家を建てるために費用はいくら必要？【予算内でできることも紹介】

「家を建てたいけど、家を建てるための費用はいくら必要か分からない」

初めて家を建てる人のほとんどはこのような悩みを抱えています。

本記事では、そんな悩みを解決すべく、以下のような内容について紹介しています。

家を建てるために費用がいくらかかるか知りたい人は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

家を建てるための費用はいくら必要？

家を建てるために必要な費用は、一般的に2,000万円～3,000万円ほどだと考えていればOKです。

その家を建てるために必要な費用の内訳は、大きく3つに分けることができます。

これらの内訳に分けてから必要な費用を割り当てることで、計算しやすくなり安く済ませられる場所が見えてきますよ。

それでは、家を建てるために必要な費用の内訳に関する内容について、詳しく説明していきます。

家を建てるために必要な費用の内訳①　土地代

土地代とは、家を建てる土地を購入するときに支払う費用のことです。

家を建てるときに必要な費用の中でも、土地代は1番多い割合を占めています。

以下のように、場所や家を建てるエリアによって土地代が高くなったり安くなったりします。

土地代の費用について
	土地代
	高い（2,000万円程度）	安い（1,000万円程度）
場所	都会	田舎
エリア	駅チカ、人気区域	益から遠い、不人気区域
利用会社	大手ハウスメーカー	地元のハウスメーカー

また、整備されていない土地だと別途費用がかかるので、ハウスメーカーの人と相談しながら購入する土地を決めましょう。

家を建てるために必要な費用の内訳②　建築代

建築代とは、基礎や外装・内装仕上げといった「家を建てるためにかかる全ての費用」のことです。

以下のように、工事を依頼する会社によって必要な費用が変わってきます。

建築代の費用について
	建築会社
費用が高い（2,000万円程度）	大手ハウスメーカー
費用が普通（1,500万円程度）	中小企業の工務店
費用が安い（1,000万円程度）	地元の工務店

建築代をできるだけ安く済ませたい場合は、なるべく中小企業か地元の工務店を利用するようにしましょう。

家を建てるために必要な費用の内訳③　不動産登記などの手続き料

不動産登記とは、家を建てた土地やその所有者を明確にするための仕組みのことです。

家を建てるときにはこの不動産登記を必ずしなければならず、以下のような手続き料金がかかってきます。

その他にも、各会社の交通費や設計費といった人件費など、家を建てるときは土地代や建築代以外の費用（予算の10％～15％程度）も必要になります。

この手続き料金などを含めないと資金不足になってしまうので、必ず費用内に合算しておきましょう。

家を建てる費用によってできることが変わる

上記の内容で、家を建てる費用は2,000万円～3,000万円ほどだということが分かりましたね。

ですが、家を建てる費用が上下することによって、家作りでできることが変わってきます。

家を建てる費用によって変わる具体的な部分は、以下のようなところです。

「家を建てる費用が安いからといって安全じゃない」ということは絶対にないので、安心してください。

それでは、各費用の予算別で家を建てるときにできることについて、説明していきます。

家を建てる費用が「1,000万円」の場合

家を建てる費用が「1,000万円」の場合
	できること
家のデザイン	正方形や長方形のシンプルな家
内装	ほとんど決められる
素材	ビニールクロスなどの加工素材がほとんど

家を建てる費用が1,000万円の場合は、外見や内装のデザインがかなり絞られ、シンプルな雰囲気になることがほとんどです。

あまりゴージャス感はないものの、シンプルなデザインなので部屋のテイストを簡単に合わせることができます。

「あまり年収は高くないけど、シンプルな家を建てたい！」という人におすすめです。

家を建てる費用が「2,000万円」の場合

家を建てる費用が「2,000万円」の場合
	できること
家のデザイン	正方形や長方形のシンプルな家
内装	少しだけ設定できる
素材	ビニールクロスなどの加工素材が多め

家を建てる費用が2,000万円の場合は、外見のデザインや素材といった住みたい家の理想を少しだけ叶えることができます。

例えば、お風呂を天然素材を使ったものにしたり、多機能の最新型システムキッチンにするといった感じ。

ただ、家を建てる費用が2,000万円の場合は予算オーバーしやすいので、そこだけ注意しておきましょう。

家を建てる費用が「3,000万円」の場合

家を建てる費用が「3,000万円」の場合
	できること
家のデザイン	好きなデザインにできることが多い
内装	かなり設定できる
素材	天然素材を使用できる

家を建てる費用が3,000万円の場合は、凝った外装や憧れだった内装設備、お洒落な天然素材など理想の家を比較的作りやすいです。

予算内でできることが多いので、「外見はシンプルでいいから内装を凝った天然素材を使う」といったこともできます。

「あなたの理想的なライフスタイルを叶えたい」という場合は、家を建てる費用を3,000万円に設定しておきましょう。

家を建てる費用が「4,000万円～」の場合

家を建てる費用が「4,000万円」の場合
	できること
家のデザイン	自由に設定できる
内装	凝った内装にできる
素材	天然素材をたくさん使用できる

家を建てる費用が4,000万円以上の場合は、家のデザインや内装、素材など色々なプランを変更することができます。

大きな中庭のある家や25ｍプール付きの家など、芸能人が住んでそうな家をイメージしてもらうと早いと思います。

家をコの字型にしたりと変わったこともできるので、特別な家に住みたい場合は家を建てる費用を4,000万円以上に設定しておきましょう。

まとめ

今回は、家を建てるために必要な費用と予算内でできることについて紹介しました。

本記事で紹介した内容を簡単にまとめると、以下のような感じになります。

本記事の内容を参考にして、少しでも家を建てるときの役に立てれば嬉しいです。