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楽天証券と松井証券どちらが良い?徹底比較で選んでみる

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楽天証券と松井証券が気になっていても、「どちらが自分に合っているのかわからない」と思っている人も多いと思います。

そこで、本記事では楽天証券と松井証券の違いを比較していきます。それぞれの証券会社の特徴がはっきりわかるでしょう。

本記事を読み進めれば、選ぶ時のヒントになるはずです。ぜひ、本記事を参考にしてあなたに合った証券会社を選びましょう。

(冒頭画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%e4%bc%9a%e8%a8%88%e5%a3%ab-%e4%bc%9a%e8%a8%88-%e9%a1%a7%e5%95%8f-1238598/)

目次
  1. 楽天証券と松井証券に向いてる人はどんな人?
  2. 楽天証券と松井証券の特徴を比較してみよう
  3. 楽天証券と松井証券の気になる手数料を比較してみる
  4. 楽天証券の特徴
  5. 楽天証券の5つのメリット
  6. 楽天証券の4つのデメリット
  7. 松井証券の特徴
  8. 松井証券の5つのメリット
  9. 松井証券の3つのデメリット
  10. 楽天証券と松井証券のツールを紹介
  11. 【まとめ】楽天証券と松井証券の特徴を理解して証券会社を選ぼう

楽天証券と松井証券に向いてる人はどんな人?

まずは、楽天証券と松井証券に向いている人はどんな人か紹介していきます。

楽天証券に向いている人

楽天証券に向いている人
  • 取引コストを抑えて取引したい人
  • 豊富な商品の中から自分に合った投資を始めたい人
  • 楽天ポイントを活用できる人
  • ロボアドバイザーに資産運用を任せたい人

楽天証券は、手数料が安いのが最大の魅力です。取引コストを抑えたいと思っている人にとって楽天証券は向いています。

楽天証券は、豊富な商品を取り扱っているので投資初心者が取扱いやすい商品も見つかるでしょう。また、将来の資産形成として注目されている「iDeCo」「つみたてNISA」にも対応しています。

楽天証券では、楽天ポイントを投資に利用することができるので、日頃から楽天経済圏で生活している人にはおすすめです。

投資には興味があるが、少し不安と思っているなら、楽天証券のロボアドバイザー「楽ラップ」で投資を始めてみましょう。あなたに変わって、銘柄選びから売買・管理まですべて任せることができます。

※2022年7月30日現在

松井証券に向いている人

松井証券に向いている人
  • 25歳以下の人
  • 投資資金があまりない人
  • しっかりサポートしてほしい人

松井証券は、手数料が割高と言われていますが、25歳以下の人は取引手数料が全て無料となります。

そのため、25歳以下の若い投資家には魅力的な証券会社と言えます。

また、松井証券は1日の約定代金の合計額が50万円以下なら手数料がかかりません。1日の売買金額が50万円を超えない人なら松井証券が良いでしょう。

楽天証券と松井証券の特徴を比較してみよう

出典:https://unsplash.com/photos/EMPZ7yRZoGw

それぞれの証券会社に向いている人はどんな人か解説してきました。

もう少し、楽天証券と松井証券をしっかり比較してどちらが自分に合っているか判断したいと思っている人もいるでしょう。

そこで、それぞれの特徴をグラフにまとめてみたので、見ていきましょう。

楽天証券 松井証券
口座開設数 約800万口座(2022年6月) 約143万口座(2022年6月時点)
国内株式手数料 (定額コース) 50万円 0円 0円
100万円 0円 1,100円
200万円 2,200円 2,200円
投資信託数 2,649本 1,615本
NISA
つみたてNISA 181銘柄 173銘柄
IPO実績 74社(2021年) 56社(2021年)
単元未満株(ミニ株) × ×
外国株 米国株式(4,652銘柄), 中国株式, アセアン株(4カ国) 米国株(496銘柄)

