「毎月の医療保険代が高いから、なんとか節約したいなぁ」と考えていませんか?いざというときに頼れる医療保険ですが、その代わり毎月の支払いが大変ですよね。
そこでこの記事では、「医療保険を節約する方法」や「節約を始めるべきタイミング」について紹介しています。
医療保険はかなりややこしいので、何回でも読みなおして、あなたの節約に役立ててくださいね。
(アイキャッチ画像出典:https://unsplash.com/photos/ka6WX–Zdyw)
医療保険を節約するために
医療保険を節約するために、まずは『保障内容の見直し』をしましょう。
どの保障にいくら支払っているのかを見直して「本当に自分や家族に必要なのか?」を考えてください。そして、必要ではない保障は解約しましょう。
例えばガンになる可能性が低いと思われるのに、高額のガン保険をかけていませんか?他にも、健康診断でどこにも異常が出ていないのに、生活習慣病になったときの高額な保険をかけてるかもしれませんね。
なのでまずは、あなたの現状と保障内容の見直しをしっかりして、必要の無いものは解約しましょう。
貯蓄型保険の解約は医療保険の節約にならない?
先ほど保障内容の見直しを紹介しましたが『貯蓄型保険の解約』についてはじっくり考えましょう。貯蓄型保険とは、解約時や満期時などのタイミングでもお金を受け取れるタイプの医療保険ですよ。
この保険は、掛け金の総額より解約時などに受け取る金額の方が大きくなります。なので「今」解約してしまうと、トータルとしては損をしてしまうことになりかねません。
例えば今から満期まで、700万円の掛け金を払った場合、満期時には800万円を受け取れるイメージですね。(詳しくはコチラの”解約返戻金と満期保険金”についてのサイトを見てください。)
そのため、この「貯蓄型保険」に関しては今は負担でも、解約せずに払い続ける方が結果的にお得になることを覚えておきましょう。
医療保険で見落としがちなポイント
医療保険について多くの方が見落としているポイントに『内容の重複』があります。例えば入院したときに、2つの保険会社から保障を受け取れるなどですね。
2つ以上の保険会社で保険をかけているなら、入院時や手術時の保障が大きくかぶっていないか確認しましょう。
保障がかぶっていると、もらえる金額は大きいのですが掛け金も大きくなってしまいます。
なので保障内容をもう一度確認して、少し保障を減らしてでもかぶってる内容は解約した方が、医療保険の節約になりますよ。
社会保険を活用してみよう
医療保険の中には「国民健康保険」があります。それを節約しようと思ったときに、もっとも効果の出やすい方法は『家族の社会保険に扶養家族として加入』することです。
扶養家族として社会保険に加入しても、国民健康保険と同じ保障を受けられます。(その条件についてはコチラの”国民年金機構のサイト”を参考にしてください)
扶養家族の人数が増えたとしても、本人の保険料が上がることはありません。なので扶養家族になれる条件を満たしているのに、申請をしないのは損しかないですよ。
注意点として、勤務先によって扶養家族の認定基準が異なることがあり、別の条件を作っていることもあります。詳しいことは、勤務先の担当者に尋ねましょう。
別の保険会社を探してみよう
医療保険を節約するためには「別の保険会社の保険に乗り換える」と言うのも選択肢の一つです。
例えば、『オリックス生命 医療保険 新CURE [キュア]』なら、以下の保障内容になっていますよ。
- 30才の女性
- 月々の掛け金:1683円
- 保障内容:入院1日につき5000円
- 手術した場合:1回につき10万円
参考にしたサイト:価格.com
そして『アクサダイレクト生命 アクサダイレクトの終身医療』だと、以下の保障内容になっています。
- 40才の男性
- 月々の掛け金:1850円
- 保障内容:入院1日につき5000円
- 手術した場合:1回につき5万円
- 先進医療を受けたとき:1回につき10万円
参考にしたサイト:価格.com
これらの保険は、あなたが加入している保険より安いかもしれませんね。ぜひ見比べていただいて、あなたの節約に役立ててください。
医療保険の節約を始めるべきタイミング
ライフステージが変わって、保険の内容などをもう一度考えるタイミングがいくつかあります。そこでここからは医療保険代を見直して節約を始めるべきタイミングを紹介しますね。
- 収入が減ると予測できたタイミング
- 支出が増えると予測できたタイミング
- 「節約しよう!」と思ったタイミング
多くの方に共通するのが、これらのタイミングです。次の項目から詳しく説明していくので、何回でも読んでしっかり理解してくださいね。
医療保険の節約:収入が減ると予測できたタイミング
転職や起業などによって、収入が大きく変化することもあるでしょう。他にも奥様が専業主婦になったり、妊娠を機に休職したりなどで、世帯収入が変わることも考えられますね。
その時に収入が増えるなら関係ないかも知れませんが、基本的には収入が減っていきます。
そうなることが予測できたタイミングから、医療保険の節約を始めてみましょう。ここでしっかり節約をすることで、いざというときに生活費の支えになりますよ。
ただし、あれもこれも保険を解約すれば良いワケではありません。必要の無いものだけ解約したり掛け金が少ない保障に変えたりなどしてくださいね。
医療保険の節約:支出が増えると予測できたタイミング
これから先であなたの支出が増えると予測できたタイミングでも、節約を始めるべきですね。
例えば、これらのタイミングでも医療保険の節約を始めましょう。
- あなた、もしくはあなたの奥様が妊娠したタイミング
- 家賃が高いところへの引っ越しが決まったタイミング
- 物価が高くなると分かったタイミング
あなたに子供が生まれれば、養育費として支出が増えていきます。家賃や物価が高くなっても、支出が増えていきますね。
それらが起こると分かったタイミングでも、しっかりと医療保険の節約を始めていきましょう。
医療保険の節約:「節約しよう!」と思ったタイミング
あなたが「節約しよう!」と思ったときも、医療保険の節約を始めるべきタイミングになります。
先ほど紹介した2つのタイミングもそうですが、それよりもあなたが節約に対してやる気になった時がベストのタイミングですよ。
なので「節約しよう!」と思ったタイミングでこそ、普段は考えることが少ない医療保険をしっかり見直して節約を始めましょう。
具体的にいつかは分かりませんが、人生の中ではお金が必要になる時があります。その時のために、しっかり節約をしていきましょう。
まとめ
医療保険を節約する方法と節約するべきタイミングを紹介しました。普段はあまり考えないことだからこそ、節約するためには何回も読んでくださいね。
- 医療保険を節約するために
- 医療保険で見落としがちなポイント
- 社会保険を活用してみよう
- 別の保険会社を探してみよう
- 医療保険の節約を始めるべきタイミング
医療保険の節約方法としてオススメするのは「保障内容が重複していないか確認して、重複してるところは解約する」です。
筆者の身近には「ほとんど同じ内容の保険を2つかけていて、片方を解約したら掛け金が半分になった」という人もいました。
あなたがかけている医療保険をじっくり見直して、節約できそうなところはしっかり節約していってくださいね。