節約は“習慣化”することによって大きな結果に繋がります。しかし、「なかなか節約が続かない…」「思うように貯金が増えない…」と悩んでしまう方は少なくありません。
そこで今回は、節約上手が取り入れている7つの習慣を紹介します。あなたもおすすめする習慣を取り入れれば、無理することなく多くの費用を節約できるでしょう。
楽しく節約生活を続けるため、そして効率的に貯金を増やしていくためにも、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
(トップ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/24899464#goog_rewarded)
節約生活を続けるためには「無理をしない」ことが大切
ダイエットと同じように、節約も続けることで大きな成果を得られます。しかし、無駄な出費を抑えようと頑張りすぎてしまい、そのストレスから節約をやめてしまう方は少なくありません。
ですので、節約生活をするときは決して無理をしないようにしましょう。自分のできる範囲で節約に努めれば、ストレスを感じることはないですし、着実にお金を貯められます。
また、過度なストレスは体調不良を引き起こす原因になるので、楽しい毎日を過ごすためにも無理をしないことが大切です。
誰でもマネできる節約上手が取り入れている7つの習慣
前述したように、節約は続けることで大きな成果を得られます。では、具体的にどのようにして節約に努めれば良いのでしょうか。
節約上手な人の多くは、次のような7つの習慣を取り入れているので、この機会にあなたもトライしてみましょう。
- 家計簿をつける
- 必要な物だけを買う
- 買い物に行く回数を減らす
- コンビニを利用しない
- 必要以上に使わない(洗剤や電気など)
- 定期的に固定費を見直す
- キャッシュレス決済を使う
ご覧のように、どれも簡単にできるものばかりなので、初めて節約生活をする方も気軽に実践できます。
以下では、7つの節約習慣について詳しく解説しているので、さっそく見ていきましょう。
効果的な節約習慣①家計簿をつける
「家計簿をつけることが節約に繋がるの?」と思うかもしれませんが、家計簿をつけて“お金の流れを見える化”すると、より節約への意識が高まります。
というのは、毎月の支出を記録することで、無駄な出費が目に見えるようになるからです。あなたも家計簿を見て、「いつもより食費が1万円も高い」とわかったら、食費を減らそうと考えるのではないでしょうか。
上記のように、節約上手な人は毎月の支出を把握して、無駄な出費を減らすように努めます。そのため、無理のある節約をしなくても、多くのお金を貯金に回すことができるのです。
こまめに収支を記録するのが面倒な方は、「家計簿アプリ」を利用するのがおすすめです。
例えば、「マネーフォワード ME」というアプリでは、銀行口座やクレジットカードの履歴を自動で反映してくれるため、より簡単に収支を記録できます。
効果的な節約習慣②必要な物だけを買う
節約上手な人は、本当に必要な物だけを購入し、無駄遣いをしない習慣を身につけています。この習慣を身につければ、生活費を最低限に抑えられ、多くのお金を貯蓄や投資に回すことが可能です。
また、物が増えれば増えるほど、その分だけ維持するための費用や手間がかかります。購入後に発生するお金や時間を節約するためにも、必要以上に物を増やさないことが大切です。
あなたも節約上手になりたいのなら、欲しいかどうかではなく“必要かどうか”という基準で物を購入するようにしましょう。
とはいえ、欲しい物を我慢し続ける生活は、少なからずストレスがかかります。その反動で衝動買いをしてしまっては本末転倒なので、節約のご褒美に好きな物を購入する機会を設けるのも一案です。
効果的な節約習慣③買い物に行く回数を減らす
買い物に行く回数が増えれば、その分だけ出費が発生します。ついつい余計な物を買ってしまうリスクもあるため、節約上手な人は毎日のように買い物には行きません。
つまり、買い物に行く回数を減らせば無駄な出費も減るため、節約に繋がるという訳です。さらにお店に行くまでの移動費や買い物にかかる時間を節約できるのも、買い物の機会を減らすメリットとして挙げられます。
