【本音がポロリ?】銀行の貸出と返済への本音を取り上げました

誰でもお金を借りるのは、不安になりますよね。早く返済したいですし、余計なお金を使いたくない人が多いでしょう。しかし、お金を貸している人の立場を考えたことはあるでしょうか?

今回は、銀行がどんなことを考えてお金を貸して、返済の計画を進めるのか取り上げました。銀行からお金を借りる予定がある人は、この記事を読めば銀行の気持ちを知ることが出来、良い関係を築くことが出来ますよ。

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銀行への借金返済どうしてますか?

あなたは銀行からお金を借りたことがありますか?経営者であれば、新しい事業を始める時に融資をお願いしたり、業績が厳しい時にお金を借りることがありますよね。

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一般的にはお金を借りたら利息がつくので、早めに返済したいと思います。私もお金を借りたことがあるので、借金を早く無くしたい気持ち、余分な利息は払いたくない気持ちがよくわかります。

逆にお金を貸している側である銀行など金融機関は、どうでしょうか?お金を早く返すと、担当者はどのように思うのか考えたことありますか?

銀行側がお金を貸す時にどんなことを考えているのか紹介します!

お金を貸すときに銀行が注意していること

銀行はお金を貸す時にどんなことに注意しているでしょうか?銀行では、お金を貸すための判断材料として、主に次の4つを確認しています。

銀行がお金を貸す条件
  1. 返済能力があるか:返済出来る程お金に余裕が無い所に貸しません。
  2. 利益があるのか:稼ぐ能力が無い、または毎年赤字の会社に貸すのは不安になります。
  3. 将来性があるか:今後売上が伸びる事業であれば、貸したお金を回収出来る見込みがあります。
  4. 負債が無いか:すでに借入金があれば、毎月の返済が大丈夫か確認します。

さらにお金が何故必要なのか?が明確でないと銀行はお金を貸しません。銀行が新事業に融資する時は、この事業をするメリットがあるか、マーケティングデータなどを見て、お金を貸して良いか判断するのです。

「数年赤字だからお金を貸してください」では、何年続いても返済が出来ない可能性もあるので、このような会社には、銀行も融資を控える傾向があるのです。

決算書で会社の返済能力もわかる

銀行が貸す金額を決める判断材料として、注意して見るのが決算書です。決算書は会社のお金事情がよくわかる書類で、その中でも「貸借対照表」は、会社の財政状況を反映しています。

貸借対照表には、会社にどれくらい資産があるのか、払っていないお金がいくらか、資本金があるのか、などが記載されています。銀行からの借入金は貸借対照表に記載されます。

借入金の金額が大きいと、普通「この会社の経営状態は大丈夫なの?」と思ってしまいますよね。無借金経営をアピールする会社もありますし、本当に借入金が多すぎて経営危機の会社も多いですが…。

しかし、借入金が多くなった理由で、例えば今年は新しい事業を始めるために銀行から融資をしてもらった、と聞けば、納得しますよね。必ずしも借入金が多いから経営が危ない、というわけではないのです。

本当に危ない経営状況とは?

借入金で会社の経営状況を判断できない場合、銀行はどこを見て融資を決めているのでしょうか?決算書だけでは判断できない部分もありますが、銀行は次の部分をチェックしています。

会社のお金事情がわかる箇所
  1. 資産が負債より大きいのか?
  2. 流動資産がどのくらいあるのか?
  3. 借入金が長期であるのか、短期であるのか?

1.資産が負債より大きいか?

資産<負債の状態を債務超過と言い、その会社は破産する可能性が高くなります。現金10万円を持っていて、未払いのお金が15万円あったら、マイナス5万円ですよね。5万円を支払えない場合、破産となります。

会社でも、資産<負債の状態であれば破産する可能性が高い、と見なされます。

2.流動資産がどのくらいあるのか?

