一人暮らしで「少しでも節約したい」と思っている方へ。この記事では、食費節約術と節約献立を紹介します。
一人暮らしでは、様々な出費がかさみます。その中でも、工夫次第で節約できるのが食費だと思います。
ということで、この記事では、私が実践していた食費の節約術や節約献立も含めて紹介していきたいと思います!ぜひ参考にしてみてくださいね!
一人暮らしの食費の理想額は?
まず知っておきたいのは、食費の理想額です。節約するにあたり、月々の食費をいくらにするのかという目標を設定する必要があります。しかし、無理な目標設定額にしてしまうと、なかなか継続できませんよね。
ですので、これから節約を始める方は以下の理想額を目安にして節約を始めてみるといいでしょう。一人暮らしの食費の理想額は、手取りの15%程度だと言われています。大体の目安を以下の表にまとめてみました。
手取り額 | 理想の食費 |
手取り15万円 | 22,500円 |
手取り20万円 | 30,000円 |
手取り25万円 | 37,500円 |
手取り30万円 | 45,000円 |
自分の手取りから理想の食費を算出して、節約の目安としてみてください。
食費節約の強い味方!コスパのいい食材15選。
ここでは、食費節約には欠かせないコスパのいい食材を紹介したいと思います。そもそもコスパのいい食材とはどのようなものでしょうか?
- とにかく安い
- 年間を通じて価格が安く安定している
- 保存がきく
- 様々な調理ができる
これらの条件に2つ以上は当てはまるオススメの食材を15個挙げてみました。ぜひ参考にしてください!
主食類 | 米 うどん パスタ |
お肉類 | 鶏むね肉 豚小間肉 合挽き肉 |
野菜類 | 玉ねぎ じゃがいも 人参 もやし 豆苗 キャベツ |
その他 | 茸類 豆腐 卵 |
ここからは、ずぼらな私が一人暮らしをしている時に高頻度で作っていた、簡単かつ美味しい作り置きレシピを5つ紹介していきます。
一人暮らしの節約献立① 鶏むね肉チャーシュー
1つ目は、鶏むね肉のチャーシューです。これも火を使わず、レンジで調理、その後は一晩寝かせるだけというお手軽なレシピです。
この鶏むね肉のチャーシューはこのまま食べてももちろん美味しいですが、そのほかにもラーメンの盛りつけに使ったり、ご飯にのせてチャーシュー丼にしたりなど、様々なアレンジを楽しめますよ!
鶏肉 | 約250g |
砂糖 | 大さじ1 |
酢 | 大さじ1 |
酒 | 大さじ2 |
みりん | 大さじ1 |
醤油 | 大さじ3 |
オイスターソース | 大さじ1 |
ゆで卵 | 2個 |
- 費用目安:400円前後
- 調理時間:約20分 + 1晩寝かせる
- 保存方法:冷蔵保存で4〜5日保存可能
一人暮らしの節約献立② 豚肉と茸のオイスター炒め
2つ目は豚肉と茸のオイスター炒めです。豚小間肉を使用すれば、包丁をほとんど使わずに調理ができてしまうので、ズボラな私もよくお世話になりました。
ですが、豚肉は動物性タンパク質をしっかり摂れますし、茸はビタミンやミネラルが多く含まれているなど栄養価も高いおかずです!
一人暮らしで栄養が偏ってしまっているなと感じる方はぜひ豚肉と茸のオイスター炒めを作ってみてください!
豚こま肉 | 約200g |
きのこ | 約300g |
塩胡椒 | 少々 |
オイスターソース | 大さじ1 |
みりん | 大さじ1 |
砂糖 | 小さじ1 |
- 費用目安:400円前後
- 調理時間:約10分
- 保存方法:冷蔵保存で5日保存可能
一人暮らしの節約献立③ チキンのトマト煮込み
3つ目はチキンのトマト煮込みです。この献立は、冷蔵庫の余った食材を消費するのに役立つという点がオススメポイントです。
レシピの中では、ピーマンや玉ねぎが使われていますが、そのほかにも人参やジャガイモはもちろん、茸類やキャベツやほうれん草などの葉物の野菜とも相性が良いです。
「冷蔵庫に食材が余って困ったな」というときは、鶏肉とトマト缶を買って、このチキンのトマト煮込みを作ってみてくださいね!
鶏肉 | 約350g |
ピーマン | 2個 |
玉ねぎ | 1個 |
にんにく | お好みで |
トマト缶 | 約400g |
白ワイン (無くても可) |
約50ml |
顆粒コンソメ | 小さじ1 |
塩 | 小さじ1 |
- 費用目安:600円前後
- 調理時間:約30分
- 保存方法:冷蔵保存で5日保存可能
一人暮らしの節約献立④ 肉じゃが
4つ目に紹介するのは肉じゃがです。家庭料理の定番ですが、コスパのいい食材で作ることができ、作り置きもできるという節約には最適の料理です。
材料を切ったりするのがめんどくさいと感じる方は、スーパーなどで売っているカレー用のカット野菜で代用してみてください。
カット野菜は、野菜そのものを購入するよりは若干割高にはなりますが、それでも惣菜やお弁当を買うよりは圧倒的に節約できますよ!
