今回の記事では、「節約しなきゃと思いつつも、まだまだできてない」という方に向けて、貯金を増やす節約の秘訣9つについてお伝えしている内容となっています。
記事の途中に、筆者の節約した経験も織り交ぜながら、節約の秘訣を紹介していきますので、ぜひ最後まで読み進めてくださいね。
【9つの方法】貯金を増やす節約の秘訣とは?
今回の記事では、貯金を増やす節約の秘訣9つをお伝えしていきますが、その内容を下記にまとめましたので、まずご覧になってください。
- お金の使い方を把握する
- 先取り貯金をする
- 格安SIMを使う
- 契約を見直す
- 自炊をする
- 飲み物を買わない
- 酒・タバコを控える
- 不用品をフリマに出す
- 水道代を安く抑える
節約にまだ取り組めていない方は、1番目の節約方法から行うことをおすすめします。この順番は、取り組みやすいように上から並べてありますので、節約初心者は、ハードルの低い1番目から取り組んでみましょう。
また、紹介する節約方法が後半になるにつれて、一度やれば良いというものではなく、根気よく毎日継続した取り組みが必要なやり方となっています。
最初は、面倒だし苦痛が伴うものですが、本当に節約をしたいのであれば、こういった日々の小さな出費を少なくする努力が大切ですよ。
節約で貯金額を増やす秘訣①家計簿アプリで支出を把握する
節約で貯金額を増やす秘訣の1つ目は、家計簿アプリでお金の使い方を把握することです。
まず、どれくらいのお金が毎月使われているのかを把握しないことには、節約の余地がある支出がわからないので、節約のしようがありません。
しかし、毎日、家計簿ノートにレシートで購入した物と金額を書き写していくのは、結構面倒な作業です。
そのため、レシートの写真を撮るだけで家計簿をつけてくれるアプリを、なんでもよいのでインストールして活用していきましょう。そうすれば、楽に支出を把握することができますよ。
家計簿アプリは、なんでも大丈夫ですが、おすすめは「Zaim」です。使いやすい上に、機能もたくさんあるということで評判のアプリで、850万人以上のダウンロード実績がありますよ。
節約で貯金額を増やす秘訣②先取り貯金を導入する
節約で貯金額を増やす秘訣の2つ目は、先取り貯金を導入することです。先取り貯金とは、あらかじめ自分で決めた金額を収入から先に差し引いて、貯金する方法です。
給料が口座に振り込まれたら、貯める金額を決めて、別口座に貯金のためのお金を移し、生活費と分けましょう。こうすることで、「今月はこの金額でやりくりするぞ」という意識が働きます。
「月末に残ったお金を貯金にまわす」やり方では、あればあるだけ使ってしまい、最終的に貯金できていないことも多いので、貯金をするなら先取り貯金は鉄則ですよ。
毎月の貯金額の目安は、手取り月収の2割と言われていますが、不慣れな人は1割からスタートしましょう。
節約で貯金額を増やす秘訣③格安SIMを使う
節約で貯金額を増やす秘訣の3つ目は、格安SIMを使うことです。節約初心者であれば、携帯料金は、最初に節約のメスを入れたい支出部分となっています。今までやっていないなら、今すぐに取り組みましょう。
docomoやauなどの大手キャリアの提供する携帯料金は、大体、8,000円〜1万円くらいでしょうか。
キャリアでのインターネット通信量は高く設定されていますが、UQモバイルや楽天モバイルに格安SIMを使えば、月々の携帯料金は3,000円くらいになりますよ。
私は、元々auで月々約9,000円の携帯料金を支払っていましたが、UQモバイルに切り替えたら月々約2,500円になりました。
節約で貯金額を増やす秘訣④契約を見直す
節約で貯金額を増やす秘訣の4つ目は、契約を見直すことです。「一度契約して、その時はよく使ったけど、今はすっかり使っていない」なんてことはありませんか?
私は、昔加入していてそのままだったオンライン英会話を解約することで、月々3,000円節約できました。
Netflixやスポーツジムなど、月々支払っている課金サービスを、あなたは本当に活用できているのか、検討してみましょう。
また、多くの方は何かしらの保険に加入しているかと思いますが、ネット保険に切り替えてみることも節約術としてはおすすめです。
例えば、ライフネット生命といったネットのみで取り扱いしている保険会社では、人件費や賃料が無い分、保険料が安く設定されています。
ライフネット生命の終身医療保険(5,000円の入院給付金)では、29歳男性の場合、月々1,533円の支払いとなっています。
節約で貯金額を増やす秘訣⑤自炊をする
節約で貯金額を増やす秘訣の5つ目は、自炊をすることです。総務省による一人暮らしの家計調査(2018年)では、男女平均で1ヶ月の食費は約4万円と報告されています。
しかし、朝・昼・夕の食事を全て自炊で賄えば、月々の食費は2万円まで抑えることができますよ。
「外食は友人と月1回行く時だけ」といったように、自分の中で外食をする時のルールを決めておけば、節約していても罪悪感なく、外食を楽しむことができます。
節約をしていると、外食が贅沢な物だと感じてくるようになってきますよ。
自炊と外食のメリハリをしっかりつけることで、節約をしながら外食を楽しめるようになります。
節約で貯金額を増やす秘訣⑥飲み物を買わない
節約で貯金額を増やす秘訣の6つ目は、飲み物を買わないことです。コンビニとかで130円くらいで清涼飲料水をついつい買ってしまいませんか?
