私たちの生活に欠かせない日用品ですが、毎月の出費が気になって「できるだけ節約したい」と考える方は少なくありません。
食費と同じように、日用品費も節約しやすい出費なので、少し工夫するだけですぐに減らすことが可能です。
そこで本記事では、日用品費を節約するのに効果的な7つの方法を紹介します。どれも簡単にできるものばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。
(トップ画出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/24866835)
日用品費が高くなってしまう3つの理由
それほど買い込んでいるつもりはなくても、日用品費が高くなってしまうことは意外と多いです。では、どうして費用がかさんでしまうのでしょうか。
人によって日用品費が高くなる理由は異なりますが、主な理由として次の3つが挙げられます。
- 在庫を把握していない
- お得な情報に釣られて買いすぎている
- たくさん試し買いをしている
在庫を把握していない
食料品とは異なり、日用品は腐ることがないため、在庫管理がおろそかになりがちです。
そのため、家にある物を買い足してしまい、無駄な出費を増やしてしまうケースがよくあります。
また、ストックの増やしすぎにより在庫チェックが難しくなり、日用品を買い込みすぎてしまう方も少なくありません。
お得な情報に釣られて買いすぎている
買い物をしているとき、「セール」「特売品」「ポイント2倍」といったお得な情報を見かけると、在庫の有無に関わらず購入してしまう方が多いです。
たしかに、日用品を安く購入することは節約に繋がりますが、必要以上の買い込みは無駄な出費になります。
たくさん試し買いをしている
新しい商品や話題の商品を見かけると、「試しに使ってみたいなぁ」という気持ちが出てくるかと思います。
しかし、好奇心からあれもこれもと購入し、日用品費が高くなってしまうことは意外と多いです。
無駄な日用品費を減らそう!おすすめの節約方法7選
ここからは、日用品費を減らすためにおすすめの節約方法を紹介していきます。
以下の7つの方法を実践すれば、毎月かかる日用品費を大幅に減らすことが可能です。
- 在庫状況を把握する
- 買い物リストを作る
- 1ヶ月単位で必要な物を購入する
- よく使う物は大容量を選ぶ
- ポイントやクーポンを利用する
- 適切な量を使う
- できる範囲で節約する
ご覧のように、どの節約方法も簡単にできるものばかりなので、気軽にトライしていただければと思います。
以下では、紹介した7つの方法について詳しく解説しているので、さっそく見ていきましょう。
日用品費の節約方法①在庫状況を把握する
日用品費を節約するためには、在庫状況の把握が必須です。家にある日用品を把握しておけば、同じ商品を買い込むことがなくなるため、無駄な出費を増やさずに済みます。
また、必要以上に日用品が増えてしまうと、在庫管理が難しくなったり、置き場所に困ったりするケースも多いです。出費だけでなく、余計な手間を増やさないためにも、在庫状況を把握することは大切と言えます。
こまめにチェックする必要はないですが、買い物をする前には必ず在庫状況を確認するようにしましょう。
日用品費の節約方法②買い物リストを作る
在庫状況の把握とセットでやるべきなのが、買い物リストを作ることです。日用品を購入する際、事前に必要な物をリストアップしておけば、それ以外の物を買わなくなります。
つまり、無駄遣いを防止できるため、日用品費の節約に繋がるのです。計画性のない買い物は、必要以上の買い込みや衝動買いに繋がりやすいので、買い物リストを作成して購買意欲を抑えるように努めましょう。
また、買い物リストを作っておけば、日用品の買い忘れも防止できます。そうすれば、再びお店に行くことがなくなり、無駄な移動費や買い物の手間が発生することもありません。
日用品費の節約方法③1ヶ月単位で必要な物を購入する
買い物に行く回数が増えれば、その分だけ出費が発生します。ついつい余計な物を買ってしまうリスクも増えるため、日用品はまとめて購入するのがおすすめです。
