今回は、仮想通貨取引所coinbase(コインベース)の特徴や評判について紹介していきます。
アメリカの仮想通貨取引所coinbase(コインベース)は、ユニコーン企業として注目を集めており、ユーザー数も非常に多い取引所です。
日本への進出も決まっているため、日本に進出する前に特徴を押さえておきましょう。
coinbase(コインベース)とは
Coinbaseは、2012年に設立された仮想通貨取引所で、業界初のユニコーン企業(未上場で企業評価額が10億ドルを超える企業のこと)としても有名です。
ユーザー数は3,000万人を超えていて、日本の大手取引所bitFlyer(ビットフライヤー)の利用者数が250万人ですので、多くの方に利用されている取引所と言えるでしょう。
取引所名 | Coinbase(コインベース) |
所在地 | アメリカ |
設立 | 2012年 |
取引の種類 | 現物取引・FX |
取扱通貨 | 8種類 |
レバレッジ | 最大100倍 |
手数料 | 1.49%(銀行口座の紐付けが必要) |
日本語 | ◯ |
スマホアプリ | ◯ |
coinbase(コインベース)の日本での取引は?
2016年に三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)と提携しており、2018年には日本進出を発表していますが、2020年3月現在も取引はできない状態です。
Coinbase(コインベース)で取引を行うためにはアメリカのパスポートや免許証が必要ですので、多くの日本人は売買できない状態です。
ですが3月2日、米国の大手取引所Coinbaseの日本法人であるCoinbase株式会社が日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)に、第二種会員として入会したことが分かりました。
日本での事業展開に向けて着々と進んでいるようですので、今後日本での取引開始が大いに期待できます。
coinbase(コインベース)で取り扱っている通貨は?
Coinbase(コインベース)で取り扱う仮想通貨は、下記の8種です。
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ビットコイン(Bitcoin/BTC)
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イーサリアム(Ethereum/ETH)
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ビットコインキャッシュ(BitcoinCash/BCH)
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ライトコイン(LiteCoin/LTC)
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イーサリアムクラシック (EthereumClassic/ETC)
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ジーキャッシュ(ZCash/ZEC)
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ゼロエックス(0x/ZRX)
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ベーシック・アテンション・トークン(Basic Attention Token/BAT)
日本の取引所では5種類程度が平均なので、多いことは多いですが、海外の取引所として考えると多くはない印象です。
coinbase(コインベース)の手数料は?
利用者が多いCoinbase(コインベース)ですが、取引にかかる手数料は少し高めになっています。
Coinbase(コインベース)の決済手段は「米国の銀行口座」「Coinbaseウォレット」「クレジット・デビットカード」の3種類です。
入金 | 無料 |
出金 | 最小で0.15ドル |
米国の銀行口座 | 1.49% |
Coinbase USDウォレット | 1.49% |
クレジット・デビットカード | 3.99% |
日本は基本的に取引手数料が無料のところが多いため、1.49%となると比較的高いですね。
coinbase(コインベース)はセキュリティ対策が万全
Coinbase(コインベース)はセキュリティ対策が整っています。2018年1月には、「セキュリティ向上を最優先する」と発表しています。
- 顧客から預かっている資産のうちオンラインに保管されているものは2%未満で、ほとんどがインターネットにつながっていないオフラインストレージに安全に保管されている。
- ハッキングによる盗難、物理的な盗難、スタッフによる盗難などに備えた保険にも加入しており、資産が盗難されたとしても安心。
- Coinbase(コインベース)が倒産するようなことになったとしても、顧客の資産と会社の資産は分けて管理されているので、顧客の資産はきちんと返還される。
日本ではコインチェックの盗難があったので、セキュリティが強いのは心強いですよね。
coinbase(コインベース)のスマホアプリ
Coinbase(コインベース)には、スマホアプリ「Coinbase Wallet」があります。このアプリは、多くの人のダウンロードがありながら、評価は星4以上と、評価が高いアプリです。
それだけ使いやすく、ユーザーから魅力的とみられているのがわかります。
iOS版とAndroid版どちらもリリースされているのに加えて、このアプリは日本語にも対応しているため、日本人ユーザーにも使いやすくなっています。
coinbase(コインベース)のメリット・デメリットは?
では、以上の点を踏まえてメリットとデメリットをまとめていきます。
メリット
- 三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)と提携している
- ウォレットアプリの評価が高く、使いやすい
- セキュリティ対策が整っており、安心できる
デメリット
- 多くの日本人はまだ売買できない
- 扱っている仮想通貨が少ない
- 手数料が高い
ただ、日本での取り引きが行われると、これらのデメリットは改善されるかもしれませんね。
coinbase(コインベース)評判
ここからは実際にcoinbaseを使っている人の口コミや評判を紹介していきます。
デメリットにあるように、手数料が高いという声はあります。また、取り扱い通貨が少ないこともマイナス面のようですね。
ですが、アプリが使いやすい、見やすいというプラスな面もあるようです。
全体的には、良い評判と悪い評判が半々くらいという印象でした。
coinbase(コインベース)は今後に期待
Coinbase(コインベース)は日本のメガバンクである三菱UFJ銀行と提携しています。
日本のメガバンクの一角として影響力の大きい銀行と提携している以上、coinbase(コインベース)の日本向けサービスの展開をしてくる可能性は十分高いです。
日本での展開に伴って、今までにあげたデメリットが改善される可能性も大いにあります。日本での今後の展開に期待の取引所です。
coinbase(コインベース) まとめ
今回は、仮想通貨取引所Coinbase(コインベース)についての特徴や評判を紹介してきました。参考になりましたでしょうか。
現在日本在住者にサービス提供をしておりませんが、すでに日本進出の発表をしています。日本人向けのサービスを備えて、日本に展開してくることが予想されます。
日本での今後の展開に期待の取引所なことは間違いないので、今後の動向に注目していきましょう。