iDeco

老後の備えにiDecoがおすすめ?メリットを徹底解説!

「老後の備えにiDecoって有効なの?」「メリットやデメリットはなに?」と疑問をお持ちではないですか?

iDecoがよいと聞いても、どんな制度なのか、自分に合った制度なのかが判断できないと不安ですよね。また、「老後資金を作りたいけれど、何から始めて良いかわからない」という方も多いでしょう。

この記事ではiDecoの概要やメリット・デメリットを解説しています。記事を読めば、iDecoがあなたに向いているのか判断できますよ。ぜひ最後までご覧ください。

(アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/23794957#goog_rewarded)

そもそもiDecoはどんな制度?概要を解説

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iDecoは「個人型確定拠出年金」のことで、公的年金以外に、個人の自助努力によって老後資金を作れるように国が整備した制度です。

なぜこのような制度ができたのでしょうか。理由は、少子高齢化により、公的年金のみでは老後の生活を支えるのが難しくなっているためです。

まずは、iDeCoの概要を以下の表で確認しましょう。

特徴 老後資金の資産づくりに利用できる
掛金 毎月5,000円から1,000円単位で設定
加入資格 公的年金に加入している60歳未満のすべての人
運用商品 定期預金、保険、投資信託
受け取り期間 60歳から75歳まで

国が推進する制度であるため、様々なメリットがあります。次項ではiDecoのメリットについて解説します。

iDecoの6つのメリット
  • 掛金の全額が所得控除
  • 運用益が非課税
  • 受け取るときも税制面の優遇あり
  • 投資の知識が身につく
  • 先取り積み立て
  • 運用成績しだいでお金を増やせる

iDecoのメリット①掛金の全額が所得控除

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iDecoの掛金は全額が所得控除の対象です。これにより、当年分の所得税と翌年分の住民税が少なくなります。

例えば、毎月の掛金を企業年金のない会社員の限度額である2万3,000円とした場合、年間27万6,000円です。

課税所得に対して所得税10%、住民税10%が課されます。以下の例をご覧ください。

iDeco加入なし iDeco加入あり
所得 500万円 500万円
年間の掛け金 0円 27万6,000円
課税所得 250万円 222万4,000円
税額 50万円 44万4,800円

上記の通り、iDecoを利用すれば、結果的に5万5,200円の節税となります。iDecoは未来の資産形成だけでなく、現在の税負担を軽くできるメリットがあるのです。

iDecoのメリット②運用益が非課税 

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通常の定期預金の利息や、投資信託の運用益には20.315%が課税されます。利益が出ても、2割以上税金で引かれるのはつらいですよね。それがiDecoでは非課税です。

例えば、60歳まで毎月コツコツ積み立てして、運用益が100万円になったとします。通常なら20.315%の税金がかかるため、20万円以上差し引かれます。

iDecoなら100万円をそのまま、運用できるため効率のよい資産作りが可能です。

iDecoのメリット③受け取るときも税制面の優遇あり

iDecoなら受け取るときにも優遇されます。年金で受け取る場合は「公的年金等控除」が、退職金のように一時金として受け取る場合は「退職所得控除」が受けられます。

一般の投資信託や株式投資では、売却時に譲渡所得、配当金をもらうと配当所得となり、いずれも20.315%の税金が課税されます。

一方、iDecoでは、受け取り方に応じた控除が適用になるためお得ですよ。実際に、受け取る際は細かい計算式によって税額を導き出します。

ただ、受け取り時に関わってくる内容なので60歳手前にから考えればOKです。複雑な計算式を覚える必要はないので、今は税制優遇があることだけを理解しておけば十分でしょう。

iDecoのメリット④投資の知識が身につく

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iDecoでは元本保証型の商品以外に、投資信託があるため、投資の知識が身につきます。投資信託とは、投資家から資金を集め、専門家が運用する商品です。「株式や債券の詰め合わせ」と考えてください。

