今回の記事は、「ネット銀行の金利ってどれくらいなんだろう…」と気になっている方向けに書かれています。
ネット銀行は、従来のメガバンクよりも金利が高いことは聞いたことがあるかもしれませんが、ネット銀行各社の金利の違いはご存知ですか?
今回の記事では、数あるネット銀行の中でも、0.1%以上の高金利の銀行を厳選して紹介していますので、最後まで記事を読んで参考にしてみてください。
今回紹介するネット銀行はこちらです。

今回紹介する7つのネット銀行は、金利の高さに定評があります。7つの銀行は以下の通りです。
- あおぞら銀行BANK支店
- ローソン銀行
- GMOあおぞらネット銀行
- 楽天銀行
- auじぶん銀行
- イオン銀行
- 東京スター銀行
これらの銀行の中で、1番目の「あおぞら銀行BANK支店」が最も金利が高く、番号が下にいくにつれて金利が安くなっていきます。
それでは、金利の高いネット銀行を一つずつ紹介していきますので、続きをご覧になってください。
金利の高いネット銀行①あおぞら銀行BANK支店【年0.2%】
1つ目に紹介するネット銀行は、あおぞら銀行BANK支店です。こちらの銀行は、業界で普通預金金利が最も高いと言われており、年利0.2%となっています。
さらに、特筆すべきは、難しい条件を達成しなくてもだれでも年利0.2%の恩恵を受けられることです。
この次から紹介していくネット銀行では、何かしらの条件を満たさないと最大金利が適用されません。そのため、あおぞら銀行BANK支店は、金利と条件の2つの側面から優れている銀行になります。
金利の高いネット銀行②ローソン銀行【300万円で0.15%】
2つ目に紹介する金利の高いネット銀行は、ローソン銀行です。ローソン銀行の普通預金金利は、メガバンクと同じく0.001%。
しかし、ローソン銀行では貯蓄額が300万円以上あると、年利0.15%まで上昇します。ちなみに、300万円未満だと、たとえ299万円の貯蓄額でも年利は0.001%になってしまいます。
また、ローソン銀行は他のネット銀行よりも遊び心たくさん。支店名が登録者の誕生月ごとに別れていて、1月なら「おもち」、2月なら「チョコ」など可愛らしい名前です。
さらに、ローソンのATMではよくキャンペーンが開催されており、例えば、ATMの画面を開くとドラゴンクエストのBGMが流れたり、抽選でハーゲンダッツ券やアマゾンギフト券などクーポンが当たったりしますよ。
金利の高いネット銀行③GMOあおぞらネット銀行【0.11%】
3つ目に紹介する金利の高いネット銀行は、GMOあおぞらネット銀行です。
GMOあおぞらネット銀行は、普通預金金利が0.001%のところ、GMOクリック証券の口座と連携させると、年利0.11%まで上昇します。
この口座連携によって、年利が0.11%になるだけではなく、業界最低水準の為替手数料で外貨普通預金取引をすることができます。
2020年11月18日時点の1通貨単位の片道手数料は、1米ドル2銭(0.02円)となっており、外貨トレードを行う人にはオススメのネット銀行ですよ。
GMOあおぞらネット銀行は、あおぞら銀行BANK支店と名前が似ていますが、別銀行なので区別しておいてください。
金利の高いネット銀行④楽天銀行【口座連携で0.1%に】
4つ目に紹介する金利の高いネット銀行は、楽天銀行です。楽天銀行の普通預金金利は、0.02%とそこまで高くないですが、楽天証券口座と楽天銀行口座を連携させることで最大金利が0.1%まで引き上がります。
ちなみに、口座を開設したら証券取引を利用できますが、もしやりなくなければ投資をする必要はないですよ。
また、すでに楽天市場や楽天ビューティーなどのサービスを使っているであれば、楽天アカウントを持っているはずなので、楽天銀行の口座開設もスムーズに行うことができますよ。
金利の高いネット銀行⑤auじぶん銀行【アプリが使いやすい】
5つ目に紹介する金利の高いネット銀行は、auじぶん銀行です。auじぶん銀行の普通預金金利はメガバンクと同じく0.001%の年利。
しかし、auマネーコネクト設定を行うことで普通預金金利が0.1%まで上昇します。
auマネーコネクトとは、auじぶん銀行とauカブコム証券の2つの口座を連携するサービスのことです。
もともとスマホサービスを展開しているauが親会社なので、スマホアプリが使いやすいですよ。
金利の高いネット銀行⑥イオン銀行【メインで使って0.1%】
6つ目に紹介する金利の高いネット銀行は、イオン銀行です。イオン銀行は、イオン銀行Myステージのステージによって変わる変動金利を採用しています。
一番ランクが高いプラチナステージになれば、年利0.1%。ただし、毎月イオン銀行スコアを150点以上稼ぐ必要があります。
150点以上の銀行スコアを稼ぐとなると、サブ銀行の位置づけでは結構難しいです。
しかし、メイン銀行として、イオン系列のサービスを利用する方であれば、無理なくプラチナステージに到達できるでしょう。また、プラチナステージになれば、金利以外に手数料でも優遇を受けることができます。
ステージ | ブロンズ | シルバー | ゴールド | プラチナ |
普通預金適用金利 | 年0.01% | 年0.03% | 年0.05% | 年0.1% |
他行ATM入出金利用手数料無料回数 | 月1回 | 月2回 | 月3回 | 月5回 |
他行宛振込手数料無料回数 | 月0回 | 月1回 | 月3回 | 月5回 |
必要なイオン銀行スコア | 20点以上 | 50点以上 | 100点以上 | 150点以上 |
金利の高いネット銀行⑦東京スター銀行【給与振込で0.1%】
7つ目に紹介する金利の高いネット銀行は、東京スター銀行です。東京スター銀行の普通預金金利はメガバンクと同じく0.001%の年利。
しかし、給与の振り込み口座として登録するだけで、年利が0.1%にまで上昇します。
他のネット銀行では金利を上昇させるのに、証券口座を開設することを条件にしていることが多いです。
その分、東京スター銀行では、給与の振込口座に指定するだけなので、証券口座の開設よりは楽に年利をあげることができますね。
金利の高い銀行は、貯蓄用として活用すべし

ネット銀行を選ぶときには、金利、手数料、ポイント、外貨取引の便利さなどいくつか注目すべきところがあります。
傾向として、金利の高いネット銀行は、振込手数料の無料回数がすくなかったり、ポイントがあまりつかないなど、金利以外のところでデメリットが多いです。
ネット銀行は、基本的に用途に応じて使い分けるのが賢く、金利の高いネット銀行を選ぶなら貯蓄用として活用し、むやみに振り込んだり、出金したりしないようにしましょう。
まとめ
今回の記事では、金利の高いネット銀行を7つ厳選して紹介しました。0.1%以上の金利のネット銀行を紹介しましたが、それぞれ条件が異なっているので、注意しながら調べてみてくださいね。
また、金利の高い銀行は、金利以外の側面でデメリットが多い傾向にあるので、貯蓄用として活用すると良いですよ。
最後に、改めて今回紹介した7つのネット銀行をまとめましたので、参考にしてみてください。
- あおぞら銀行BANK支店
- ローソン銀行
- GMOあおぞらネット銀行
- 楽天銀行
- auじぶん銀行
- イオン銀行
- 東京スター銀行
