日常生活を送る上で欠かせない銀行振込ですが、その時に発生する振込手数料は出来るだけ節約したいですよね。
実は、振込方法や銀行を少し見直すことで、振込手数料をかなり節約することができてしまうのです!
この記事では、そんな銀行の振込手数料を節約する方法や振込手数料を安く抑えることができる銀行を紹介しています。
毎月の銀行振込が多いという方、振込手数料は出来るだけ抑えたいという方はぜひ参考にして見てくださいね。
【基礎知識】銀行の振込方法と振込手数料の関係
日々の生活で欠かせない銀行振込ですが、振込方法や振込内容によって振込手数料が大きく変わることをご存知でしょうか?ここでは、振込方法と振込手数料の関係について説明します。
- ATMでの振込 ≦ 銀行窓口での振込
- キャッシュカード ≦ 現金
- 3万円未満 ≦ 3万円以上
- 同銀行同支店への振込 ≦ 同銀行他支店への振込 ≦ 他銀行への振込
上記のように、振り込む方法や振込先、振込金額などによって振込手数料が大きく異なります。
これらの関係性を知らずに振り込むと、最悪の場合、1,000円以上の振込手数料がかかることもあるので、注意しましょう。
振込手数料を節約するならネットバンキング
最近では、インターネットバンキング(通称:ネットバンキング)という新しい形態の銀行が登場しています。
ネットバンキングとは、インターネットを利用した金融取引サービスで、ATMや銀行窓口に行かずにスマホ・タブレット・PCを利用して振込や残高紹介ができるサービスのこと。
実はこのネットバンキングは振込手数料節約の強い味方です。一般的な銀行に比べ、振込手数料が圧倒的に安いです。中には、振込手数料が無料というネットバンキングもいくつか存在します。
この記事では、オススメのネットバンキングを紹介してますので、振込手数料の節約にネットバンキングの利用についても考えてみてください!
振込手数料を無料にできるネットバンキングは?
振込手数料を無料にできる銀行は、以下のような銀行が挙げられます。
- 住信SBIネット銀行
- 新生銀行
- GMOあおぞら銀行
- イオン銀行
- 大和ネクスト銀行
- ジャパンネット銀行
- 楽天銀行
- オリックス銀行
- じぶん銀行
- ソニー銀行
ただ銀行によって様々な条件が設けられており、その条件をクリアしないと振込手数料が無料にならないという場合も多いです。そのため、条件のハードルが低い銀行を選ぶ必要があるでしょう。
「いちいち条件を見比べるのはめんどくさい」という方も多いと思います。そんな方のために、振込手数料の節約にオススメの銀行を5つ厳選しました!ぜひ、参考にしてください。
振込手数料の節約にオススメの銀行① 住信SBIネット銀行
1つ目にオススメするのは、住信SBIネット銀行です。住信SBIネット銀行は、月1回は無条件で他行宛の振込手数料が無料になります。月1回だけでも、無条件で振込手数料が無料なのは嬉しいですよね!
さらに、預金残高や取引内容に応じて、ランク付けされる「スマートプログラム」が導入されています。このランクによっては、月最大15回まで他行宛の振込手数料が無料になります。
その中でもランク2(他行宛の振込手数料が月3回無料)は、預金残高30万円以上や30歳未満など、容易に達成できる条件となっているので、多くの方が月3回までは振込手数料を無料にすることができるでしょう。
また振込手数料無料回数を超えてしまった場合でも、振込手数料は1回につき157円と他行と比べて、かなり安く抑えられることができるのもありがたいですね!
