「スマホから簡単に始められると聞いたLINE証券はどうだろうか?」「auユーザーならauカブコム証券がおすすめと聞いたけど本当?」と、投資を始めようとしている人なら気になっているはずです。
手軽に始められると評判のLINE証券と、auユーザーなら特典が多いとされるauカブコム証券。それぞれどんな特徴やメリットがあるのでしょうか。
そこで、本記事ではLINE証券とauカブコム証券の特徴やメリット、デメリットについて解説していきます。
どちらのサービスが自分に合っているかも、比較していくのではっきりするでしょう。ぜひ最後まで読み進めてあなたの証券選びの参考にしてください。
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LINE証券に向いているのはどんな人?
LINE証券に向いている人は、次の3つのタイプの人です。詳しく見ていきましょう。
- これから投資を始める初心者
- 通勤時や休憩の合間などの隙間時間も活用したい人
- LINEに使い慣れている人
LINE証券に向いているのは、投資初心者です。これから投資を始めたいと考えているが、なかなか一歩が踏み出せない人に向いています。
LINE証券は、スマートフォン専用の証券会社です。いちいち、パソコンを開かなくてもスマホ1台あれば簡単に取引ができます。そのため、昼休みや帰宅途中の隙間時間を活用して投資することも可能というわけです。
LINE証券は、LINEアプリを使用します。そのため、わざわざ新たにアプリをインストールする手間がありません。
日頃から、使い慣れたLINEを使って投資をスタートできるためLINEを使い慣れている人におすすめです。
auカブコム証券に向いているのはどんな人?
続いては、auカブコム証券に向いている人について紹介していきます。auカブコム証券に向いているのは次の3つのタイプの人です。
- 手数料を抑えたいauユーザーやKDDIの株主
- Pontaポイントを貯めたい人
- 投資を始めたばかりの人でしっかりしたサポートを希望する人
auカブコム証券では、auユーザーや、KDDIの株主の人には割引サービスがあるのでメリットが大きいのが特徴です。国内株式の取引を積極的にしたい人にもauカブコム証券はおすすめです。
Pontaポイントが、使えて貯まるのがauカブコム証券のメリットです。Pontaポイントは1ポイント=1円で普段のお買い物はもちろん、ポイント投資も可能です。
投資をしながらポイントも貯まる、auユーザーにとっては魅力的な証券会社と言えます。
また、auカブコム証券は電話やチャット、メールで問い合わせができ、動画による解説も用意されています。サポートがしっかりしている証券会社を希望している人にも向いています。
LINE証券とauカブコム証券を比較してみよう
LINE証券と、auカブコム証券のどちらが自分に合っているかを知るために、それぞれの手数料などを比較してみましょう。
LINE証券 | auカブコム証券 | ||
口座開設数 | 約40万口座 (2022年1月) | 197万口座 (2021年8月) | |
現物取引手数料 (約定代金)比較 | 5万円 | 55円 | 55円 |
10万円 | 99円 | 99円 | |
20万円 | 115円 | 115円 | |
50万円 | 275円 | 275円 | |
100万円 | 535円 | 535円 | |
150万円 | 640円 | 1,584円 | |
3,000万円 | 1,013円 | 4,059円 | |
3,000万円超 | 1,070円 | 4,059円 | |
投資信託 | 33本 | 1,400本 | |
一般NISA | × | 〇 | |
つみたてNISA | 173本 | 171本 | |
IPO実績 | 11社(2021年) | 42社(2021年) | |
単元未満株(ミニ株) | 〇 | 〇 | |
外国株 | CFDのみ | × |
口座開設数は、auカブコム証券のほうが圧倒的に多いです。しかし、LINE証券は2019年からサービスを開始した証券会社です。短期間で口座開設数が増えているのがわかります。
これは、投資に興味がある若い人が手軽に投資が始められるところから、短期間で口座開設数が伸びたと思われます。
手数料を見ると、50万円まではどちらも同じ料金ですが、100万円以上の取引ではauカブコム証券の手数料は高く設定されています。
100万円以下の取引を考えているなら、auカブコム証券でも特に問題なく安い手数料で取引することができるでしょう。
LINE証券の特徴とは
LINE証券は、メッセージアプリで知られているLINEグループと、野村ホールディングスが共同出資によって設立されたスマートフォン専用の証券会社です。
