「クレジットカードのJCBってどんなサービスがあるんだろう?カードを作ってどんなお得なサービスがあるか知りたいな。」
JCBは日本発のクレジットカードブランドです。日本人に合わせたサービスが充実していて、国内でも国外でも使いやすいです。
この記事では、JCBの特徴4つとJCBのクレジットカードの中でおすすめのカードを紹介するので、これからカードを作ろうと考えている場合は、参考に読んでみてください。
(トップ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/3527811?title=%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%82%B8%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89%E3%81%A8%E7%8F%BE%E9%87%91)
JCBはどんなクレジットカードブランド?
JCBはVISAやMasterCardと並ぶ日本のクレジットカードブランドで、青・赤・緑のロゴが特徴です。
カード会社としての歴史が長く、世界中に加盟店が3,300万店程あります。日本だけでなく、海外の中でも特に東南アジアで提携している企業が多いです。
また、ディズニーの公式スポンサーでもあります。ディズニーランドやディズニーシーでJCBのロゴを見たことがある人も多いでしょう。
JCBのクレジットカードは2種類ある?
JCBのカードは2種類あることをあなたは知っていますか。「JCBが発行したカードなら1種類しかないんじゃないの?何が違うの?」と思いますよね。
実は「JCBが発行した本家カード」と「JCBの提携会社が発行した提携カード」の2種類あります。本家カードは、カードブランドでもあるJCBが発行しているクレジットカードを指します。
一方で提携カードは、楽天カードやイオンカード、ライフカードなどが発行しているカードのブランドがJCBであることを指します。
本家カードはJCB独自のポイントがあり、提携カードは、カードのブランドはJCBですが、ポイントはカードの発行会社によって変わります。(例:楽天ポイント、WAONポイント)
JCBのクレジットカードのランクは4段階
JCBの本家カードのランクは4段階あり、一般→ゴールド→プラチナ→ブラックの順番で上がります。カードのランクの違いは主に次のような内容です。(提携カードについては、提携先のカードランクになります。)
- ポイントの還元率(OkiDokiポイント)
- 24時間365日対応のコンシェルジュサービス(専任秘書)※プラチナから利用可能
- 空港のラウンジ利用
- ディズニー系列のホテルを優待で利用
- 有名レストランの食事代が優待料金で利用
カードのランクが高くなるほど当然機能も多くつきます。JCBはディズニーのスポンサーであるので、ホテルを優遇で宿泊できるのは、他のカードではなかなか見かけないサービスですね。
プラチナとブラックには、コンシェルジュサービスがつくので、旅行の手配やレストランの予約、コンサートチケットの手配まで、専任の方が面倒なことをすべてやってくれます。
普段忙しい人にとっては、飲み会の幹事や取引先との接待など、自分でやると時間がかかることをお願いできるので大変助かりますよね。
JCBの特徴①OkiDokiポイントを貯められる
ここからはJCBのカードの特徴を4つ紹介します。JCBの特徴の1つ目は、「OkiDokiポイントを貯められる」です。
OkiDokiポイントはJCBカードのポイントで、1,000円で1ポイント貯まります。会員サイトOkiDokiサイトを経由して買いものをすると、ポイントが3倍~20倍になるのでお得に貯められます。
ポイントが貯まれば、様々な商品と交換したり、月々の利用料金の支払いに使ったりできます。マイルや電子マネーにも変えられます。
ポイント交換カタログを見ると、ディズニーリゾートのチケットや高級レストランの食事券、ダイソンの掃除機など、誰もが欲しいと思うものがそろっているので、カタログを見ているだけでも楽しくなりました。
JCBの特徴②年間利用額に応じてポイントの倍率が変わる
JCBの特徴の2つ目は、「年間利用額に応じてポイントの倍率が変わる」です。
OkiDokiポイントの貯まりやすさは、カードの年間利用額で変わります。例えば一般カードを年間30万円以上利用すると、ポイントが10%アップします。(公式サイトに倍率が上がる条件が掲載されています。)
年間利用額とカードのランクが上がれば、ポイントの倍率を最大70%まで上げられるので、利用するほどポイントがどんどん貯まりますね。
ポイントの倍率が上がるためには、年間で一定以上の金額を利用して、さらにJCBスターメンバーズというサービスに登録される必要があります。(自分では登録できません。)
JCBの特徴➂国内加盟店数が日本で最大級
JCBの特徴の3つ目は、「国内加盟店数が日本で最大級」です。
JCBはVISAやMasterCardと比べても、日本国内では最大の加盟店数があります。日本のクレジットカードブランドであるので、使える店舗が国内で多くても不思議ではないですよね。
クレジットカードが使えるお店なら、基本的にJCBが使えると思って問題無いです。海外旅行ではVISAかMasterCardがメジャーで、日本人があまり行かない旅行先はJCBが使えないことがあります。
しかし、日本国内ならどこでも使えるので、安心してJCBのカードを使えますね。
JCBの特徴④海外旅行先でラウンジがあるので安心
JCBの特徴の4つ目は、「海外旅行先でラウンジがあるので安心」です。
海外旅行に行くと、日本語が通じるところが無くて不安になることありますよね。JCBでは、日本人に人気の観光地にJCBのラウンジがあります。都市の中にあるので、観光したあとに休憩したいときに助かりますね。
ラウンジには日本語が話せるスタッフがいるので、困ったことはすぐに相談でき、海外旅行で多くなってしまう荷物も一時的に預かってもらうこともできます。
その他に現地の観光情報やホテルの予約などもお願いできます。また、カードの紛失や盗難でも対応してもらえるので、旅行で何かトラブルがあっても安心ですね。
JCBのクレジットカードのデメリットは?
JCBのクレジットカードを利用するデメリットは1つで、海外加盟店がVISAやMasterCardと比べて少ないことです。クレジットカードのブランドで影響力が強いのはVISAとMasterCardです。
JCBはクレジットカードの国際ブランドとして世界中で知られていますが、この2社に比べると利用できる店舗の数が少なく、旅行先によっては不便を感じることがあるでしょう。
海外旅行では、VISAかMasterCardのカードを保険で一緒に持っていった方が、JCBが使えないお店でも使えるので安心ですね。
今からJCBのクレジットカードを作るならどれがいい?
クレジットカードを1枚も持っていない、これからJCBのカードを作ろうと考えているなら、おすすめのカードがあります。「JCB CARD W」と「JCB CARD W plus L」です。
JCBが発行しているカードで、18歳以上で39歳までの人に発行されるカードです。このカードは、OkiDokiポイントを利用するたびに2倍貯まります。
他のカードだと新規発行から数か月間限定や一定の要件を満たすなど条件がありますが、「JCB CARD W」と「JCB CARD W plus L」は、常にポイントが2倍になるので、驚きですよね。
あなたが40歳以上でもJCBカードは発行できるので、その場合は「JCB一般カード」を申し込みましょう。
JCB CARD WとJCB CARD W plus Lの違いは、カードのデザインの違いです。JCB CARD W plus Lは女性向けになりますね。
クレジットカードのJCBはどんなサービスがあるの? まとめ
今回は、クレジットカードのJCBの特徴を紹介しました。JCBは、VISAとMasterCardと比べると知名度は劣りますが、世界で通用するクレジットカードのブランドです。
日本人に合わせたサービスを提供しているので、使いやすいですし、安心もできますよね。さらに本家カードを使えば、ポイントは貯めやすいですし、交換できる商品も種類が豊富です。
今後JCBのクレジットカードを作る予定がある場合は、提携カードか本家カードのサービスで迷いますが、自分が利用するお店の特徴を踏まえたうえで選ぶことをおすすめします。