「借金が増える一方でつらい…親に相談してもいいのかな?」と考えているあなた!借金で心が沈んで生活が荒れているのであれば、相談するべきですよ。
借金を親に相談すべき理由や、話す時に気を付けるべきことなどを紹介していきます。この記事を参考にして、借金返済に向けて動き始めましょう。
借金は親に相談するべき!
借金があると遊びに行くこともできず、友人関係にも影響が出てくるので孤独を感じますよね。そうなったときに、頼りたくなるのが親。でも、「心配かけてしまうし…」と迷うものですよね。
親には借金を相談すべきなのかは意見が割れるところですが、相談するほうが良いでしょう。なぜかというと、孤独感を感じて気持ちがふさがってしまうと、冷静に判断できなくなるからです。
冷静に判断できないと借金の返済にも支障がでてきます。まずは、人に話すことで自分の状態を客観視して、借金返済へ向けて一歩を踏み出しましょう。
僕が生活が成り立たなくなって親に相談した経験
「踏み出しましょう」といわれても、なかなかすぐに動き出すのは難しいですよね。ここで僕が、生活苦に陥って親に相談した時の体験談を少ししようと思います。
生活苦で自暴自棄に
僕は借金こそしたことがないですが、自分だけでは生活が成り立たなくなりこのままでは借金しなければない状況になったことがあります。その時は自分が情けなく、本当に自暴自棄になっていました。
お金がないストレスから、衝動買いをしたり、身体によくないジャンクフードなどをドカ食いしたりして過ごし、余計にお金が無くなりストレスがたまる…という悪循環でした。
「もうこれは自分一人ではどうしようもない。」そう思った僕は、親に見捨てられるかもしれないという思いを持ちながらも恐る恐る親に相談しました。
親に相談してみたら
僕は親に生活が成り立っていなくて、このままいくと借金をしなければならないことを相談しました。すると、親はびっくりして言葉を失ってしまい、それ以上話が進展しませんでした。
が、後日、「びっくりして何も言えなかったけど、これからどうするんだ?」と親から連絡が入りました。僕はその当時の生活状況を説明して、「できれば支援してほしい」とお願いしました。
返事が来るまで少し時間があったのですが、「断られるかも」という気持ちよりも、「話せる人ができた」という安心感が強かったのを覚えています。
そこから冷静になれて、自分一人でも生活を立て直すために適切な行動がとれるようになりました。親が助けてくれるかどうかは別として、話せる人がいるだけでも救われますよ。
親に借金を相談するときに気を付けるべきこと
ここまで、借金は親に相談したほうが良い理由と、僕が生活苦で相談した体験談を紹介しました。次は、実際に親に相談する際にどうしたらいいのか、が気になりますよね。
この章では、親に借金を相談するときに気を付けるべきこと4つをまとめています。次章以降でそれぞれを詳しく解説していくので、どんなものがあるのか確認してみてくださいね。
次章以降の解説は、順番にすべて読んでもらっても構いませんし、自分が気になるところだけを読んでもらっても構いません。
- 借金した経緯を話す
- 今の生活状況を話す
- 返済の仕方を話す
- 誠実に話す
親に借金を相談するときに気を付けること①借金した経緯を話す
親に借金を相談するときはまず、借金をしている事実を伝えて「どうして借金をしたのか」を話しましょう。借金があると知れば、少なからずショックを受けます。
ここできちんと理由を伝えてあげることで、必要以上に感傷的になることを防ぐのです。借金した理由がアルコール依存やギャンブルなど好ましくないものであったとしても、しっかりと話しましょう。
アルコールやギャンブルは借金の種になるため、親にお金を出してもらうことを考えるよりも、アルコールやギャンブルを止めることを考えるほうが得策です。
これらを止めるためには人の目が必要なので、まずは親に自分の状態をしっかり伝えるようにします。
親に借金を相談するときに気を付けること②今の生活状況を話す
借金について話したら、借金を抱えている今の生活状況を伝えましょう。借金返済を頑張っているが追いつかないことや、依存や過食などに走って自分一人で抜け出せないことなど、赤裸々に話します。
事実をきちんと話すことで親も安心しますよ。事実をしっかり話せるということは、状況を冷静に見れている証拠なので、あなたが冷静であることを伝えることができます。
冷静でいられなくては、借金返済のために適切な行動を起こすことが難しいですからね。事実を伝えて、「自分はきちんと借金返済をしていく」という意志を親に伝えましょう。
親に借金を相談するときに気を付けること③返済の仕方を話す
借金の状態を伝えた後は、実際にどのように返済していくのかの見立てを伝えましょう。借金が高額な場合、金額だけ見ると返済するイメージが湧かず、気持ちが沈んでしまうからです。
「月にいくら返していって、どれくらいの年月で完済するのか」を伝えます。自分の収入や必要な生活費なども一緒に伝えると、家計管理のアドバイスももらえますし、具体的なので説得力がありますよ。
説明ができないことを行動にすることはできません。自分が借金返済に向けて動き出すためにも、どういった計画で返済していくのかははっきりと言語化しておくといいですよ。
親に借金を相談するときに気を付けること④誠実に話す
「当たり前だ」と思うかもしれませんが、親に借金を相談するときは誠実に話しましょう。話しづらい話題ではありますが、笑いでごまかしたりせずにまっすぐ真剣に伝えてください。
オレオレ詐欺や振り込め詐欺などもありますから、できるだけ直接会って話しましょう。
また、強がったりせずに「借金で困っている」ことをストレートに伝えるようにしてください。自分の情けない姿を見せるのは抵抗があるかもしれませんが、強がっていては困っていることが伝わりませんよ。
親に「相談する」のと「肩代わりしてもらう」のは別問題
ここまで親に借金を相談することについて解説してきましたが、相談したからといって肩代わりしてくれるとは限りません。また、肩代わりしてもらうことはメリットばかりではありません。
親に借金を肩代わりしてもらって、それが癖になってしまうと、今よりも状況は悪くなってしまいます。やむを得ない場合は仕方ありませんが、できるだけ相談するのみにとどめましょう。
借金が比較的少額の場合は、親に借金をまとめて返済してもらい、親に対して借金をする形にするのも一つの方法です。そうすれば不要な利息を払わずに済みますよ。
親に借金を相談して落ち着いたら債務整理をしよう
親に借金を相談して気持ちが冷静になり、返済に向けて気持ちが向き始めたら「債務整理」を行いましょう。債務整理とは、簡単に言うと「借金を減らす手続き」のことです。
もちろん、借金がどれだけ減らせるかは状況によって違いますが、少しでも借金が減らせれば精神的にも楽になり、完済も近くなりますよ。
債務整理はいくつか種類があり、条件によって使えるものと使えないものがありますので、自分に合ったものを探してみてください。
まとめ
借金は親に相談すべきなのか、というテーマで記事を書いてきました。記事の内容をまとめると、下記のようになり増す。
- 借金は親に相談して冷静さを取り戻そう
- 借金した経緯を話す
- 生活状況を伝える
- 返済の計画を具体的に伝える
- 誠実に話して親を安心させる
- 落ち着いたら債務整理をして借金を減らす
行動しなければ借金はなくならないので、この記事の内容を参考にして、借金返済のために最初の一歩を踏み出してくださいね。