「マネーフォワードMEの評判はどうなのだろう?」「他の家計簿アプリと何が違うの?」と疑問をお持ちではありませんか?
家計管理のためにアプリを利用する方は増えていますが、何を選べばよいか迷うこともありますよね。評判がわからなければ、判断しにくいでしょう。
この記事では、マネーフォワードMEの評判を、口コミや公式サイトの情報をもとに解説します。記事を読めば、自分に合ったアプリかどうか判断基準ができるでしょう。ぜひ最後までご覧ください。
(アイキャッチ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/お金-利益-ファイナンス-仕事-2696228/)
マネーフォワードMEの概要
マネーフォワードMEは、株式会社マネーフォワードが運営する利用率No.1の家計簿・資産管理アプリです。
利用者数は1,200万人、連携先の銀行やサービスは2,650以上(2022年3月現在)。マネーフォワードMEの概要は、以下の表をご覧ください。
運営会社 | 株式会社マネーフォワード |
サービス開始 | 2012年12月 |
機能 |
|
利用者数 | 1,200万人以上 |
連携金融機関・サービス | 2,650以上 |
現金やクレジットカード、電子マネーでの決済にも対応しており、家計管理の強い味方になることでしょう。また、証券口座を連携すれば資産管理も簡単に行えます。
アプリには、無料版と有料盤がありますが、無料盤でも十分便利に利用できます。まずは、公式サイトからアプリをダウンロードしてみてはいかがでしょうか。
次項からは、マネーフォワードの評判を口コミから検証していきます。
口コミで検証!マネーフォワードMEの良い評判
マネーフォワードMEを使う方は、どのように感じているのでしょうか。良い口コミを以下に紹介します。
https://twitter.com/harupapa_happy/status/1507943201839403009
こちらの方は、マネーフォワードMEで家計管理をして、貯蓄率が上がったとのことです。家計を見える化することが、資産を作る上での第一歩ということですね。
こちらの方はマネーフォワードMEが「手放せなくなった」という意見です。手入力で行う家計管理は面倒ですが、クレジットカードや電子マネーを連携できるマネーフォワードMEなら楽に管理できます。
上記以外にも多数の良い口コミがありました。マネーフォワードは使いやすさや便利さに定評があるとわかります。
ここまでは、マネーフォワードMEの良い口コミを紹介しました。次項では、悪い口コミを紹介します。
口コミで検証!マネーフォワードMEの悪い評判
良い口コミだけでなく、悪い口コミも確認することで、マネーフォワードMEの全体像が見えてきます。本当に使いやすいアプリなのか、判断するためには悪い面にも目を向けなければなりません。
以下にマネーフォワードMEの悪い口コミを紹介します。しっかりとご確認ください。
マネーフォワードMEの無料版は、連携先を10件までしか登録できません。連携したい銀行や証券口座が多い人は、不便を感じるようです。
また、無料版と有料版でサポートや保証に差があり、使いにくさを感じるユーザーもいます。
良い意見、悪い意見いずれも把握した上で、利用を考えることが大事です。次項からは、評判から見えるマネーフォワードMEのメリットとデメリットを解説します。
マネーフォワードMEの評判から見えるメリット
まずは、マネーフォワードMEのメリットから見ていきましょう。以下に3つ紹介します。
- 連携先が多い
- レシート撮影・自動読み込み機能で面倒がない
- 家計も資産も一括管理
連携先が多い
マネーフォワードMEのメリットは連携先の多さです。連携できる銀行口座やクレジットカードなどサービス数は2,650以上(2022年3月現在。参考:公式サイト)。
これは、他の家計簿アプリと比べてもトップクラスです。他のアプリと比較は以下の表をご覧ください。
アプリ名 | 連携先数 |
マネーフォワードME | 2,650以上 |
Moneytree | 2,494 |
Zaim | 1,500以上 |
銀行なら三菱UFJ銀行、みずほ銀行などの主要銀行や、信用金庫、JAバンクなどが連携可能。暗号資産や証券口座の連携先も多く、利用者数が増えているのも納得です。
レシート撮影・自動読み込み機能で面倒がない
買い物はクレジットカードや電子マネーだけでなく、現金派という方もいるでしょう。
