ネット証券を使って資産運用を始めたいけど、どこの手数料が安いか分からないということは無いですか?
なので、今回の記事では大手ネット証券会社8社の手数料を比較し、更にそこからおすすめのネット証券会社6社を特徴と一緒にご紹介します。
また、ネット証券を選ぶ際に手数料以外でも気にすべき点をご紹介いたしますので、ぜひこの記事を参考にネット証券を選んでみてください!
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そもそもネット証券でかかる手数料とは?
https://unsplash.com/photos/1zO4O3Z0UJAネット証券では、基本的に株取引が成立した際に手数料を払う仕組みとなっています。
ネット証券ごとに変わりますが、大きく分けて手数料の算出方法は、2種類あります。
- 【1約定制】1回の注文ごとの約定代金に応じて手数料がかかるタイプ
 - 【1日定額制】1日の約定代金の合計金額に応じて手数料が変わるタイプ
 
一般的には、1日に何度も取引をする方や、1日の取引合計金額が少ない方は、1日定額制がおすすめです。
反対に、一回一回の取引金額が100万円を超えたりと大きい方は、1約定制のほうが手数料を抑えることが出来ます。
大手ネット証券8社の株取引手数料比較
まずは、大手ネット証券8社の取引手数料をまとめて比較してみましょう。
下記表が、それぞれネット証券会社の「1約定制」及び「1日定額制」の手数料で、上から安い順に並んでいます。
| 売買代金別の手数料比較一覧 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 証券会社名 | 1約定制 | 1日定額制 | ||||
| 10万 | 50万 | 100万 | 10万 | 50万 | 100万 | |
| SBIネオトレード証券 | 88円 | 198円 | 374円 | 0円 | 0円 | 0円 | 
| DMM株 | 88円 | 198円 | 374円 | -※ | -※ | -※ | 
| GMOクリック証券 | 90円 | 260円 | 460円 | 0円 | 0円 | 0円 | 
| SBI証券 | 99円 | 275円 | 535円 | 0円 | 0円 | 0円 | 
| 楽天証券 | 99円 | 275円 | 535円 | 0円 | 0円 | 0円 | 
| LINE証券 | 99円 | 275円 | 535円 | -※ | -※ | -※ | 
| マネックス証券 | 99円 | 275円 | 535円 | 550円 | 550円 | 550円 | 
| SBIネオモバイル証券 | – | – | – | 220円※ | 220円※ | 1,100円※ | 
| 【補足】 | ※DMM株、LINE証券に1日定額制コースはありません。 ※SBIネオモバイル証券は、月額定額制のみになります。  | 
|||||
次の項目からは、上記ネット証券の中でも特におすすめの6つの証券会社を特徴別にそれぞれご紹介致します。
1約定制の手数料が最安水準「SBIネオトレード証券」
SBIネオトレード証券は、手数料で選ぶならここと投資家に言われているネット証券です。
SBIネオトレード証券では、1約定制での取引手数料は、業界最安で、1日定額制であれば、100万円以下の取引は、手数料0円で取引が出来ます。
| 【一律プラン】1注文毎の約定代金に応じて手数料がかかるプラン | |
|---|---|
| 1注文毎の約定代金 | 手数料 | 
| 5万円以下 | 50円 | 
| ~10万円以下 | 88円 | 
| ~20万円以下 | 100円 | 
| ~50万円以下 | 198円 | 
| ~100万円以下 | 374円 | 
| ~150万円以下 | 440円 | 
| ~300万円以下 | 660円 | 
| 300万円超 | 880円 | 
| 【定額プラン】1日の約定代金合計額に応じて手数料が変わるプラン | |
|---|---|
| 1日の約定代金合計額 | 手数料 | 
| 50万円以下 | 0円 | 
| ~100万円以下 | 0円 | 
| ~150万円以下 | 880円 | 
| ~200万円以下 | 1,100円 | 
| ~300万円以下 | 1,540円 | 
| 以降100万円増加ごとに | 295円ずつ増加 | 
米国株の手数料が安いネット証券「DMM株」
DMM株は、米国株の手数料が一律0円と、米国株へ投資を行っていきたい方には特におすすめのネット証券となっています。
また、株式をFXの証拠金に利用することができるなど、今後FX投資なども行っていきたいという方にもおすすめです。
| 1注文毎の約定代金に応じて手数料がかかるプラン(1注文制) | |
|---|---|
| 1注文毎の約定代金 | 手数料 | 
| 5万円以下 | 55円 | 
| ~10万円以下 | 88円 | 
| ~20万円以下 | 100円 | 
| ~50万円以下 | 198円 | 
| ~100万円以下 | 374円 | 
| ~150万円以下 | 440円 | 
| ~300万円以下 | 660円 | 
| 300万円超 | 880円 | 
国内株式の個人取引シェアNo.1「SBI証券」
SBI証券は、国内株式の個人シェアがNo.1のネット証券ということもあり、手数料だけではなく、サービス内容全般のバランスが良いです。
取り扱っている金融商品も豊富で、SBI証券では株式投資だけではなく、金や外国為替投資なども行うことができます。
投資初心者では使いやすいネット証券ですので、まずはSBI証券で投資をやってみるといった使い方もおすすめです。
| スタンダードプラン(1注文制) | |
|---|---|
| 1注文毎の約定代金 | 手数料 | 
| 〜5万円 | 55円 | 
| 〜10万円 | 99円 | 
| 〜20万円 | 115円 | 
| 〜50万円 | 275円 | 
| 〜100万円 | 535円 | 
| 〜150万円 | 640円 | 
| 〜3,000万円 | 1,013円 | 
| 3,000万円〜 | 1,070円 | 
| アクティブプラン(1日定額制) | |
|---|---|
| 1日の約定代金合計額 | 手数料 | 
| 〜100万円 | 0円 | 
| 以降100万円ごとに | 440円 | 
楽天ポイントが貯めるネット証券「楽天証券」
楽天証券は、楽天モバイルや楽天市場などと同じく楽天グループのサービスの1つです。
楽天証券では、投資の際にかかった手数料に応じて楽天ポイントが貰えたり、自身の楽天ポイントを使って投資が出来たりします。
すでに楽天で何かしらのサービスを使っている方には、特におすすめのネット証券となります。
| 超割コース(1注文制)※手数料の1%がポイントバック | |
|---|---|
| 1注文毎の約定代金 | 手数料 | 
| 〜5万円 | 55円 | 
| 〜10万円 | 99円 | 
| 〜20万円 | 115円 | 
| 〜50万円 | 275円 | 
| 〜100万円 | 535円 | 
| 〜150万円 | 640円 | 
| 〜3,000万円 | 1,013円 | 
| 3,000万円〜 | 1,070円 | 
| いちにち定額コース(1日定額制) | |
|---|---|
| 1日の約定代金合計額 | 手数料 | 
| 〜100万円 | 0円 | 
| 〜200万円 | 2,200円 | 
| 〜300万円 | 3,300円 | 
| 以降100万円ごとに | 1,100円 | 
LINEポイントやLINE Payが使える「LINE証券」
LINE証券は、スマートフォンに特化したネット証券のため、スマホで簡単に投資がしたいと考えている方には特におすすめです。
申し込みもおそらくあなたも使っているLINEアプリから行うことができるので、非常に簡単にアクセスすることが出来ます。
また、一番の特徴として、LINE PayやLINEポイントを使って投資を行うことが出来るので、日常的にLINE Pay等を使う方にもおすすめですよ!
| 1注文毎の約定代金に応じて手数料がかかるプラン(1注文制) | |
|---|---|
| 1注文毎の約定代金 | 手数料 | 
| 〜5万円 | 55円 | 
| 〜10万円 | 99円 | 
| 〜20万円 | 115円 | 
| 〜50万円 | 275円 | 
| 〜100万円 | 535円 | 
| 〜150万円 | 640円 | 
| 〜3,000万円 | 1,013円 | 
| 3,000万円〜 | 1,070円 | 
国内初Tポイントで投資ができる「SBIネオモバイル証券」
SBIネオモバイルは、国内初のTポイントを使って投資ができるネット証券です。
SBIネオモバイルでは国内株式の殆どを一株単位から購入できるので、500円もあれば簡単に株主になることが出来ます。
また、約定代金が毎月50万円以下なら、月額220円(税込み)で取引し放題です。
しかも、毎月SBIネオモバイルで使えるTポイント200円分がもらえるので、50万円までは、実質的には毎月20円の手数料で取引がし放題になりますよ!
| サービス利用料(月額) | |
|---|---|
| 月間の約定代金合計額 | 手数料 | 
| 〜50万円 | 220円 | 
| 〜300万円 | 1,100円 | 
| 〜500万円 | 3,300円 | 
| 1,000万円 | 5,500円 | 
| 以降100万円ごとに | 1,100円 | 
ネット証券会社を決める際に手数料以外で確認すべきこと
https://unsplash.com/photos/dAmHWsRYP9cネット証券を選ぶ際には、株取引などの手数料以外にも下記の2つをHPなどで確認して選ぶのがいいでしょう。
- ツールの使いやすさ
 - 取り扱っている商品の種類
 
