一人暮らしの人が節約というと、食費を一番に考えると思います。しかし、食費を節約すると言って安易に朝を抜いたり、ごはんや、パン、パスタなどの主食だけの食事にしたら栄養バランスが偏ってしまいます。
栄養バランスも考えつつ、どうしたら食費で節約できるのか?今回は一人暮らしで、きちんと栄養もとりつつ節約もしっかりできる食費節約術をご紹介していきます!是非、参考にしてみてください。
これを実践すれば一人暮らしで食費を節約できる!
この記事では、節約する方法として、以下の9つを紹介していきます。どうしたら、食費の節約ができるのか思いつかないなら、次の方法を実践してみてください。
- ルールを決める
- 自炊で食費を節約する
- 作り置きして冷蔵庫で保存する
- 買い物の仕方を工夫する
- お弁当やマイボトルで節約
- コンビニをうまく活用する
- エコバックを持参する
- Amazonnアウトレット
- 金券やクーポンを使う
それぞれの方法については、次の章から一つひとつ丁寧に紹介してきます。
一人暮らしで食費を節約する方法①ルールを決める
一人暮らしだと、すべてのお金の管理を自分自身でしなくてはなりません。そのため、自分自身をうまくコントロールしないと、食費を使いすぎてしまいます。
一人暮らしで食費を節約したいなら、節約するための「ルール」を決めるとよいでしょう。
- 1ヵ月の食費は40,000円以内におさえる
- 会社の昼休憩の際に使えるランチ代は1日600円以内にする
- 1日の食費は1,000円以内にする
あくまでこれは一例ですが、このような節約するためのルールを作っておけば、無駄遣いしないように意識が高まります。月末に気が付いたら食費が予定より多くなった、ということは無くなりますよ。
お金の支出を把握するために、家計簿をつけて食費を記録しておくと振り返りができて良いですよ。家計簿なんて面倒と思う方は、スマホで使える、家計簿アプリがいろいろとあるので試してみるといいでしょう。
一人暮らしで食費を節約する方法②自炊で食費を節約する
一人暮らしで自炊をして食費を減らすためには、買い物の仕方や調理の仕方にポイントがあります。食費を節約しようと、スーパーで食材を買い込んで、使い切れずに腐らせてしまっては意味がありません。
食材を買ったのに外食がつづけば、二重の食費になってしまい食材も無駄になってしまいます。
自炊で食費を節約するということは、献立を考えながら買い物することになり、なんとなく買い物に行っては逆効果になります。次からは、自炊で食費を減らすための具体的な方法を説明していきます。
一人暮らしで食費を節約する方法③作り置きして冷凍庫で保存する
肉は普通「〇百g〇円」で販売されています。また、玉葱やジャガイモなどはバラで購入するよりもまとめて買った方が安くなります。
しかし、一人暮らしの人がまとめて買ってしまうと、使いきれない食材もあります。
そこで、安く購入して無駄なく食材を使うために時間がある土曜、日曜日などに料理を作り置きして、小分けにして冷蔵庫や、冷凍庫で保存することをおすすめします。
こうすることで、一人暮らしでも食材を無駄にしてしまうリスクを軽減できますし、平日に仕事で疲れて帰ってきたとしても時短で夕飯を作ることができるので自炊を継続しやすくなるでしょう。
一人暮らしで食費を節約する方法④買い物の仕方を工夫する
続いてご紹介する、買い物で気を付けるべきポイントは以下の5つです。
- 買う店を選ぶ
- 買い物する日を決める
- まとめ買いはしない
- 買うものを決めて買い物へ行く
- 日持ちする食材をメインに買い物する
次からは、それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。
買う店を選ぶ
あなたの家の近くにも、いくつかスーパーがあるでしょう。一口にスーパーといっても、お店によって価格はバラバラです。
