「自動車の毎月のガソリン代を節約したいけど、何か良い方法はないのかな?」
今回はそんなあなたのために、誰でも簡単にできるガソリン代の節約術を7つご紹介します。
普段は固定費の中でも見落としがちな自動車のガソリン代。「気づいたら今月結構ガソリン代がかかってしまった、、、」なんてことはありませんか?
今回ご紹介する節約術を実践するだけでもかなり燃費は上がり、ガソリン代も削減することができますよ。是非最後まで読んでみてくださいね。
(アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/2995960?title=%E8%AA%B0%E3%82%82%E3%81%84%E3%81%AA%E3%81%84%E5%A4%9C%E3%81%AE%E6%98%8E%E3%82%8B%E3%81%84%E3%82%AC%E3%82%BD%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%89)
自動車のガソリン代を節約する4つのパターン
自動車のガソリン代を節約する方法には4つのパターンがあります。当記事では、それぞれのタイミングでできる簡単な節約術をご紹介します。
- タイヤの空気圧を確認する
- エンジンオイルを交換する
- 余計な荷物は積まない
- アイドリングは極力しない
- 運転方法を気をつける
- 給油カードを作る
- 燃費のいい車に乗り換える
4つのパターンを組み合わせることで、より節約ができますし、どれも簡単なことばかりですので、是非参考にしてみてください。
自動車のガソリン代簡単節約術①タイヤの空気圧を確認する
運転前にできる節約術の1つ目は「タイヤの空気圧を確認する」です。
タイヤにはメーカーやサイズによって適正な空気圧が決められています。空気圧が適正でないとタイヤのゴムに緩みが出て道路との抵抗が増え、燃費が悪くなってしまいます。
なので、空気圧の点検はこまめに行う必要があり、目安としてタイヤの空気圧は月1回確認するようにしましょう。
タイヤの空気入れはガソリンスタンドやカー用品店、コイン洗車場などにも置いてあるので、確認は簡単にできますよ。
自動車のガソリン代簡単節約術②エンジンオイルを交換する
運転前にできる節約術の2つ目は「エンジンオイルを交換する」です。エンジンオイルも走行距離ごとに交換することで、燃費を高く保つことができます。
エンジンオイルはエンジンの中のパーツ同士が滑らかに動くような働きをしており、当然長い距離を走ったりすると劣化が起こります。
劣化が起こるとパーツ間の抵抗が大きくなり、エンジンが車に必要な力を効率的に送れなくなります。そうすると、より大きな力が必要になり、結果として多くのガソリンを使うことになります。
エンジンオイルの交換の目安は、普通車の場合5000~10000kmを走るか半年間交換していないかのタイミングで交換すると、燃費を高く保つことができます。
自動車のガソリン代簡単節約術③余計な荷物を積まない
運転前にできる最後の節約術は、「余計な荷物を積まない」です。
これは、自動車に余分な荷物を載せていると車体全体の重量が増え、その分の推進力として余分にガソリンを使ってしまうためです。
だいたい乗用車の場合、荷物100kgに対し、燃費に3%影響が出ると言われており、1000km走ったとすると約240円分(ガソリン1ℓ=160円換算)の差ができます。
なので、特にアウトドアに出かける方などは、ルーフキャリアなど普段は使わない荷物は極力積みっぱなしにしないことが燃費向上につながります。
自動車のガソリン代簡単節約術④アイドリングは極力しない
ここからは、運転中にできる節約術をご紹介していきます。まずはじめは「アイドリングは極力しない」です。
アイドリングは、停車中でもエンジンの回転を維持するため、ガソリンを消費します。
1時間アイドリングすることで、だいたい500ccガソリンを消費すると言われており、金額にして、約80円(1ℓ=160円換算)。金額自体は小さいかもしれませんが、積み重なれば大きな額になります。
なので、アイドリングストップ機能が搭載されている車は良いですが、そうでない方はちょっとした停止時はこまめにエンジンを切る癖をつけましょう。
