積立できる
- IPO投資を始めやすい
- 米国株と中国株が豊富である
- 投資情報が集めやすい
- 便利なツールやアプリが揃っている
手数料が無料である
マネックス証券は、さまざまな取引の手数料が無料です。投資信託をする上で、手数料がかからないことは非常に嬉しいポイントですね。
手数料無料の項目は4つです。
- 口座開設手数料
- ワン株買付手数料
- 購入時申込手数料
- 銀行等からの引落手数料
まず、マネックス証券は口座開設時の手数料が無料です。口座開設が気軽にできます。
また、ワン株買付手数料と投資信託の購入時申込手数料も無料です。買付手数料なく少額から始められる点は、初心者でも安心ですね。
さらに、銀行等からの引落手数料も無料です。「つみたて定期自動入金」「銀行de自動つみたて」を利用すれば引落手数料がかかりません。
「毎月コツコツ積み立てたい」という人は、「つみたて定期自動入金」「銀行de自動つみたて」を選びましょう。
ポイント還元率が高い
マネックス証券はポイント還元率が高いです。
マネックスカードでクレカ積立をすると、ポイント還元率が主要ネット証券最大の1.1%です。
マネックス証券のホームページによると、マネックスカードは初年度の年会費が無料、次年度以降は年1回以上のクレジットカード利用で無料になります。
クレカ積立もクレジットカード利用に含まれます。
ですので、マネックス証券で投資信託を始めるときは、同時にマネックスカードも作ってしまいましょう。
集めたポイントは以下のサービスに利用できます。
- ポイント投資で投資信託を購入
- 株式手数料への充当
- 暗号資産への交換
- 他社ポイントへの交換
100円から積立できる
株は基本100株単位で売買されます。そのため、ある程度資金がないと始めづらいと思われがちです。
しかし、マネックス証券では100円から積立ができます。
「初めて投資信託をする」「資産形成したいけどまとまったお金がない」という人におすすめです。
他にも、「ワン株」という1株から購入できるサービスがあります。1株100円未満の株もあるので少額投資に向いています。
そのため、冒頭でも述べたように、マネックス証券は少額から投資したい人におすすめです。
IPO投資を始めやすい
マネックス証券には、IPO投資を始めやすいというメリットがあります。
その理由は、抽選方式が完全平等抽選だからです。
IPO投資は購入申込みをした後、抽選が行われ当選者が決まります。証券会社によっては、申込口数によって当選確率が変わる方式を採用しています。
しかし、マネックス証券は完全平等抽選を採用しており、1人1抽選権なので全員の当選確率が同じです。
当選確率が保証されているため、まとまった資金がない人でもIPO投資を始めやすいと言えます。
また、マネックス証券はIPOの引受件数実績が全証券会社トップ3です。
そのため、冒頭でも述べたように、IPO投資に興味がある人にマネックス証券はおすすめです。
米国株と中国株が豊富である
マネックス証券は米国株の取扱数が5000を超えています。AppleやAmazonといった米国の大手企業に投資できます。
米国株は1株から購入できるのも嬉しいポイントです。
中国株の取扱数は2000以上です。これはネット証券トップの取扱数で、香港取引市場のほぼ全ての銘柄を売買できます。
手数料も約定代金の税込0.275%の手数料で業界最安値です。
そのため、冒頭でも述べたように、米国株と中国株を買いたい人にマネックス証券はおすすめです。
投資情報が集めやすい
マネックス証券は投資情報が集めやすいです。
例えば、マネックス証券は投資の参考となるオリジナルレポートを毎日更新しています。このレポートは無料で読めます。
定期的にセミナーも開催しており、投資を学べるコンテンツやマーケットの今後の見通しなどを発信しています。
このように、投資情報が豊富で集めやすいというメリットがあります。
便利なツールやアプリが揃っている
マネックス証券には、便利なアプリやツールが揃っています。
例えば、「マネックストレーダー」では最大50銘柄が表示可能で板を見ながらワンクリックで注文することができます。チャートを一画面に表示できるので使いやすいです。
投資信託が初めての方には「MONEX VISION」がおすすめです。保有資産の詳細分析やリターン予測、生涯シミュレーションができます。
そのため、今後どのように資産を増やしていくのかが理解しやすく便利です。
このように、便利なアプリやツールが豊富にあります。
マネックス証券で投資信託をする3つのデメリット
マネックス証券で投資信託をするデメリットを紹介します。
マネックス証券には、手数料無料や便利で使いやすいツールなどたくさんのメリットがありますが、注意しておきたいデメリットもあります。
マネックス証券で投資信託をするデメリットは以下3点です。
- 投資信託によっては、保有してもポイントが付与されない
- 外国株が少ない
- 1日定額制の場合、他社よりも手数料が高い
投資信託によっては、保有してもポイントが付与されない
マネックス証券は通常、投資信託を持っているだけでポイントが貯まります。
ポイント付与対象は、A(通常)B(当社指定銘柄)C(当社指定銘柄)の3種類に分けられています。
それぞれポイント付与率が異なり、Cに該当する投資信託はポイント対象外なので、注意してください。
