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自己破産後のローンはできないの?正しい知識と注意点を併せて解説!

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「自己破産を行うと、残っているローンや持ち物はどうなるの?」「自己破産をしたらローンが組めなくなるの?」と悩みますよね。

自己破産のイメージから、ローン審査に絶対に受からないと思われがちですが、そんなことはありません。

今回は、自己破産とローンのことを詳しく解説しています。ぜひ参考にしてくださいね。

(出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%81%8A%E9%87%91-%E3%82%B3%E3%82%A4%E3%83%B3-%E6%8A%95%E8%B3%87-%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9-2724241/)

自己破産すると今のローンはどうなるの?

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自己破産の手続きが認められると、借金はゼロになります。借金自体は免除になりますが、ほとんどの財産は失うことになります。

ローン返済中のものは、原則として没収されてしまいます。ローンをして購入する物といえば、家や車ですが、携帯電話や分割払いで購入した商品なども対象となるでしょう。

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20万円未満の物や生活必需品は、没収されない傾向にあります。ただし、携帯電話の場合は、利用停止状態になることを、覚えておいてくださいね。

ローン購入品一覧
  • 携帯電話
  • その他分割払いの商品

携帯電話の分割払いには注意が必要です。分割払い中は、自己破産を行うと携帯会社に通知が行き、携帯が止められてしまいます。携帯電話端末は、没収されませんが「赤ロム」と呼ばれるものに登録されます。

赤ロムとは、「何らかの理由で」販売キャリアからネットワーク利用制限をかけられた端末のこと。SIMカードを挿入しても通信ができない端末のこと。

家や車などの高額な物は没収される可能性は高いです。その他分割払いの商品が没収されるかどうかの判断は、個人では難しく、債務整理に詳しい専門家に相談することをオススメしています。

自己破産後のローンが通らない理由とは?

自己破産を行うと、事故情報に登録されます。ブラックリスト登録されるといった言い方が一般的かもしれません。事故情報に登録されるとどうなるかを、下記にて紹介します。

事故情報とは、借金の返済に問題があった場合に記録される信用情報のこと

事故情報に登録されるとどうなるか
  • 借入ができない
  • クレジットカードが作れない
  • ETCカードの利用ができない
  • 自動車ローンや車検ローンが利用できない
  • 住宅ローンが利用できない
  • 保証人となることができない
  • 携帯電話の分割払いが利用できない

ローンを申請すると、信用情報機関に照合をとります。照合した内容に事故情報があると、新規のローンは利用できません。自己破産の場合、事故情報は永遠に残る物ではなく、5年から10年で消えます。

信用情報とは、個人の金融における支払能力を判断するための情報のことをいいます。

信用情報機関とは、信用情報を蓄積している機関のことをいいます。

次の章からは、自己破産後のローン審査の注意点を詳しく解説していきます。

自己破産後はローン審査に注意が必要です

出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E5%81%9C%E6%AD%A2-%E8%A8%98%E5%8F%B7-%E9%81%93%E8%B7%AF-1077973/

自己破産後にローンを申し込む際は、以下の3つの点に注意する必要があります。

ローン審査の注意点
  1. 事故情報を把握する
  2. ローン審査を通す銀行を選ぶ
  3. 複数の金融機関で連続で申し込まない

3つの注意点を守れば、自己破産後でもローン審査が受かるようになるでしょう。ローン審査に連続で落ちると、個人の信用情報が傷つくおそれがあります。

信用情報に傷がつくと、事故情報に登録されてしまいます。コツコツ積み上げてきた信用情報が、ゼロになるので注意してください。

ローンを通す際の注意点①事故情報を把握する

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1つ目は、事故情報を把握することです。自己破産後は、事故情報が信用情報機関に5年から10年記載されます。

信用情報機関は3種類あり、事故情報の記載される期間がそれぞれ違います。

信用情報期間 会員の業種 事故情報の記載期間
日本信用情報機構(JICC) 消費者金融、信販会社 5年
指定信用情報機構(CIC) クレジットカード会社、信販会社、 5年
全国銀行個人信用情報センター(KSC) 全国の銀行 10年

ローン審査を申し込むには、ローン会社がどこに属しているのか確認する必要があります。下記の検索ページで確認する必要があります。

信用情報の確認が取れたら、該当する信用情機関から情報開示を申し込みましょう。

情報開示

情報開示は、「パソコン」「スマホ」「郵送」の3種類から申し込みができます。料金は500円から1,000円発生します。

3つの信用情報機関は、CRINと呼ばれる情報交流ネットワークで相互利用されています。そのため、KSCに事故情報が残っている場合は、10年間はローン審査に通らない可能性があります。

情報開示を行い、事故情報がないことを確認してから、ローン審査を申し込む方法が確実でしょう。

ローンを通す際の注意点②ローン審査を通す金融機関を選ぶ

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注意点2つ目は、ローン審査を通す金融機関を選ぶことです。金融機関を選ぶ基準は、以下の2点に注意する必要があります。