自動車のガソリン代簡単節約術⑤運転方法を気をつける
運転時にできる節約術2つ目は「運転方法を気をつける」です。ここでは燃費を上げるための運転テクニックを2つを具体的に紹介します。
急発進・急加速しない
まず1つ目は『急発進しないこと』です。急発進・急加速することで、エンジン回転数が高くなり、その分ガソリンを消費します。
交通安全協会では、5秒で時速20kmぐらいになるくらいの発進を推奨しており、急発進した時と比べるとガソリンの消費は10%変わってきます。
なので、じれったいかもしれませんが、発進時はゆっくりアクセルを踏み、急発進・急加速を避けるようにしましょう。
エンジンブレーキを使う
2つ目は『エンジンブレーキを使う』です。エンジンブレーキとは、普段の「D」のギアを「L」や「2」の低速ギアに入れて走行することによってエンジンの回転数を落とすものです。
エンジンブレーキを使うことでエンジンの回転数が落ち、その分ガソリンも使わず、燃費の向上が期待できます。
自動車のガソリン代簡単節約術⑥ガソリンカードを作る
給油時にできる節約術、それは「ガソリンカードを作る」です。ガソリンカードとは石油元売り会社が発行するクレジットカードのことです。
発行元の石油元売り会社によって様々ですが、ガソリン代の割引が受けられたり、キャッシュバックやポイントが多く付いたりと様々なサービスがあるので、作っておいて損はありません。
また、ガソリンカードは給油のための無駄な移動しないよう、なるべく活動範囲内の最も近いガソリンスタンドのもので作るのがおすすめです。
ガソリンカードの中で、オススメするなら楽天カードです。年会費が無料なのに、ENEOSで使うとポイントが1.5倍、出光SSで使うと2円/ℓ引き。
ガソリンカードだけでなく、クレジットカードとしても顧客満足度11年連続1位と文句なしなので、普段使いにも最適でしょう。
近くのガソリンスタンドにENEOS・出光がある方は楽天カードがオススメですよ。
自動車のガソリン代簡単節約術【番外編】燃費のいい車に乗換える
番外編として最後に紹介する節約術は、「燃費のいい車に乗換える」です。
もしあなたの乗っている車が、10年以上経過していたり、買い替えを検討しているのなら、いっそのことエコカーやハイブリッドカーのような燃費のいい車に乗換えると言うのも手です。
例えば、トヨタのプリウスだと一番下のグレードでもカタログ値は34.0km/ℓ。もしあなたの乗っている自動車の燃費が15km/ℓだとしたら、同じ燃料で倍以上走ることになります。
そうした場合、1年に10000km走り、ガソリン代を150円/ℓとした時の燃料代の差は、およそ5万円分の差になります。乗り換えの際にも、燃費を考慮すればガソリン代の節約になりますよ。
ガソリンの燃費計算方法
ガソリン代の節約ができたかどうかは、燃費の計算をすることで、比較することができます。燃費の計算は、走行距離を走行するために使った燃料の量で割ることで求められます。
通常、自動車のメーターには総走行距離を示すオドメーターと、ある時点からの走行距離を示すトリップメータの2種類がありますが、ここでは、トリップメーターでの計算手順をご紹介。是非参考にしてみてください。
- ガソリンを満タンにする
- トリップメーターの値を0にする
- ガソリンが少なくなるまで走ったら給油をする
- トリップメーターの値(km)÷給油量(ℓ)で求められます
自動車のガソリン代を安くする方法まとめ
今回ご紹介した節約術をリストでまとめましたので、ぜひご参考にしてみてください。
- タイヤの空気圧を確認すること
- エンジンオイルを交換すること
- 余計な荷物は積まないこと
- アイドリングは極力しないこと
- 運転方法を気をつけること
- 給油カードを作ること
- 燃費のいい車に乗り換える
自動車のガソリン代を節約するには、メンテナンスや運転に気をつけるなどとどれも細かな配慮が必要です。
全部の項目を気にするのは難しかもしれませんが、どれか一つでも実践するだけで、必ず燃費は上がり、節約できます。
燃費を気にしながら、エコな運転を心がけられれば、ガソリン代における節約上級者と言えるでしょう。