「歯をきれいにして、見た目をよくしたい!ホワイトニングってどのくらい費用がかかるんだろう?」
TVや雑誌できれいな白い歯を見るとあこがれますよね。あんなきれいな歯に自分もなりたいとホワイトニングを調べると、費用も数千円から数万円かかるところまであるので、どこを選べばいいのか迷います。
この記事では、3種類のホワイトニングの特徴と費用の目安や、きれいな歯を保ち続けるために必要なメンテナンスについても触れていきます。ホワイトニングをこれから始めたい人は読んでみてください。
(トップ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/3355400?title=1%E6%9C%AC%E3%81%AE%E6%AD%AF%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%B7&searchId=111030469#)
ホワイトニングには3種類ある
歯医者で受けられるホワイトニングは、主に次の3種類に分けられます。
- ホームホワイトニング
- オフィスホワイトニング
- デュアルホワイトニング
それぞれの特徴や費用の目安はこのあと詳しく紹介します。費用の違いは「自分でケアをするか」または「歯科医師などの資格者が行うか」です。
自分でケアをする方が安くなり、歯科医師に施術してもらう方が高くなります。
歯医者ではないサロンで行う「セルフホワイトニング」があります。こちらは歯医者が関わらないホワイトニングの手法です。
ホームホワイトニングの特徴と費用の目安
ホームホワイトニングは、歯医者でマウスピースを作り、その中に薬剤を流して自分の歯にはめるホワイトニングです。
ホームホワイトニングの特徴
ホームホワイトニングは、次の3つの特徴があります。歯医者で施術を受けますが、日々のケアは自分で管理する割合が多いです。
- 1日1時間~2時間マウスピースをはめればいいので、空いた時間でホワイトニングができる
- ホワイトニング効果が1年~2年持つ
- 歯の色を自分で調整できる
ホームホワイトニングは、マウスピースを空いた時間ではめればいいので、自分の生活リズムに合わせやすいのがメリットでしょう。
基本的にホワイトニングは一度白くしても半年ほどで元の色に戻ってしまいます。しかし、ホームホワイトニングは、毎日継続する分歯が白くなるまで時間がかかりますが、効果が長持ちします。
しかし、手軽な反面、歯に着色しないように食べ物等に注意するなど生活全般を自分で管理する必要があります。
ホームホワイトニングの費用の目安
ホームホワイトニングの費用は、マウスピースの作成で15,000円~40,000円、ホワイトニングの薬剤で1週間約5,000円です。そのため全体で20,000円~50,000円程度かかるでしょう。
マウスピースは一度作れば、メンテナンスでは薬剤のみ必要になるので、通院する回数も少なくて済みます。
オフィスホワイトニングの特徴と費用の目安
オフィスホワイトニングは、歯医者で歯科医師などが専用の薬品を使って施術をします。
オフィスホワイトニングの特徴
オフィスホワイトニングは、次の3つの特徴があります。歯医者で施術できるので短時間で歯を白くすることができます。
- ホワイトニング専用の薬剤を使用するので、短時間で効果がでる
- 定期的に通院が必要
- ホワイトニングの効果が長持ちしにくい
オフィスホワイトニングは、ホームホワイトニングと比べて即効性があるので、早く歯を白くしたい人にとって最適な方法です。
しかし、ホワイトニングの効果は半年ほどのため、放置すると歯の色が戻ってしまいます。歯の色を維持するためにも定期的に通う必要があります。
オフィスホワイトニングの費用の目安
オフィスホワイトニングは、ホームホワイトニングの倍の料金となるので、おおよそ30,000円~100,000円になります。
歯科医師などの資格者が施術をするので、効果がある分費用も高くなることは把握しておきましょう。
デュアルホワイトニングの特徴と費用の目安
デュアルホワイトニングは、先ほど説明したホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを組み合わせた方法で、自分でケアしながら歯医者にも通うホワイトニングです。
2種類のホワイトニングのいいとこ取りをしているので、ホワイトニングの効果は高いです。しかし、効果がある分費用は高くなります。
デュアルホワイトニングの費用の目安は50,000円~100,000円です。施術内容によって100,000円を超えることもあるので、注意しましょう。
エステサロンで行うセルフホワイトニングとは?費用は?
