カードローンなどでお金を借りたことはありますか?借りたことのある人は分かると思うのですが審査を通らないとお金を借りることはできません。どうすれば審査を確実に通過することができるのか気になりますよね。
しかし、消費者金融は審査の基準を開示していないため、確実に審査に通る方法を知ることは不可能です。
確実に審査を通過できる基準や方法はありませんが、信用情報に傷をつけない、希望額を低めにしておく、複数の申し込みをしない、などとおさえておくと審査に通りやすいポイントはいくつかあります。
どうすればより審査に通りやすくなるのかを書いていくので、借金の申し込みを考えている方はぜひ最後まで読んでみて下さい。
(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E6%9B%B8%E3%81%8D%E8%BE%BC%E3%81%BF-%E3%83%9A%E3%83%B3-%E7%94%B7-%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%AF-1149962/)
なぜ借金をするのに審査があるのか
そもその借金をするのになぜ審査を通らなければいけないのでしょうか。
お金を貸す側の視点で考えていきましょう。お金を貸す側は貸した際につく利子で利益を出しています。しかし、貸したお金が返ってこないようなことがあれば損失となってしまいます。
お金を貸す側にとって貸す行為とは、利益を出すチャンスであるとともに損失を被るかもしれないリスクなのです。
そこで、審査という形で返済能力があると判断した人にのみお金を貸していくという方法をとることにしました。審査を通った人だけにお金を貸していくことで、損失を被るリスクを最小限に抑えることができますよね。
借金の審査がない場合は闇金を疑う
借金なしでお金を借りたいと思う人もいるでしょう。ただ、審査なしでお金を借りられるなどという都合の良いことはないです。
お金を貸す側は無差別にお金を貸してしまうとお金を返してもらえないというリスクが高くなってしまいます。
一部審査なしでお金の貸し出しを行っているところもありますが、その場合は闇金だと考えてください。闇金からお金を借りてしまうと、法外な利子を請求されてしまうので注意してください。
審査がないのでついそこで借りたくなってしまうかもしれませんが、絶対にやめましょう。
信用情報を汚さずに借金の審査を通過する
ここからは審査に通るためにおさえておくべき7つのポイントを紹介します。
借金の返済を延滞(61日以上または3か月以上)したり、借金を返すことができずに債務整理を行ったりすると信頼を著しく損ねる契約不履行があるとして、ブラックリストに登録されてしまいます。
ブラックリストに登録されてしまうと借金の申し込みをしても審査には通らなくなってしまうので、ブラックリストに載ることのないよう注意してください。
また、過払い金があった場合、過払い金返済要請をしてもブラックリストに載ることはありません。
他社や銀行からの借り入れがない状態にして借金の審査を通過する
他社からの借り入れがある状態だと、自社の返済にまわせる金額が小さくなってしまうと判断され審査は通りにくくなってしまいます。
他社からの借り入れがある場合はそちらの借金を全て返してから申し込みをするのが無難です。
また、住宅ローンなどがある場合も同様に審査が通りにくくなってしまいます。
すでにしている借金は極力ない状態にしてから借金の申し込みをすることをお勧めします。
安定した職業について借金の審査を通過する
安定した職業についていたほうが審査には通りやすいです。正社員や公務員はアルバイトやパートに比べ安定していると判断されるので、より通りやすくなります。
年収は高いほうが審査に通りやすくなりますが、年収が高いかどうかよりも安定しているかどうかというほうが重視されます。
また、勤続年数が長ければ長いほど審査に通りやすくなります。最低でも1年は勤めてから申し込みをするべきです。
複数の申し込みを避けて借金の審査を通過する
複数の消費者金融に借金の申し込みをするのはやめておきましょう。
それぞれの消費者金融で顧客の情報を共有し合っているので、複数の消費者金融に借金の申し込みをするとその情報は筒抜けとなってしまいます。
複数の申し込みをしていると貸す側は不審に感じてしまうので、審査に落ちやすくなってしまいます。
1つだけ申し込んだ場合、そこが落ちてしまうと借りることができないと不安になってしまうのは分かります。しかし、複数申し込むことで余計に審査に通りにくくなってしまうのでやめましょう。
総量規制以内の希望額で申請して借金の審査を通過する
借金の希望額は総量規制以内の額にしておくことをお勧めします。総量規制とは年収の3分の1を超えない額のことです。
銀行のカードローンで借金をする場合、総量規制以上の額は基本的に借りることはできません。
消費者金融のカードローンを利用しての借金なら総量規制を超える額も借りることはできます。
ですが、総量規制を超える額で申請してしまうと審査に落とされてしまう確率が上がってしまいます。できるだけ総量規制以内で申し込むようにしましょう。
利用目的を明確にして借金の審査を通過する
借金の申し込みをすると、使用用途を聞かれることがあります。気をつけて欲しいのは使用用途をギャンブル、他者への返済、生活費などと答えてしまうと審査に落とされやすくなってしまうということです。
ギャンブル
借金をしてまでギャンブルをしようとしている人にお金を貸したいと思う人はいないでしょう。
ギャンブルをするためのお金を貸しても返済してもらえなくなる可能性が高いと判断されてしまいます。ギャンブルのために借金の申し込みをしても高確率で審査に落とされるでしょう。
他社への返済
他社への返済のためにキャッシングを希望する場合も審査に落とされる可能性が高いです。
他社で借りたお金を自力で返済できないのではないかと思われてしまうからです。
生活費
生活費のために借金をしたいというのも審査に落とされる確率が高いです。
生活費のために借金をしなくてはいけない状態は、支出が収入を上回っているとことになります。
お金を貸しても返済できないのではないかと判断されやすくなってしまいます。
職場での在籍確認をして借金の審査を通過する
職場の在籍確認として職場に電話がかかってくることがあります。
本人が電話に出ることができなくても、その職場に在籍しているということが分かれば問題はありません。
この時、在籍確認が取れないと審査に落ちてしまうので職場の電話番号を書き間違えたり、嘘の電話番号を書かないように注意してください。
また、消費者金融と言うことは明かさずに電話を掛けてくれます。自分自身が電話に出ることができなくても職場の人にばれる心配はないので安心してください。
消費者金融と銀行のカードローン
消費者金融と銀行のカードローンはどちらのほうが審査に通りやすいのでしょうか。結論から言うと消費者金融のほうが審査に通りやすいです。
消費者金融はお金を貸し出した利子で利益を得ているのに対して、銀行はお金の貸し出し以外のことも行っています。
銀行は無理にお金を貸さなくても利益を失うことはないので、審査を厳しくして貸したお金が返ってこないというリスクを減らすことを優先的に考えます。
そのため、消費者金融のほうが銀行よりも審査が甘いと考えられます。
まとめ
以上が借金の審査を通過するためのポイントと注意点です。確実に通過できるわけではありませんが、これらのポイントをおさえることができれば高確率で審査に通ることができます。
お金を借りたいけど審査に通るのか不安という方は以上のポイントをおさえて借金の申し込みをしてみてください。
審査を通過することは重要ですが、お金を借りたら返す義務が発生します。返すことができないのにむやみに借金をすることは、後々自分を追い詰めることになるのでやめましょう。
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