1回の飲み物代は130円でも、毎日積み重なると、1ヶ月で4,000円〜5,000円、年間で約5万円です。
しかも、飲み物だけではなく、ついでにお菓子やデザートなどおまけに買ってしまうと、支出は青天井になってしまいます。
そんな方は、まずコンビニでペットボトルを購入するはやめてください。麦茶やルイボスティーなどのティーバックは、スーパーで安く大量に売られていますので、家で作って水筒に注いで職場に持っていきましょう。
節約で貯金額を増やす秘訣⑦酒・タバコを控える
節約で貯金額を増やす秘訣の7つ目は、酒・タバコを控えることです。酒とタバコには依存性がありますので、やればやるほど、それが欲しくなり支出は重なってしまうもの。
さらに健康を害してしまえば、医療費もかかってしまいますから、「酒・タバコを控える」ことは節約にも健康にも一石二鳥のやり方となっています。
もし、1缶350mlのアサヒスーパードライ(約200円)を30日間飲んだら、月6,000円。
1箱のセブンスター(約500円)を30日間喫煙したら、月1.5万円の計算となり、毎月の支出は合わせて、2.1万円となります。
今すぐに、禁酒・禁煙をすることは、体に苦痛を伴うことなので、スモールステップで摂取量を少なくしていきましょう。
節約で貯金額を増やす秘訣⑧不用品をフリマに出す
節約で貯金額を増やす秘訣の8つ目は、不用品をフリマに出すことです。仕事が休みの日には、自宅の物の整理をして不用品を売ってお金にしましょう。
例えば、下記のような物をそのまま棚に置いたままにしていませんか?
- 学生時代に使っていた教科書・参考書
- 以前使っていたスマホ
- 視聴していないCDやDVD
- 飾っているだけの漫画
こういった物は、時間が経過するほどその物の価値は低くなっていくため、メルカリやラクマなどのフリマアプリで早めに売ってお金にしてしまいましょう。
特に、おすすめしたいのが、学生時代に使っていた教科書や参考書の出品です。
「マーカーが引いてあるから売れない」と考えがちですが、それを知った上で購入してくれる方もいますので、出品するときに、商品概要に一言説明しておけばOKですよ。
節約で貯金額を増やす秘訣⑨水道代を安く抑える
節約で貯金額を増やす秘訣の9つ目は、水道代を安く抑えることです。
ここまでくると、かなり上級者になってきますが、光熱費にも節約のメスを入れていきましょう。水道代を節約する具体的な方法を3つだけ紹介します。
- 職場でトイレを済ます
- シャワー時間を短くする
- 洗濯頻度を週2回にする
職場でトイレを済ます
出勤後、退勤前にトイレを済ます習慣を身につけておくことで、自宅でトイレの水を流す頻度が減って、節約することができます。
自宅のトイレ節約実践は、大・小のレバーで、流す水量を使い分けること。さらに、便座カバーを付けて電気代を抑えましょう。
シャワー時間を短くする
一般的なシャワーの湯量は1分間で約12L。シャワーは、17分で浴槽1杯分(約200L)の水量になります(参考:経済産業省資源エネルギー庁「家庭の省エネ徹底ガイド春夏秋冬2017」)。
温かいシャワーって気持ち良くてずっと浴びられますよね。でも、17分以上シャワーを出しっぱなしであれば、浴槽にお湯を溜めるのと同じ水量なので、シャワー時間を短くする努力をしてみてください。
私には、シャワーを出しながら歯を磨いたり、髪の毛を洗っている癖がありました。
この間、シャワーは出しっぱなしなので、もったいないですよね。こまめにシャワーを止める生活習慣を身に付けるべきです。
洗濯頻度を週2回にする
洗濯は、やり方次第で、年間4,000円ほど節約できると言われています(参考:経済産業省資源エネルギー庁「家庭の省エネ徹底ガイド春夏秋冬2017」)。
そのためにまず、洗濯頻度を週2回まで少なくしてみましょう。やり方は、シンプルで洗濯する量を少なくすれば良いのです。
職場で制服を着る方であれば、仕事のある日の服装は、家と職場の往復でしか着用しませんよね?その日着たYシャツやズボンは洗濯をせず、ファブリーズを吹きかけて、2日後とかにまた着ましょう。
また、バスタオルは毎日交換ではなく、2、3日は干して使いまわしましょう。そうすることで、洗濯量を少なくできますよ。
バスタオルは、結構、洗濯槽の容積を埋める大きさですよね。これが洗濯量を大きくしている原因ではないかと私は思っています。
毎日継続して取り組まないといけないことばかりですが、節約のためですから、日々の習慣を変える努力をしてみてくださいね。
まとめ
今回の記事では、「節約しなきゃと思いつつも、まだまだできてない」という方に向けて、節約で貯金額を増やす秘訣についてお伝えしてきました。
今回紹介した9つの節約術を実践することで、あなたの節約は加速し、貯金額は増えていくこと間違いありません。初心者の方は、ぜひ1番最初のやり方から実践してみてください。
取り組みやすい順番で紹介していますので、挫折することなくできるはずですよ。
最後に、今回紹介した内容を下記にまとめてあります。最後まで読んでいただきありがとうございました。
- お金の使い方を把握する
- 先取り貯金をする
- 格安SIMを使う
- 契約を見直す
- 自炊をする
- 飲み物を買わない
- 酒・タバコを控える
- 不用品をフリマに出す
- 水道代を安く抑える