あなたは「クレジットカード持ったはいいけど、分割払いとリボ払いって何が違うの?」と思った経験は無いでしょうか?
日常のちょっとした買い物から、少し背伸びした買い物まで様々な場面でクレジットカードを使う場面は出てきます。そのような場面で分割払いとリボ払いについての理解が乏しいと思わぬ痛い目を見る可能性があります。
そこでこの記事では、『分割払いとリボ払いについての違い』を明らかにし、それらを踏まえた上で『どのように分割払いとリボ払いをうまく使っていけばいいのか』をご紹介します。
今回の記事で紹介している内容を押さえることで、『失敗することなく、賢い買い物をする』ことが出来るようになります。最後まで記事を読んで、是非快適な買い物ライフを送ってください!
クレジットカードの分割支払いの種類について
クレジットカードの分割支払い方法は2回払い、分割払い、リボ払いの3種類に分類されます。2回払いを分割払いと一緒の括りにしているサイトもありますが、ここでは2回払いと分割払いは別の括りで考えていきます。
2回払いと分割払い・リボ払いで違いがあります。2回払いには金利手数料がなく、それより多い回数の分割払いになると金利手数料が発生します。
手数料分の余計な金額を払いたくないという方であれば、一括払いまたは2回払いをお勧めします。
クレジットカードの分割払いとは?
それでは、分割払いについて詳しく解説していきます。分割払いとはその名の通り購入した商品の金額を「分割」して支払う方法です。
支払の回数は各クレジット会社によっても変わりますが、3回、5回、6回、10回、12回、15回、18回、20回、24回が主流になってきます。分割支払いの方法は2つあります。それが以下の通りです。
分割払い方法:①店頭で指定する
1つ目は買い物をする際に、店頭で「分割払い」と指定する方法です。そこで回数を聞かれるので、ご自身で判断して回数を決めましょう。
分割払い方法:②後から分割払いに設定
2つ目は買い物後に、後から分割払いに設定する方法です。こちらは店頭で一括払いに設定した後に、ご自身で分割払いに変更します。変更に関しては、クレジットカードのアプリから変更が可能です。
分割払いのメリット・デメリットは?
分割払いのメリット
メリットは無理なく計画的に毎月の支払いをすることが出来る点です。面倒な手続きもなく、簡単に分割を組むことが出来ます。また、お支払いの回数もご自身で指定することが出来るので、より幅広い買い物が出来ます。
分割払いのデメリット
デメリットは手数料が発生するということです。手数料の計算方法は、手数料=ご利用金額×(利用代金100円あたりの分割払手数料の額÷100円)で求めることが出来ます。
例えば、20万円の商品を10回払いにしたとします。実質年率14.5%とすると支払う手数料は200,000円×(6.8円÷100円)=13,600円です。
詳しい計算方法を知りたい方は是非三井住友VISAカード公式ページを御覧ください。
毎月の支払額が減るからと言って回数の多い分割を組んでしまうと、払わなくてもいいお金を支払わなければいけなくなるので、むやみに回数を多くするのは控えた方がいいです。
クレジットカードのリボ払いとは?
リボ払いとは、お支払いの金額や件数にかかわらず、毎月一定額の金額を設定していただける支払い方法です。
例えば、20万円の買い物をしても、毎月5,000円という金額設定をすることで支払額は毎月5,000円に抑えることが出来ます。毎月の金額を一定かつ自由に選択出来る点がリボ払いの特徴であるといえます。
リボ払いは一括支払いの後に変更したり、毎回の買い物をリボ払いに設定することで利用出来ます。詳しくはお使いのクレジットカードサイトをご確認ください。
リボ払いのメリット・デメリットは?