ツールの使いやすさ
ツールとは、スマホアプリやPC版アプリ、ブラウザなど実際に取引を行う際に使うツールのことです。
会社によって使い方が変わってきますので、HPなどでツール画面を事前に確認してみるのがおすすめです。
取り扱っている商品の種類
証券会社によって取り扱っている金融商品の種類や数が異なります。
例えば、LINE証券ではFX投資が出来ず、FX投資を投資を行うためにはLINE FXのアカウント作成が必要だったりします。
現在は株投資だけを考えているが、今後は他の投資も行ってみたいと考えているのであれば、様々な金融商品を扱っているネット証券を選ぶのがいいでしょう。
【まとめ】ネット証券は手数料以外の部分もみて決めよう
今回は大手ネット証券会社8社の手数料を比較し、更にそこからおすすめのネット証券会社6社を特徴と一緒にご紹介しました。
- SBIネオトレード証券
 - DMM株
 - SBI証券
 - 楽天証券
 - LINE証券
 - SBIネオモバイル証券
 
上記6社はどれもおすすめですが、私が特におすすめなのは、SBI証券です。
SBI証券は、ツールの使いやすさや商品の種類、手数料など全てのバランスが良いため、とりあえずSBI証券で資産運用を初めて見るというのもおすすめです。
是非今回の記事を参考に、あなたに合うネット証券を選んでみてください。