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大学の学費をどこで借金して準備する?4つの方法を詳しく紹介

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子供の大学進学で心配なのが、高額な学費ですよね。親の蓄えだけで補えるのか。それとも、借金して用意すべきなのか迷ってしまいます。

学費がどのくらいかかるのか事前にわかれば、準備すべき金額がはっきりしますよね。そこで、本記事では大学進学にかかる学費がどのくらいなのか、学費を借金するならどんな方法があるのかを紹介していきます。

すぐに借りられるところはありませんので、この記事を参考に学費の準備をしておきましょう。

(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%e6%95%99%e8%82%b2-%e5%ad%a6%e3%81%b6-%e3%82%a8%e3%83%b3%e3%82%b8%e3%83%8b%e3%82%a2%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%82%b0-4796952/)

大学の学費っていったいどのくらかかるものなのか?

大学の学費はどのくらいかかるか、2つのグラフから解説していきます。まずは、大学入学時の費用について見ていきましょう。

(参考:https://www.jfc.go.jp/n/findings/pdf/kyouikuhi_chousa_k_h30.pdf)

入学費用は、受験費用学校納付金行かなかった学校への納付金の3つから算出されます。上記の私立短大・国公立大学・私立大学文系・私立大学理系の平均入学費用は、82万ですから高額ですよね。

やはり、国公立大学に比べると私立大学の入学費用の方が多いのがわかります。

(参考:https://www.jfc.go.jp/n/findings/pdf/kyouikuhi_chousa_k_h30.pdf)

続いては、在学費用を見ていきます。在学費用は、学校教育費(授業料・通学費教科書代など)と家庭教育費(塾の月謝・習い事など)から算出されています。

大学の年間の在学費用は、私立短大が147.8万円、私立大学の1年間の在学費用は、理系で184.3万円、文系で157.6万円です。

私立理系大学の在学費用は、国公立大学(107万円)のおよそ1.7倍、文系でおよそ1.5倍も多くなっています。この金額を、すぐに用意するのは厳しいですよね。

そこで、次の章から大学の学費を借金できる方法を4つ紹介していきます。

大学の学費を借金する方法を紹介

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/4202312

大学の学費が、どのくらいかかるのかわかったと思います。年間でかかる在学費用が、100万円以上となると学費が家計を圧迫するのは想像が付きます。

子供が進学する時に学費を用意できないなら、借金をして準備する必要があります。

次の章では、大学の学費を借りられる方法を4つ紹介していきます。紹介する方法は以下の通りです。

大学の学費を借金できる4つの方法
  1. 奨学金制度
  2. 教育ローン
  3. 教育支援資金
  4. 母子父子寡婦福祉資金貸付

大学の学費を借金する方法①奨学金制度

画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9-%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BF-%E3%83%A2%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%AB-2846221/

初めに紹介する方法は、奨学金制度です。奨学金制度とは、進学のために学生本人が借りる借金のことです。奨学金制度は、家計年収が1,100万以上の場合は利用できませんので注意が必要です。

奨学金制度は、大学や地方公共団体など種類はさまざまありますが、今回は日本学生支援機構(JASSO)の奨学金制度について解説していきます。

日本学生支援機構の奨学金制度には「給付型」と「貸与型」の2種類があります。それぞれの借入の基準や利息などは以下の通りです。次の章からそれぞれの制度の特徴を解説していきます。

種類 名称 家計の基準 利息
給付型 給付奨学金 住民税非課税世帯
貸与型 第一種奨学金 年収747万円以下
第二種奨学金 年収1,100万円以下 利率0.002%~0.26%

(参考:https://www.jasso.go.jp/index.html)

給付型奨学金とはどんな制度か?

給付型の奨学金は、2020年の4月から開始された新制度です。経済的に困難な学生を支援する目的のもので、利息が付かないだけでなく返済の必要もありません。申し込み資格は以下の4つです。

給付型奨学金の申し込み資格
  1. 大学等への入学時期等に関する資格
  2. 学力基準
  3. 収入基準
  4. 資産基準

2つ目の学力基準が気になるところですよね。成績だけで判断せずレポートなどで学ぶ意欲を確認すると記されています。詳しい内容は以下のように記載されています。

以下の1.もしくは2.のいずれかに該当する必要があります。
1.高等学校等における全履修科目の評定平均値が、5段階評価で3.5以上であること(※1)
2.将来、社会で自立し、及び活躍する目標をもって、進学しようとする大学等における学修意欲を有すること(※2)
※1専修学校の高等課程の生徒等は、これに準ずる学修成績となります。
※2学修意欲等の確認は、高等学校等において面談の実施又はレポートの提出等により行います。