そのため、どのスーパーが安いのか調べておくといいでしょう。新聞などに挟まれてくるチラシなどは要チェックですが、新聞を取ってない人もいますよね。
そんな人は、無料で全国のチラシが見られるShufoo!のサイトやアプリを活用すれば、あなたの周りの特売チラシをチェックできますよ。
買い物する日を決める
買い物する日は、水曜日などの週半ばと土日の休みのどちらかに行くと決めましょう。
週に何度もお店に行ってしまうと、うっかり買いも増えてしまいます。逆にまとめ買いをすると、使い切れず食材を捨ててしまうこともあります。3日サイクルだと管理するのが楽にできます。
まとめ買いはしない
まとめ買いをするなら、献立を事前に考えて、作り置きして小分けにして保存しておく必要があります。もしも、あなたが作り置きなんて手間がかかることは面倒と感じるならまとめ買いはおすすめしません。
一人暮らしだと、食材がなかなか減りません。買い過ぎて使いきれないとせっかく買った食材を捨てることになってしまいます。食材は大きいものほど割安です。
しかし、安く買うことよりも全て使いきるということのほうが大事です。食材を捨ててしまうことになれば、お金を捨てるのと同じですから。
作り置きして保存ができないなら、お得なものよりも使い切れる量を買うのがポイントですよ。
買うものを決めて買い物へ行く
何も考えずにスーパーへ買い物に行くと、ついつい余計なものを買ってしまったり、逆に買い忘れてしまったりすることがよくあります。
そこでおすすめすなのは、事前に買い物メモを用意してスーパーへ行くことです。買い物メモとは、買う商品をリストアップしたメモのことです。
作る料理のレシピから、必要な食材をリストアップしてメモにしておきます。そのメモをもとに、スーパーへ行けば余計な食材を買ってしまったり、買い忘れたりすることを防げます。
日持ちする食材をメインに買い物する
食材を購入する際に、価格が安い食材を選ぶのはもちろんですが、日持ちしたり、使いまわしがきいたりする食材を選ぶのもいい方法です。おすすめな食材を次から紹介していきます。
パスタ・冷凍うどん
この食材は、忙しい時のお助け食材です。パスタも、冷凍うどんも1食分数十円程度で販売しています。どちらもの、長持ちしますからストックしておくといいでしょう。
ミートソースや、パスタソース、うどんのスープなどを作り置きしておけば、さっと作れて食べられるので楽です。
鶏むね肉・ひき肉
肉のなかで安いのは鶏むね肉やひき肉です。これらの肉を使った料理をすれば食費を節約しやすくなります。鶏むね肉は脂肪分が少なくタンパク質が多い食材ですので栄養効果が高くおすすめですよ。
トマト缶
トマトそのものを購入するよりトマト缶なら保存がききますし、いろいろな料理への活用できます。100円前後のトマト缶1つあれば、何食分かの料理に使えて便利ですよ。
豆腐・納豆
スーパーで安くて栄養価の高い食材といえば豆腐や納豆です。安いもので1パック3個入で100円しないでで売っていることも多いです。食費を節約して、しっかり食事で栄養をとるためにもぜひ活用しましょう。
また、納豆は冷凍して保存することもできますから、毎日食べるのは気が進まない人は冷凍保存しておいてもいいでしょう。
高野豆腐・切り干し大根・干しシイタケなどの乾物
乾物のメリットは長持ちすることです。一人暮らしで大きなパックを購入したとしても、うまく活用すれば消費期限前にちゃんと使いきることができます。
また乾物は生の野菜と比べ値段の変動が少ないので、料金が安いのもおすすめなんです。
一人暮らしで食費を節約する方法⑤お弁当やマイボトルで節約
自炊することに慣れてきたら、是非職場にはお弁当を持って行って節約したいですね。毎日、コンビニやお弁当を買っていたら最低でも300円から500円、高めだと700円ほどかかってしまいます。
安い食材や自炊した時に保存したものを活用すれば、お弁当作りも苦になりませんし1か月で考えたら大きな節約になります。
