Apple Payで支払いをするためには、クレカなどをデバイスに登録する必要があります。でもどのクレカがおすすめなのか、選択肢がありすぎてわかりませんよね。
今回はそんなあなたのために、Apple Payと相性が良いおすすめのクレジットカードを5つ紹介します。
この記事を読めば、自分に合ったクレジットカードがわかるので、よりお得にApple Payを使うことができるでしょう。ぜひ最後までお読みくださいね。
(アイキャッチ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%82%B8%E3%83%83%E3%83%88-%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89-%E9%8A%80%E8%A1%8C-2439141/#content)
Apple Payについておさらい!
Apple Payとは、iPhoneやAppleWatchなどを専用の機器にかざすだけで、全国の電車やバスに乗ったり、買物したりできるサービスのことです。
アプリのダウンロードは必要なく、自分のデバイスにクレジットカードやSuicaを登録します。すべて無料で利用でき、登録したものはWalletのアプリで確認することができます。
2020年4月時点でApple Payに対応しているデバイスは、iPhoneやiPad、Apple Watchなどです。
自分の持っているデバイスがApple Payに対応しているのか、そしてどのシーンで利用できるかを一度確認してみましょう。
Apple Payで使うクレカの選び方【よりお得に使おう】
Apple Payをどうせ使うなら、お得に使えるカードを選んで使いたいですよね?そこで、クレジットカードを選ぶ時の注目ポイント4つをご紹介します。
- 少額の決済でもポイントが貯まるか
- ポイント還元率が高いか
- 年会費無料であるか
- クレジットカードそのものの特徴や、付帯サービスが自分に合っているか
特にポイントの還元率は重要です。毎日のちょっとした利用でもしっかりポイントが貯まるように、できるだけポイント還元率の高いカードを選ぶのが吉です。
Apple Payに対応済みのカードはかなりたくさんあるため、ポイント還元率、年会費無料など、ある程度条件を絞っても、そこそこの枚数から選ぶことになると思います。
もしカード選びに悩んだら、カードに付帯するサービスや補償に注目するのもいいでしょう。また、ポイント還元率は同じでも、ポイントの貯め方や使い道はカード会社によって異なります。
カードの特徴をしっかり確認して、自分にあった1枚を選ぶのがおすすめです。次からはApple Payと相性が良いおすすめのクレジットカードを5つ紹介します。
Apple Payで使えるおすすめのクレカ①
まず、最初におすすめするのが「JCB CARD W」です。初めてのクレジットカードにもおすすめですよ。
- 年会費…無料
- ポイント還元率…通常1%
- 国際ブランド…JCB
- Apple Pay決済時の電子マネー…QUICPay
- 旅行保険…海外のみ
「JCB CARD W」は日本初の国際ブランドJCBから発行されている「JCBオリジナルシリーズ」のカードの1つです。申し込み年齢を18歳~39歳の若い世代に限定したカードで、年会費は無料です。
Suicaのチャージも可能で、Apple Payからの利用でも還元率1%でポイントを貯められます。さらに最高2000万円の海外旅行保険や、海外利用分のみ年間100万円までの買い物保険が付帯します。
一般のJCBカードよりも還元率が高く、1000円で2ポイントつきます。少額利用向きではないですが、付帯サービスと還元率を考えるとお得感はあります。
セブンイレブンでは通常の3倍、スターバックスでは通常の11倍のポイントが加算されますので、こうしたお店でApple Payを利用すればよりお得にポイントを貯めることができますよ。
- まだクレジットカードを持っていない若い方
- メインで使うカードを探している方
- 年会費無料でJCBカードを利用したい方
- カードの利用でお得にポイントを貯めたい方
Apple Payで使えるおすすめのクレカ②
2番目におすすめするのが、「オリコカード THE POINT」です。こちらも初めてのクレジットカードにおすすめです。
- 年会費…無料
- ポイント還元率…通常1%
- 国際ブランド…JCB/Master