設立は、2019年6月とまだ日が浅いですが、スマホから簡単に投資ができるため投資初心者からも人気な証券会社です。
2021年5月にはiDeCoを、2022年2月にはつみたてNISAの取扱いを開始しました。今後も、サービス拡大が期待される証券会社と言えます。
LINE証券の5つのメリット
ここからは、LINE証券のメリットを解説していきます。LINE証券のメリットは次の5つがあげられます。
- LINEアプリから簡単に投資が始められる
- 国内株でも1株から購入できる
- LINEポイントやLINEPayが投資に使える
- 投資情報がLINEで送られてくる
- キャンペーンが豊富
次の章から、LINE証券の5つのメリットについて解説していきます。
メリット①LINEアプリから簡単に投資が始められる
LINEは、主なソーシャルメディア系サービスのなかでも、アプリ等の利用率が90%を超えています。
幅広い層の人たちがLINEを活用していることになります。そんな身近なLINEから、LINE証券は簡単に投資が始められるため人気が高まっているのです。
LINE証券は、特別なアプリをダンロードすることなくLINEの「ウォレット」からアクセスすることができます。
スマホから簡単に口座開設ができて、トップページにもどれば株価の情報などが表示されすぐに取引することができます。いちいち、パソコンを開いて取引する、わずらわしさもありません。
メリット②国内株でも1株から購入できる
通常、株式投資は100株単位(単元株)の取引ですが、LINE証券では1株から購入できる単元未満株(いちかぶ)の取引をおこなっています。
単元未満株であれば、まとまった資金がなくても、気軽に投資を始めることができます。例えば、一株3,000円の株を購入するとなると、通常なら3,000×100=300,000円は必要になります。
しかし、LINE証券の「いちかぶ」なら3,000円から購入することができるのです。投資を始めたばかりの人でも安心して取引が始められます。
メリット③LINEポイントやLINEPayが投資に使える
LINE証券のメリットの3つ目は、LINEポイントやLINEPayが投資に使える点です。
LINEポイントは、1ポイント=1円で使うことができます。また、つみたて投資にもLINEポイントが使えるので投資資金が少なくてもポイントで投資を始めることができます。
また、LINEPayを使えば手数料無料で入出金することができます。LINE証券への入金は、クイック入金や銀行入金でも可能ですが、LINEPayを使うと即時に反映されスムーズに取引を行うことができます。
LINE証券と、LINEPayは相性がよい組み合わせです。LINE証券で投資を始めるなら、LINEPayで入金してみましょう。
メリット④投資情報がLINEで送られてくる
投資を始めたなら、投資情報も気になるところですよね。LINE証券では、本当に必要な投資情報を厳選してLINEでお知らせしてくれます。
企業の決算発表の内容を即座に知らせてくれます。また、企業のニュースや業績情報からアナリスト評価まで内容が盛りだくさんです。
投資初心者にとっては、情報収集はどう収集すればよいか難しいところ。その点LINE証券なら、簡単に企業の情報や投資運用にためになるお知らせがLINEで送られてくるのです。
メリット⑤キャンペーンが豊富
LINE証券の最後に紹介するメリットは、キャンペーンが豊富な事です。2022年8月現在実施されているキャンペーンは以下の通りです。
2022年8月開催キャンペーン一覧 | |
キャンペーン名 | キャンペーン期日 |
初株キャンペーン(口座開設キャンペーン) | 2020年3月5日00:00〜終了日未定 |
LINEPay×LINE証券同時開催(LINEポイントプレゼントキャンペーン) | 2022年6月30日~2022年9月30日 |
友達招待プログラム | 2020年11月28日00:00〜終了日未定 |
3周年キャンペーン(スプレッド縮小キャンペーン) | 2022年7月1日AM9:00~10月1日AM3:00 |
3周年記念(合計最大90万円キャッシュバック) | 2022年7月1日~9月30日 |
アフタヌーンセールEX(現物取引手数料実質0円) | 毎月開催。8月の開催日は4日と25日 |
口座開設キャンペーンは、口座開設してクイズに答えると最大1,000円相当の株を無料で手に入れることができます。
さらに、翌月末までに10,000円以上の株の取引をすると3,000ポイントももらえます。
また、4,000円以上の投資信託をつみたて設定して購入すると4,000ポイント、LINEクレカの新規入会でさらに4,000ポイントがもらえるキャンペーンも開催中です。