なお、日用品のまとめ買いをする際は、1ヶ月単位で必要な物を購入すると良いでしょう。そうすれば、日用品費を最低限に抑えられ、お店に行くための移動費や買い物にかかる時間も節約できます。
ここで注意しておきたいのが、まとめ買いのスパンと量です。短いスパンでのまとめ買いは浪費に繋がりやすく、1度に大量の物を購入すると在庫管理が大変になります。
ですので、日用品をまとめ買いするときは、その月に必要な物だけを購入することを心掛けましょう。
日用品費の節約方法④よく使う物は大容量を選ぶ
よく使う洗剤やシャンプーなどの日用品は、基本的に大容量を選んだ方がお得です。購入する際の値段は高く感じますが、長期的に見れば割安なので、大容量がある場合には積極的に利用しましょう。
ただし、通常サイズの商品が特売になっている場合、大容量のものよりも安くなっている可能性があります。もし価格が変更されていたら、同じ容量で単価を計算し、どちらの方が割安なのかチェックしてみましょう。
日用品費の節約方法⑤ポイントやクーポンを利用する
日用品費を節約するのに、ポイントやクーポンを利用するのも効果的です。これらのサービスを利用すれば、より安く日用品を購入できるため、使わない手はないでしょう。
特にポイントは買い物をするごとに貯められ、日用品の購入費用に充てられます。節約効果が高いので、積極的にドラッグストアや通販サイトのポイントサービスを活用しましょう。
ただし、「ポイント還元率が高いから」「お得なクーポンがあるから」といって、購入する物を探すのはおすすめできません。お得という理由で購入品を増やすのは、結果的に浪費になってしまうからです。
いくらお得なサービスを利用しても、出費が増えてしまっては意味がないので、過剰にポイントやクーポンを意識するのは避けましょう。
日用品費の節約方法⑥適切な量を使う
せっかく日用品を安く購入しても、すぐに使い切ってしまっては大きな節約に繋がりません。消費スピードを抑えるためにも、日用品を使うときは適切な量を心掛けましょう。
例えば、洗剤のボトルには使用量の目安(○mlや○滴など)が記載されていますが、ほとんどの方は自分の感覚で使用量を決めているかと思います。
実際に確認してもらうとわかりますが、あなたが思っている以上に洗剤は多くの量を必要としません。適量で使えば、“消費スピードが落ちる=買い足す頻度が減る”ので、この機会に使用量を見直してみましょう。
ちなみに、洗剤をはじめとする多くの日用品は、使用量を増やしても効果が高まることはありません。中には適量でないと効果を発揮しないものあるので、必ず使用量はチェックするようにしてください。
日用品費の節約方法⑦できる範囲で節約する
変動費である日用品費は、工夫次第で大幅に節約することができます。だからと言って、無理に節約しようとすると、強いストレスを感じてしまうので注意が必要です。
過度なストレスは、節約のモチベーションを低下させるだけでなく、浪費をする原因にもなり得ます。ですので、これから日用品費の削減に努める方は、できる範囲で節約することが大切です。
ダイエットと同じように、節約も継続するからこそ大きな成果を得られるので、あまり気負わずに節約生活を楽しみましょう。
まとめ:少し工夫をするだけで日用品費は削減できる
今回は、誰でもできる日用品費の節約方法を紹介しました。改めて記事の内容を簡単にまとめてみます。
- 日用品は必要以上に買い込まないことが1番の節約になる
- 在庫の把握や買い物リストの作成で無駄遣いを防げる
- 1ヶ月単位で日用品を購入すると費用を節約しやすい
- よく使う物は大容量を選んだ方が割安
- 日用品費の節約にはポイントやクーポンの利用が効果的
- 使用量を守ることも日用品費の節約に繋がる
日用品費は変動費であるため、少し工夫するだけで大幅に節約できます。本記事を読んだあなたなら、無理な節約をすることなく、日用品費を減らすことができるでしょう。
日用品費を節約すれば、浮いたお金を趣味や貯蓄に回せるので、ぜひ紹介した方法で節約に努めてみてください。