金融機関を選ぶ基準
  • 借入実績のない金融機関を選ぶ
  • 大手銀行・ネット銀行のローン審査は避ける

借入実績のない金融機関を選ぶ

信用情報機関の事故情報は5年から10年で消えますが、金融機関によっては、事故情報を持ち続けていることがあります。

つまり、自己破産を行った際に、ローンをしていた会社や銀行での新たなローンを組むことは難しいとされています。ローン審査を通す際には、借入実績のない金融機関を選ぶことをオススメしています。

大手銀行・ネット銀行のローン審査は避ける

大手銀行やネット銀行のローン審査は、「スコアリングシステム」を採用しています。一般的にかなり厳しいと言われているので、ローン審査が通らないことが多いです。

スコアリングシステムとは、申込者の申請内容や信用情報を点数化し、一定以上の点数があれば審査を通すという方法

また、ネットのローンを利用する際は、相談窓口が電話対応のみとなってしまいます。いざというときに不安になるのでオススメはしていません。

以上の2点を踏まえて、借入実績のない中小銀行で、ローン審査を受けることをオススメしています。

ローンを通す際の注意点③複数の金融機関で連続で申し込まない

出典:https://pixabay.com/ja/photos/warnschild-%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88-4240442/

注意点3つ目は、複数の金融機関で連続で申し込まないことです。ローン審査を通すために、必要以上の金融機関で審査を受けることは、オススメしていません。

オススメしない理由
  • ローンの管理が大変になる
  • ローン審査が通らない可能性がある

ローン審査を申し込むと、ローン会社が信用情報機関に、個人の信用情報を確認します。複数の申し込みは、収入面で困っているのではないかと、警戒される可能性があります。

仮に、複数のローン審査が通った場合、会社ごとの返済日の違いや、金利を多く支払うことになります。自分に合う1社に絞り、ローンの審査を受けることが得策でしょう。

自己破産後からローン審査を通すためのポイントを紹介

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自己破産を行うと5年から10年間は、信用情報機関に事故情報として記載されるので、ローン審査は受かりません。ローン審査が受かるのは、事故情報がなくなってからと覚えておいてくださいね。

事故情報がなくなると、「ホワイト」と呼ばれる状態になります。金融機関が個人の信用情報を見ると、「この人は過去に金融事故(自己破産など)があったんじゃないか?」と警戒される傾向にあります。

DEBIT INSIDER運営部
DEBIT INSIDER運営部

ホワイトとは、信用情報が真っ白ということ。今の時代、携帯電話の分割払いを利用したり、クレジットカードを利用するのが当たり前です。真っ白な情報は、かえって不利に働きます。

ホワイト状態でも、ローン会社によっては、審査が受かることもあるでしょう。少しでも審査が受かる確率を上げるには1つのポイントがあります。

次の章からは、ローン審査を通すためのポイントを解説していきます。

ローン審査を通すためのポイント|クレジットヒストリーをためる

(画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/1472166?title=%E5%AE%B6%E8%A8%88%E7%B0%BF)

ローン審査を通すためのポイントは、クレジットヒストリーをためることです。前述した通り、事故情報がなくなると、ホワイトと呼ばれる状態になります。

クレジットヒストリーとは、クレジットカードやローンの返済履歴のこと

ホワイトの状態から、クレジットヒストリーをためることで、ローン審査が受かりやすくなる傾向にあります。まずは手軽な携帯電話の分割払いを利用し、継続してクレジットヒストリーをためることをオススメします。

ただし、滞納せずに使うことが大切です。無理のない範囲での使用を検討してくださいね。

自己破産に関する悩みは東京ロータス法律事務所がオススメ

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自己破産に関することは、東京ロータス法律事務所に相談するのがオススメです。東京ロータス法律事務所がオススメな理由は、4つあります。

東京ロータス法律事務所をオススメする理由
  1. 債務整理の案件が得意
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特に、債務整理を専門的に扱っているので、自己破産のことやローンに関する相談にも乗ってくれます。メールや電話相談は無料なので、気になる悩みがあれば、気軽に相談できるのも嬉しいポイントです。

詳しくは、こちらの記事を参考にしてください。悩みを解決することができますよ。

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自己破産とローンの関係性まとめ

自己破産とローンについて紹介しました。重要なポイントを改めてまとめます。

自己破産を行うと、今残っているローンはゼロになります。ただし、ローン返済中の所有物は、没収されてしまうことを覚えておいてくださいね。

ローン審査の注意点
  1. 事故情報を把握する
  2. ローン審査を通す銀行を選ぶ
  3. 複数の金融機関で連続で申し込まない

自己破産を行うと、ローン審査が絶対に通らないと思われがちですが、そんなことはありません。事故情報が消えるとローン審査は受かります。

まずは、事故情報が消えるまでコツコツと支払いを行い、事故情報をなくすことが、ローン審査を通すための第一歩となるでしょう。この記事を参考に、自己破産の正しい知識が身に付けば幸いです。

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