「最近、仮想通貨を管理できるプリペイド式デビットカード、Rcardに興味があるんだけど、どんなメリットがあるのかな?」
そんなRcardの利用を考えているあなたのために、この記事ではRcardの基本情報をもとにメリット・デメリットや登録方法を解説!この記事を最後まで読んで、ぜひ参考にしてくださいね。
(アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/3053788?title=%E9%9D%92%E7%A9%BA%E3%81%AB%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%82%B8%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%92%E6%8C%81%E3%81%A4%E6%89%8B)
仮想通貨をまとめて管理!レボレット、Rcardとは
Revollet(レボレット)とは
Rcardの記事なのに、レボレットの説明?と思われるかもしれませんが、Rcardを話す上で、まずはレボレットについて説明する必要があります。
レボレットとは、レボレット・インターナショナル・リミテッドという会社が展開する、円やドルなどの法定通貨や複数の仮想通貨をインターネット上で管理できるサービスです。
電子上で自分の資産を管理できるため、このようなサービスはe-walletとも呼ばれています。
Rcardとは
Rcardとは上述のレボレットというe-walletサービスから生まれたプリペイド式デビットカードです。
レボレットに預けている仮想通貨はRcardを用いてATMから現金に変換して引き出したり、ショッピングに使ったりもできます。次の見出しでは、Rcardの基本機能について説明していきます。
仮想通貨をチャージしてRcardでお買い物
Rcardはe-wallet上にある仮想通貨を法定通貨に変換してRcardにチャージしたり、クレジットカードとしても使うことができます。
Rcardにチャージする場合は初回は300ドル以上(32,000円以上)、2回目以降は100ドル以上(10,800円以上)がチャージ金額に必要になります。
また、Rcardにチャージできる最大チャージ金額は10,000ドル(108万円)までです。
注意したい点は、チャージを行ってから4~7営業日が経過しないとe-walletに反映されない点です。使う予定がある場合は余裕を持ってチャージすることをオススメします。
1ドル=108円で換算しています(2020年4月時点)
Rcardで現金を引き出す
Rcardの使い方は普通のクレジットカードやキャッシュカードと同じで、全国にあるUnionPay(銀聯、ぎんれん)対応のATMならどこでも引き出しが可能です。
- セブン銀行
- イオン銀行
- ゆうちょ銀行
- 三井住友銀行
- 三菱UFJ銀行
日本国内では1回の取引で最低1000円~最大20万円まで引き出しが可能です。
ただ、引き出しの手数料は普通のキャッシュカードと比べると1回3.5ドル(約380円:2020年4月時点)と少し高いので、注意が必要です。
(※ATM毎で出金金額に限度があることもあるので、そちらが優先されることもあります。)
OmniPayでRcardの仮想通貨の残高・使用履歴をみる
Rcardの使用履歴や残高を確認する場合、OmniPay(オムニペイ)というサービスとRcardの情報を紐づけることで簡単に確認ができます。
OmniPayはフィリピンの金融サービス会社で、OmniPayがUnionPay(銀聯、ぎんれん)ブランドの残高管理・使用履歴を担っています。
Rcardが届いたら自分のカードを有効化するために、まずOmniPayに登録しなければなりません。
OmniPayに登録する方法は後の見出しでRcardの登録方法と一緒にご紹介するのでそちらをご覧ください。
Rcardが扱える仮想通貨は?
Rcardの基本情報がわかったところで次は、Rcardが取り扱っている仮想通貨をご紹介。
仮想通貨の最高入金額は設定されておりませんが、最低入金額は仮想通貨ごとに設定されており、取り扱い仮想通貨とあわせてご紹介します。
- BTC(ビットコイン)→最低入金額:0.01 BTC
- ETH(イーサリアム)→最低入金額:0.1 ETH
- XRP(リップル)→最低入金額:20 XRP
- XGT(クロスゲートトークン)→最低入金額:20 XGT
- ADA(カルダノ)→最低入金額:0.1 ADA
Rcardへの仮想通貨の入金、各種手数料は?