- Apple Pay決済時の電子マネー…QUICPay
- 旅行保険…なし
「オリコカード THE POINT」は通常でも100円につき1ポイントという高還元率です。
さらに新規入会後半年はポイントが2倍になる特典や、オリコモール経由のネットショッピングで+0.5%加算など、ポイントが非常に貯めやすいので、人気が高いカードです。
- Amazon
- 楽天
- Yahoo!ショッピング
- じゃらん
- ビックカメラ
オリコカード THE POINTは、iDとQUICPayどちらにも対応していますが、Apple Payの場合はQUICPayを選択してください。
受け取ったポイントはTポイント、WAONポイント、dポイント、Pontaポイントなどと交換できるのでとても便利です。
それもオンラインで即時交換できるので手続きも簡単です。年会費が無料なのも嬉しいですね。使えるポイントをコスパ良く貯めたい人には、もってこいのカードでしょう。
- メインで使えるクレカを探している方
- 年会費無料でかつ高還元率のカードを利用したい方
- 色んなサイトで頻繁にネット通販を利用している方
- ポイントを幅広く使いたい方
Apple Payで使えるおすすめのクレカ③
3番目に紹介するのが、「楽天カード」です。楽天ユーザーにはとてもおすすめです。
- 年会費…無料
- ポイント還元率…通常1%
- 国際ブランド…JCB/VISA/Master/Amex
- Apple Pay決済時の電子マネー…QUICPay
- 旅行保険…海外のみ
楽天カードはオンラインで簡単に申し込みができるので、お手軽にカードを発行できます。しかも年会費は無料です。国際ブランドもJCB、VISA、Master、Amexの4種類から選べます。
さらに楽天グループで利用すると、いつでもポイントが3倍になるのが嬉しいですね。楽天市場はApple Payにも対応しているので、VISA以外を選べばApple Payでもポイントがもらえます。
楽天カードは年会費無料カードの中では最高クラスの年間2000万円の手厚い海外旅行保険や、楽天ハワイラウンジを無料で利用できる権利が付帯します。(ただし楽天カードで旅行代金を払った場合のみ)
楽天ポイントは楽天市場以外にも、楽天ポイントカードに対応している飲食店やドラッグストア、書店で使えますし、楽天Edyを持っている方はそちらにチャージすることもできます。
- 楽天市場や楽天サービスのユーザー
- 使い勝手の良い楽天ポイントを貯めたい方
- コストを抑えて海外でも使えるクレジットカードが欲しい方
- 楽天Edyを利用している方
Apple Payで使えるおすすめのクレカ④
4つ目にご紹介するのが、「ビックカメラSuicaカード」です。Suicaをよく利用する人には特におすすめです。
- 年会費…初年度無料、次年度から524円(年1回の利用で無料)
- ポイント還元率…通常1%(ビックポイントとJREポイントがそれぞれ0.5%ずつ)
- 国際ブランド…JCB
- Apple Pay決済時の電子マネー…QUICPay
- 旅行保険…国内海外ともにあり
家電量販店のビックカメラから発行されているクレジットカードです。Suicaと一体型のクレジットカードとしては、かなりポイント還元率が高いです。
ビックカメラやコジマでは1000円の利用ごとに10ポイント、Suicaへのチャージでも1000円に1ポイントのJREポイント(JR東日本のポイント)が付与されます。
貯まったビックポイントはJREポイントとの相互交換もOKです。ちょっとしたデメリットとして、ビックカメラSuicaカードではSuica定期券と一体型にはできないという点があります。
しかしどちらもApple Payに登録してしまえばスマートに両方管理できるので、このデメリットはApple Payによって解消されることでしょう。
- ビックカメラで買い物する機会がある方
- Suicaユーザーの方
- 年会費無料でビューカードのサービス(JR東日本のSuica一体型クレジットカード)を利用したい方
Apple Payで使えるおすすめのクレカ⑤
最後にご紹介するのは「リクルートカード」です。リクルートカードはとにかくポイント還元率が高いカードが欲しいという方におすすめです。
- 年会費…無料
- ポイント還元率…通常1.2%(100円で1.2ポイント、さらに毎月の利用金額の1.2%に対し、小数点第一位以下を切り捨てたリクルートポイントがもらえる)
- 国際ブランド…JCB/Master/Amex