ポイント対象外の投資信託は以下の通りです。購入する際はよく確認しましょう。
- MRF
- 公社債投資信託
- 投資一任口座で保有する投資信託
- iDeCoで保有する投資信託
- PayPay投信 米国株式インデックス(PayPayアセット)
- SBI・新興国株式インデックス・ファンド(SBIアセットマネジメント)
- SBI・先進国株式インデックス・ファンド(SBIアセットマネジメント)
- SBI・全世界株式インデックス・ファンド(SBIアセットマネジメント)
- SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(SBIアセットマネジメント)
- SOMPO123 先進国株式 (SOMPOアセット)
- iシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンド(ブラックロック・ジャパン)
- 短期ロシアルーブル債オープン(毎月分配型)(三菱UFJ国際投信)
- エマージング・ボンド・ファンド(マネープールファンド)(三井住友DSアセットマネジメント)
- 日本トレンド・セレクト 日本トレンド・マネーポートフォリオ(日興アセットマネジメント)
- ニッセイマネープールファンド(豪高配当株F)(ニッセイアセットマネジメント
引用:マネックス証券
外国株が少ない
マネックス証券は、米国株と中国株の2ヵ国しか外国株の種類がありません。
「米国株や中国株に投資したい」という人には最適ですが、「世界中のいろいろな国の投資信託を買いたい」という人には物足りないでしょう。
1日定額制の場合、他社よりも手数料が高い
マネックス証券の売買手数料は、取引毎手数料の場合他社とほとんど変わりません。
しかし1日定額制の場合、100万円までの取引において他社よりも手数料が高いです。
マネックス証券は100万円までの取引で550円の手数料がかかります。
5大ネット証券のうち、松井証券は50万円まで無料、他3社は100万円まで無料です。
以上のように、1日定額制の場合他社よりも手数料がかかってしまいます。
マネックス証券の口コミや評判
マネックス証券のメリットやデメリットを解説してきました。実際のところ「使っている人はどう感じているの?」と気になりますよね。
そこで、マネックス証券の口コミや評判を見ていきましょう。
手数料が安くマーケットボードが見やすい。国内株式は、福岡証券取引所オンリーかぶまで買える。
出典:https://life.oricon.co.jp/rank_certificate/company/monex/
メリットでも上げた「手数料の安さ」と「ツールの便利さ」に良さを感じているようです。
注文の出しやすさと処理の速い点。手数料が安い。(インターネット証券を利用する最大のメリットだと考えています。)
出典:https://life.oricon.co.jp/rank_certificate/company/monex/
こちらの方も「手数料の安さ」にメリットを感じています。注文がしやすく処理が早いというメリットもあるようです。
ツールの便利さや使いやすさが大きな特徴と言えますね。
メールの量が多すぎて、閲覧の処理がしきれない。少し振り回されている感じ。情報内容の概要をもっと簡単に見る方法を考えて戴きたい。
出典:https://life.oricon.co.jp/rank_certificate/company/monex/
情報収集がしやすいというメリットが、逆に情報過多になってしまうというデメリットになることもあるようです。
上記のような「手数料の安さ」「ツールの便利さ・使いやすさ」からマネックス証券を選んでいる人が多いようです。
マネックス証券で投資信託を始める方法
ここからは、マネックス証券で投資信託を始める方法を解説します。
マネックス証券で投資信託をするメリットや口コミから、「マネックス証券で投資信託をしたい」と思った方は、まず証券口座を開設してみましょう。
マネックス証券の口座はインターネットで開設できます。
手順は以下の通りです。
- メール登録する
- 申込フォームを入力する
- 本人確認する
最短翌営業日に開設が完了します。
下記の人はインターネットで口座開設できないので、郵送で口座開設してください。
- マイナンバーカードまたは運転免許+マイナンバー通知カードを持っていない
- 未成年または外国籍
- 日本国籍でも他国に納税している人
郵送での申込手順は以下の通りです。
- 申込フォームを入力する
- 開設キットの受け取り
- 申込書類の返送
口座を開設したら入金をします。入金方法は以下の3つです。
- 即時入金サービス
- 定期自動入金サービス
- 銀行振込
入金後は、ファンド詳細ページの「購入・積立ボタン」から購入します。
【まとめ】マネックス証券で投資信託を始めよう!
マネックス証券がおすすめな人やメリット・デメリット、投資信託の始め方について解説しました。
マネックス証券は「手数料を安く抑えたい」「投資に関する情報をたくさん集めたい」「米国株や中国株を買いたい」という方に最適な証券会社です。
口座開設も簡単にできますので、今すぐマネックス証券の口座を開設して投資信託を始めてみましょう。
- 名前:小野俊輔