「クレジットカードを紛失したから停止したいけど、やり方がわからない」「なぜか分からないけれど、カードが利用停止になった」といった悩みを持っていませんか?
クレジットカードを紛失した場合は、不正利用されて多額の請求がくるリスクがあります。また、毎月の家計がカツカツである場合は、カードが利用停止になってしまうと、支払いができなくなってしまいますよね。
この記事では、クレジットカードを利用停止にする方法と、停止してしまったクレジットカードを復活させる方法を紹介しているので、参考にしてくださいね。
- クレジットカードを停止させる方法
- クレジットカードが利用停止になってしまう理由4つ
- 停止したクレジットカードを復活させる方法
- 不正利用されていた場合の補償
(トップ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/928480?title=%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%82%B8%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89%20%E5%8F%8D%E5%B0%84%20%E7%99%BD%E8%83%8C%E6%99%AF)
クレジットカードを紛失した場合の停止手続き方法
クレジットカードを紛失した場合は、不正利用されるのを防ぐために、すぐに利用停止手続きすることが大切です。クレジットカードの利用停止手続きは、クレジットカード会社に電話で連絡をします。
クレジットカード会社の電話番号は、カード会社の公式サイトやカードの会員サイトで確認してください。
電話では、「カードを紛失したこと」「利用停止手続きをしたいこと」を伝えてください。利用停止手続きをしたあと、クレジットカード番号を変更した新しいカードの発行手続きもしてくれますよ。
クレジットカード利用停止の手続きについては、24時間対応ですので、休日であっても夜中であっても大丈夫です。紛失したことに気づいたらなるべく早く手続きするようにしてくださいね。
クレジットカードの利用停止手続きにはクレジットカード番号が必要です。非常用に番号をメモしていなかった人は、会員サイトやカードを使った買い物履歴などから探すか、電話した際に調べてもらいましょう。
クレジットカードが不正利用されていた場合の補償
クレジットカードを紛失したことによって、不正利用された場合は、クレジットカード会社が不正利用分を補償してくれます。
補償期間は、利用停止手続きをした時からさかのぼって60日間です。それ以前の不正利用については補償の対象になりませんので、注意が必要です。
また、紛失したクレジットカードに署名がなかったものについては、残念ながら補償の対象外となってしまいます。同じことを繰り返さないためにも、再発行してもらうカードには必ず署名をしてくださいね。
再度クレジットカードを紛失した時のためにできる準備
クレジットカードは紛失しないことに越したことはないですが、もし万が一、紛失した時のために準備しておくことも大切です。
クレジットカードの利用停止手続きをする際には、クレジットカード会社に連絡をする必要がありますし、カード番号が必要です。
普段、クレジットカード番号はクレジットカードを見て確認しますから、クレジットカードを紛失してしまうと分からなくなってしまいます。実際、今回の利用停止手続きで情報がなくて困った人もいるでしょう。
迅速に利用停止手続きができるようにするためにも、事前にメモをして保管しておくことが重要です。メモには以下の3つの情報を書き入れると良いですよ。
- カード会社名(VISA、master cardなど)
- カード番号
- 紛失時の連絡先電話番号
上記の内容をメモして、クレジットカードとは違う場所で保管するようにしましょう。間違ってもクレジットカードの入っている財布には入れないでくださいね。
財布ごと落としてしまった場合に、メモが使えなくなってしまうからです。クレジットカード番号は第3者に知られてしまうと不正利用される可能性がありますので、安全な場所に保管するようにしましょう。
次章からは、「クレジットカードが停止してしまった」場合の対処法について紹介していきます。
クレジットカードが停止してしまう理由は4つ
「いざ使おうとしたら、クレジットカードが使えなかった!」なんてことがありますよね。こういった場合、クレジットカードの利用が停止されてしまっている可能性があるんです。
クレジットカードが停止してしまう理由には、以下の4つが考えられます。
- カード自体に問題がある
- 引き落としできない
- 不正利用が疑われる
- 自分で停止していた
上記の4つをそれぞれ順番に次章以降で解説していきます。ここでは、どんなものがあるのかだけ、軽く頭に入れてみてください。
「理由は知らなくてもいいから、とりあえずカードをすぐ使えるようにしたい」人は、理由の部分を読み飛ばしても構いません。
クレジットカードが停止する理由①カード自体に問題がある
クレジットカード自体に問題があると、クレジットカードを決済で使うことができなくなります。たとえば、以下の3つの場合です。
