一般カードよりもお得な特典があるクレジットカードゴールド。クレジットカードのことをあまり知らない方だと、ゴールドカードに変更することで、どのようなメリットがあるのかわからないですよね。
もし、今よりもお得に使えるのであれば、ゴールドカードに変更してみたいと思う方も多いと思います。
そこでこの記事では、クレジットゴールドカードを持つメリットと、おすすめのゴールドカードをご紹介していきますので参考にしてくださいね。
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ゴールドカードと一般カードの違いとは
まず、ゴールドカードと一般カードの違いについて解説していきます。
クレジットカードについてあまり詳しくない方だと、ゴールドカードとか一般カードと言われても明確に何が違うのかイメージがつきにくいかもしれません。
ゴールドカードと一般カードの違いは、大きく区別するとサービス内容と年会費です。
一般カードからゴールドカードにランクアップすることで、年会費が高くなりますが保険やポイント還元率などのサービス内容が充実します。
クレジットカードゴールドに変更するメリットとは
クレジットカードゴールドに変更することで得られるメリットは大きく3つあります。
- 利用限度額が高くなる
- 保険が手厚くなる
- ポイント還元率が高くなる
他にも、空港のラウンジが無料で使用できるなどの特典があったりしますが、クレジットカード発行会社により異なります。
では、ぞれぞれのゴールドカードのメリットを詳しく解説していきます。
メリット①利用限度額が高くなる
メリットの1つ目は、一般カードと比べてゴールドカードの方が利用限度額の上限が高い設定になっていることです。
利用限度額の上限はカードの持ち主により異なりますが、一般カードと比べてランクが上のゴールドカードの方が、利用限度額を高い設定で使用できることが多いです。
基準はカード会社ごとに異なりますのであくまでも上限値の話です。
一般カードでは毎月の利用限度額の枠が物足りないという方は、ゴールドカードに切り替えて利用限度額を引き上げると良いでしょう。
メリット②保険が手厚くなる
ゴールドカードは一般カードと比べて年会費が高い分、保険の補償内容も充実しています。
ここでは、後の章でご紹介するAmazon Mastercardを例にゴールドカードと一般カードでどれくらい補償内容が変わるのか比較してみます。
補償内容比較表 | Amazon Mastercard | Amazon Mastercard ゴールド |
ショッピング補償 | 年間100万円まで (海外での利用および国内でのリボ払い・分割払い(3回以上)のみ対象) |
年間300万円まで (1事故につき3,000円の自己負担あり) |
海外旅行傷害保険・国内旅行保険 | なし | 最高5,000万円 |
クレジットカード会社によって具体的な補償内容は異なりますが、主にショッピングや旅行で損害が出た場合の補償金額が、一般カードよりも多くなります。
頻繁に旅行や出張に行く方は、ゴールドカードにしておくことでより安心できますね。
メリット③ポイント還元率が高くなる
クレジットカードの普段使いで一番恩恵を受けやすいのが、ポイントの還元率です。
今回おすすめとしてご紹介する一般カードとゴールドカードのポイント還元率のまとめ表を作成しましたので参考にしてください。
カード名 | 一般カードの還元率 | ゴールドカードの還元率 |
dカードゴールド | 1ポイント/100円 |
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au PAY ゴールドカード | 1ポイント/100円 |
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Amazon Mastercard ゴールド |
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ビューゴールドプラスカード | (JRE CARD)
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三井住友カード ゴールド |
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ショッピングを頻繁に行うという方であれば、ゴールドカードにすることで、うまくポイントを獲得していけば年会費をカバーできる可能性もあります。
クレジットカードゴールドに変更するデメリットとは
ゴールドカードのメリットをお伝えしましたので、続いてはゴールドカードにするデメリットをご紹介します。
一般カードに比べると、各種サービス内容が手厚いゴールドカード。そんなゴールドカードにもデメリットはあります。
具体的には下記の2つで、人によっては一般カードの方がお得に使えるケースもあります。
- 年会費が高い
- 審査が厳しい
デメリット①年会費が高い
デメリットの1つ目は、一般カードと比較すると年会費が高いことです。
クレジットカードを発行している会社によっても料金は異なりますが、一般カードの年会費が無料〜2,000円弱ほどです。対してゴールドカードは10,000〜40,000円ほどの会社が多い印象です。
普段からショッピングはあまりしない方であれば、ポイント還元率を考慮しても一般カードの方がお得になることもあるので、しっかり計算してから切り替えるようにしましょう。
デメリット②審査が厳しい
ゴールドカードは一般カードと比べると、利用限度額が高い設定をされている影響なのか、審査基準が厳しいようです。
年会費も上がり、利用限度額も一般カードと比べると高いため、審査基準も高くなっていくのでしょう。
クレジットカードの審査基準は公にされていませんし、クレジットカードの発行会社によっても基準は異なります。
おすすめのクレジットゴールドカードを5つ紹介!