エステサロンで歯のホワイトニングをしているのを見たことありませんか。歯医者以外でも歯のホワイトニングをしているエステサロンがあります。
このようなエステサロンでは、歯科医師等がいないところが多く、施術を受けられないのです。そのかわりにエステサロンのスタッフから指示された内容を自分でするので「セルフホワイトニング」と呼ばれるのです。
セルフホワイトニングの特徴
セルフホワイトニングは、自分のペースで施術ができますが、素人がするホワイトニングになるので施術が甘い部分等が出やすいです。
また、セルフホワイトニングでは、歯医者で使われている薬剤を使用できないので、歯の汚れを落とす程度までしかできないので、想像しているよりも歯は白くなりません。
そのため、ホワイトニングをしたけど、予想よりも白くないことが多いようです。過度な期待はしないようにしましょう。
セルフホワイトニングの費用の目安
自分でケアをする分、かなり安く設定されています。歯1本200円から受けられるところもあり、全部の歯をホワイトニングしても10,000円程度です。
自分でホワイトニングをする分、専門家に払う費用がかからないので、かなり安くなります。
自分の歯を自分で管理するのか、専門家に見てもらうかで費用が変わるので、お金に余裕があれば歯科医師等の専門家にお願いして施術した方が安全でしょう。
歯医者とサロンでは費用の差が大きい
歯医者で受けるホワイトニングと、エステサロンで受けるホワイトニングの費用にはかなりの差があります。エステサロンは全部の歯をホワイトニングしても数千円ですが、歯医者で施術を受けると数万円かかります。
あなたが目指したい歯の白さは、エステサロンで施術を受ければ再現できるのか、歯医者で専門家の施術を受けないと難しいのか、契約をする前に相談に行くことをおすすめします。
歯の汚れを落とす程度で再現できる白さであればエステサロンで安く済む方が、負担も軽いので良いですよね。
ホワイトニングは社会保険が適用されない
歯医者でホワイトニングするのに、なぜこんなに高額なのか不思議に思った人も多いでしょう。歯医者で虫歯の治療をしても数千円で済むはずなのに、ホワイトニングになったら数万円かかるのは驚きますよね。
実は、ホワイトニングは歯の見た目を良くするのが目的のため、社会保険が適用されません。社会保険が適用される条件は、医師が治療目的と判断して施術した場合のみです。
そのため、ホワイトニングは、歯医者で施術を受けたとしても社会保険が適用されないため費用を各歯医者で決めることができ、高額になるのです。
ホワイトニング後のメンテナンス費用も考えよう
ホワイトニングは一度したらずっと歯が白いままではありません。大抵は半年から1年で元の色に戻ってしまいます。歯の白さを維持するためには継続的にホワイトニングが必要です。
- ホームホワイトニングでは、薬剤を歯につけ続けなければいけない、薬剤費用が毎月20,000円程度かかる
- オフィスホワイトニングでは定期的に(半年ごと)に通院する必要がある、1回の通院で最低30,000円程度かかる
- 歯に着色しないように、コーヒーやワイン等の色がつきやすい食品を避ける
- 虫歯等にならないように普段の歯みがきに注意する
歯の白さを保つためには、専門家に任せるだけでなく、自分で生活を管理する必要もあるのでホワイトニングを始める前からこのことを認識しておきましょう。
ホワイトニングに行っている人の感想
実際にホワイトニングをしている人の感想をTwitterから探してみました。歯医者で施術すると効果はすぐに出ますが、強い薬剤を使用するため痛みが出たり、食事制限が出たりするので、管理が大変なようです。
しかし、ホワイトニングをすることで見た目が良くなり、自身がでて生活に良い影響が出ている声もあります。歯をホワイトニングしただけでは、外見は劇的に変わりませんが、自信を持たせる効果は高そうですね。
https://twitter.com/yori_newcareer/status/1316149666098999297
https://twitter.com/rico_cosmetics/status/1318697110536036353
ホワイトニングの費用はどのくらいかかる? まとめ
今回は、歯のホワイトニングにかかる費用について紹介しました。芸能人の歯の白さにあこがれますが、あれはお金をかけて継続的にホワイトニングを続けているからこそ保てるんだなと感じますね。
歯が黄色いよりは白い方が健康的な印象を持たれやすいので良いですが、お金をかけてまで歯を白くする必要があるか考えてから始めることをおすすめします。
定期的に歯医者で検診と併せてクリーニングしてもらうだけでもかなり白くなりますが、もっと自分の歯を白くしたいのであれば自分の財布と相談して決めましょう。