リボ払いのメリット
リボ払いのメリットは毎月の金額を自身で設定出来る点です。毎月にいくらまでなら支払えるという金額的なボーダーがある場合におすすめです。さらに、支払額を変えることが出来るため臨機応変な買い物ができます。
例えば、出費が多くて支払いが厳しい月には金額を低く設定し、ボーナスが入った月には設定金額を高く設定する。「ボーナスが入るまでは支払金額を下げておこうかな」といった使い方が出来ます。
リボ払いのデメリット
デメリットは分割払いと同じで手数料が発生する点です。リボ払いの実質年率は15%で、1か月あたりの手数料の割合は(15%÷12か月)=1.25%です。
実際にかかる手数料の計算方法は手数料=前月末のリボ払い残高×1.25%です。
例えば、20万円の買い物を月々5,000円のリボ払いにすると初月にかかる手数料は、200,000円×1.25%=2,500円です。
2回目にかかる手数料は前月支払いした5,000円を差し引いた115,000円を元金にして、115,000円×1.25%=1,437円(小切り捨て)と支払うたびに手数料は少なくなっていきます。
次章からは、分割払いとリボ払いの違いについてご紹介していきます。
分割払いとリボ払いの違いについて
分割払いとリボ払いについては主に以下の2つの違いがあります。
- 手数料
- 月々の支払額
それぞれの違いについては、次の章から一つ一つ丁寧に紹介していきます。
分割払いとリボ払いの違いについて①手数料
手数料について比べると、分割払いに比べてリボ払いの方が最終的に支払う金額が高くなりがちです。なぜなら、支払金額を一定にすることが出来る分、完済までの期間が分割払いよりも長くなることが多いからです。
例えば、3万円の商品を購入したとします。3回の分割払いと月々10,000円を設定金額にした場合で見比べると、分割払いにした場合、完済までにかかる手数料は612円です。
一方、毎月10,000円のリボ払いを設定した場合、完済までにかかる手数料は750円です。このように、年率の手数料割合が違うため、分割払いの方が手数料が少なく済みます。
分割払いとリボ払いの違いについて②月々の支払金額
連続で買い物をした場合に、分割払いだと各買い物の分割金が上乗せになるため、毎月の支払金額が高くなります。
一方、リボ払いで支払うと毎月の支払額はどんなに買い物をしても一定額で抑えることが出来ます。
例えば、月々10,000円の分割を組んだ後に、月々20,000円の分割を組めば毎月の支払額は30,000円です。これをリボ払いにすることで、毎月の支払額を10,000円に抑えることができるのです。
クレジットカード利用時の注意点:分割かリボ払いか理解しておく
私がクレジットカードを持ち始めたのは20歳の時です。クレジットカードを作る際に、様々な設定をする必要があり、私はあまり理解をしないまま作ってしまいました。
その時に「リボ払いにすると金額がキャッシュバックされる」キャンペーンをやっており、お得になるし、毎月の支払金額を減らせるなら一石二鳥ではないかと考えリボ払いを設定しました。
手数料を知らない私は、月々の支払5,000円に対してそれ以上の支出を繰り返し、リボ払い残高は常に上限に達していました。これが俗にいう、「リボ払い地獄」です。この支払いを終えるのに2年間かかりました。
クレジットカードを利用する際には、3つの点に注意する必要があります。
- 自分は何払いを選択しているのか
- 手数料はどれだけか
- 返済の目途を立てているのか
これらをしっかりと認識していないと、「リボ払い地獄」にはまりますので、私と同じ失敗はしないでください!
おすすめのクレジットカード①楽天カード
ここで、私が普段使っているクレジットカードを紹介します。1つ目は楽天カードです。楽天カードの最大の特徴はそのポイント還元率の高さにあります。楽天市場での買い物をよくする方には、このカード一択です。
分割支払いをする際にもポイントはつくので、大きな買い物をする際には大きなポイントのリターンが期待できます。
ほかにも、楽天Payに楽天クレジットカードを登録して使うことによってさらに大きなポイント還元を得ることができます。詳しくはこちらをご覧ください。https://debit-insider.com/archives/6425
楽天カード公式サイトはこちらです。毎日の買い物をお得に楽しみたい方は是非、楽天カードを使ってみてください!
おすすめのクレジットカード②エポスカード
続いてご紹介するクレジットカードは、エポスカードです。エポスカードは年会費が無料かつ海外旅行傷害保険が自動でついてきます。エポスカードを持っているだけで海外でのけがや病気にも保証が出る最強の1枚です。
また、優待・割引サービスも充実しており、このカードを1枚持っているだけでかなりお得な生活を送ることが出来ます。詳細な内容を知りたい方は【年会費永久無料の最強クレジットカード「エポスカード」について紹介】のサイトをご覧ください。
(参考元:https://websteer.net/archives/70)
分割払いとリボ払いをうまく使おう
今回はクレジットカードの分割払いとリボ払いについての説明をしました。それぞれ特徴があり、メリット・デメリットもあります。これらをうまく使いこなすことで毎月の支出は安定したものになります。
特に、リボ払いに関しては使い方を誤ってしまうと私のように「リボ払い地獄」に陥ってしまうので、くれぐれも自己管理ができる方だけ利用してくださいね。「ご利用は計画的に」行っていきましょう!