流動資産とは、現金やすぐに現金に変えられるものと考えてください。株や手形、小切手などが流動資産の例です。

取引先から「お金が厳しいから早く支払ってほしい」と言われた時に、使えるお金が無いと支払いが出来ずに困りますよね。流動資産が少ないと、取引先への支払が滞る可能性があるのです。

債務超過でない会社でも、常に使えるお金が手元にないと、破産することもあります。売上は増えているし、利益も出ている会社が破産した原因は、流動資産が少なかったこと、という例もありました。

3.借入金が長期であるのか、短期であるのか?

借入金は2種類に分けられます。1年以内で返済出来るのが短期借入金1年以上返済に時間がかかるのが長期借入金です。

決算書に短期借入金の記載があっても、会社の経営状況に問題はないと考えられます。銀行は、会社の業績の推移から1年以内に返済が出来ると判断し、会社に融資をしているからです。

逆に長期借入金があって、毎年増加している、または長期借入金の金額が減っていなければ、過去数年の売上や業績の推移を注意して見る必要があります。

売上が減少している時は、利益も減少しているでしょう。そのため、利益から返済に充てられる資金が少ないため、長期借入金が多い場合は、経営状況が危ないと考えられるのです。

お金を貸した後は銀行は何をするのか?

銀行は、会社の経営状況など様々な材料から判断した結果、融資を決定します。融資をした後は、毎月の返済が滞らないように経営状況を確認したり、売上が良くない場合は会社にアドバイスをします。

銀行は会社の売上が増えると見込めるから融資をしています。予定していた売上が出ないと、貸したお金が回収出来ない可能性があり、回収出来なかった場合は銀行の経営にも影響が出ます。

それなら、お金を早めに返した方が銀行も安心できるでは?と思いますよね。しかし、銀行としては返済を予定通りに進めてもらわないと困るんです。

銀行は、融資している会社が【繰上返済】または【リスケ】することを特に避けたいと考えています。

繰上返済とは?

ここでは、銀行が避けたいと考えている繰上返済について説明します。

毎月の返済金額を増やしたり、追加で返済することで、返済予定を早めることを繰上返済と言います。

一般的にお金を借りたら、毎月一定の金額に加えて利息を返済します。ボーナスで余裕が出来たり、給料が増えれば返済額を増やそうと思いますよね。会社でも売り上げが増えれば同じように考えるでしょう。

借入金を早めに返せば利息も減るので、借りた側には支払金額が減るメリットがあります。

銀行が使う「リスケ」とは?

銀行が使う「リスケ」は、【毎月の返済予定の金額が減ること】を意味します。一般的な「当初の予定を変更する・組み直す」という意味とは違います。

リスケは英語のrescheduleの略語です。「A社の会議を30日→1日にリスケして!」という風に使います。会社員だとリスケはよくあることですよね。

ある会社が「今年は売上が悪いので、毎月の返済金額を減らしてもらえませんか?」と銀行の営業担当者に伝えたとします。そうすると担当者は、毎月の返済金額をどのように変更するか考えます。

当然ですが、銀行は貸したお金が回収出来ないと大変ですよね。融資した会社が破産するよりは、3年で返済する予定を5年に延長して、貸したお金が回収出来るように返済条件の変更を認めるのです。

繰上返済・リスケを避けたい銀行

繰上返済とリスケは、銀行が避けたいと考えている返済方法です。なぜ銀行はこれらの返済方法を嫌がるのか、解説します。

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繰上返済を避けたい理由

銀行が会社にお金を貸す理由は、将来貸したお金と合わせて利息がついて戻ってくるからです。長期で貸すと、元のお金を回収するのに時間がかかりますが、その分利息も増えます。

銀行は利息が売上となりますので、早く返済されるとその分の利息が入らず、売上が減ってしまうのです。予定していた利息が入らないと、銀行は別の会社に十分なお金を貸すことが出来ない可能性もあります。