- Apple Pay決済時の電子マネー…QUICPay
- 旅行保険…国内海外ともにあり
リクルートカードは、年会費無料で利用でき、さらにポイント還元率1.2%と、他社に比べてもかなり高い水準を誇ります。
リクルートのサービスを使えば最大で4.2%還元されるのも大きなメリットです。
獲得したリクルートポイントは1ポイント=1円で、じゃらん、ホットペッパービューティーなどのリクルート系サービスなどで幅広く利用できます。Pontaポイントとも交換できるのが嬉しいですね。
また旅行保険に加え年間200万円の補償がついた買い物保険も付帯してるので、旅行先でも安心です。いろいろな電子マネーとの相性もいいので、チャージでお得にポイントを貯めやすいクレカでもあります。
ただし電子マネーのチャージでは月間上限3万円までしかポイントが付与されません。
つまり3万1円からはポイントがつきません。そんな時は国際ブランドの違うリクルートカードを2枚持ちすることで、月間の上限を6万円まで引き上げることができます。6万円あればほとんど人が足りるでしょう。
- とにかく高還元率でポイントを効率よく貯めたい方
- リクルートのサービスをよく利用する方
- 月間3万円程度、電子マネーを利用する方
クレカを登録したApple Payが使える場所とは?
クレジットカードを使う場合、Apple Payは店舗とオンライン(アプリ・web)で利用できます。
店舗の場合
店舗の場合、Apple Payのマークがある店舗、iDまたはQUICPayの電子マネーが利用できる店舗で使えます。お買い物の際に、iDかQUICPayのどちらで支払うか店員さんに伝えてください。
その時、デバイスを起動したら専用の機器にかざすだけでOKです。ただ自分の登録しているクレジットカードがiDなのかQUICPayなのかわからない方もいるかと思います。
そんな時は、実際にWalletアプリを開いてクレジットカードのデザインを表示させましょう。
表示されているカードの右下に表示されているマークから、自分が利用できる電子マネーはiDなのかQUICPayなのかがわかります。
オンライン(アプリ・web)
Apple Payの支払いに対応しているアプリやオンラインストアもあります。
- Appleオンラインストア
- ユニクロ・GUオンラインストア
- 出前館
- Yahoo!ショッピング
- じゃらん.net
- minne
- 全国タクシー
支払い時にApple Payのマークをタップして、利用するクレジットカードの情報や連絡先、送付先を確認してください。
その後、iPhoneでのお支払いの場合はTouch IDやFace IDで認証するだけで支払いが完了します。
今持っているクレカでApple Payで使いたい場合
この記事を読んで、「やっぱり紹介されたクレジットカードじゃなくて、今自分が持っているクレジットカードを使いたい」という方もいると思います。
Apple社によると日本で発行されているクレジットカードの約8割がApple Pay対応しているそうです。
ですから、あなたが今持っているクレジットカードでもApple Payを利用できる可能性が高いといえるでしょう。
しかし念のため、ご自身が持っているクレジットカードの発行会社と国際ブランドを確認しておいてください。
また対応しているクレジットカードを選んでも、VISAの場合はオンライン決済に使えないのでネットショッピングでApple Payを使いたい人はMasterかJCBのカードがおすすめです。
Apple Payで使えるおすすめクレカ まとめ
今回はApple Payと相性が良いおすすめのクレジットカードを5つをご紹介しました。
- JCB CARD W
- オリコカード THE POINT
- 楽天カード
- ビックカメラSuicaカード
- リクルートカード
もし、この記事を読んでもカードを絞るのが難しいというあなたは、とりあえず「JCB CARD W」を登録しておけば間違いないでしょう。
40歳以上のあなたは「オリコカード THE POINT」がおすすめです。その2枚のどちらかをメインにして、あとは自分の好きな特典が付帯しているカードをサブとして使えばいいと思います。
そしてApple Payを使えば、財布をかさばらせずにすばやく、そしてお得にカードを使い分けることができるというわけです。
ぜひこれを機に、自分に合ったクレジットカードでApple Payを使ってみてくださいね。最後までお読み頂きありがとうございました。