このように、LINE証券ではさまざまなキャンペーンで、投資開設者にポイントをゲットできるキャンペーンを数多く用意しています。
LINE証券の4つのデメリット
続いては、LINE証券のデメリットについて解説していきます。LINE証券の3つのデメリットは以下の通りです。
- 取扱商品が少ない
- 投資信託の本数が少ない
- 一般NISAの取扱いがない
それぞれのデメリットについて、次の章から詳しく解説していきます。
デメリット①取扱商品が少ない
LINE証券は、他の証券会社に比べると取扱商品が少ないことがデメリットとしてあげられます。LINE証券で取扱っている商品は以下の6つです。
- 国内株式
- 投資信託
- ETF
- REIT
- 単元未満株
- FX
SBI証券のような大手ネット証券会社と比べると圧倒的に少なめです。SBI証券では、LINE証券で取扱っている金融商品の他に更に5つの商品を取り扱っています。
- 外国株式
- 債券
- 先物・オプション
- CFD
- 金・銀・プラチナ
多くの商品を選ぶのは、初心者にとっては難しいもの。LINE証券のように取扱っている金融商品が少ないと、投資初心者にとっては商品を選びやすいという利点はあります。
しかし、投資を積極的に始めたいと思っている人にとっては、物足りなさを感じてしまうかもしれません。
デメリット②投資信託の本数が少ない
LINE証券で、購入できる投資信託の本数は33本です。この本数は、他の大手ネット証券会社と比べても少ない本数です。
まずは、他の証券会社の投資信託の取扱い本数を見てみましょう。
- 楽天証券:約2,698本
- SBI証券:約2,667本
- 松井証券:約1,395本
- auカブコム証券:約1,333本
- マネックス証券:約1,178本
このように、33本の投資信託の取扱い本数は他の証券会社と比べると非常に少ないのがわかります。
色々な銘柄を選んで投資を進めたいと思っているなら、LINE証券では満足できない可能性があります。今後、取り扱いが増えるとしても現時点ではデメリットと言えるでしょう。
LINE証券では、投資信託の販売本数は少ないですが人気の高い投資信託は購入することができます。LINE証券で購入できる人気商品は以下の通りです。
- eMAXIS Slimシリーズ
- iFreeシリーズ
- アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信 Bコース
- 東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン
- フィデリティ・USリート・ファンド・Dコース
人気の高い、eMAXIS SlimシリーズやiFreeシリーズは購入できるので、自分でなかなか銘柄を決められない人には悩まず選べるでしょう。
デメリット③一般NISAの取扱いがない
LINE証券では、一般NISAの取扱いがありません。一般NISAは、5年間の短期型の節税メリットの高い投資です。
投資家の中でも一般NISAを考えている人が多い中で、一般NISAの取扱いがないのはデメリットと言えます。
LINE証券では、2022年2月につみたてNISAの取扱いを開始しました。つみたてNISAは、20年間の長期型な節税効果が期待できるものです。
一般NISAは、年間120万円までの非課税枠が5年続くもの。非課税枠を短い期間で資産運用する一般NISAが希望なら他の証券会社を選びましょう。
auカブコム証券の特徴とは
auカブコム証券は、2019年の12月に設立された三菱UFJフィナンシャル・グループのインターネット専業の証券会社です。
auカブコム証券は、カブドットコム証券がauカブコム証券に名称変更したことで誕生しました。
株式や投資信託、先物・オプション取引など、さまざまな商品を取り扱っています。また、100円から投資ができ、Pontaポイントを貯めたり、使ったりすることもできます。
取引手数料が安く、取引ツールやサービスも豊富なのが特徴です。電話相談やAIチャット、アナリスト解説動画などサポート体制が充実しているので、投資初心者でも安心して利用できます。
auカブコム証券の5つのメリット
ここからは、auカブコム証券の5つのメリットを紹介していきます。5つのメリットは以下の通りです。
- 単元未満株で1株から取引できる
- Pontaポイントが使える・貯まる
- auユーザーに嬉しい手数料割引
- au PAYカードのクレカ積立でポイントが貯まる
- kabuステーションが使いやすい
次の章から、auカブコム証券のメリットを詳しく解説していきます。
