あなたはBlockchain(ブロックチェーン)をご存知でしょうか?
ブロックチェーンと聞くと、「仮想通貨の安全性に関する話題で出てくる技術」を思い浮かべる方がいると思いますが、この記事ではウェブウォレットの『Blockchain』について解説します。
- そもそもウェブウォレットがどういうものか分からない
- ウェブウォレットを選びたいけれど、どれを選んだら良いか分からない
上記のような方がいるかと思いますが、まずは安心してください。
今回の記事ではBlockchainについて、一つ一つ丁寧にご説明するので、何故オススメのウェブウォレットなのかが分かりますよ!
(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/vectors/blockchain-3277336/)
Blockchainの概要
Blockchainは、2011年にリリースされたウェブウォレットで、2020年4月現在の登録数は4700万ウォレットを突破しています。
これだけ多くのウォレットが登録されており、しかも長く運営を続けているウェブウォレットは他にはありません。対応している言語も25か国語と豊富で、日本語にも対応しています。
Blockchainは、このように信頼性の高いウェブウォレットとして世界中で利用され続けています。
サイト上でウォレット(取引するためのツールであり、自身の財布となるもの)を登録し、仮想通貨を管理する方法のことです。
サイト上での使用を前提とするため、インターネットに接続できる環境が必要になります。
Blockchainでできる手続き
では、Blockchainは一体どこまでの手続きができるのでしょうか。
- 仮想通貨の送受信
- 仮想通貨の購入・販売・交換
- 仮想通貨の保管
Blockchainで出来る内容として、上記3つが挙げられるでしょう。私たちが銀行口座を開設し、やり取りしている内容であれば基本的にBlockchainで取り扱っているのです。
仮想通貨の送受信は、「入金」や「送金」と言った内容ですし、言葉を置き換えれば馴染み深いものです。
やり取りを行っている中身が「現金」であるか「仮想通貨」であるか、という違いだけですし、あまり難しく捉える必要はありませんよ。
そのほか、銀行口座との違いとしては、仮想通貨の購入・販売・交換が行えるという点なので、出来ることが多くなっていると捉えるだけで良いです。
- 購入は、ウェブウォレットにお金を入金した後、仮想通貨を購入すること。
- 販売は、購入した仮想通貨を売りに出す(販売する)こと。
- 交換は、保有している仮想通貨を他の仮想通貨に交換すること。
Blockchainの便利な使い方
Blockchainは、アプリケーションをダウンロードすることで、スマートフォンやタブレットで操作することが出来ます。
Blockchainの場合、基本的な管理はPCで行うのが一般的ですが、外出先でちょっと見たいというときにも使用することが出来るので便利ですね。
また一部の仮想通貨の取り扱いが無いこと以外は、操作感もPC同様で、扱える機能が変わるということもないので、安心して使えます。
ただし、スマートフォンやタブレットメインで仮想通貨の管理をしたい場合は、モバイルウォレットを利用した方が良いでしょう。
スマートフォンで取り扱えるウォレットのことを指します。QRコードを読み取ることで、店舗によっては仮想通貨で決済することが可能です。
Blockchainの安全性
Blockchainのセキュリティとして、以下の機能があります。
- メールアドレスの登録で、ログイン時の通知設定が出来る
- 2段階認証の設定が出来る
- バックアップフレーズ(自分だけの合言葉)でパスワード忘れに対応出来る
それでは、セキュリティについて1つずつ詳しく見ていきましょう。
メールアドレスの登録による通知設定
メールアドレス登録によって通知する機能は、通常のアプリケーションにも搭載されている機能ですが、やはりあると安心できますね。
何か不審な動作だったり、怪しいログインがされたときに持ち主にウォレットIDを通知してくれます。
2段階認証
2段階認証もポピュラーですが、安全に利用するために重要な機能です。
SMSコード(電話番号によるショートメッセージ)や、ワンタイムトークン(その場限りのパスワード)、Googleの二段階認証などにより、単純なログインとは別にコードを入力しないとログインできません。
簡単にログインできないことで、他者から不正にログインされることを防ぐ効果があります。
バックアップフレーズ
バックアップフレーズは万が一あなたがパスワードを忘れたときに、資金を復活させることが出来る最重要の項目です。
合計12個のキーワードを登録しておく必要があり、資金を復活する際は登録したキーワードがランダムに出題されるので、回答を行います。
注意点としては、必ず紙にバックアップフレーズを記入し、絶対に無くさないようにすることです。
紙に残すのは、PCを乗っ取られた時でもバックアップフレーズを盗まれないための対策です。Blockchainを利用する際はこれらの機能を是非設定してくださいね。
Blockchainで使える仮想通貨の種類
