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【初心者向】オンラインカジノで勝つと確定申告は必要?手順も解説!

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今回はオンラインカジノで儲けたお金を確定申告する方法と注意点を解説します。オンラインカジノはインターネットで24時間遊べるギャンブルで人気が出ています。

ギャンブルで儲けた利益は、原則確定申告をして税金を納めなければいけません。しかし、競馬やパチンコで儲けたお金から税金を払ったという話はあまり聞かないですよね。なぜでしょうか?

この記事では、オンラインカジノの利益を確定申告する理由や税金の計算方法も解説するので、確定申告に困ったら読んでみてください。

(トップ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/3227021?title=%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E3%81%A8%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%B3%E3%83%AD)

オンラインカジノで勝った!勝ったお金の確定申告は必要?

(画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/3226263?title=%E3%81%8A%E9%87%91%E3%82%92%E6%8F%A1%E3%82%8A%E3%81%97%E3%82%81%E3%82%8B%E7%94%B7%E6%80%A7)

あなたは【オンラインカジノ】というものを聞いたことがありますか?最近日本でも手軽に遊べるギャンブルとして人気が出ているんですね。パソコンとインターネットがあれば海外のカジノで遊べるんです。

オンラインカジノは合法?違法?

オンラインカジノは、海外で政府から許可を得て運営されているので合法なギャンブルです。海外では合法ですが、日本ではオンラインカジノの法律が無いため、合法とも違法とも言えないんですね。

実は日本では、国から認められたギャンブル以外は禁止です。競馬、競輪、パチンコ、宝くじが国から許可されているギャンブルの代表例ですね。

オンラインカジノは、ネットにつないで日本で遊んでいますが、運営会社は海外にあるため日本の法律で取り締まることができないんです。

オンラインカジノで勝った時の賞金はどうするの?

オンラインカジノでは自分のお金を掛けるので、勝った場合は賞金を受け取れます。この賞金は自分のお金になりますが、収入でもあるので確定申告して税金を納めなければいけません。

確定申告をしないと、賞金をもらっているのに意図的に申告しなかったとして、税務署が脱税と認定します。脱税すると納めるべき税金に罰としてさらに税金が加わることも…。

オンラインカジノで儲けた賞金をどのように計算して確定申告するか、これから1つずつ解説していきますね。

ギャンブルの利益は確定申告して税金を納めないといけない

(画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/3103735?title=%E3%81%8A%E9%87%91%20%E7%AE%A1%E7%90%86%20%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8)

ギャンブルで出た利益は原則「確定申告して税金を納めないといけない」と法律で決まっています。ギャンブルの利益は所得税を支払う必要があり、所得の中の【一時所得】というものに分類されます。

国税庁では、一時所得は次のものを対象すると決めています。宝くじやパチンコの景品は(1)、競馬や競輪は(2)に該当します。

(1) 懸賞や福引きの賞金品(業務に関して受けるものを除きます。)
(2) 競馬や競輪の払戻金
(3) 生命保険の一時金(業務に関して受けるものを除きます。)や損害保険の満期返戻金等
(4) 法人から贈与された金品(業務に関して受けるもの、継続的に受けるものは除きます。)
(5) 遺失物拾得者や埋蔵物発見者の受ける報労金等

(引用:https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1490.htm)

オンラインカジノもギャンブルの一種のため、上記の(1)、(2)に該当すると考えられ、確定申告が必要になります。一時所得の計算は次の章で詳しく解説しますね。

パチンコや競馬で勝った経験がある人で、賞金から税金を払ったことがある人は少ないでしょう。オンラインカジノとその他ギャンブルで賞金の受け取り方に違いがあるのが原因なんです。これは別の章で解説しますね。

一時所得の金額を計算する手順

ギャンブルの利益は確定申告で【一時所得】に分類されると説明しました。ここでは、一時所得の金額をどのように計算するのか1つずつ解説します。

一時所得の計算式

一時所得は国税庁のホームページで、次のように計算するよう決められています。

総収入金額-収入を得るために支出した金額(注)-特別控除額(最高50万円)=一時所得の金額

(注) その収入を生じた行為をするため、又は、その収入を生じた原因の発生に伴い、直接要した金額に限ります。

(引用:https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1490.htm)