メリット①単元未満株で1株から取引できる
auカブコム証券でも、単元未満株(プチ株)を取り扱っています。100株からとなると、数万円から数十万円になってしまう場合もあります。
その点、1株から購入できる単元未満株なら少額から投資することができるので、投資初心者でも安心して取引を開始することができます。
auカブコム証券のプチ株は、24時間注文ができて手数料は約定代金の0.5%(最低52円)です。プチ株であれば数百円から投資ができるので安心です。
メリット②Pontaポイントが貯まる・使える
auカブコム証券では、Pontaポイントが貯まって、使うことができるのが特徴です。1ポイント=1円で使うことができます。
auカブコム証券は、「資産運用プログラム」というサービスを提供していて、毎月Pontaポイントが貯まるプログラムです。
投資信託の、月間平均保有残高に応じて毎月Pontaポイントを貯めることができます。
月間平均保有残高 | 100万円未満 | 100万円以上 3,000万円未満 |
3,000万円以上 |
通常銘柄ポイント加算率(年率) | 0.05% | 0.12% | 0.24% |
指定銘柄ポイント加算率(年率) | 0.005% | 0.005% | 0.005% |
例えば、通常銘柄の月平均保有残高が50万円なら、50万円×0.05%÷12=20.8333…で20Pontaポイントがもらえます。
また、貯まったPontaポイントをポイント投資で投資信託の購入に使うことができます。100円以上、1円単位で使用が可能です。もちろん、現金と一緒に使うこともできます。
メリット③auユーザーに嬉しい手数料割引
auカブコム証券では、以下の手数料割引サービスを提供しています。
手数料割引サービス | 内容 |
シニア割引 | 50歳以上が対象で、現物株式手数料・信用取引手数料が年齢に応じて2~4%割引になります。 |
NISA割 | NISA口座を開設している人が対象で、auカブコム証券のNISA口座の現物株式手数料と信用取引手数料が最大5%割引になります。 |
株主推進割引 | 三菱UFJフィナンシャルグループ株式等の現物株式手数料が最大10%割引になります。 |
auで株式割 | auユーザーが対象で、現物株式手数料と信用取引手数料が1%割引になります。 |
au割+KDDI株保有割 | KDDI株を保有している人は、保有株数・期間に応じて現物株式手数料と信用取引手数料が最大15%割引になります。 |
シニア割や、NISA割は2%から最大5%の割引と投資を続けるうえでは大きなメリットになります。
auユーザーが特に得する割引サービスが、「auで株式割」と「au割+KDDI株保有割」です。どちらも、大きな割引率が魅力です。
また、「au割+」では、100株を半年保有した場合の割引率が0.5%です。8001株以上を2年以上保有すると最大割引15%に該当します。
auユーザーなら、投資のコストを抑えるためにもauカブコム証券の割引サービスを活用すると良いでしょう。
メリット④au PAYカードのクレカ積立でポイントが貯まる
auカブコム証券では、2022年3月28日からクレカ積み立てサービスが開始されました。
au PAYカードで決済すると、毎月の投資信託の積立金額1%がPontaポイントで還元されます。
また、12ヶ月継続すると更に還元率がアップする特典も実施しています。au回線を利用していると5%もの還元率があり、かなりお得です。
利用回線 | au回線 | UQモバイル | auの通信契約無 |
ポイント還元率 | 5% | 3% | 1% |
もらえるポイント (1か月) | 2,500ポイント | 1,500ポイント | 500ポイント |
もらえるポイント(12か月) | 30,000ポイント | 18,000ポイント | 6,000ポイント |
auユーザーが、毎月auカブコム証券で50,000円積み立てると2,500ポイントも還元されるのは大きいですね。auやUQモバイルユーザーにとっては、嬉しい還元特典です。
メリット⑤kabuステーションが使いやすい
「kabuステーション」とは、auカブコム証券の提供している現物取引、信用取引、先物・オプション取引に対応した、PC用取引ツールのことです。
独自のビッグデータ解析や情報サービスによって投資情報を提供してくれます。個人投資家への銘柄選びをサポートしてくれる心強いツールです。
kabuステーションでは、MINKABU PRESSニュースや投資情報室も提供しているので、情報収集にも役立ちます。
kabuステーションは月額990円(税込)の有料ツールですが、いくつかの条件に当てはまれば無料で使用することができます。使いやすいと評判のツールで多くの投資家が利用しています。