ライフスタイルにもよりますが、大抵の場合は食材なら週1回、日用品なら月1回程度の買い物で間に合うでしょう。あなたもできる限り買い物に行く回数を減らして、食費や日用品費の節約に努めてみてください。
どうしても買い物に行くことが多くなる場合は、事前に必要な物をリストアップしておきましょう。
そうすれば、リストにある以外の物を買わなくなるため、買い物をする機会が多くても出費を抑えやすいです。
効果的な節約習慣④コンビニを利用しない
周知の通り、コンビニで売られているほとんどの商品は割高です。そのため、節約上手な人はコンビニを使わず、価格が安いスーパーやドラッグストアなどを利用して節約に努めています。
確かにコンビニは便利なお店ですが、買い物をすればするほど高くついてしまうので、必要なとき以外は利用しないようにしましょう。
また、1回あたりの購入金額が少なくても、ひと月で換算すれば大きな出費になります。例えば、仕事がある平日に300円を使う場合、1ヶ月あたりの出費は6,000円です。(300円×20日=6,000円)
上記のように、コンビニに行くのを習慣化していると、どうしても出費が多くなります。効果的に節約・貯金をしたいのなら、コンビニに行かない習慣を身につけることが大切です。
効果的な節約習慣⑤必要以上に使わない
節約の基本とも言えるのが、日用品や水・電気・ガスなどを必要以上に使わないことです。この習慣を身につければ、無理のある節約をしなくても生活費を大幅に減らせます。
例えば、洗剤やシャンプーを使うとき、多くの方は自分の感覚で使用量を決めているでしょう。しかし、私たちが思っている以上に、洗剤やシャンプーは多くの量を必要としません。
適量で使うようにすれば、消費スピードが落ちて買い足す頻度が減るため、日用品費の節約に繋がります。近年、日本では物価の上昇が続いているので、特に日用品の使い方は見直しておきたいところです。
また、「水を出しすぎない」「使っていない電化製品のコンセントを抜く」などの意識を持てば、高くなりがちな水道光熱費を抑えられます。まずはできることから始めて、使いすぎない習慣を身につけていきましょう。
効果的な節約習慣⑥定期的に固定費を見直す
節約に対する意識が高い方は、定期的に固定費の見直しを行います。というのも、次々と新しいサービスが出てくる現代では、古いサービスを利用していると料金が高くついてしまうことが多いからです。
また、固定費は1度見直すと、継続的に節約効果を得られるというメリットがあります。仮に賃貸に住んでいる方が家賃を2万円下げた場合、1年間で24万円も節約することが可能です。
上記のように、固定費の見直しは大幅な節約に繋がるので、定期的に契約しているサービスを見直すようにしましょう。
効果的な節約習慣⑦キャッシュレス決済を使う
効果的な節約習慣として、キャッシュレス決済の利用も挙げられます。多くのキャッシュレス決済はポイントサービスに対応しており、支払い金額に応じてポイントを貯めることが可能です。
なお、貯めたポイントは食材・日用品の購入費用やサービス料の支払いなどに充てられます。現金の場合、ポイントを貯めることも使うこともできないので、キャッシュレス決済を使わない手はないでしょう。
さらにキャッシュレス決済では、残高を確認しながら生活費をやりくりできるため、お金の使いすぎを防げます。節約する方にとってメリットしかないので、この機会にキャッシュレス決済を利用していきましょう。
まとめ:効果的な節約習慣を取り入れて出費を減らそう
今回は、節約上手が取り入れている7つの習慣を紹介しました。改めて記事の内容を簡単にまとめてみます。
- 節約生活は「無理をしない」ことが成功の鍵
- 家計簿をつけると無駄な出費が減る
- 必要な物だけを購入すれば生活費を最低限に抑えられる
- 節約上手は買い物をする回数が少ない・コンビニを利用しない
- 使いすぎない習慣が身につけば生活費を大幅に減らせる
- 節約生活をする上で固定費の見直しは必須
- 現金よりキャッシュレス決済の方が節約効果が高い
節約上手な人は、できる範囲で無駄な出費を減らすための習慣を身につけています。その節約習慣を知ったあなたなら、無理なく節約生活を続けられ、多くのお金を貯めることができるでしょう。
ぜひ本記事を参考にしていただきながら、自分の目標に向かって節約・貯金に努めてみてください。