有効期限が切れている
クレジットカードの有効期限が切れると、カードは自動的に使えなくなってしまいます。
クレジットカードの有効期限は普段あまり気にしないので、「気づいたら切れていた」ということは、意外と起こります。
利用限度額を超えている
クレジットカードの利用限度額を超えてしまっている場合は、クレジットカードの利用が自動的に停止します。他のクレジットカードを使うなどの対処をしてください。
磁気ストライプが故障している
磁気ストライプとは、カードの裏面にある黒い帯状の部分のことです。ここに決済に必要な情報が保存されているので、これが何らかの形で壊れると決済ができないのです。
クレジットカードの磁気ストライプが故障してしまう原因は大きく2つあります。
- 摩擦によって傷がついて故障
- 強い磁気によって故障
磁気ストライプに鋭利なものが触れて傷がついてしまうと、磁気ストライプが故障する場合があります。財布にカードを入れる際、ほかのカードと重ねて保管すると傷がつきやすいので、避けましょう。
また、磁石などの強い磁気を持っているものに触れた場合も、故障する原因となります。最近では、財布やスマートフォンのケースなどに磁石が使われている場合がありますので、注意が必要です。
クレジットカードが停止する理由②引き落としできない
クレジットカードの引き落とし口座の残高が足りずに、引き落としができなかった場合、クレジットカードが停止されることがあります。
直近の引き落としが上手くいっているかどうか、会員サイトや通帳などで確認してみてください。
借金の差し押さえなどでお金が強制的に取り上げられていたり、急な出費でいつもより残高が少なかったり、うっかり振り込み忘れたりした場合は、引き落としが原因で利用停止されてしまっています。
クレジットカードが停止する理由③不正利用が疑われる
「クレジットカードの不正利用が疑われる」とカード会社が判断した場合、被害を最小限に抑えるため、すぐにクレジットカードの利用が停止します。
この場合は、クレジットカード会社から確認の電話が来ることがほとんどです。なぜかと言うと、カードの利用者がたまたま普段と違う買い物をしただけだった場合があるからです。
不正利用が疑われるとカード会社が判断するのは以下のようなケースがあります。
- 利用頻度が極端に増えた
- 急に海外からの利用があった
- 普段よりも大きな金額が使われた
ただ、これらのケースでも、「引っ越しで買い物をたくさんした」「海外旅行に行った」「車など金額が高いものを買った」など、利用者自身の買い物が原因である場合があります。
ちなみに、海外旅行へ行く場合は不正利用を疑われないようにするため、事前にカード会社への連絡が必須です。
クレジットカードが停止する理由④自分で停止していた
実は過去に自分で利用停止してしまっていたケースです。「紛失した」と思って利用停止手続きをしたクレジットカードが、自宅で発見された場合はこのケースになります。
もしくは、有効期限が切れている昔のクレジットカードである場合もこのケースです。普段クレジットカードをあまり使わない人は、このケースである可能性が高いです。
ここまで、クレジットカードが停止してしまう理由を紹介してきましたが、どの理由で停止していても対処法は同じです。次章で、停止してしまったクレジットカードを復活させる方法を紹介してきます。
停止してしまったクレジットカードを復活させる方法
利用停止してしまったクレジットカードを復活させる場合は、カード会社に電話します。停止理由が自分では判断できない場合も、ここで教えてもらえますよ。
クレジットカードを復活させる時には、新しいカードを発行する場合とそうでない場合に分かれます。
新しいクレジットカードを発行する必要があるのは以下のケースです。
- 紛失したケース
- 有効期限が切れているケース
今あるクレジットカードの利用停止を解除するだけで、利用が再開できる場合は以下のケースです。
- 不正利用が疑われたが、自分がいつもと違う買い物をしただけだったケース
- 引き落としがうまくいかなかったケース
持っているクレジットカードの利用停止を解除する場合は、電話してすぐに利用再開できますが、新しいカードを発行する場合は数日間かかってしまいます。
新しいカードが届くまでの間は、他のクレジットカードを利用するか、ほかの決済手段を使うなどの対処をしてください。
まとめ
クレジットカードを停止させる方法と、停止してしまったクレジットカードを復活させる方法について紹介してきました。どちらの場合も、カード会社に電話すれば対応してくれますよ。
停止の復活には時間がかかる場合があり、特に、海外に行っている場合はクレジットカードが使えないとかなり不便です。
海外へ行く場合は、事前にカード会社へ連絡するようにしてください。事前に連絡しておかないと、不正利用が疑われてしまい、カードが停止させられてしまいます。
その他にも、磁気ストライプの故障によって停止してしまうことがあります。磁気ストライプは傷や時期に弱いので、故障してしまった人は保管方法を見直してみてくださいね。