この章からはポイント還元率や年会費などをもとに、おすすめのゴールドカードを5つご紹介します。
クレジットカードは、発行会社のサービスごとに特徴があるため、なるべく偏りがないように選出しました。具体的には下記の通りです。
- dカードゴールド
- au PAY ゴールドカード
- Amazonゴールドカード
- ビューゴールドプラスカード
- 三井住友カード ゴールド
次の章から、おすすめのゴールドカードの詳細について解説していきます。
クレジットカードゴールド①dカードゴールド
1つ目にご紹介するおすすめのクレジットゴールドカードは、docomoが発行するdカードゴールドです。
- 年会費:11,000円
- 国際ブランド:VISA/Mastercard
- ポイント獲得率:通常1ポイント/100円
dカード GOLD年間ご利用額特典あり
ドコモのケータイ/「ドコモ光」ご利用料金で1,100円につき100ポイント
ahamoをご契約の方は、「ドコモ光」ご利用料金のみ10%ポイント還元
スマートフォンをdocomoで使用している方には特におすすめで、契約しているプランによりますが、最大で「1,100円で100ポイント」のポイント還元率になります。
通信会社が発行しているクレジットカードということもあり、 購入後3年間最大10万円補償の「 dカードケータイ補償 」など、補償面でも手厚いです。
スマートフォンをdocomoで契約して使用している方は、とてもお得に使うことができます。
クレジットカードゴールド②au PAY ゴールドカード
2つ目にご紹介するおすすめのクレジットゴールドカードはau PAY ゴールドカードです。
- 年会費:11,000円
- 国際ブランド:VISA/Mastercard
- ポイント獲得率:通常1ポイント/100円
au PAY ゴールドカードのお支払いで、毎月のau携帯電話利用料の10%と通常ポイント(1%)と合わせて最大11%還元
au PAY ゴールドカードは、auが発行するゴールドカードで、携帯電話のキャリアをauで使用している方におすすめのカードです。
au PAY ゴールドカードを携帯電話の支払いで設定すると、 合計で携帯利用料の11%のポイントキャッシュバックになります。
また、au PAY ゴールドカードを使用して、au PAYにチャージ。支払いをau PAY決済にすることで、2.5%のポイント還元率になるので、au以外の人でも視野に入るクレジットカードです。
クレジットカードゴールド③Amazonゴールドカード
3つ目にご紹介するおすすめのクレジットゴールドカードはAmazon Mastercard ゴールドです。
- 年会費:11,000円
- 国際ブランド:Mastercard
- ポイント獲得率:Amazon以外での買い物:1%
Amazonでの買い物:2.5%
Amazon Mastercard ゴールドは、ネット通販サイトのAmazonが発行するクレジットカードです。
ネットショッピングが多い方に特におすすめで、Amazonプライムに加入していなくても、Amazonでの買い物で2.5%のポイント還元になります。
また、主要航空でのラウンジ料金が無料なるなどの特典もありますので、旅行や出張が多いという方も嬉しいサービスとなっています。
クレジットカードゴールド④ビューゴールドプラスカード
4つ目にご紹介するおすすめのクレジットゴールドカードはビューゴールドプラスカードです。
- 年会費:11,000円
- 国際ブランド:JCB
- ポイント獲得率:1,000円/5ポイント
オートチャージ:1,000円/15ポイント
ビューゴールドプラスカードはSuica機能付きのクレジットカードですので、通勤でSuicaを使用している方はお得に使用することができます。
このカードで、年間100万円以上利用することでボーナスポイント獲得や、JR東日本グループを中心に様々な提携施設で優待サービスなどが受けられる優待特典もあります。
ポイント還元については、オートチャージをすると通常の3倍のポイント還元(1,000円/15ポイント)になるので、普段のお買い物はオートチャージをしたSuicaに切り替えるとお得に使えますよ。
クレジットカードゴールド⑤三井住友カード ゴールド
5つ目にご紹介するおすすめのクレジットゴールドカードは三井住友カード ゴールドです。
- 年会費:11,000円
- 国際ブランド:Visa/Mastercard
- ポイント獲得率:200円/1ポイント
コンビ二3社とマクドナルド200円利用時2%
三井住友カード ゴールドは三井住友の発行するクレジットカードで、インターネットからの入会で初年度の年会費が無料になるキャンペーンを行っています。
ポイント還元率は200円/1ポイントで、 セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、マクドナルドでカード決済をすると通常ポイントに加えて、ご利用金額200円につき2%ポイント還元されます。
その他には、主要空港のラウンジの利用が無料、旅行損害保険最大5,000万円、ドクターコール24などサービス面でも充実しています。
クレジットカードゴールドについて:まとめ
この記事では、一般カードからゴールドカードに変更するメリットとおすすめのゴールドカードを5つご紹介してきました。まとめて表にしておきます。
カード名 | 年会費 | 国際ブランド | ポイント還元率 |
dカードゴールド | 11,000円 |
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au PAY ゴールドカード | 11,000円 |
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Amazon Mastercard ゴールド | 11,000円 | Mastercard |
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ビューゴールドプラスカード | 11,000円 | JCB |
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三井住友カード ゴールド | 11,000円 |
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一般カードからゴールドカードに変更することで、年会費が上がってしまうデメリットはありますが、得られるメリットもたくさんあります。
今回は、初めてゴールドカードを検討しているという方でも使いやすいカードをご紹介しましたので参考にしてくださいね。