一人暮らしをしている人は意外と出費が激しいですよね。そこで「節約のために弁当を作ろう!」と思ったことがある人は多いでしょう。
家族持ちの方や実家住まいの方は弁当に変えることは難しくありません。しかし、一人暮らしだとなかなか時間もなければ献立を考えるのも面倒で続かない人の方が多いです。サラリーマンの方だとなおさらです。
今回はそんな人に向けて、時短と節約につながる弁当の作り方について話していきます。ぜひ参考までに読み進めてみてください。
一人暮らしで弁当にすることでどのくらい節約できるのか?
まず始めに、一人暮らしの人が弁当に変えることでいくら節約できるのかを話していきます。
- 会社員で月20日出勤の場合。
- サラリーマンのランチにかかる平均金額が『約600円』とします。
- 『20日×600円= 12,000円』
- 週3回弁当に変えた場合。
- 弁当は1食約250円で収まる。
- 『12日×250円=3,000円』+『8日×600円=4,800円』=7,800円
- 全て弁当に変えた場合
- 『20日×250円=5,000円』
20日すべて弁当にした場合は『7,000円』の節約になり、週に3回だけ弁当にした場合は『4,200円』の節約になります。弁当にすることでだいぶ食費が節約できることがわかりましたね。
一人暮らし必見!弁当で節約&時短テクニック①夕飯を詰める
ここからは、具体的な弁当の節約方法と時短テクニックについて話していきます。
弁当と言えばお昼ごはんとして朝早くに起きてから作るイメージがありますよね。実はそんなことはなくて、前日の夕飯の残り物をおかずとして詰める。または、夕飯を作るついでに作るのでもいいのです。
よくありがちなことは朝食、弁当、夕食で別々のものを作ろうとしてしまうことです。別々のものを作ろうとすると買うものが多くなってしまいます。
慣れていない状態で毎食別のメニューにすると食材が余ったり、余計な買い物をしたりしてしまい、無駄な出費に繋がります。なので、最初は夕食の余りものを詰めることをおすすめします。
一人暮らし必見!弁当で節約&時短テクニック②白米を持っていく
料理が下手でおかずをつくるのも嫌な人は白米だけ弁当に詰めて、おかずは外で買いましょう。それだけでも多少なりは節約することができます。
スーパーで白米だけ売っていますが1合分で200円します。おにぎりもお店で買うと高いです。自分で炊いた場合、『5㎏、3,000円』だとすると白米1合約100円で作ることができます。半分の値段で済みます。
週に1,2回ちゃんとした弁当のおかずが作れるようになるまでは、白米を弁当に詰めて持参する。おかずは外で買って食べるようにしてハードルを低くしていくことが重要です。
一人暮らし必見!弁当で節約&時短テクニック③素を駆使する
次に料理を作る際に便利なものが、『素』を使うことです。昔に比べていまは素と材料があれば簡単におかずが作ることができます。
本当は調味料を使って自分で作るのが一番安く済みますが、最初は素を使って作るだけでも節約になります。作っていく中でお気に入りのものがあれば、原材料を見て自分で素の味に近づくように作るのも面白いです。
それができれば素を使って1食作るのにだいたい調味料分だけでみると80円ぐらいかかるところを自分で作れるようになったら10円ぐらいで済むようになります。
一人暮らし必見!おすすめ簡単節約メニュー①野菜
ここからは、簡単にできるおすすめメニューについて話していきます。まず始めに野菜についてです。野菜って毎回必要な分切るのって面倒ですよね。ついつい市販のカット済み野菜サラダを買ってしまいがちです。
それが悪い!ダメ!ということではなくて、節約をしたいのであればカット済みを買わないことです。なぜなら、カット済み野菜の方が高つくからです。
でも毎回切るのって面倒だって思いますよね?たしかに面倒ですが、毎回必要な分を切るのではなくて一回で一気に2日分の野菜を切ってしまいましょう。
それでも面倒という方は、包丁を使わずにスライサーを使って千切りにしてしまいましょう。これは結構簡単ですごく時短にもなるので特におすすめです。
一人暮らし必見!おすすめ簡単節約メニュー②煮物
次に日持ちするおかず『煮物』についてです。煮物って作るのが面倒で難しいイメージがありますよね。料理嫌いな僕もそう思ってました。そんな僕ですが、いまでは煮物を頻繁に作っています。
煮物は時間がかかるものととらえがちですが、実は時間がかからずすぐにできます。煮物は一度作れば3日持つのでストックしておくことで、3日分のおかずが出来上がります。
スーパーで買えば自分で作るよりも2倍の金額になります。一回の調理で3日分のおかずできるのでだいぶ時短になります。余り物を入れて煮込むこともできます。
一人暮らし必見!おすすめ簡単節約メニュー③酢の物
次に日持ちするおかず『酢の物』についてです。酢の物も簡単にできます。煮物よりかは少しだけ難しいですが、お弁当にはもってこいなおかずになります。
酢の物は煮物よりも持ちがよく、使う食材によって10日持つものもあります。そもそもお酢自体に高い殺菌効果があるのでお酢自体がダメになることはそうそうありません。
よく酢の物に使われている材料として。『わかめ』『もやし』『大根』『人参』『カニカマ』『キュウリ』『タコ』です。タコ以外は安価な食材のためお財布に優しい一品ができます。
※レシピについて知りたい方は”生活知恵袋ヨセミテさんの記事”を参考にしてみてください。
一人暮らし必見!おすすめ簡単節約メニュー④カレー
次はカレーについてです。カレーはちょっと難しいかもしれませんが、カレーだけ作れば他におかずを作る必要はなくなるので便利です。
カレーも煮物や酢の物と同じで日持ちします。作る際に面倒なところと言えば焦がさないように気を付けるところですね。カレーに関しては冷えてもおいしく食べられるのでおすすめです。
余り物が出てしまったときにカレーとして作るのがいいです。一人暮らしだと食材を腐らせてしまうことは多々あるのでそれを避けるために活用しましょう。食材を腐らせないようにすることも節約につながります。
節約弁当ライフを始める前の注意点
節約弁当ライフを始める前に注意してほしいことがあります。それは彩キレイで美味しそうな弁当が毎日作れると期待しないことです。あくまで、節約をするために弁当を作るということを忘れないでください。
僕も僕の友人もあったことですが、最初から気合が入りすぎて結局続かなくてやめてしまうのはよくあることです。質素で毎日同じ感じの弁当になることを覚悟しておいた方が気持ち的に楽に弁当節約ライフを過ごせます。
でも、やっていくうちに節約しながらもキレイな弁当や美味しそうな弁当を作れるようになることは可能です。なので、まずは続けることをやっていきましょう。
結論:慣れたら外で買うより弁当の方がいい
最初は弁当を作るのは手間だし、面倒くさいと思うかもしれません。しかし、慣れてしまえば弁当だとどこでも食べられるし、わざわざ買いに行く時間も取らなくていいのです。
かといって明日から毎日弁当を作ろうとするのはあまりよくないことです。なぜなら、弁当を作る習慣がない人がいきなり毎日作ろうとすると挫折するからです。
なので、最初は自分でできる範囲で少しずつ楽しみながら弁当節約ライフを楽しみながら実践していきましょう!