口座開設数は、圧倒的に楽天証券が上回っています。投資信託数も1,000本ほど多くなっていますね。

外国株銘柄も、楽天証券の方が銘柄も多く取り扱う国も4か国ありますが、松井証券は米国株一点です。

証券会社を選ぶ時、手数料が安い証券会社を選ぶほうが投資を続けるうえで、最も重要です。次の章では、楽天証券と松井証券の手数料をもう少し詳しく解説していきます。

楽天証券と松井証券の気になる手数料を比較してみる

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/2284370#goog_rewarded

楽天証券と松井証券の手数料を、もう少し詳しく比較していきましょう。それぞれの手数料の形態を紹介していきます。

楽天証券の手数料

楽天には、「いちにち定額コース」「超割コース」があります。どちらも、業界では最安水準で提供されたコースです。次から、それぞれの投資コースの特徴や、手数料を紹介していきます。

いちにち定額コース

「いちにち定額コース」は、現物取引と信用取引の合計によって手数料が決まります。約定代金が100万円まで手数料は無料です。

いちにち定額コース
1日の取引金額合計 手数料(税込)
50万円まで 0円
100万円まで 0円
200万円まで 2,200円
300万円まで              以降100万円増えるごとに1,100円を追加 3,300円

約定代金が、100万円まで無料なら投資の幅も広がります。取引手数料が高いと、結局受け取れる利益が減ってしまうため資産運用に対してパフォーマンスが下がってしまいます。

積極的に、投資取引を進めるためにも手数料無料は心強いと言えます。

超割コース

「超割コース」現物取引手数料は、1回の取引金額によって手数料が決まります。現物取引では、約定5万円までなら55円と手数料は低料金です。

現物取引手数料(税込)
取引金額 手数料
5万円まで 55円
10万円まで 99円
20万円まで 115円
50万円まで 275円
100万円まで 535円
150万円まで 640円
3,000万円まで 1,013円
3,000万円超 1,070円

「超割コース」の信用取引手数料は、10万円までは現物手数料と同じ99円です。50万円超だと、385円で現物手数料よりも110円高いですが低料金と言えるでしょう。

楽天証券では、手数料の1%をポイントバックしてくれので、実際の手数料はもっと少なくすみます。投資をしながらポイントが貯まるのは嬉しいですよね。

信用取引手数料(税込)
取引金額 手数料
10万円まで 99円
20万円まで 148円
50万円まで 198円
50万円超 385円

松井証券の手数料

続いて、松井証券の手数料を見ていきましょう。松井証券は、「ボックスレート」という1日定額制のプランのみです。

1日の約定代金合計金額 手数料(税込)
50万円まで 0円
100円万円まで 1,000円
200円万円まで 2,000円
100万円増えるごとに1,000円加算
1億円超 100,000円(上限)

現物手数料、信用取引、PTS取引の1日の約定金額の合計額が50万円までなら販売手数料は無料です。

投資資金が少なく、売買回数も多くない投資初心者にとっては、十分な金額と言えるでしょう。

しかし、1日の約定金額が50万円を超えると販売手数料が他の証券会社より高めです。1日の約定金額が50万円を超える人にとっては、松井証券は向いていません。

楽天証券の特徴

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/23472075

楽天証券は、1999年3月24日に創立されたインターネット専業のネット証券です。楽天市場や楽天モバイルなどさまざまな事業を展開する、大手楽天グループが運営する証券会社のことです。

大手であり、手数料が安い楽天証券は2022年6月には約800万口座を達成したネット証券で人気の証券会社と言えます。

楽天証券では、楽天ポイントで投資運用することもできます。そのため、楽天経済圏で生活している人や、楽天ポイントを貯めている人にとってはおすすめです。

また、楽天証券は、NISAにも対応しているので通常の投資はもちろん、節税対策をしながら資産運営することもできます。

楽天証券の5つのメリット

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/23478369#goog_rewarded

ここからは、楽天証券のメリットとデメリットを解説していきます。楽天証券のメリットは以下の5つがあげられます。

楽天証券の5つのメリット
  • 日経新聞が無料で読める
  • 他の証券会社より手数料が安い
  • ポイント投資・ポイント運用ができる
  • ロボアドバイザーで資産運用ができる
  • 中国株を取引できる