Blockchainウォレットで使える仮想通貨の種類は3種類です。
- ビットコイン
- イーサリアム
- ビットコインキャッシュ
ここに記載のない仮想通貨に関しては、対応していないため管理することは出来ません。
もともと使いたい仮想通貨がある場合は、Blockchainで取り扱いがあるか確認が必要です。
せっかく登録したけど、使いたい仮想通貨の取り扱いが無かった!と落ち込まないようにしましょう。
Blockchainを利用する際にかかるお金
Blockchainは、ウォレットとして使う分には利用料を払うことはありません。登録や利用については無料です。
ですが、全てが無料というわけではありません。仮想通貨を送信する際に手数料が必要となります。
そこで支払った手数料がBlockchainの運用費用となるわけですね。この手数料は送金時に自分で何か設定しなければ、通常手数料で支払われます。
基本的には通常手数料で問題ないのですが、手数料については安くしたり、高くしたり自分で変更することが可能です。ただし、手数料を変えると、仮想通貨が送信される時間が変わってきます。
- 安くすれば、仮想通貨が送信されるまでの時間が長くなる。
- 高くすれば、仮想通貨が送信されるまでの時間が短くなる。
急いでいるときに手数料を安くすると、送信出来るまで時間がかかってしまいますよね。
そんな時は、手数料を高くしてでも早く送信を終わらせる、という選択も良いでしょう。
仮想通貨を送信する際は、時間と相談しながらメリットのある選択をしましょうね。
Blockchainのメリット
ここまでBlockchainについて、様々な情報を見てきました。一度メリットについておさらいをしてみましょう。
- 大多数の人がBlockchainウォレットを利用しているので信頼性が高い
- セキュリティ面も設定しておけば安心して利用できる
- アプリケーションをダウンロードすれば、どこでも利用できる
Blockchainは信頼性が高く沢山の人に利用されていますし、セキュリティ面もしっかりしているので安心して利用できるのですね。
安心して使えるからこそ、初めてウェブウォレットを利用する方に自信を持ってオススメできるのです。
ではそんな良い所の多いBlockchainですが、デメリットはあるのでしょうか。
Blockchainのデメリット
勿論、メリットの多いBlockchainとはいえ、デメリットがない訳ではありません。
使える仮想通貨の種類が少ない
先述した通り、Blockchainで使用できる仮想通貨の種類は「3種類」です。
もともと使いたい仮想通貨があり、それだけを取引するのなら良いのですが、様々な種類の仮想通貨を管理したい!という方には向いていません。
使用できる機能が他と比べて少ない
最近では、決済機能を持つウェブウォレットが登場しており、仮想通貨の利便性がますます向上してきています。
成長著しいウェブウォレットの中で、Blockchainは歴史があるものの、機能面において新しい技術はさほどありません。
ですが、取り得る選択肢がないのが、かえって使いやすさにつながることもありますので、一長一短ですね。
仮想通貨を送信する際に手数料がかかってしまう
いやいや、送信する際に手数料がかかるのは当たり前でしょ?
そう思う方もいると思います。実は、仮想通貨を送信する際、手数料がかからないウェブウォレットも存在しています。
繰り返しになりますが、Blockchainの場合、多くの人が利用しているためにその維持費が必要なんですね。
仮想通貨をを送信する際、手数料を支払いたくないなあ…。という方には他のウェブウォレットが良いでしょう。
Blockchainの今後について
Blockchainは右肩上がりに登録者数が増加しており、作られたウォレット数も比例して増加しています。(参考:https://www.blockchain.com/ja/charts)
そのため、安定的な運営が出来ており、今でも人気は衰えていません。
今まで積み上げてきた実績もあるため、Blockchainは今後も更に発展することが予想できます。
あなたもBlockchainに登録してウォレットを作成すれば、波に乗り遅れることはありませんよ。
Blockchainのまとめ
Blockchainは、何といっても多くのユーザーがおり、また、多くのウォレットが作られているので信頼が厚く、その信頼がさらなる登録者を増やす結果につながっています。
勿論ユーザーが多いからといってすべての機能が良いという訳ではなく、メリットとデメリットの双方がありますが、今回ご紹介した内容をふまえてみてください。
- 4700万ウォレットが登録されている人気の高さ
- 可能な手続きは、送受信・交換・販売・購入・保管
- アプリケーションをダウンロードし、スマホやタブレットで使用可能
- セキュリティ面も充実
- 仮想通貨の送信時に手数料がかかる
- 使用できる機能は他のウェブウォレットと比べると少ない
上記を理解すれば、Blockchainウォレットはあなたにとって良いツールになることでしょう。是非、あなたもBlockchainウォレットを利用してみてくださいね。
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