「一人暮らしなのに生活費が思ったよりかかっている」と感じたことはありませんか?一人暮らしであれば、できる限り節約したいと思っている人も多いはずです。
そこで今回は「一人暮らしをしていて生活費を節約したいけど、どうやって節約すればいいか分からない」という方向けに記事を書きました。
全部で10個紹介しているので、その中からあなたに合った方法を実践してみてください。無理に節約すると続かないので、あまりやりすぎないことも大切です!
(トップ画像出典:https://www.pexels.com/photo/ashtray-book-cushion-decoration-298842/)
一人暮らしの生活費節約法を試す前に
一人暮らしの生活費節約方法を実践する前に、大切なことがあります。それが「生活費の把握」です!自分自身の生活費がいくらぐらいなのかをまず知っておきましょう。
「生活費の把握」が大切な理由は、ここを知っておかないとどの部分を節約できるのかが分からないからです。
家計簿をつけるなどして、自分がひと月にどれぐらいのお金を使っているのかを調べましょう。そしてその中から「これは減らせそう、ここを節約するのは厳しそう」など理解するのが大切です。
ちなみに総務省の家計調査(2019年)によると、一人暮らしの生活費の平均額は163,781円で内訳は以下の通りです。
項目 | 値段 |
食費 | 約40,000円 |
住居費 | 約20,000円 |
光熱・水道費 | 約12,000円 |
家具・家事用品 | 約5,000円 |
被服・履物費 | 約5,000円 |
交通・通信費 | 約22,000円 |
保健医療費 | 約7,000円 |
教養・娯楽費 | 約19,000円 |
交際費 | 約15,000円 |
その他雑費 | 約19,000円 |
生活費合計 | 約164,000円 |
この調査では地方在住の人も含まれており、家賃がかなり安くなっているため、もっと生活費が高い人も多いかと思います。
ここからは、僕が実際に試してみて効果があったものやオススメできると感じたものを順に紹介していくので、これらを利用して把握した生活費を下げていきましょう!
一人暮らしの生活費節約術①「安いという理由で買わない」
まずは「安いという理由で物を買わないこと」が大切です。これはどんな買い物にも応用できる考え方です。
スーパーやデパートに買い物に行った時、本当は必要なかったのにセールになっていたから買ってしまった、という経験はないでしょうか?
「お得に買い物できた」と思うかもしれませんが、必要なかったものを購入しているので、余分にお金を使っているのと同じことです。
本当に必要なものを買うのは大切ですが、「安いから」という理由でものを買うのは避けましょう!
一人暮らしの生活費節約術②「コンビニはお金持ち用だと知る」
続いては「コンビニはお金持ち用だと認識すること」です。お金がない、と言っておきながら買い物は便利なコンビニで済ませるという人はいませんか?
コンビニでしか買えない限定商品もありますが、基本的にコンビニで買えるものはスーパーでも買えます。そして値段は大体コンビニの60〜70%ほど。
そうなんです。コンビニの商品は高いんです。これを普段から意識するようにすれば、大きく節約できる人は結構多いと思います。
僕もこれを止めてから月5,000円ぐらい浮くようになりました。「どれだけコンビニに行ってたんだ」という話ですが、あなたも気をつけましょう。
一人暮らしの生活費節約術③「フリマアプリを活用」
続いて紹介するのは「フリマアプリを利用する」という方法です。新品じゃなくてもいいものであれば、フリマアプリで買うのがオススメです。
最近は「メルカリ」や「ラクマ」などフリマアプリが充実しています。わざわざ新品に高いお金を出さなくても中古で事足りるものは、フリマアプリを使いましょう。
そして、もう自分には必要のないものがあるなら、フリマアプリで販売してしまうのも一つの手です!思っているよりもたくさんのものが売れます。
一人暮らしの生活費節約術④「無駄な飲み会に行かない」
続いては「無駄な飲み会に行かない」という節約方法です。飲み会は一回でかなりお金が飛んでしまうので、必要なものとそうでないものを選別するのが大切です。
もし選別するのが難しいのであれば、最初から「今月は何回まで・何円まで」と決めておくと良いです。
その回数を超えたら飲み会は断るようにしましょう。健康に気を使っているとか、お金が厳しいとか、断る理由はたくさん思いつくはずです。
僕はこれを実行してから月10,000円以上生活費を削減できています。おまけに健康にもなってきたので一石二鳥です!