マネーフォワードMEでは、レシートを撮影するだけで支払った代金を項目ごとに振り分けてくれます。
ガソリンを入れたら自動車、スーパーでたまごを買えば食料品の項目に自動的に分類されます。
レシートを撮影するだけで、家計簿がつけられるなら簡単なので続けられそうですね。分類の仕方はカスタマイズも可能なので、自分好みの家計管理もできますよ。
家計も資産も一括管理
資産を作るには、支出を減らし、収入を増やす必要があります。節約して貯金に回せるお金が増えたら、それを元手に投資をしたいという方もいるでしょう。
マネーフォワードMEには、家計管理だけでなく、資産管理もできるというメリットがあります。手書きの家計簿でも、収入と支出のバランスはわかりますが、自動的に資産管理もできたら楽ですよね。
また、すでに複数の資産を持っている方にもおすすめです。管理できる資産の例を以下に示します。
- 銀行
- 信用金庫・労働金庫
- JA・JF
- カード
- 電子マネー
- ポイント
- 年金
- 証券
- 投信
- 暗号資産
- FX
- 貴金属
これだけの資産管理が可能というだけで、マネーフォワードMEを導入する価値はあるでしょう。
マネーフォワードMEの評判から見えるデメリット
マネーフォワードMEを使うメリットは大いにあります。しかし、良い面ばかり見ていても、本当に優れたサービスなのかは判断できません。
より適切に判断するために、マネーフォワードMEのデメリットを2つ紹介します。
- 無料版で連携できるのは10件まで
- メンテナンスやサポートが不十分?
無料版で連携できるのは10件まで
前述のように、マネーフォワードMEのメリットで連携するサービス数が多いことです。一方で、無料版で連携できるのは10件までという制限があります。
例えば、銀行口座を3つ、クレジットカードを3つ、証券口座を2つ、暗号資産管理を2つ連携すれば合計10件となり、それ以上の連携先は登録できません。
電子マネーやポイントも登録したいと思っても、上限を超えるため登録できないという事態になります。銀行口座を1つ減らして、電子マネーを登録するなどの対応が必要です。
有料版では、連携先の登録は無制限なため、資産を多く持つ方は有料版の利用を検討する必要があるでしょう。
メンテナンスやサポートが不十分?
口コミでは、メンテナンスやサポートに不満を抱く意見がありました。マネーフォワードMEの無料版のデータ保存期間は1年です。
「1年以上のデータを蓄積したい」と思う方には、デメリットになります。また、問合せ対応などは有料版を優先するという情報もあります。
充実したサポートを受けたいという方は、有料版の利用を検討しましょう。月額500円(税込)で利用可能です。また、30日間の無料期間もあるため、試しやすいですね。
有料版を使ってみて、無料版で十分だと思えば、再度切り替えればよいでしょう。
マネーフォワードの評判を他社と比較
マネーフォワードMEの評判を知るためには、他社との比較が必要です。比較することで、マネーフォワードMEの良さが理解できるでしょう。まずは、以下の表をご覧ください。
アプリ名 | レシート読み込み | 銀行・クレジットカード連携 | 連携可能な件数 |
マネーフォワードME | ○ | 可能 | 無料10件、有料無制限 |
Zaim | ○ | 可能 | 無制限 |
Moneytree | 有料版のみ | 可能 | 無料50件 |
おかねのコンパス | なし | 可能 | 無制限 |
上記の4社の比較で、レシート読み込み機能があるのはマネーフォワードMEとZaimの2つです。両者の連携可能な件数を比較すると、マネーフォワードMEの無料版では10件までですが、Zaimは無制限です。
表の比較だけを見るとマネーフォワードMEよりもZaimの方が、優れているように見えます。しかし、実際に使われている数はマネーフォワードMEは1,200万人以上、Zaimは900万ダウンロード以上です。
マネーフォワードMEの方が、多くの人に支持されています。それでは、ユーザーの生の意見を確認してみましょう。以下にマネーフォワードMEとZaimの口コミを紹介します。
「家計管理と資産管理を使い分ける」「マネーフォワードMEとZaimの両方を使用している」という方もいました。
どちらも無料で利用できるため、両方使うのもアリですが、どちらでも良いなら利用者数の多いマネーフォワードMEを優先すべきでしょう。