そのため、銀行は利息をなるべく増やしたいので、繰上返済を避けたいと考えているんですね。

リスケを嫌がる理由

リスケ=毎月の返済予定の金額が減ること、と先ほど説明しました。返済予定の金額が減る原因は、主に会社の業績悪化です。

一度会社の業績が下がると、業績を立て直すまでに時間がかかるんですね。むしろ下がり続ける可能性が高いでしょう。すると、銀行は貸したお金が回収できるか不安になります。

実は、銀行は融資している会社をランク付けしています。【業績が良い】→【破産しそう(する)】で分けていて、リスケをした場合は、会社の業績が下がっていると見なされます。そのため、ランクが下がります。

銀行は融資した会社が破産した場合に備えて、利益から「貸倒引当金」を準備しています。リスケ=ランクが下がるほど貸倒引当金を多く準備することになり、銀行の利益が減ってしまうんですね。

貸倒引当金とは、取引先の破産などに備えて準備しておくお金のことです。取引先が倒産して、本来入る予定だった売上が回収出来なかった時に、その損失が貸倒引当金から充てられます。

破産のリスクがある会社ほど、貸倒引当金を多めに準備する必要があるので、その分銀行の利益も減るんですね。

どうしても返済を早めたい時は?

経営者の中には、「今後のことを考えて、なるべく早く返済したい」と考える方もいるでしょう。新しい事業のために資金を準備しておきたい、何かあった時に備えておきたい。それぞれ理由があります。

繰上返済は、銀行は嫌がりますが、貸したお金が戻るので文句は言わないです。しかし、銀行に相談せずに無断で返済を早めたり、毎月の支払を増やすのはやめましょう。

銀行は当初予定していた返済予定が変わってしまい困ってしまうので、事前に返済を早めたい旨を担当者に伝えてください。理由を聞かれたら、資金に余裕が出来たから…など理由は前向きなものにしましょう。

※もし、担当者と今後付き合いたくないので縁を切りたいのであれば、本心は伏せてもっともらしい理由をつけてください。

長期の付き合いをしたいなら銀行と仲良くする

(画像出典:https://www.pakutaso.com/20131103310post-3455.html)

銀行との付き合いを長く続けたい、何かあった時にお金を借りられるようにしたい、という人は営業担当者と仲良くしておくことが大事になります。

営業担当者も、何かあれば相談してくれる、自分の悩みを聞いてくれる、など会社の経営だけでなく、自分のことを信頼してくれる経営者の力になりたいと思いますよね。

必要な時にしか話さない人よりは、何でも頼ってくれる、話してくれる人の方が銀行側も人間ですから話がしやすいです。

銀行と関係を続けたくないなら返済を早める

もし、銀行の担当者に対して次のような悩みがある場合は、返済を早めた方がいいでしょう。

こんな担当者とは付き合いはやめよう
  1. 銀行の担当者と経営方針が合わない
  2. 会社の事情を知らずに、無理難題を言う
  3. 自分の要望を聞こうとしない

「この銀行から何かあってもお金を借りたくないな」と思ったら、繰上返済をしてください。銀行は繰上返済を嫌がるでしょうが、今後関係を続ける予定が無いなら要望を聞く必要はないでしょう。

それよりも、借金を返して余分な利息の支払いをなくす方が、会社にとってメリットが大きいです。

まとめ

今回は、借金の返済にまつわる銀行側の事情を取り上げました。銀行も1つの会社ですから、売上を追い求めるのは当然です。

借金=早く返した方がいい、と考える人が多いですよね。ただ、お金を貸している側の事情も理解しないと今後何かあった時にお金を借りることが難しくなります。

銀行の営業担当者も日々数字を追っていますから、苦労を抱えています。私の知り合いでも元銀行員がいますが、会社への営業はストレスがたまって嫌だったと話していましたね。

営業の方の悩みを聞いてあげながら、長い付き合いが出来るようにしたいです。

ABOUTこの記事をかいた人

シドニー1219

総合職→事務員→Webライター(予定)。全国の水族館に行くことが夢。特にペンギンがいるところなら、どこへでも行きたい。他にキックボクシングも修行中。映画が好きで、主にCuterest(芸能)で執筆中。