引用:https://www.jasso.go.jp/shogakukin/about/kyufu/gakuryoku/yoyaku.html

指定校推薦の場合も、5段階評価で3.5以上とされていることが多いです。評定平均値が3.5以上は、進学を考えているお子さんなら手が届かないほど高くはないでしょう。

気になる支給額ですが、3段階の世帯収入によって変わってきます。その詳細は以下の通りです。

区分 世帯収入
第Ⅰ区分 ~270万(住民税非課税世帯)
第Ⅱ区分 ~300万
第Ⅲ区分 ~380万

それぞれの区分での支給額は進学する大学によっても変わってきます。以下の表を参考にしてみてください。

国立大学(自宅通学) 国立大学(自宅外通学) 私立大学(自宅通学) 私立大学(自宅外通学)
第Ⅰ区分 29,200円/月 66,700円/月 38,300円/月 75,800円/月
第Ⅱ区分 19,500円/月 44,500円/月 25,600円/月 50,600円/月
第Ⅲ区分 9,800円/月 22,300円/月 12,800円/月 25,300円/月

(参考:https://www.jasso.go.jp/shogakukin/index.html)

給付型奨学金は貸与型第一種奨学金と併せて利用することができます。しかしその場合は、第一種奨学金の貸与金額は制限されます。

貸与型奨学金とはどんな制度か?

貸与型奨学金は、利息がつかない「第一種奨学金」と、利息がつく「第二種奨学金」があります。それぞれの、貸付の条件は以下の通りです。

学力水準 家計基準(4人家族の場合)
第一種奨学金(無利息) 申込時までの高校等の成績平均が5段階評価で3.5以上 家計年収が747万円以下
第二種奨学金(利息付) 申込時までの高校等の成績が平均水準以上

特定の分野において優れた資質能力を認められている

学修意欲があり学業を確実に修了できる見込みがあると認められている

家計年収が1,100万円以下

(参考:https://www.jasso.go.jp/index.html)

貸与型奨学金で借りられる金額は、第一種と第二種それぞれ違います。第一種奨学金の借りられる通常の月額は以下の通りです。

区分 自宅 自宅外
国公立大学 20,000円、30,000円、45,000円 20,000円、30,000円、40,000円、51,000円
私立大学 20,000円、30,000円、40,000円、54,000円 20,000円、30,000円、40,000円、50,000円、64,000円

(参考:https://www.jasso.go.jp/shogakukin/about/taiyo/taiyo_1shu/kingaku/2019ikou.html)

自分がどの金額を借りるか選択できます。国公立大学なら、自宅外の通学で最低が20,000円で最高が51,000円が選べると言うことです。

第二種奨学金の場合は、毎月20,000円~120,000円まで10,000円刻みで借りる金額を決めることができます。

そこに、私立大学の医・歯学の課程の場合は、120,000円に40,000円の増額が認められています。また、私立大学の薬・獣医学の課程の場合、120,000円に20,000円の増額も可能です。

なお、奨学金制度に興味がある人は、日本学生支援機構(JASSO)の公式サイトをご確認ください。

日本学生支援機構(JASSO)の公式サイトで確認する

奨学金制度の返済が苦しくなった時の対処法はあるか?

奨学金制度の支払いは、卒業後7ヶ月後(10月)から始まります。さまざまな理由で返済期間に返済が苦しくなったらどうしよう。そんな風に不安に思う気持ちもあるかもしれません。

奨学金の支払いが苦しい時、「返済期限猶予制度」や「減額返還制度」を利用すれば支払いを一時的にストップして延滞を防ぐことができます。

制度名称 詳細
返済期限猶予制度 数年間の猶予期間を設けることで、返済を延期できる制度

猶予期間は1年ごとに申請し、最長で10年間の延長が可能

減額返還制度 返済期間を延ばすことで、月々の返済額を減額する制度

1年ごとに申請し、最長で15年間の延長が可能

どちらの制度も利用条件があるので、当てはまらない場合は利用はできません。利用条件は以下の通りです。

返済期限猶予制度と減額返還制度の利用条件
  • 病気で働くことが困難
  • 失業中
  • 生活保護を受給中
  • 地震などの災害に遭い、返済ができない
  • 無職や未就職、低収入、育休中により経済的に困難な状況

