今回の記事では、節約のために片付け上手になる方法について紹介しています。
節約をするには、毎日の習慣を見直すことが大切です。片付けを疎かにする習慣が積み重なると、部屋の乱れに繋がり、結果的に節約できないことが多いんですよ。
記事の前半では、片付けが苦手な人の特徴を紹介していますので、「だから無駄遣いしてしまうのか〜」と納得できるでしょう。
記事中盤から後半にかけては、片付けると節約できる理由とその上手に片付けて節約する方法をお伝えしています。ぜひ最後までご覧になって、片付け上手な節約家になりましょう!
片付け上手ではない人の特徴
「自分が片付け上手ではないなぁ」と感じる人には、二つの特徴があると言われています。1つ目の特徴は、もったいない精神が強いことです。
「一回しか着てないけど、高かったから捨てるのはもったいない」「頂き物だから捨てるに捨てられない」と思いすぎると、部屋に物が溢れてしまいます。
2つ目の特徴は、足りないものを把握できていないことです。片付け上手ではない人は、何が足りて何が足りてないのかをきちんと把握できていません。そのため、結果的に同じ物ばかり買って無駄遣いが多いです。
片付け上手でない人は、もったいない精神と同じ物を買うことによって、部屋に必要ない物が溢れています。物に溢れた生活に慣れてしまうと、部屋を綺麗にするメリットを感じにくくなる可能性もあります。
散らかった部屋に慣れている方でも、次の見出しから紹介する片付けすると節約できる理由を知れば、片付けようという気持ちが湧いてくるはずですよ。
次の見出しからは、片付けをするとなぜ節約できるのか、その理由を3つ紹介していきますよ。
片付けると節約できる理由①家の居心地が良くなる
この見出しからは、片付けると節約できる理由3つを紹介していきますよ。
1つ目の理由は、家の居心地が良くなるからです。部屋の乱れは心の乱れとも言いますが、部屋が散らかっていると、家で過ごすのが楽しいと思いにくいもの。
しかし、部屋が片付いて綺麗な空間が広がっていると、仕事終わりにも早く帰りたくなるものです。「仕事終わりにちょっと一杯飲みに行く」といった小さな出費が少なくなります。
さらに、週末にカフェで読書や勉強している人であれば、部屋が綺麗だと「自宅でもいいかな」と思えてくるはずです。綺麗な部屋では、落ち着いて集中作業ができますし、コーヒー代を払う必要もありません。
片付けると節約できる理由②家の中で趣味を楽しめる
片付けると節約できる理由の2つ目は、家の中でも趣味を楽しめるからです。家の居心地が良いと、できるだけ家で楽しめることをしようと考えるようになります。
外に出れば楽しいことはたくさんありますが、どうしてもお金がかかるもの。映画館やカラオケは、1回1,000円くらいかかってしまいますし、付随して飲み物やアイスを買ったりすると、出費はかさんでしまいます。
筆者は、家の中が綺麗になると、お家時間を増やしたいと思うようになりました。
Amazonプライムビデオやオンラインゲームなどが楽しくなってきました。
家の居心地が良いと、家の中で趣味を楽しもうとする心理が働きますので、自宅での読書や映画鑑賞などお金がかからないお家趣味が見つかるでしょう。
片付けると節約できる理由③買わなくていいモノがわかる
片付けると節約できる理由3つ目は、買わなくていいモノがわかるからです。お部屋の整理整頓をしていくと、必要以上にモノがあることに気づくはず。例えば、以下のようなモノが挙げられます。
- 数回しか着ていない洋服
- 似たような系統の洋服や雑貨
- 必要以上の文房具
- 使っていないゲームソフトやCD
- リップクリームや歯ブラシなどの生活用品
このように、同じような物を知らず知らずに買ってしまい、結果的に無駄使いしていることがわかるのです。そして、どんな物に無駄遣いが発生しているのかわかります。
部屋を綺麗にすることで、「同じ色のトップスが家にあるから、今回は我慢しよう」「洗剤はまだ2ヶ月分くらいあるから、買わなくていいや」など買い物の時に、適切な判断をすることができるのです。
片付け上手になって節約できる3つの方法
ここまでの内容を読んでみて、片付け上手になると節約できる理由がわかりましたか?
片付けすると節約できるとわかったら、片付け上手になる方法を3つ紹介しますので、実践していきましょう。片付け上手になって節約できる3つの方法は以下の通りです。
- 直近1年間で使っていないモノを捨てる
- 掃除の邪魔になっているモノを捨てる
- デッドスペースをなくす
1番目と2番目に紹介する片付け方法は、いらないモノをなくすやり方です。そもそも必要以上にモノがあるから、散らかってしまうので、それをなくしてしまおうという考え方になります。
3番目に紹介する片付け方法は、効率よく収納するやり方です。スペースにあった収納グッズがないと、モノを床に直置きしてしまうので、これを改善しようとする考え方になります。
次の見出しから、片付け上手になる方法を具体的に紹介していきますよ。
片付け上手になる方法①直近1年間で使っていないモノを捨てる
片付け上手になる方法1つ目は、直近1年間で使っていないモノを捨てることです。片付け上手ではない人には、もったいない精神があるはず。
モノを大切に使うことは素晴らしいことですが、そのモノは使われていなければ部屋を散らかす一因になってしまいます。
もったいない気持ちを堪えて、「1年間で使ったか使わなかったか?」で判断して、遠慮なく断捨離していきましょう。
特に洋服は、1年間使っていないモノが多いですよ。年齢を重ねるにつれて、ファッションセンスは変化していくものです。
1年間使わないモノで、色紙やアルバムなどお金に変えられないモノ以外は、だいたい次の年も使わないことが多いので、「使わない」と判断して大丈夫です。
片付け上手になる方法②掃除の邪魔になっているモノを捨てる
片付け上手になる方法2つ目は、掃除の邪魔になっているモノを捨てることです。あなたのおうちは、掃除機をかける時に、やりにくい箇所はありますか?