楽天証券のメリット①日経新聞が無料で読める

楽天証券では、日本経済新聞が提供する「日系テレコン(楽天版)」を無料で読むことができます。

日系テレコンは、過去30年分の新聞・雑誌記事を中心に、国内外の企業データベース、人物プロフィールなど、幅広いビジネス情報を掲載しています。日経新聞が楽天証券で、無料で読める記事は以下の通りです。

楽天証券の日系テレコンで無料で読める記事
  • 日本経済新聞(朝刊・夕刊)
  • 日経産業新聞
  • 日経MJなどの閲覧(3日分)
  • 過去1年分の新聞記事検索
  • 日経速報ニュースの閲覧

通常であれば、日経新聞の電子版は月々4,277円(税込)ですので、年間では51,324円もかかってしまいます。

日経テレコンの閲覧料金は、年間では123,205円(税込)かかります。貴重な情報を無料で読めるのはお得ですよね。

楽天証券のメリット②他の証券会社より手数料が安い

楽天証券の手数料は、業界でも最安水準です。1日約定代金の取引が100万までは手数料が無料です。

そのため、投資を始めたばかりの人や資金がそれほど多くなく、100万円以下の取引がメインとなる人には楽天証券はおすすめな証券会社でしょう。

楽天証券のメリット③ポイント投資・ポイント運用ができる

楽天証券では、楽天ポイントで投資をすることができます。他の証券会社に比べて、ポイントで投資できる商品が豊富にあります。

証券会社 ポイント投資できる商品
楽天証券 投資信託・国内株式・米国株式・バイナリーオプション
SBI証券 投資信託
松井証券 投資信託
マネックス証券 国内株式
auカブコム証券 投資信託
プチ株(単元未満株)

楽天証券では「楽天ポイントコース」を選ぶと、投資信託、日本株(現物)、米国株、バイナリーオプションにポイントで投資することができます。

そのため、現金を使わず投資ができるので資金の少ない人には魅力的でしょう。

また、楽天証券ではポイント運用が人気です。ポイント運用とは、ポイントを投資信託に投資してポイントを増やすことを目的としたもので現金は使えません。

増えた楽天ポイントは、引き出して通常ポイントとして使うこともできますし、ポイント投資に使うことができます。最近では、手軽にポイント運用ができると人気が高まっています。

楽天証券のメリット④ロボアドバイザーで資産運用ができる

楽天証券では、「楽ラップ」というロボアドバイザーを利用することができます。

ロボアドバイザーとは、自動運用のことです。楽ラップは、16個の質問に答えることであなたにピッタリな運用方法を提案してくれます。

提案された運用方法が気に入れば、その運用コースに沿って自動で運用します。買付や運用商品の見直しも自動で行ってくれるので安心です。

他の証券会社のロボアドバイザーの投資金額は、10万円からのものが多いですが楽ラップは、1万円からと投資初心者にとって安心して始めることができるでしょう。

楽天証券のメリット⑤中国株の取引ができる

楽天証券では、中国株の取引ができます。中国株の取引ができるのは、大手でも楽天証券SBI証券・マネックス証券の3社だけです。中国株の取引所は、以下の3つに分けられます。

中国株の取引所
  • 上海取引所
  • 深セン取引所
  • 香港取引所

日本人が取引するのは主に香港取引所となっています。しかし、楽天証券は唯一、上海取引所で上海A株を取引することができます。

経済成長が著しい中国株への投資を考えている人には、楽天証券はおすすめと言えます。

楽天証券の4つのデメリット

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/24438462#goog_rewarded

ここからは、楽天証券のデメリットを解説していきます。楽天証券の4つのデメリットは以下の通りです。

楽天証券の4つのデメリット
  • IPOが他の証券会社より弱め
  • 外国株の取扱いが他の証券会社より少ない
  • ミニ株・単元未満株の取引はない
  • 投資には通常ポイントしか使えない

楽天証券のデメリット①IPOが他の証券会社より弱め

楽天証券では、投資家に人気のあるIPO投資の取扱いはありますが、幹事数を比較すると当選率は低いと言えます。

IPO取扱実績
2020年 2021年
楽天証券 38社(主幹事0社) 74社(主幹事0社)
SBI証券 85社(主幹事15社) 122社(主幹事21社)
野村證券 41社(主幹事22社) 64社(主幹事28社)