振込手数料の節約にオススメの銀行② 新生銀行
2つ目にオススメするのは、新生銀行です。新生銀行も月に1回は必ず手数料が無料になります。更に利用サービスや預金残高によっては月最大10回まで振込手数料が無料になります。
その中でも、「新生ゴールド」(振込手数料が月5回無料)というランクは、預金残高100万円以上で達成できます。社会人であれば、決して手の届かない条件ではないので、振込回数が多い方にはオススメです。
振込手数料無料回数を超えてしまった場合、振込手数料は1回につき最大314円です。
今回紹介している銀行の中では少し高めの設定です。しかし、一般的な振込手数料が400円以上の銀行が多いことを考えると、安く抑えることが出来ていますね。
振込手数料の節約にオススメの銀行③ GMOあおぞら銀行
3つ目にオススメするのは、GMOあおぞら銀行です。こちらも、先に紹介した2つの銀行同様、無条件で月1回は振込手数料が無料になります。
更に、利用サービスによって振込手数料無料回数が変わる「カスタマーステージ」を導入し、月最大15回まで振込手数料を無料にすることができます。
2番目のステージである「2テッくま君」(振込手数料が月3回無料)は、外貨普通預金残高が30万円以上で達成できますので、比較的達成しやすい条件といえるでしょう。
振込手数料無料回数を超えてしまった場合、振込手数料は1回につき157円です。こちらもかなり安いのが嬉しいですね!
振込手数料の節約にオススメの銀行④ 楽天銀行
4つ目に紹介するのは、楽天銀行です。楽天銀行は残高もしくは利用状況に応じた優遇プログラムである「ハッピープログラム」のステージによって、振込手数料が最大月3回まで無料になります。
2番目のステージである「アドバンスト」(振込手数料が月1回無料)は、預金残高10万円以上で達成できますので、容易に達成できそうですね!
さらに、ステージは関係なく、給与振込口座に指定すると振込手数料が月3回無料になります。会社側から給与振込口座の指定がない場合、楽天銀行がオススメです。
振込手数料無料回数を超えてしまった場合も、振込手数料は1回につき最大262円と安く抑えられますよ!
振込手数料の節約にオススメの銀行⑤ auじぶん銀行
5つ目に紹介するのは、auじぶん銀行です。auじぶん銀行は取引状況に応じた優遇プログラムである「じぶんプラス」のランクによって、振込手数料が月最大15回まで無料になります。
振込手数料無料になるのは、じぶんプラス3(月1回無料)からですが、預金残高50万円以上と、こちらも社会人であれば達成しやすい条件といえるでしょう。
振込手数料無料回数を超えてしまった場合、振込手数料は1回につき最大283円ですので、こちらもかなり安いですね!
auユーザーの方は、Pontaポイントがたまったり、カードローンの金利がお得になったりと特典があるので、特にオススメですよ!
ネットバンキング以外で振込手数料を節約するには?
ここまでネットバンキングを中心に紹介してきました。ですが、様々な理由でネットバンキングを利用せずに節約したいと考える方もいらっしゃるかと思います。
ここではそんな方に向けて、振込手数料の節約のポイントを3つ紹介します。
振り込む場合は、キャッシュカードでATM振込を!
最初に紹介したように、銀行窓口よりATMでの振込、現金よりキャッシュカードでの振込が振込手数料を抑えることができます。
振込手数料を節約するには、キャッシュカードでATM振込を利用するようにしましょう。
振り込む時間帯に注意しよう!
振り込む時間帯によっても、手数料が変わってきますよね!一般的に、平日の8:45〜18:00が最も振込手数料が安い時間帯になります。可能であれば、その時間帯に振り込むようにしましょう。
振込先と同じ銀行口座から振り込むようにしよう!
振込先と同じ銀行から振り込めば、他の銀行から振り込むより手数料が安いことがほとんどです。相手が指定した振込先と同じ銀行の口座を持っている場合、同じ銀行の口座から振り込むようにしましょう。
【まとめ】振込手数料を節約するには?
銀行の振込手数料の節約のコツ、振込手数料節約にオススメの銀行について紹介しました。
- 振込手数料を節約したいなら、ネットバンキングの利用を!
- おすすめのネットバンキング5選
- 住信SBIネット銀行
- 新生銀行
- GMOあおぞら銀行
- 楽天銀行
- auじぶん銀行
- ネットバンキング以外で節約するなら、振込方法と時間帯に注意!
日常生活に欠かせない銀行振込。それに付随する振込手数料は、意外と大きな額になっているかもしれません。この記事を参考に、ぜひ振込手数料について見直してみてくださいね!