オンラインカジノの場合は、総収入=賞金収入を得るために支出した金額=掛け金と考えてください。【特別控除枠】は、誰でも賞金から掛け金を引いた金額から50万円を引くことができます。

一時所得を実際に計算してみよう

賞金が100万円、掛け金が30万円のとき一時所得がどのようになるか計算します。(今回はオンラインカジノの賞金以外一時所得がないものと考えて計算します。)

  • 賞金100万円ー掛け金30万円=利益70万円
  • 利益70万円ー特別控除額50万円=20万円→一時所得

賞金から掛け金を引いた金額が50万円以下の場合は、一時所得はマイナスにならず0円となります。

利益が年間50万円以下なら納税は不要(確定申告は必要!)

オンラインカジノ(その他ギャンブルも同様)の利益は、金額により納税が不要の場合もあります。一時所得の計算方法で、特別控除額50万円がありますよね。

年間の賞金から掛け金を引いた利益が50万円以下の場合は、一時所得の金額は0円となります。そのため課税対象となる金額は0円となり、所得税の納税は不要です。

オンラインカジノの賞金が80万円と仮定して、掛け金を次の2パターンで納税が必要か不要か計算してみましょう。

パターン①賞金80万円、掛け金50万円の場合

一時所得の計算式にそれぞれの金額を入れると次のようになります。

賞金80万円ー掛け金50万円ー(一時所得の特別控除額50万円)=利益-20万円→0円

一時所得の金額は0円となり、納税は不要となります。利益が50万円以上出ていても、掛け金が大きい金額になると、特別控除額と合わせて利益を上回ることが多いですね。

パターン②賞金80万、掛け金20万の場合

掛け金が20万円の場合は、一時所得の金額は次のようになります。

賞金80万円ー掛け金20万円ー(一時所得の特別控除額50万円)=利益10万円

一時所得の金額は10万円となり、納税が必要です。利益が大きく掛け金が少ない場合でも、特別控除額で一時所得の金額を抑えることができますね。

オンラインカジノの一時所得を確定申告するときの注意点

(画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/304107?title=%E7%A2%BA%E5%AE%9A%E7%94%B3%E5%91%8A)

一時所得を計算する時に注意点があります。それは【ギャンブルで負けた時の掛け金は、賞金を得るために支出したお金として計算できない】です。

一時所得を計算する時に支出金額に含められるのは【利益が発生するために必要になったお金】です。負けた場合は、利益は発生しないので掛け金は支出金額に加えることができません。

例えば次のように勝ち負けがあった場合は、支出金額はいくらになるでしょうか。

回 数 賞 金 掛け金 損 益
1回目 50万円 20万円 +30万円
2回目 30万円 50万円 -20万円
3回目 60万円 20万円 +40万円
4回目 20万円 30万円 -10万円
5回目 10万円 50万円 -40万円

支出金額は【40万円】となります。(掛け金の1回目と3回目に注目してください。)

支出金額は利益が発生したときが計算対象となるので、1回目と3回目の掛け金が支出金額として認められるのです。

オンラインカジノの利益を確定申告するときに必要な書類

オンラインカジノの利益を確定申告するときは、次の書類を準備しておきましょう。

確定申告で必要な書類
  1. 源泉徴収票
  2. 支払調書
  3. ②が無い場合は、掛け金と賞金の明細がわかる書類

①は年末から年始にかけて会社から配られる所が多いでしょう。確定申告書を作成する時に必要になるので、捨てずに保管しましょう。

支払調書は「1年間で△△円を○○という理由で払いましたよ。」と記載された書類になります。オンラインカジノに問い合わせて発行できるか確認しましょう。

支払調書がオンラインカジノから発行できない場合は、自分が1年間でどれだけ掛け金を支払って、賞金を受け取ったかがわかる明細を準備しておきます。

確定申告は、前年の1月1日~12月31日で得た利益が対象となります。申告期間は例年2月中旬~3月中旬までとなるので、忘れずに準備しましょう。

オンラインカジノとその他のギャンブルの違い

パチンコや競馬は、勝った時の賞金を景品や現金で受取をします。一方でオンラインカジノは、勝った時の賞金を銀行口座に出金してから受取をします。

ギャンブルの賞金を現金や景品で受け取った場合、渡した側と受け取る側で記録が残りません。本来は税金を納めますが、税務署は記録がないものに税金を払う指導ができないため、大目に見ているのが現状です。

