リスクってどんな仮想通貨なのか。なぜ注目されているのか。気になる方は多いと思います。
リスクの将来性は高いと言われており、期待されている仮想通貨です。でも、なぜ将来性が高いか分からないと思います。
そこで、この記事では、リスクの特徴や将来性について、詳しく解説していきます。リスクがどんな仮想通貨なのか知りたい方はこの記事を最後まで読んでみてくださいね。
(トップ画像出典:https://unsplash.com/photos/_QD74XWtuME)
仮想通貨「リスク(Lisk)」の基本情報
まず、リスクとはプラットフォームです。その中で使用されている通貨が「リスク」です。ややこしいですよね。リスクが「リスク」という名前の仮想通貨を作ったということです。
リスクには、簡単という意味があります。名前の由来は「リスクを通して簡単にサービスを作れる」というところからきているようです。
このリスクという仮想通貨はどんな通貨なのでしょうか。以下にまとめてみました。
- 通貨名:リスク(Lisk)
- 単位:LSK
- 発行年:2016年5月
- 時価総額:¥12,475,756,291(2020/4/1時点)
- 値段:¥101.58
- 時価総額順位:42位
現時点でリスクは時価総額の順位もそれほど高くなく、まだまだ発展途上といった仮想通貨です。まあ発展しないという可能性もありますけどね。
また、リスクは他の仮想通貨と違った特徴を持った仮想通貨です。なので、ここからはリスクの特徴について解説していきます。
仮想通貨「リスク(Lisk)」の特徴とは?
リスクには他の仮想通貨と違った特徴が主に、5つあります。それは以下の通りです。
- スマートコントラクトを実装
- JavaScriptを使用
- サイドチェーンを設置可能
- 発行上限が無い
- 独特の承認システム「DpoS」を採用
リスクはこのように他の仮想通貨と違った特徴を持っているので、リスクに注目している人は少なくありません。
しかし、これだけだとリスクの特徴が詳しくわからないですよね。なので、リスクの5つの特徴について詳しく解説していきますね。
仮想通貨「リスク(Lisk)」の特徴①スマートコントラクト
まずは、リスクのスマートコントラクトについて解説していきますね。リスクはスマートコントラクトという技術を使用しています。
スマート・コントラクト(Smart contract)とは、契約のスムーズな検証、執行、実行、交渉を意図したコンピュータプロトコルである。スマートコントラクトには第三者を介さずに信用が担保されたトランザクションを処理できるという特徴がある。
出典:Wikipedia
従来の契約では、第三者が仲介することで、時間やコストがかかってしまいます。また、第三者が仲介することで不正が起こる可能性もありました。
しかし、スマートコントラクトという技術を使うことで、時間とコストの削減、そして契約を安全に行うことができます。
自動販売機で例えると分かりやすいです。自動販売機で水を買うときに、水のボタンを押せば買うことができます。このときに第三者の仲介があったらとても不便ですよね。
リスクはその仲介を無くすためにスマートコントラクトという技術を使用しました。
仮想通貨「リスク(Lisk)」の特徴②JavaScript
2つ目の特徴は、リスクはJavaScriptで開発されているということです。JavaScriptはかなりメジャーなプログラミング言語で、JavaScriptを扱えるエンジニアは数多くいます。
基本的に仮想通貨は独自のプログラミング言語を使用しているので、開発に関わることはとても難しいです。
しかし、リスクならJavaScriptというメジャーなプログラミング言語を使用しているので、JavaScriptを扱うエンジニアはリスクの開発に関わりやすいです。
開発しやすい環境を作ることで、リスクが発展しやすくなっています。なので、リスクの今後に注目している人は多いです。
仮想通貨「リスク(Lisk)」の特徴③サイドチェーン
仮想通貨にはブロックチェーンの技術が使用されており、一本のチェーンで成り立っています。このブロックチェーンを補助する役割を持っているのがサイドチェーンです。
サイドチェーンを使用することで、ブロックチェーン全体の処理能力が上がります。また、ハッキングやバグが起こってもサイドチェーンを置き換えることで対処が可能です。