一人暮らしの生活費節約術⑤「家賃を見直す」
続いて紹介するのは「家賃を見直す」という方法です。家賃のような固定費は、一度削減すれば継続して大きな効果が出るのでオススメです。
もちろん気軽に家を引っ越せる人は少ないと思いますが、そういう人でも一度引越しのシミュレーションをしてみてください。シミュレーションと言っても難しいことではありません。
登録物件数の多いSUUMOで今より安い家を探すだけなので、いつでもできます。大きな節約に繋がりそうであれば、行動に移しましょう!
どうしても引越しするのが難しい場合は、大家さんに家賃の交渉をしてみるのも一つの手です。長期間住んでいる場合は、家賃の値下げを受け入れてくれる場合があります。
一人暮らしの生活費節約術⑥「保険を見直す」
続いて紹介するのは「保険を見直す」という方法です。実は日本人は保険が大好きで、加入が必須でない民間保険に加入している日本人は約80%もいます。
生命保険やガン保険など、今加入している保険が本当に必要なのか今一度考えてみることが大切です。
保険会社に見直してもらうとどうしても保険会社が儲かる方向に誘導されるので、自分で他の保険会社を調べたり、必要ないものは思い切って解約してしまうのがオススメです。
保険というのは見方を変えると「ギャンブル」のようなものだと言えます。自分が病気になったり不幸な目に合うことに賭けてお金を払い、それが現実になればお金がもらえる、ということです。
個人的には普段から健康な生活を心がけて、余ったお金を積み立てて投資などに向けたほうが健全だと思います。
一人暮らしの生活費節約術⑦「キャッシュレスで生活する」
続いて紹介するのは「キャッシュレスで生活する」という方法です。キャッシュレスはメリットばかりなので、やっていない人はすぐ始めましょう!
キャッシュレスのメリットには大きく分けて以下の3つがあります。
- ポイントがつく
- 家計簿が自動でつけられる
- モノを買うのが楽になる
まずはポイントがつく、という点です。僕はマイレージを貯めて海外旅行に行ったりしています。
また、家計簿アプリと連動させておけば、勝手に家計簿をつけてくれます。これを見ることで使いすぎを防ぐこともできます!
直接節約に繋がるわけではないですが、モノを買うのが楽になるメリットもあります!キャッシュレスだと小銭を探す必要もなく、最近はスマートフォンでもすぐ決済できるので、買い物のストレスがなくなります。
一人暮らしの生活費節約術⑧「格安SIMを活用する」
続いて紹介するのは「格安SIMを利用する」という方法です。格安SIMとは、格安の料金で使用できる通信サービスのことで、docomoなどの大手キャリアより大幅に通信料金が安くなっています。
MMDLaboの調査(出典:MMD研究所HP)によると、大手キャリアの月額平均料金は約8,500円ですが、格安SIMの場合は約2,800円と約6,000円も差が開いています。
もし、まだ大手キャリアと契約している方がいるなら、格安SIMに乗り換えることをオススメします。
一人暮らしの生活費節約術⑨「自炊する」
続いては「自炊する」という方法です。外食するのを控えて自炊しましょう。この節約方法は有名だと思いますがやはり鉄板です。外食は美味しいですが自炊より高くなってしまいます。
ただ、自炊でも買い物の方法次第では食費が多くなってしまうので、必要なものだけを買うようにしましょう。また、安いという理由で物を買いすぎないことも大事です。
食材を買うときはコンビニに行かず、スーパーで必要なものだけ値段を吟味しましょう!
一人暮らしの生活費節約術⑩「お金のかからない遊びを知る」
最後に紹介するのは「お金のかからない遊びを知る」ことです。娯楽にかかる費用を大幅に減らせる可能性があります。
休日にどこか遊びに行く、となった時にテーマパークやショッピングセンターなど、お金を使いやすい施設ばかり浮かんでくる人は要注意です。
世の中にはお金のかからない遊びがどんどん増えています。例えば以下の通りです。
- 公園で散歩してみる
- 庭でバーベキューする
- 図書館で本を借りてくる
- 家でゆっくり映画を観る など
「お金をかければかけるほど楽しく遊べる」というわけではありません。お金がかからない遊びを知り、そこに楽しさを見出すことができれば大きな節約につながります。
まとめ:自分に合った節約をしよう
ここまで、僕が実際にやってみて効果があった生活費節約方法を紹介してきました。しかし、全ての節約方法を毎日続けるのはしんどい、という方も多いはず。
なので、様々な節約方法を試しながら自分に合った節約方法を見つけていきましょう。例えば、僕自身は食費をあまり削らないようにしています。これは単純に食べるのが好きだから。
節約は続けることが重要なので、無理せず続けられるポイントを見つけて、それを継続していきましょう!