しかし、オンラインカジノの賞金は銀行口座に出金後に受取をするので、銀行と賞金を受け取る人で両方の記録が残ります。銀行は取引記録の保存が義務になっているので、自分の通帳を無くしても言い逃れはできません。

税務署は銀行の取引記録を見て確定申告がないと、「この人はオンラインカジノの利益を申告していないな。」と判断し、申告するよう指摘をします。

オンラインカジノは取引記録が確実に残る

(画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/1555029?title=%E9%A0%90%E9%87%91%E9%80%9A%E5%B8%B3)

オンラインカジノの決済方法は、クレジットカードや仮想通貨など様々です。

オンラインカジノの決済方法
  • クレジットカード(VISA、Mastercard、JCBなど)※入金のみ
  • Vプリカ※入金のみ
  • 電子決済サービス(ecoPayz、iWallet、VenusPointなど)
  • 仮想通貨(Bitcoinなど)
  • 銀行口座※出金のみ

Vプリカは、インターネット上のプリペイドカードです。VISAに加盟しているネット上のお店であれば、Vプリカで支払いができます。ただし、インターネット上にあるカードのため、実物のカードは発行されません。

電子決済サービスは、インターネット上に銀行口座を開設して、掛け金を入金したり、賞金を出金したりできるサービスで、オンラインカジノでは広く利用されているサービスです。

どの決済方法も個人情報や銀行口座の情報を登録するため、取引をすると記録が確実に残ります。そのため、税務署は確定申告書と銀行口座の情報から取引記録をたどってお金の流れを把握できるんですね。

オンラインカジノで利益が出たら確定申告を必ずすること!

(画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/379822?title=%E7%A8%8E%E5%8B%99%E7%BD%B2)

オンラインカジノで利益が出たら、銀行に出金するたびに記録が残るので必ず確定申告をしましょう。

パチンコや競馬は、勝った時に景品や現金で受け取ると記録が残らないため、勝った人に職員がついて記録を確認する余裕はありません。そのため税務署は、パチンコや競馬などについては実質見逃している状態です。

先ほど説明したとおり、税務署は銀行に問い合わせをして取引記録の確認ができます。税務署は取引記録を見て、利益がでているのに所得税の申告が無いと申告者に問い合わせをすることも…。

申告漏れの場合、本来払うべき所得税に加えて延滞税がかかります。「儲かった金額が少なければバレないだろう。」と思っても、税務署は個人の取引記録をしっかり確認していますよ。

オンラインカジノの賞金は確定申告が必要? まとめ

オンラインカジノの確定申告の手順や注意点を解説しました。オンラインカジノは海外では合法ですが、日本では違法とも合法ともされない難しいものです。今後は具体的な法律ができるかもしれませんね。

登録や掛け金の入金がインターネット上で完了するため、「カジノに興味あったけど、海外に行くのはお金がかかるからできなかった。」という人にも、パソコンとネット環境があれば時間に関係なく遊べるので便利です。

オンラインカジノで遊んで勝ったら脱税はせず、確定申告してきちんと税金を納めてくださいね!

オンラインカジノの情報をより詳しく知りたい方へ

この記事を読んで、「実際にオンラインカジノを始めてみようかな」と考えている人もいるのではないでしょうか?

たしかにオンラインカジノは他のギャンブルに比べて還元率が高く、比較的リスクの少ないものです。ですが、オンラインカジノである程度の収入やボーナスを得るためには、やはりある程度の知識が必要です。

また、稼いだ収入の税金については正しく知っておかないと、後々大きなトラブルになることも…

『カジノビリオンズ』というサイトでは、日本人のためのオンラインカジノ情報をたくさん紹介しています。

各カジノのレビューやゲームの紹介、必勝法から入出金のやり方、気になる税金の話などまで網羅的に紹介されているので、以下のリンクからぜひチェックしてみてくださいね。

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シドニー
都内の会社で事務員してます。 ペンギンがいる水族館にいくことが趣味。イワトビペンギンがいれば興奮。キックボクシング修行中。スイーツは何でも食べてしまう。 資産運用大好きな変人。投資はFX、ロボアド、投資信託、株式、海外銀行など何でもします。
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