安全性の評判は?マネーフォワードMEは安心のセキュリティ
大事なお金を扱うからこそ、安全性は気になるところでしょう。マネーフォワードMEはセキュリティにも定評があります。公式サイトによると以下の通りです。
お預かりする金融機関にアクセスするためのデータは、すべて暗号化され、厳重な管理・運用体制のもとで保護されています。
また、お金の引き出しや決済に必要な、パスワードやクレジットカード番号はお預かりしません。
引用元:マネーフォワードME公式サイト
大切な情報を厳しく管理されていることがわかります。また、マネーフォワードMEを運営する株式会社マネーフォワードは、東証一部上場企業です。
「上場企業だからすべて安心」というわけではありませんが、安全性を担保する要素にはなります。セキュリティの管理体制が甘い会社では、信頼は得られないでしょう。
いくら便利でも安全性に不安があれば、1,200万人もの人に選ばれていないはずです。口コミでは、上記のように「使う前は不安でも使ってみると満足」という声が寄せられていました。
マネーフォワードに向いている人2選
マネーフォワードMEのメリット・デメリット、高い安全性がご理解いただけたでしょうか。前述した内容を踏まえ、マネーフォワードMEに向いている人のポイントを2つ紹介します。
- 連携先の数が10件以内の人
- 家計管理と資産管理の両方を行いたい人
連携先の数が10件以内の人
連携したい銀行口座やクレジットカードが10件以内の人は、マネーフォワードMEに向いています。
前述のようにマネーフォワードMEの無料版では、連携件数が10件までに制限されます。これはマネーフォワードMEのデメリットですが、連携先が少ない方は問題になりません。
10件以上の連携先がある方は、月額500円(税込)で有料版を利用すれば無制限になります。
連携件数無制限の家計簿アプリもありますが、使いやすさではマネーフォワードMEがトップクラスでしょう。
家計管理と資産管理の両方を行いたい人
家計管理と資産管理の両方をしたい人には、マネーフォワードMEが向いています。銀行口座やクレジットカードを連携すれば、入出金が自動的に反映されます。
さらに、株式や投資信託との連携で資産管理も見える化。証券口座の本人ページを開かずとも、損益を確認することが可能です。
マネーフォワードMEを見るだけで、預貯金も投資情報も確認できるため時短になります。ネットで金融機関ごとにページを開いたり、カード会社にログインしたりする手間はなくなりますよ。
マネーフォワードに向いていない人2選
マネーフォワードMEに向いている人がいれば、向いていない人もいます。以下に2つのポイントを紹介します。
- 手書きの家計簿にこだわりがある人
- 連携先の登録が面倒な人
手書きの家計簿にこだわりがある人
「家計簿はノートに手書きではないと嫌」というこだわりのある人には、向いていません。
マネーフォワードMEでは、口座やクレジットカードの連携でお手軽に管理できることが魅力です。
簡単すぎるため、あえて手間をかけたい方には刺激が少ないかもしれません。とはいえ、そこまで、こだわりを持つ方は少数派でしょう。
手書きへのこだわりがなく、簡単で便利な家計管理がしたいという方には、マネーフォワードMEがおすすめです。
連携先の登録が面倒な人
便利に家計管理が可能なマネーフォワードMEですが、連携先の登録が面倒に思う人もいるでしょう。これは、他の家計簿アプリも共通ですが、銀行口座やクレジットカードを連携するための設定は必要になります。
大事な情報を入力するため、時間はかかります。ATMや窓口での利用ばかりで、ネットバンクを利用していない方は、金融機関ごとにネットバンク利用の手続きが必要です。
とはいえ、一度登録してしまえば、自動的に反映されます。設定が面倒な人には大変かもしれませんが、登録さえ乗り切ればあとの管理は楽々です。
【まとめ】マネーフォワードMEは簡単で便利
本記事では、マネーフォワードMEの評判を口コミや公式サイトからの情報をもとに解説しました。
マネーフォワードMEを使えば、家計管理が楽に行えて、資産の見える化も可能になります。安心のセキュリティと、利便性を兼ね備えた優秀なアプリなのでおすすめです。
家計簿アプリを使ったことがない方はもちろん、すでに他のアプリを導入している方にも試す価値があります。使ってみたいと思う方は、公式サイトをご覧ください。