IPOの主幹事になっている証券会社には、多くの購入口数が割り当てられるのでそれだけ当選確率が高まります。

しかし、楽天証券は近年IPOの主幹事実績がないため、主幹事数の多い証券会社に比べると、当選確率は低いと言えます。

楽天証券のデメリット②外国株の取扱いが他の証券会社より少ない

楽天証券では外国株も取り扱っています。しかし、他の証券会社に比べると取扱可能な外国株が少なめです。楽天証券で取り扱っている外国株は以下の通りです。

楽天証券が取扱っている外国株
  • 米国
  • 中国
  • シンガポール
  • タイ
  • マレーシア
  • インドネシア

SBI証券では、9つの外国株を取り扱っています。それに比べると楽天証券では、6か国の外国株の取り扱いで少なめです。

外国株への投資を積極的に考えている人にとっては、楽天証券では満足できないかもしれません。

楽天証券のデメリット③ミニ株・単元未満株の取引はない

楽天証券では、豊富な銘柄を取り扱っていますがミニ株の取扱はおこなっていません。

株式投資では、単位が100株からと決められています。しかし、「ミニ株」や「単元未満株」の制度を取り扱っている証券会社なら、1株や10株から株を買うことができます。

大手ネット証券のSBI証券では単元未満株(S株)、マネックス証券ではワン株という単元未満株を取り扱っています。

少額から投資を始めたいという人にとっては、楽天証券で単元未満株の取り扱いがないのは、デメリットと言えるでしょう。

楽天証券のデメリット④投資には通常ポイントしか使えない

楽天証券では、ポイント投資ができるのがメリットですがポイント投資できるのは「通常ポイント」のみです。

キャンペーンなどで多く付与される「期間限定ポイント」はポイント投資できないので注意が必要です。

SBI証券では期間限定のTポイントで投資ができる点を考えると、楽天証券で使えるポイントの種類が「通常ポイント」のみと限定されるのはデメリットと言えます。

松井証券の特徴

出典:https://www.pexels.com/ja-jp/photo/7691749/

続いては、松井証券の特徴を解説していきます。松井証券は、1931年に設立され、2021年に創業90年を迎えた老舗の証券会社です。

1995年にはインターネットを使って株式の売買システムを採用しました。松井証券ではこれまで、他社よりもいち早く「業界初」となるさまざまなサービスを提供してきました。

松井証券は、2001年にはインターネット取引企業の証券会社として、はじめて東証1部上場を果たした企業です。

松井証券は、株取引を中心に投資信託やFX、NISAといった幅広い金融商品を扱っている点も特徴と言えます。

松井証券の5つのメリット

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/4764903

この章では、松井証券の5つのメリットについて解説していきます。松井証券の5つのメリットは以下の通りです。

松井証券の5つのメリット
  • 約定代金が50万円以下なら手数料が無料
  • 25歳以下の取引手数料が無料
  • 毎月現金還元サービスがある
  • IPO申し込み時に代金が不要になる
  • サポート体制が万全