この制度は、返済が厳しい時の一時的な対処方法です。けっして借金がなくなるわけではありませんし、支払い総額が変わるわけでもありません。

しかし、どうしても支払いが困難な時は申請して遅延リスクを防いだ方が良いでしょう。

大学の学費を借金する方法②教育ローン

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/3749086

次に紹介するのは、教育ローンです。教育ローンは国の教育ローン(日本政策金融公庫)民間の教育ローンの2種類あります。

奨学金は、進学するために本人が借金するものでしたが、教育ローンは、親が子供の学費のために借金するものです。

国の教育ローンは、日本政策金融公庫のホームページか支店で申し込みが可能です。民間の教育ローンは、銀行や信販会社で申し込みができます。

それぞれ比較すると何が違うのか気になるところですよね。次の章では、国の教育ローンと民間の教育ローンの特徴を解説していきます。

国の教育ローンと民間の教育ローンの特徴

教育ローンは、国の教育ローン民間の教育ローンがあります。それぞれの特徴を表にまとめたので見ていきましょう。

国の教育ローン 民間の教育ローン
年収制限 年収200万円以上
子供1人の世帯:年収790万円まで
子供2人の世帯:年収890万円まで
(子供の人数によって年収制限が異なる)
年収200万以上
審査日程 20日程度 10日程度
最大融資額 350万 500万~
金利 1.65%(固定金利)2021年11月1日現在 1.3%~10%(固定・変動)2022年1月現在

上記の表を踏まえて、国の教育ローンと民間の教育ローンの特徴を解説していきます。

国の教育ローンの特徴

国の教育ローンは、子供たちの進学・在学をサポートするために日本政策金融公庫が行う公的な融資制度です。

融資限度は、350万で長期固定金利となっています。いつでも申し込むことができるので、入学前でも在学中でも借りることができます。国の教育ローンの概要は以下の通りです。

項目 概要
対象者 保護者(融資対象になる学校に入学・在学する保護者で収入限度額を超えない人)
対象学校 国内外の高校、大学、大学院、専修・各種学校など
使い道
  • 学校納付金(入学金、授業料など)
  • 受験にかかった費用(受験料、交通費、宿泊費など)
  • 教科書代、パソコン購入費
  • 通学費用
  • 在学のための住居費用(敷金、家賃など)
  • 留学費用
  • 学生の国民年金保険料、その他
融資限度額 学生・生徒1人につき350万円以内(海外留学資金の場合は450万円)
金利 1.65%(固定金利)2021年11月1日現在
保証 公益財団法人教育資金融資保証基金、または連帯保証人
返済 15年以内
返済方法 毎月元利均等返済

  • 元金と利息を合わせた毎月の返済額が一定。年2回のボーナス月の増額返済も可能
  • 在学期間中は、利息のみの返済(元金据置)も可能
奨学金との併用 併用借入可能

(参考:https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201512/2.html)

国の教育ローン、民間の教育ローンどちらも年収200万以上が条件なのは同じです。

しかし、国の教育ローンは、最高年収の条件もあるため注意が必要です。利用できる人の世帯年収(所得)の上限は、次の表で確認してみてください。

扶養する子供の人数 世帯年収(給与所得者) 世帯所得(事業所得者)
1人 790万円以内 590万円以内
2人 890万円以内 680万円以内
3人 990万円以内 770万円以内

(参考:https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/ippan.html)

奨学金制度では、成績の条件もあるため審査に通らない場合もありますが、国の教育ローンは成績は関係ありません。教育ローンは入学前から申し込みができるので、入学金に充てることができます。

国の教育ローンの方は、申し込み後書類がそろってから審査が始まり、10日ほどで融資の決定が決まります。その後さらに10日後ほどで申込者の口座に融資額が振り込まれます。

トータルで20日ほど振り込まれるまでにかかるため申し込むなら、余裕をもって申し込んだ方が良いでしょう。ローンの申し込みは、夏から秋にかけて申し込む人が多いようです。