一本のチェーンではなく、複数のチェーンにすることで、効率が良くなるだけでなく、柔軟な対応も可能となります。
仮想通貨「リスク(Lisk)」の特徴④発行上限が無い
仮想通貨は基本的に発行上限が設定されています。理由は発行されすぎると価値が無くなるからです。しかし、逆に価値が高くなりすぎる場合もあるようです。
リスクは法定通貨(現金)のような仮想通貨を目指しています。なので、あえて発行上限を無くし、価値が高くなりすぎないようにしています。
また、リスクが発行されすぎて価値が無くなることを防ぐための対策もしています。その対策とは、一度に発行できる枚数を抑えることで、ゆるやかな価格上昇を作ることです。
これによって、リスクが多くの人に使用される仮想通貨となることを目指しています。
仮想通貨「リスク(Lisk)」の特徴⑤独特の承認システム
リスクは「DPoS(Delegated Proof of Stake)」という独特の承認システムを使用しました。
このDPoSは、リスクの所有者がリスクのセキュリティを高めてくれる人にマイニングを任せるという投票方式で行われます。この投票に応じてマイニングする人を決めていきます。
マイニングとは、暗号化されたブロックの情報を解析し、最も早く解答を得た人が取引を承認して報酬を得る仕組みです。
リスクのマイニングには初心者向けのVotingと上級者向けのForgingの2つがあるので、それぞれ解説していきますね。
仮想通貨「リスク(Lisk)」のマイニング
基本的にマイニングは上級者向けの機能です。しかし、リスクでは、初心者でも参加できる機能があります。初心者向けのVotingと上級者向けのForgingについて詳しく解説していきますね。
Voting
Votingとは、リスクでマイニングする人を投票形式で101人を決定することです。
リスクを持っていれば、最大で101人まで投票することができます。投票した人がマイニングする人に選ばれたら、その人が取引するたびに報酬を得ることができます。
Forging
Forgingとは、Votingによって選ばれた101人ができるマイニングです。
Forgingに参加するためには初期費用に30LSKは保有している必要があります。参加するだけなら30LSKでいいですが、選ばれるためには資金力が重要です。
なので、投票に選ばれたいならできるだけ多くのリスクを保有しておきましょう。
仮想通貨「リスク(Lisk)」の将来性
リスクの将来性は高いです。サイドチェーンが使えることや、JavaScriptで開発できることが今後の開発に期待されています。
大手企業との提携もされており、有名なのはMicrosoftのブロックチェーンクラウドサービスである、「Windows Azure」です。
今後、さらにリスクと提携する企業が増えれば、リスクの価値は高まっていくと予想されています。リスクの今後の動きに注目ですね。
仮想通貨「リスク(Lisk)」を買うときにおすすめの取引所
この記事を読んで、リスクを購入したいと思った方もいるでしょう。そんな方のために、おすすめの取引所を紹介しておきます。どちらもリスクを購入できますよ。
- Coincheck
- bitFlyer
Coincheck
「Coincheck(コインチェック)」は圧倒的な使いやすさが特徴です。アプリダウンロード数もNo.1で270万ダウンロードを突破しています。
また、人気ランキング、初心者登録者数、信頼性の高い取引所ランキングなどで1位を獲得しています。
使いやすく、信頼もあるCoincheck(コインチェック)なら安心してリスクを運用することができますね。「Coincheck(コインチェック)公式サイト」
bitFlyer
bitFlyerは簡単に取引できるので初心者にも扱いやすい取引所です。利用ユーザーも多く、日本最大級の規模なので安心ですね。
また、本格的なチャート分析も可能で、初心者から上級者まで利用しやすい取引所と言えるでしょう。「bitFlyerの公式サイト」
仮想通貨「リスク(Lisk)」 まとめ
この記事では、仮想通貨「リスク」について解説してきました。リスクは今の段階では発展途上ですが、今後の成長はかなり期待されています。
正直、成長しない可能性もありますが、期待はできるでしょう。なので、リスクの今後に注目しておくべきですね。また、初心者でも参加できるマイニングもあるのでおすすめです。
この記事を最後まで読んで、興味のある方はリスクを購入してみてください。