松井証券のメリット①約定代金が50万円以下なら手数料が無料

松井証券では、1日の約定代金が50万円までなら手数料が無料です。まだ投資を始めたばかりの人や、まとまった資金があまりない人にとっては嬉しいサービスと言えます。

松井証券は、プランが1日定額しかないのでシンプルでわかりやすい手数料体制です。そのため、投資を始めたばかりの投資初心者におすすめです。

松井証券のメリット②25歳以下の取引手数料が無料

松井証券では、2021年5月6日から25歳以下の人が取引をおこなった場合、現物取引、信用取引に関わらず、すべての取引の手数料を無料にするサービスを開始しました。

若い人の投資家人口拡大を目指したサービスです。若い人の投資家にとってはありがたいサービスですよね。

25歳以下で資産形成を考えている人にとって、魅力的なサービスと言えるでしょう。

松井証券のメリット③毎月現金還元サービスがある

松井証券では、業界初の投資信託の「毎月現金還元サービス」をおこなっています。

「毎月現金還元サービス」とは、松井証券の口座で投資信託を保有しているだけで、証券会社が受け取っている「信託報酬」を、投資家に還元してくれるサービスです。

投資信託を多く保有していれば、毎月の還元される金額も多くなります。他では取り入れていないサービスなので松井証券のメリットと言えます。

松井証券のメリット④IPO申し込み時に代金が不要になる

投資家に人気のあるIPOは、購入する際に証券会社に手数料を支払います。

しかし、松井証券ではIPOを購入する際の手数料が無料です。投資では、さまざまな取引で手数料が発生します。

申込時の代金が不要になれば手数料を抑えることができるので、他の証券会社と比べてもメリットと言えるでしょう。

松井証券のメリット⑤サポート体制が万全

松井証券の大きな魅力の1つに、サポート体制が万全であることがあげられます。投資を始めたばかりの人にとっては、さまざまな場面でわからないことが出てくるでしょう。

松井証券では、取引を開始した時、陥りそうな悩みを解決できるよう「よくある質問」コーナーを設けています。

また、「よくある質問」で解決できない場合は、24時間受付の専用フォームがあるので個別で質問することもできます。

他にも、平日8:30〜17:00の間電話での対応を専門スタッフが受けてくれます。これだけサポートが充実していれば、初めての投資でも安心して続けられるでしょう。

松井証券の3つのデメリット

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/23152050

続いては、松井証券の4つのデメリットについて解説していきます。松井証券の4つのデメリットは以下の通りです。

松井証券の4つのデメリット
  • 外国株は米国株しか取り扱いがない
  • 取引金額によっては手数料が高くなる
  • ミニ株・単元未満株の取引はない
  • ツールが独立している

松井証券のデメリット①外国株は米国株しか取り扱いがない

松井証券は、2022年2月下旬より米国株サービスの提供を始めました。今まで、松井証券では外国株は取り扱っていませんでした。

松井証券で取り扱いのある外国株は米国株のみです。もしも、米国株以外の外国株の購入を検討しているなら他の証券会社の方が良いでしょう。

SBI証券や楽天証券では、外国株やETFの種類が豊富で、手数料も業界で最低水準で提供しています。

松井証券のデメリット②取引金額によっては手数料が高くなる

松井証券の現物取引にかかる手数料は、1日の約定代金が50万円以下なら無料です。

しかし、50万円以上の場合、100万円までが1,000円(税込1,100円)200万円までが2,000円(税込2,200円)と、100万円増えるごとに手数料が1,000円増えていきます。

この金額は、他の証券会社と比べると割高と言えます。そのため、1日の約定金額の合計額が50万円を超えてしまう人は、松井証券はおすすめできません。

松井証券のデメリット③ミニ株・単元未満株の取引はない

松井証券では、楽天証と同様に「ミニ株」「単元未満株」の取引はおこなっていません。

そのため、少額から投資を始めたいと考えている投資初心者にとってはデメリットとなるでしょう。

松井証券のデメリット④ツールが独立している

松井証券では、投資に役立つ便利なツールが用意されています。しかし、それぞれが独立しているため使い勝手が悪い点がデメリットです。

例えば、取引する際に株価ボードやチャートをみるアプリを開いた後、投資に関する情報を集めるアプリを別に開き、更にオンライン取引用アプリも開いて取引するとなると面倒ですよね。

1つのアプリで、全て見ることができるアプリを提供している証券会社もあるため、ツールが独立している点はデメリットと言えます。

楽天証券と松井証券のツールを紹介

出典:https://pixabay.com/ja/photos/%e6%a0%aa%e5%bc%8f%e5%b8%82%e5%a0%b4-%e3%83%81%e3%83%a3%e3%83%bc%e3%83%88-6368031/