次は、具体的に使用する上でどのくらいの手数料がかかるのかをお伝えしていきます。
- クレジットカードで入金→入金金額の8%
- BTC(ビットコイン)で入金→無料
- ETH(イーサリアム)で入金→無料
- XRP(リップル)で入金→20XRP
- 初年度年会費→50ドル
- 年会費→20ドル/年
- ATMお引き出し→3.5ドル/回
- ATM残高照会→3.5ドル/回
- ショッピングでの決済→2ドル/回
Rcardの特徴は、ビットコイン・イーサリアムのRcardへの入金が無料である点です。
手数料がかからないため、e-wallet内に仮想通貨を気兼ねなく貯めておけるのは非常に嬉しい点ですね。
レボレットの登録方法
STEP1.必要事項の記入
レボレットの登録方法は大きく分けて2ステップです。まずはこちらからレボレットの登録フォームへ必要事項を記入します。
登録フォームは英語表記となっているため、各項目に対しての和訳を載せておきます。
- UserID→好きなIDを設定する
- Email→メールアドレス、公式はGmailを推奨しています
- password→パスワード
- password_confilm→パスワードの再確認
- terms and condition accept→規約への同意にチェックを入れる
- Register→ボタンを押して完了
STEP2.2段階認証
STEP1の登録が完了すると登録したアドレス宛にメッセージが届きます。
そのメールからレボレットのマイページにログインをし、2段階認証ボタンを押すとレボレットの登録が完了します。
Rcardの発行方法を3ステップでご紹介
レボレットの登録が完了すると、Rcardの申し込みができるようになります。Rcardの発行は3ステップ。順に紹介していきますので見ていきましょう。
STEP1.本人確認
レボレットにログインが完了したら、以下の準備物を準備し、マイページから「本人確認(KYC認証)」を済ませます。
- 有効期限が4ヶ月以上ある運転免許書またはパスポート
- 発行から2ヶ月以内の住民票または公共料金の支払票
STEP2.発行手続き
本人確認が済んだら、発行手続きに移ります。レボレットにログイン後、「プリペイドカード」から手数料・年会費等を支払うと、発行手続きが完了します。
- カードの発行手数料150ドル(16,000円)
- 初年度年会費50ドル(5,400円)
- 初回チャージ300ドル(32,000円)
1ドル=108円で換算しています(2020年4月時点)
カードの有効化
カードが届いてもすぐには使えないので、カードが手元に届いたらオムニペイにてカードの有効化(登録)を行います。カードの有効化は手順が多いため、細かく説明していきます。
- オムニペイにアクセスし、右上の「Register」ボタンをクリック
- オムニペイの入力フォームにすべて入力する
- 完了すると登録したアドレス宛にメールが届くので、メールを確認する
- メールに記載のアクティベーションコードとセキュリティコードをオムニペイにて入力する
- 最後にカードが同封されていた封筒に記載のPINコードとカード番号を入力する
- 登録完了です!
Rcardのメリット・デメリットは?
ここまでのRcardの特徴を踏まえながら、Rcardのメリット・デメリットを簡単にまとめてみました。
Rcardのメリット
取引所で換金する事なく簡単にコンビニATMでやりくりができる
すぐに出し入れができるため、仮想通貨の価値が上がったらRcardを使い、価値が下がったらクレジットカードを使うといった便利なやり方も魅力の一つです。
入金手数料が安い
ビットコイン・イーサリアムの入金手数料は無料なので、気兼ねなくRcard内に仮想通貨を貯めておくことができます。
Rcardのデメリット
チャージの反映までに少し時間がかかる(4~7営業日)
すぐにはチャージした金額が使えるようにはならないので、使う場合はあらかじめ計画を立てておく必要があります。
年会費がかかる(20ドル/年)
仮想通貨のプリペイドカードは無料のものが多いですが、Rcardの場合、1年に20ドルはかかってしまいます。
しかし、入金手数料が無料であることを考えると元は十分取れるかと思います。
仮想通貨の管理はRcardで決定!
ここまでRcardの特徴や登録方法を紹介してきましたが、Rcardの最大の魅力は仮想通貨の取り扱いに取引所を通さず、ATMで簡単にやりくりができることです。
カード情報とPINコードのみでオンラインで現在の残高や履歴が確認できると言うのも個人的には、嬉しいところです。
手数料や年会費はかかりますが、全国どこでもカード1枚で仮想通貨と法定通貨を使い分けられる手軽さは、急な出費や資産運用などで必ず活躍してくれることでしょう。
この記事を読んで仮想通貨の運用について興味が湧いた方は、Rcardをぜひ検討してみてください!