豚こま肉 | 約150g |
玉ねぎ | 1/2個 |
じゃがいも | 2個 |
人参 | 小1本 |
絹さや | お好みで |
砂糖 | 大さじ3 |
醤油 | 大さじ2 |
- 費用目安:450円前後
- 調理時間:約30分
- 保存方法:冷蔵保存で5日保存可能
一人暮らしの節約献立⑤ キーマカレー
最後に紹介するのは、キーマカレーです。手のこんだ料理のように見えますが、このキーマカレーも火を使わず、レンジのみで作ることが出来るお手軽な献立です。
しかも、キーマカレーはご飯と一緒に食べることはもちろん、パンに乗せて焼いて食べたり、カレードリア風にしてみたり、うどんやパスタに絡めたりと色々とアレンジすることが出来ますよ!
挽き肉 | 約200g |
玉ねぎ | 1/2個 |
きのこ | 約200g |
カレールー | 約70g |
カットトマト缶 | 約400g |
油 | 大さじ1 |
顆粒コンソメ | 小さじ2 |
- 費用目安:600円前後
- 調理時間:約20分
- 保存方法:冷蔵保存で5日保存可能
一人暮らしの食費節約には作り置きがおすすめ!
この記事では、全て数日間保存ができる献立を選んで紹介しました。一人暮らしで食費を節約したいのであれば、数日〜1週間分の作り置きをすることをオススメします。
なぜなら、基本的にスーパーで売っている食材は、一人暮らしの人には容量が多いからです。せっかく食材を購入したのに、腐らせてしまってはそれこそお金の無駄遣いです。
それを防止するために、食材を買ったら長期間保存できない食材(例えばもやし、カットされたキャベツなど)については、早い段階で保存がきくおかずに作り変えて保存しておくことをオススメします。
食費を抑える買い物の仕方とは?
食費を節約するには、買い物の仕方にもコツがあります。ここでは、食材の買い物をするときに、意識してほしいことを3つ、紹介します。
1ヶ月の食費を決めておく
予算が決められていると、予算をオーバーしないように、必要なものだけを買うように意識するようになりますよね!無駄な買い物を防ぐためにも、1ヶ月の食費の上限を決めておきましょう。
買い物をする曜日を固定する
買い物に行くと、「今日はこの商品が安い」とか「新製品のお菓子が売ってる」とかつい、余計なものを買ってしまいませんか?
買い物の頻度が増えれば増えるほど余計な買い物が増えてしまいます。ですので、頻度を減らすために買い物をする曜日を決めてしまうのが良いでしょう。
買うものを概ね固定する
毎回の買い物で買うものを概ね固定しておけば、1回の買い物の大体の予算が決まるので家計管理もしやすくなります。また買い物を短時間で終わらせることができ、時間効率も良くなるのでオススメです。
自炊以外の食費節約術は?
「自炊すれば節約できることは分かってるけど、毎日料理するのはめんどくさい」という方はいらっしゃると思います。ここでは、自炊以外で食費を節約する方法を3つ紹介しますね!
ご飯は必ず炊く
1つ目はご飯は必ず炊くということです。ご飯があれば、納豆ごはん、卵かけご飯、お茶漬けなど十分、1食として成り立ちます。コンビニで100円のおむすびを買うより、安く抑えることができますね!
惣菜を購入する場所はコンビニではなく、スーパーで買う。
2つ目は、惣菜を購入するのはコンビニではなく、スーパーで買うということです。やはり、コンビニと比較してスーパーの方が惣菜の値段が安いです。
少しでも節約したいという方は、惣菜をコンビニではなく、スーパーで購入することをオススメします。
閉店間際のスーパーで買い物をする
3つ目は閉店間際に買い物をするということです。閉店前のスーパーでは、かなり割引された惣菜が売ってあり、節約の強い味方です。惣菜を買うのであれば、閉店時間を狙って行きましょう。
ただ、惣菜によってはその日中に食べなければいけないものも多いです。たくさん買い過ぎて食べきれなかったということがないように注意しましょう。
一人暮らしの節約献立と食費節約術のまとめ
今回の記事では、一人暮らしの食費節約術と手軽に作れる作り置きの献立を5つ紹介しました。いかがだったでしょうか?
今回は料理があまり得意でない人や忙しくて料理に時間を掛けられない人でも手軽に作れる献立を意識して紹介しました。
毎日作るのがめんどくさいという方もいらっしゃると思います。そんな方は作り置きをして料理を作る頻度を減らしたり、お惣菜や冷凍食品を上手に使ったりして、無理せず節約生活を続けていきましょう!