年末から春にかけては申し込みが増えるので、審査が遅れないとも限らないので早めに申し込んだ方が安心です。

国の教育ローンでは保証人を立てるか、機関保証(公益財団法人教育資金融資保証基金)を利用しなくてはなりません。

機関保証を利用する場合は、借入時に保証金を一括天引きされます。つまり、振込金額=融資額(元金)ー保証金となります。満額は振り込まれませんので、注意が必要です。

民間の教育ローンの特徴

民間の教育ローンの大きな特徴は、国の教育ローンよりも融資条件が低いので利用しやすいという点です。

国の教育ローンでは、子どもの人数によって世帯年収(所得)に制限があり年収が高いと利用できませんが、民間の教育ローンには年収(所得)の上限はありません。

進学のための、教育ローンを取り扱う主な民間の金融機関は以下の通りです。

  • 銀行(都銀・地銀・ネット銀行)
  • ろうきん
  • 信用金庫
  • JA(農協)
  • 信販会社

民間の教育ローンの金利は、3%~4%程度のものがほとんどのようです。

ただし、教育ローンの需要の高まる時期にはどこの金融機関でも、キャンペーンを行っています。条件を満たせば、国の教育ローン並みの金利になる場合もあります。

金利は国の教育ローンの方が断然低いですが、借り入れ条件が多く審査に時間がかかってしまうのが心配な点です。

では、民間の教育ローンのメリットはいったい何でしょうか?民間の教育ローンのメリットは以下の3つです。

民間の教育ローンの3つのメリットとは
  1. 資金の使い道の範囲が広い
  2. 最大融資額が大きい
  3. 融資の審査スピードが速い

民間の教育ローンのメリット①資金の使い道の範囲が広い

民間の教育ローンでは、資金の使い道の範囲が広いことが大きな特徴です。国の教育ローンの場合は、高校や大学、短大などでの資金となっていますが民間の教育ローンは小学校や幼稚園からでも利用できるのです。

他にも、部活動の費用や塾代、予備校への納付金にも使用できるローンもあります。また、留学や社会人が資格学校へ通う資金としても、借りられる場合があります。使い道の範囲が広いのが魅力です。

民間の教育ローンのメリット②最大融資額が大きい

民間の教育ローンの相場は、300万~500万です。労金や、信用金庫では500万~1,000万となっていて国の教育ローンより大きな額を借りることができます。

中には、2,000万以内の教育ローンもあり医学部や、法科大学院(スクロール)、薬科大など高額な在学費用の場合には利用できます。

民間の教育ローンのメリット③融資の審査スピードが速い

民間の教育ローンは、国の教育ローンの審査に比べると早いのがメリットです。申し込みから審査が決定して入金されるまで10日ほどです。

最短で、1日~1週間で審査結果が出される場合もあります。大学の進学は、学費だけでなくなにかと出費がかさむもの。早く審査結果がでるのは嬉しいですよね。

大学の学費を借金する方法③教育支援資金

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/22166660

教育支援資金とは、所得が少ない世帯に対して進学や通学などに必要な資金を支援する制度です。居住している市町村の社会福祉協議会が窓口になっています。

この制度を利用できるのは下記の収入基準を超えていない人です。2021年度収入基準(平均月収)は以下の通りです。

世帯人数 2人 3人 4人 5人
低所得世帯 272,000円 335,000円 385,000円 425,000円

奨学金同様、学生本人が資金を借金するものです。そして、世帯の生計中心者が連帯借受人になることで借りられます。

教育支援資金には「就学支度費」と「教育支援費」の2つがあります。借り入れ可能金額等の詳細は以下の通りです。

教育支援資金
就学支度費 限度額 50万(入学時の1回のみ)
教育支援資費 限度額 短大 月額 60,000円 限度額 大学 月額 65,000円
利息 無利子

(参考:http://kinkyukoguchi.towa.biz/kyouikusiensikin/)

この制度は、あくまで低収入の世帯の子供の教育支援のための国の制度です。無利子で他から借り入れができる場合には利用できません。

原則、新年度ごと日本学生支援機構等による無利子の奨学金と給付型の奨学金の申し込みを行います。奨学金が支給決定された場合は教育支援資金の貸付は停止となります。

返済は20年以内になっていて、申込者が未成年の場合親権者の合意が必要です。手続きに時間がかかるので早めに相談した方が良いでしょう。

大学の学費を借金する方法④母子父子寡婦福祉資金貸付

https://www.photo-ac.com/main/detail/3967194?title=手に持つお金の芽生え

母子世帯・父子世帯などの人が、自治体の福祉担当部署で進学の資金が借りられるのが、無利子の母子父子寡婦福祉資金貸付です。

母子父子寡婦福祉資金貸付には、さまざまな項目があります。その中で「就学支度金」と「就学資金」は進学の際に受けることができる国の貸付制度です。

「就学支度金」とは、就学、修業するために必要な被服等の購入に必要な資金を支援するものです。「就学資金」は授業料、書籍代、交通費等に必要な資金のことを言います。

2021年の大学・短大・専修学校(専門課程)の貸付限度額は以下の通りです。

就学支度金
自宅通学 自宅外通学
国公立 410,000円 420,000円
私立 580,000円 590,000円

 