auカブコム証券の3つのデメリット
続いてはauカブコム証券の3つのデメリットを解説していきます。auカブコム証券の3つのデメリットは以下の通りです。
- 外国株は取扱っていない
- 取引金額50万円以上の手数料が割高
- リアルタイムで入金できる口座が限られている
次の章から、auカブコム証券のデメリットについて詳しく解説していきます。
デメリット①外国株は取扱っていない
auカブコム証券の1つ目のデメリットは、外国株を取り扱っていない点です。
国内企業への投資はできますが、AppleやFacebook、intel、Amazon、Google、Microsoftなどの海外企業へ直接投資することができません。
外国株の投資に興味がある人は、他の証券会社を検討してみてください。
デメリット②取引金額が50万円以上の手数料が割高
auカブコム証券の2つ目のデメリットは、50万円以上の取引になると手数料が高くなる点です。
約定代金 | auカブコム証券 | マネックス証券 | DMM株 | 松井証券 | 岡三オンライン証券(定額プラン) | SBI証券 |
5万円 | 97円 | 55円 | 54円 | 0円 | 0円 | 54円 |
10万円 | 97円 | 90円 | 86円 | 0円 | 0円 | 97円 |
20万円 | 194円 | 105円 | 104円 | 324円 | 0円 | 113円 |
50万円 | 270円 | 250円 | 194円 | 540円 | 540円 | 270円 |
100万円 | 990円 | 582円 | 367円 | 1,080円 | 864円 | 525円 |
店頭証券会社と比べると、auカブコム証券の手数料は安いと言えます。しかし、ネット証券会社で見ると50万円以上の取引になると急に割高になります。
50万円以下の取引がメインとなるなら手数料はそう高くなりませんが、50万円を超えると下記の計算方法で決まります。
(約定金額×0.09%+90円)×1.08(税込)
例えば、取引金額が60万円の場合は680円になります。50万円を超えると割高になることを念頭に入れておきましょう。
デメリット③リアルタイムで入金できる口座が限られている
auカブコム証券では、リアルタイムで口座に入金できる「リアルタイム口座振替」のサービスを提供しています。
すぐに入金が反映されて便利なサービスですが、対応している金融機関は以下の4つのみです。
- 三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
- auじぶん銀行
- みずほ銀行
このほかの金融機関では、「リアルタイム口座振替」サービスは利用できません。他の金融機関では、銀行振込でしか入金出来ないのでデメリットと言えます。
【まとめ】LINE証券とauカブコム証券を選ぶポイント
LINE証券と、auカブコム証券はLINEポイントや、Pontaポイントを投資に使うことができるため、投資初心者でも始めやすい証券会社です。
LINE証券、auカブコム証券のそれぞれのメリットは以下の通りです。
- LINEアプリから簡単に投資が始められる
- 国内株でも1株から購入できる
- LINEポイントやLINEPayが投資に使える
- 投資情報がLINEで送られてくる
- キャンペーンが豊富
LINEは、主なソーシャルメディア系サービスのなかでも、アプリ等の利用率が90%を超えています。
そんな身近なLINEで参加できるLINE証券は、投資初心者でも始めやすい証券会社です。
単元未満株の取扱いをしていたり、LINEポイントでの投資が可能な点も投資を始めやすいと言えます。
お得なキャンペーンも多くあるので、投資を始めるならLINE証券はおすすめです。
- 単元未満株で1株から取引できる
- Pontaポイントが使える・貯まる
- auユーザーに嬉しい手数料割引
- au PAYカードのクレカ積立でポイントが貯まる
- kabuステーションが人気
auカブコム証券では、Ponntaポイントが投資に使えるだけでなく、ポイントも貯まります。auユーザーにとっては手数料の割引があるサービスが用意されています。
また、単元未満株も取り扱っているのでauユーザーは特に、お得に投資を始められるでしょう。どちらも、ポイントを活用して投資が可能だったり、手数料を抑える方法が用意されています。
大手の証券会社と比べると、物足りなさや手数料が割高など気になる点もありますが、上手に活用することで投資のコストを抑えて投資を始めることができるでしょう。
自分が、どちらがお得に使いやすいのか、よく検討して投資を始めて見ましょう。