iDecoの投資信託は、国内債券、外国債券、国内株式、外国株式に分けられます。また、複数の種類を組み合わせたバランス型や、不動産投資信託(REIT)もあります。

投資の基本は長期・分散です。iDecoは60歳まで受け取れないため、長期・分散に向いています。毎月定額を積み立てることで、時間と価格の面で分散投資ができます。

iDecoを行うことで投資に興味がわき、知識が身につきますよ。知識がつけばiDeco以外の投資信託や個別株投資を行うのもよいでしょう。

iDeCoのメリット⑤先取り積み立て

出典:https://pixabay.com/ja/photos/貯金箱-節約-お金-銀行-621068/

資産を作るためのコツは、「先取り積み立て」です。iDecoなら、銀行や証券会社で毎月決まった日に口座から引き落とされるため、自動的に先取りができます。

「老後資金を作るために貯金をしよう」と心がけていても、知らず知らずのうちに浪費してしまうこともあります。余ったお金を貯金するのが、なかなか続かず貯められないように、積み立ての場合も同様です。

貯金したお金が、必要ならすぐに引き出せるという状態では、長期的な資産作りは難しいでしょう。

「先取り積み立て」にしてはじめからないものにすれば、残りのお金で生活すれば無理なく続けられます。どうしても、生活費が苦しい場合は掛金の変更も可能。自分のペースで老後資金を作っていきましょう。

iDecoのメリット⑥運用成績しだいでお金を増やせる

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iDecoの投資信託で1,000万円の元本を年利3%で運用できた場合、1年後には30万円増えます。さらに、運用益を元本に組み込んで運用を続ければ、複利効果で雪だるま式に資産を増やすことも可能です。

貯金をしても銀行から受け取る利益は微々たるもの。大手銀行でさえ、普通預金の金利は0.001%、定期預金では0.002%です。

仮に1,000万円の普通預金をしても、1年後には増えるのはわずか100円です。缶コーヒーも買えませんね。

前述のようにiDecoは60歳まで引き出せず、増えたお金を小出しに使うことはできません。銀行にお金を置いているだけでは、もったいないですよ。iDecoを利用して、お金に働いてもらいましょう。

メリットばかりではない?iDecoのデメリットとは

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よいことばかりに見えるiDecoですが、デメリットもあります。以下に挙げる2つを把握した上で、利用を考えましょう。

iDecoの2つのデメリット
  • 60歳まで使えない
  • 掛金の変更は年に1回まで

60歳まで使えない

iDecoの資産が受け取れるのは60歳からです。長期運用に向いていますが、60歳までにお金が必要になっても手をつけられません。あくまでも老後資金のための制度なのです。

人生でまとまったお金が必要になるタイミングは、何度もあります。結婚、出産、車の購入、住宅購入、子どもの教育資金などです。

そのため、iDeco以外にも預貯金や投資信託などの、他の方法で資産形成をしていく必要があります。

掛金の変更は年に1回まで

iDecoは5,000円から1,000円単位で掛金の設定ができます。少額から始められる魅力がありますが、金額の変更は年に1回までの制限があります。

毎月2万円の積み立てをしていて、「今月はちょっときついから1万円にしよう」「来月は余裕があるから5,000円増やそう」と思っても何度も自由に変更はできません。

一般の投資信託や、つみたてNISAなら積立金額の変更は無制限です。金額変更の自由度が少ないのは、iDecoのデメリットと言えるでしょう。

iDecoが向いている人とは?3つのポイント

iDecoには多くのメリットがあることをご理解いただけたでしょうか。メリットを把握した後は、iDecoが向いている人のポイントを3つ紹介します。

iDecoが向いている人の3つのポイント
  • 無理なく老後資金を作りたい人
  • 60歳までの期間が長い人
  • 面倒な人

無理なく老後資金を作りたい人

iDecoは、無理なく老後資金を作りたい人に向いています。それは少額から積み立てが可能だからです。一方、iDeco以外の投資では、大きな元手が必要な場合があります。