また飲み物は、自販機やコーヒーショップで購入するより、水筒にお茶やコーヒーを入れて持ち歩けば節約になりますよ。
一人暮らしで食費を節約する方法⑥コンビニをうまく活用する方法
節約しなくてはいけないのに、コンビニなんて行ったら無駄遣いしてしまう。と考えてしまいますよね。でも、コンビニをうまく使えば節約にもなりますし、何より全くコンビニに行けないのもストレスが溜まりますよね。
一人暮らしにぴったりなPB商品を利用する
PB商品(プライベートブランド商品)とは、コンビニやスーパーがメーカーと共同開発した商品のことです。プライベートブランド商品は流通コストや宣伝広告費が抑えられていて、低価格で販売可能なんです。
コンビニには、一人暮らしにぴったりなサイズのお惣菜やカット野菜などもあります。通常のメーカー商品に比べると同じ品質で割安となっている場合もあるのでおすすめですよ。
コンビニ予算をつくって無駄な出費を抑える
コンビニ通いをやめると、ストレスが溜まってしまうようなら予算を決めて利用しましょう。
- 1日500円以内ですませる
- 夜だけコンビニを利用する
- 週に3回だけにする
自分の無理のないコンビニルールを決めましょう。500円だけ?と思うかもしれませんが以外に色々と買うことができます。
例えば1日行かなければ1,000円になりますし、予算内に抑えるためにどうしたらよいか考えて無駄買い防止になりますよ。
一人暮らしで食費を節約する方法⑦エコバックを持参する
2020年7月1日より全国で、プラスチック製のレジ袋の有料化が開始されます。
これにより、全ての小売店(スーパー、コンビニ、100円ショップや雑貨店など)でレジ袋をもらうと、袋の大きさによって数円〜数十円がプラスで加算されるようになります。
金額は少ないとはいえ、毎回となると無駄な金額になりますよね。最近ではおしゃれなエコバックもたくさん出回っているので、お気に入りのエコバックを一つカバンに入れておくといいですね。
一人暮らしで食費を節約する方法⑧Amazonアウトレット
Amazonアウトレットでは、お客様から返品された商品や、倉庫内で梱包に傷を負った商品のうち、商品の状態が良いもの、食品および飲料については倉庫内で保管され賞味期限が近づいたものを、お手頃な価格で販売しています。
出典:amazon.com
お米は、日本人にとっては主食ですから買わないわけにはいきません。お米は保存もききますし、Amazonアウトレットを利用すれば重たいお米も配達してくれるから助かりますよね。
Amazon限定ブランドなどもあり、「約2割引き」の価格で購入できる場合もあるのでチェックしてみてください。
一人暮らしで食費を節約する方法⑨金券やクーポンを活用する
自炊だけでなく、たまには外食をしたいと思いますよね。外食するのであれば、少しでも安くするために金券やクーポンを活用してみましょう。
全国共通の食事券「ジェフグルメカード」は、全国のいろいろな外食店で使うことが可能ですが、金券ショップで1枚1,000円の券が数%引きで販売されています。使える加盟店も多いのでチェックしてみてください。
また大手外食チェーンなどでは、スマホアプリをはじめとしたクーポンを展開しているところも多いので活用してみましょう。100円でも、月計算で行ったらそれなりの額になります。
1人暮らしで食費で節約する方法 まとめ
1人暮らしで食費で節約するためのポイントをご紹介してきました。
- ルールを決める
- 自炊
- 作り置きする
- 買い物の仕方
- お弁当やマイボトルで節約
- コンビニを上手く利用する
- エコバックを持参する
- Amazonnアウトレットを活用する
- 金券やクーポンを活用する
自炊なんて面倒と思いうかもしれませんが、慣れてくれば自炊も苦でなくなるし、節約になります。
あなたに合った方法で、是非食費での節約術にチャレンジしてみてください。お得だったときの小さな喜びが月末には、ちょっとした達成感に繋がりますよ。