小テーブルの下や絨毯の上の掃除は、掃除機でスイスイと綺麗にしにくいところ。こまめな掃除は綺麗な部屋を保つ大切なことですが、掃除を邪魔するモノが多いと片付け・掃除が億劫になってきます。
小テーブルや絨毯は、この部屋に本当に必要なモノなのかどうか、もう一度考えてみましょう。絨毯は機能的には寒さ対策が目的なので、冬だけで良いという考えもあります。
筆者の場合、家電製品の箱を廊下に並べていました。それまで掃除が行き届かず、ホコリもかぶっている状態だったでしたが、全て捨てたところ掃除がスイスイできるようになりましたよ。
掃除を邪魔するモノはできるだけ少なくして、片付けやすくしていきましょう。
片付け上手になる方法③デッドスペースをなくす
片付け上手になる方法3つ目は、デッドスペースをなくすことです。デットスペースとは、「室内空間で設計や間取りの関係上、どうしても生じてしまう活用できていない空間」のことを指します。
特に、一人暮らしのアパートの間取りに多いのがデッドスペース。これを上手に活用することで、片付けがさらにやりやすくなります。
100円ショップで購入できるモノでデッドスペースを活用できますので、その例を3つ紹介していきます。
メッシュパネル
デッドスペースの1つに、冷蔵庫や机の側面があります。ここに、キッチン道具や文房具などを入れておくと、収納場所が増えて片付けがしやすくなります。
そこで使いたいのがメッシュパネル。側面のサイズにあったメッシュパネルと必要な数のフックやカゴを組み合わせたら、デッドスペースを上手に活用できます。
突っ張り棒
デッドスペースは目線より上の空間にあることが多いもの。突っ張り棒を活用して、バスタオルをかけたり、ボックスをおきましょう。
収納ボックス
種類に応じた収納ボックスを用意し、しまっておくのも得策です。何がどれくらいあるのかを把握するためにも、「洗剤は洗剤」「シャンプーはシャンプー」といった具合にきちんと区別しておきましょう。
上手に片付けしたら、節約のために不用品を売ろう
片付けをしたら、必要ないモノが出てくるはず。そうしたモノは、捨てる前に売れないかどうかを考えてみましょう。
メルカリやラクマなどのフリマアプリで売った方が良いモノと買取サービスを使った方が良いモノの2種類あるので、両方紹介します。
フリマアプリで売った方が良いモノ
不用品の中で売った方が良いモノは、1つの単価が高いモノです。例えば、以下のような物が挙げれらます。
- ブランド物の洋服やバック
- CDやDVD、ゲームソフト
- 漫画
- 使っていない参考書
これらのモノは、購入時の単価が高いため、フリマアプリで売却すると高いです。こう言ったモノは、リサイクルショップでも買い取ってくれることが多いですが、売値より買取価格がはるかに安くなります。
そのため、購入時の単価が高い上記の品物はフリマアプリで売却しましょう。
買取サービスを使った方が良いモノ
フリマアプリでは送料の方が高くなってしまうモノもあります。そのようなモノは「買取サービス」を利用して処分するのがオススメです。
例えば、フリマアプリで200円で1冊を売ろうとしたら、送料と手数料でほぼ利益はありません。
そういった安い本が大量にあれば、買取サービスを活用して全部まとめて引き取ってもらいましょう。大した値段にはなりませんが、そのまま捨てるよりかはお金になります。
さらに、電子レンジやテレビなどの家電は、買取サービスを使う方が得策です。フリマアプリで売ろうにも送料が高いですし、素人には機能的に故障があるかないか、その区別は難しいでしょう。
スマホも精密機械ですが、フリマアプリで十分販売できます。画面のひび割れ具合を写真とったり、バッテリー機能の状態をスクショすることで、購入者側が安心して買うことができるように示しておきましょう。
【まとめ】片付け上手になって節約ができる方法
今回の記事では、片付け上手になって節約ができる方法を紹介しました。片付け上手ではない人は、もったいない精神と必要以上のモノを購入する癖があることが多いです。
そういう方向けであっても、片付けると節約できる理由と具体的な片付け方法を知ることができれば、実際に明日からでも節約できるはず。
今回紹介した片付け方法は3つだけですが、まずこの3つを押さえておきましょう。きっと部屋は常に綺麗な状態が保たれて、お金を無駄遣いすることが少なくなりますよ。
- 直近1年間で使っていないモノを捨てる
- 掃除の邪魔になっているモノを捨てる
- デッドスペースをなくす