就学資金(月額)
国公立自宅通学 国公立自宅外通学 私立自宅通学 私立自宅外通学
短期大学 67,500円 96,500円 93,500円 131,000円
専修学校(専門課程) 67,500円 78,000円 89,000円 126,500円
大学 71,000円 108,500円 108,500円 146,000円

(参考:https://www.gender.go.jp/policy/no_violence/e-vaw/law/23.html)

母子父子寡婦福祉資金貸付では、連帯保証人なしでも借りることは出来ます。しかし、その場合は年率1.0%の金利が発生します。

この金利を無利子にする方法は2つあります。一つ目は親が借りる場合、子供が連帯借受者になる。二つ目は子供が借りる場合は親が連帯保証人になることで無利子で借りることができます。

返済は20年以内と長いので、月々の返済が高額にならないため負担も少ないでしょう。この制度は、あくまで母子世帯、父子世帯が対象の制度のため親が再婚したらそこで打ち切りになります。

また、他のところで借りていると申し込みはできません。奨学金や教育支援資金と併用して借りることもできませんので注意が必要です。

大学の学費を借金するおすすめな方法

出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%83%AC%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC-%E6%84%8F%E8%A6%8B-%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF-5207277/

大学の学費を借金できる方法を4つ紹介してきました。では、大学の学費を借金する方法で一番おすすめなのはどの方法でしょうか?

それは、奨学金教育ローンの併用です。奨学金は低金利が魅力ですが、受け取りの開始時期がどんなに早くても4月なので、入学金と授業料(前期)の支払いに間に合わないのがデメリットです。

入学前に教育ローンで借入をして、入学金と授業料の準備にあてます。そして、入学後にもらえる奨学金を教育ローンの返済にあてれば、低金利で大学資金を準備することができるのでおすすめなのです。

大学の学費を借金するべきではない方法

出典:https://unsplash.com/photos/VO5w2Ida70s

高額な大学資金の準備で、おすすめできない借金の方法は消費者金融銀行のカードローンからの借金です。

消費者金融での金利は、おおよそ大体15%~18%に設定されています。奨学金と比べたら高いですよね。また、銀行のカードローンも高めです。

この二つは、できるだけ避けた方が良いでしょう。資金調達が間に合わない時の最後の手段と考えた方が良いです。

子供が進学を希望しているなら、金利の高いローンを使わないように早めに資金の準備をしておきましょう。

どうしても、大学の学費が払えない時の対処法は?

学費がどうしても払えない場合、最悪退学になってしまいます。それだけは避けたいと思っているなら「延納」「分納」の方法を選びましょう。

「延納」とは、支払期日を延期してもらう方法です。支払い期日が決まっていたり、自分で決められたりと延納方法は大学によって違うので確認してみてください。

「分納」とは、学費を一括で払うのではなく分割して収めることです。まとまったお金が手元にないならこの方法も考えてみましょう。

「分納」も、大学によって分割の回数が違ってくるので確認してみましょう。どうにもならない!と高金利のカードローンに手を出すのではなく、まずは大学に相談してみましょう。

【まとめ】特徴を理解して、大学の学費の借金先を決めよう

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/3122892

大学の学費は入学金も含めると、国公立大学でも500万円ほどかかります。子供が大学進学を希望しているなら、親としては何とかして行かせてあげたいと思いますよね。

今回紹介した4つの方法を参考に、大学の学費の準備をしてみてはいかがでしょうか。返済の心配はもちろんありますが、できるだけ無利子でまたは低金利で借りれば月々の返済もそう圧迫するものではありません。

お金がないからと言って子供に進学を諦めさせるのだけは避けたいもの。まずは、それぞれの借金先の特徴を理解してあなたに合った方法で、大学資金の準備をしてみましょう。

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なおれお
現在は、フルタイムで契約社員として働いています。ライターとして活動しつつ子育てブログ、特化ブログ運営中です。様々な分野の記事執筆をこなしています。
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