借金をしていて家計が苦しい、上手に節約できるようになって借金を早く完済したいという方はいますか。
この記事では借金を上手に減らす方法や簡単にできる節約術などを書いていきます。興味のある方はぜひ読んでみてください。
家計簿をつけて借金や出費を把握する
家計簿をつけていない方は家計簿をつけてみましょう。家計簿をつけることで何にいくら使っているのかを把握することができます。
家計簿をつけてみれば分かると思いますが、意外なところで無駄な出費をしてしまっているものです。
何にいくら使っているのかを把握することができれば、どこを節約できるのかをより考えやすくなります。
その結果、多くの金額を借金返済にまわせるようになり、より早く完済することが可能となります。
生活費のための借金はしない
たとえ生活が苦しくても生活費のために借金をするのはやめましょう。
生活費のために借金をしなくてはいけない状態というのは、支出が収入を上回っているということです。
そのため、生活費のために借金をしても返済できる見込みがありません。これでは、借金の返済をするどころか、借金を膨れ上がらせることになってしまいます。
借金をするのではなく、支出を減らしたり収入を増やしたりして借金をせずとも生活できる状態に改善しましょう。
借金の原因を排除して家計をやりくりする
そもそも借金をしなければ家計を圧迫することはありません。あなたがしようとしている借金が本当にする必要のあるものなのか1度考え直しましょう。
新築
ローンを組んで新築を建てようとしている方はいますか?新築を建てるのってなんだか憧れですよね。
しかし、新築を建てるためにローンを組むと多大な借金を抱えることになります。
どうしても新築を建てたいと考えているのなら良いのですが、そうでないのなら中古の家を購入したり賃貸に住むことをおすすめします。
車
自家用車を買うためにローンを組むもうと考えている方はいますか?自家用車も本当に必要なのかをよく考えてから購入するべきです。
自家用車をローンを組んで購入すると、毎月の支払いだけでなくガソリン代や維持費もかかってきます。
公共交通機関が発達している場所に住んでいたり、月に何度かタクシーを利用するだけであったりする方がわざわざ自家用車を購入しても無駄に家計を圧迫するだけです。
田舎に住んでいて、自家用車がないと生活できないという方以外は購入を検討し直してみてはいかかでしょうか。
保険を見直して家計をやりくりする
保険での毎月の出費が無駄に大きくなっていることは結構あります。特に意味のない保険にお金を払いたくはないですよね。
以下で必要な保険のみを紹介していくので、該当しない不要な保険は抜けてしまいましょう。
生命保険
生命保険は必要である場合が多いです。養わなければいけない家族がいる場合、もしも自分の身に何かがあった時に家族が生きていくために生命保険には加入しておくべきです。
養わなければいけない家族がいない人は、生命保険に入っておく必要はありません。
火災保険
火災保険には必ず入っておいてください。ただし、1年間で2000円ほどのもので十分です。もしも、それよりも値段の高い火災保険に加入しているのなら、もっと安い火災保険に加入し直すことをおすすめします。
自動車保険
自動車保険は対人型の保険は加入しておくべきです。もしも、事故などで他人を負傷させてしまった場合などに賠償金がかかってしまうからです。
必要なのは対人型の保険のみで、車両保険に入る必要はないです。
不要な保険
医療保険、ペット保険、積み立て型生命保険などには入る必要はないです。
無駄な買い物をやめて家計をやりくりする
無駄な買い物をやめることで余計な出費を抑えることができます。日常のどんな場面で無駄な出費をしやすいのかみていきましょう。
コンビニ
コンビニでの買い物が無駄な出費となっているかもしれません。特に用もないのに何となくコンビニに足を運んでしまい、必要のないものを買ってしまうという方はコンビニに行くのをやめるようにしましょう。
衝動買い
衝動買いも無駄な出費といえます。期間限定や数量限定、値下げ品があったとしても飛びついてしまうのではなく、本当にそれを買う必要があるのかを考える癖をつけましょう。
ほとんどの場合は買う必要がないものだと気づくことができます。
食費を削って家計をやりくりする
少額ながら食費を削ることでも節約ができます。どのように食費を節約すればよいのかを見ていきましょう。
外食
外食をすると自炊よりもお金がかかりますよね。そのため、外食に行く回数を制限してみてはどうでしょうか。
まとめ買い
一見お得に感じるまとめ買いはあまりおすすめできません。まとめて買ったせいで、使いきれずに捨ててしまったり必要がないものも買ってしまったりするからです。必要なのもを必要な時に買うようにしましょう。
セールス品
セールス品を買う時も買う前に本当に必要か考えるようにしましょう。
安いからという理由で必要のないものを買うことは、お得に感じるかもしれません。ですが、不要なものにお金を使ってしまったという点においては損をしていることになります。
電気・水道代などを節約して家計をやりくりする
電気・水道代なども節約することが出来ます。どのように節約をすればよいのかをみていきましょう。
電気代
人がいない部屋の電気はこまめに消すようにしましょう。また、使っていない電化製品のコンセントを抜くことを意識することで電気代を節約できます。
水道代
お風呂ではシャワーの水ではなく、湯船の水を使うことで節約できます。また、湯船の残り水で洗濯をすると水道代金を節約できるでしょう。無理のない範囲でよいので心がけていきましょう。
借金の借り換えをする
もしかしたら借金の借り換えをすることで借金の負担を軽減することができるかもしれません。
もしもあなたが複数の消費者金融からお金を借りていたり、金利が高いところから借金をしていたりすれば、金利の安い会社に借り換えるだけで借金の利子を減らすことができます。
複数の消費者金融からお金を借りていたり金利などをよく調べずに借金をした方は、借り換えることで負担を減らすことができないかぜひ1度確認してみてください。
借金を減額して負担を減らす
借金が苦しいという場合は債務整理である任意整理や特定調停、個人再生をして借金を減額することをおすすめします。
任意整理・特定調停
任意整理・特定調停をすると借金の利子をカットしてもらえる場合があります。また、借金の返済期間を延長してもらうこともできます。
個人再生
個人再生は借金を5分の1ほどまで減額してもらうことができます。借金額が5000万円以下であり、継続して収入が見込めると判断された場合のみ行うことができます。
最悪の場合は自己破産で借金を放棄する
借金を返すことができず、上記の債務整理(任意整理・特定調停・個人再生)を行っても返済できる見込みがないのであれば、自己破産をするしかありません。
自己破産をすると、すべての借金を払う必要がなくなります。自己破産をするとブラックリストに登録されてしまったり、裁判所の基準を超える財産は失われてしまいます。
自己破産をしても人生が終わってしまうということはないので、そこは安心してください。
まとめ
以上が借金をしていて家計が苦しい人のための記事です。この記事をまとめると、
- 家計簿をつけて家計の状況を把握して、上手に節約できるようにしよう
- 家、車、保険が本当に必要なのかを考えて、購入を検討し直そう
- 買い物、食費、電気、水道にかかっている料金を削るようにしよう
- 借金の借り換えや任意整理、特定調停、個人再生で借金の負担を減らしたり、自己破産をして借金をなくしたりしよう
ということです。試せることからぜひ試してみてください。最後まで読んで下さりありがとうございました。