この章では、楽天証券と松井証券で提供しているツールを紹介していきます。どちらも無料で使うことができ、投資家にとって便利なツールです。

投資を始めたばかりだと、株式の情報や銘柄選び、トレードの仕方などわからないことが次々と出てきます。

それぞれの証券会社の無料ツールを活用すれば、あなたの投資の手助けになるでしょう。

楽天証券のおすすめツール

楽天証券では、実際の取引のためのツールが充実しています。パソコン・スマートフォン両方の取引に対応しているので自分の好みのツールを活用するとよいでしょう。

楽天証券パソコン版トレードツール 楽天証券スマートフォン/タブレット版ツール
マーケットスピード iSPEED
マーケットスピードⅡ iSPEED for iPat
マーケットスピード FX iSPEED FX
マーケットスピード for Mac iSPEED 先物OP
マーケットスピードⅡRSS
楽天MT4

トレードツールは、投資初心者から経験者まで、さまざまな投資家による取引に対応してくれます。

また、「マーケットスピードⅡ」は自分好みにツールを作る事ができます。投資に慣れてくれば自分の使いやすいツールに変えて、使いやすくすることができるのです。

また、スマートフォントレーディングツールの「iSPEED」は株式取引、FX、先物オプション取引に対応しており、場所を選ばずにトレードすることができます。

松井証券のおすすめツール

松井証券では、投資初心者でも銘柄が見つけられるような便利な情報ツールや、チャートフォリオなどさまざまなツールが活用できます。

情報ツールをうまく活用すれば、投資の基礎的な知識を得ることができ自分の投資スタイルも身に付いてくるでしょう。松井証券で使えるツール一覧は以下の通りです。

ツール名称 デバイス 内容
ネットストック・ハイスピード パソコン 高機能な発注機能を有したトレーディングツール
株価ボード パソコン リアルタイム株価を一覧可能
株touch スマホ 利用できる取引アプリ
テーマ投資ガイド パソコン 注目のテーマをランキング形式で表示
チャートフォリオ パソコン チャートの形状から、銘柄の検索・トレンド確認が可能
松井FP~将来シミュレーター パソコン

タブレット

スマホ

ライフプランシュミレーションをweb上で完結できる
フル板情報(BRiSK for 松井証券) パソコン 東証全銘柄のフル板情報を、リアルタイムで一覧表示
ネットストックトレーダー・プレミアム
パソコン ネットストックトレーダーの高機能版。(有料情報サービス)

松井証券のツールは、シンプルで投資を始めたばかり人でもとても使いやすいツールです。

特に、ネットストックハイスピードは、クリック1つで株を買ったり売ったりすることができるので、瞬時に注文したい人にとっては使いやすいでしょう。

松井証券で提供している、ネットストックトレーダー・プレミアムだけは有料のツールです。機能の内容は、ネットストックトレーダーの高機能版となっています。チャートをカスタマイズすることが可能です。

ネットストックハイスピードでも、充分優秀なツールです。もしも、あなたが更に高度な機能を求めるなら確認してみてください。

【まとめ】楽天証券と松井証券の特徴を理解して証券会社を選ぼう

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ネット証券で人気の楽天証券と松井証券。それぞれの、メリットとデメリットを理解して自分にあった証券会社を選びましょう。それぞれのメリットは以下の通りです。

楽天証券のメリット
  • 日経新聞が無料で読める
  • 他の証券会社より手数料が安い
  • ポイント投資・ポイント運用ができる
  • ロボアドバイザーで資産運用ができる
  • 中国株を取引できる
松井証券のメリット
  • 約定代金が50万円以下なら手数料が無料
  • 25歳以下の取引手数料が無料
  • 毎月現金還元サービスがある
  • IPO申し込み時に代金が不要になる
  • サポート体制が万全

手数料を抑えて、豊富な商品から自分に合った投資を始めたい人や、楽天経済圏で生活している人なら楽天証券がおすすめです。

老舗でしっかりしたサポートが希望で、まとまった資金があまりなく50万以下の取引から始めたいと考えているなら松井証券がおすすめです。

あなたの現状に合った投資スタイルをよく考えて、どちらかで投資を始めてみましょう。

ABOUT ME
なおれお
現在は、フルタイムで契約社員として働いています。ライターとして活動しつつ子育てブログ、特化ブログ運営中です。様々な分野の記事執筆をこなしています。
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