例えば、個別株投資では銘柄にもよりますが、10万円以上の元手が必要です。

不動産投資では、物件価格の2〜3割は用意すべきであるため、5,000万円の物件なら1,000万円以上の元手が必要になります。

その点iDecoなら無理なく、資産運用ができますよ。投資初心者でも安心して、始めやすいでしょう。

60歳までの期間が長い人

20代や30代など60歳までの期間が長い人ほどおすすめです。iDecoに加入する期間が長いほど、資産運用も長期に渡ります。

20年以上にわたって先進国株式に長期分散投資すると、最低で4%、最高で12%の含み益になるというデータがあります。(参考:https://am.jpmorgan.com/jp/ja/asset-management/per/insights/market-insights/guide-to-the-markets/)

長期間運用すれば資産が増える可能性が高いことがデータからもわかるので、若い人ほどiDecoを活用するべきと言えますね。

面倒な人

「貯金や節約が面倒」と思う人にも、iDecoはおすすめです。意識して節約し、余ったお金を貯蓄に回すのは、几帳面な方でないと難しいこともあります。iDecoに加入すれば、毎月自動的に積み立てが可能です。

資産を作る意識をもたなくても、ほったらかしでも毎月決まった金額が積み重なります。そのため、面倒な人ほどiDecoへの加入がおすすめです。

始めるにはどうする?iDecoのやり方とは 

出典:https://pixabay.com/ja/photos/起業家-考え-能力-ビジョン-2904772/

銀行の窓口に行く方法もありますが、WEB上でも行えます。ここではiDecoの一般的なやり方を解説します。手順は以下の通りです。

iDecoのやり方
  • iDecoの加入資格を確認する
  • 金融機関を決めて加入申し込みをする
  • 掛金を決める
  • 商品を決める
  • 運用開始

iDecoの加入資格を確認する

iDecoは、公的年金に加入する20歳から60歳までの方が利用可能です。掛金の上限額は、人によって異なります。以下の表で、自分がどこに該当するを確認してください。

保険者 掛金上限額
自営業者 (第1号被保険者) 月額6万8,000円
会社員(第2号被保険者)
 会社に企業年金がない 月額2万3,000円
 企業型確定拠出年金のみ加入 月額2万円
 企業型確定拠出年金と厚生年金基金、確定給付企業年金に加入 月額1万2,000円
 厚生年金基金、確定給付企業年金に加入 月額1万2,000円
公務員など(第2号被保険者) 月額1万2,000円
専業主婦(主夫)など (第3号被保険者) 月額2万3,000円

金融機関を決めて加入申し込みをする

大手銀行や証券会社でiDecoへの申し込みが可能です。どの金融機関でもよいという方は、預金口座を持つ銀行でiDecoの取り扱いがあるか、相談してみるとよいでしょう。

一方で、「窓口まで行くのは面倒」「待たされるのは嫌」と思われる方もいますよね。そんな方のために、web上で申し込みできる金融機関もあります。

おすすめは口座管理手数料が安いSBI証券です。詳しくは公式サイトをご覧ください。

SBI証券公式サイト

掛金を決める

掛金は5,000円から1,000単位で設定できます。無理なく積み立てられる金額から始めましょう。

必ずしも上限額まで積み立てる必要はありません。はじめは少ない掛金から開始し、余裕が出れば上限額まで増やしてもよいですね。

商品を決める

定期預金、投資信託、保険など運用する商品を決めましょう。商品は金融機関によって異なるため、確認が必要です。

SBI証券では投資信託36本、定期預金1本で厳選されたラインナップとなっています。

運用開始

商品が指定口座から引き落とされ、約定されると資産に反映されます。買い付けから資産反映までのスケジュールは、金融機関によって異なります。

【まとめ】iDecoのメリットを活かして老後資金を作ろう

出典:https://www.pexels.com/ja-jp/photo/3824771/

この記事ではiDecoのメリット・デメリットを紹介し、向いている人や、やり方を解説しました。

老後のお金は政府に頼らず、自分で作っていく時代です。iDecoで資産形成ができれば、老後のお金の不安を減らせるでしょう。

税制面のメリットが大きいため、すぐにでも活用するべきです。前述のように、iDecoを始めるならネット証券No.1のSBI証券がおすすめです。

公式サイトでは、掛金から将来の資産がシミュレーションできます。ぜひ確認してください。

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