「Jcoin Payというサービスを最近耳にしたのだが、どんな内容なのかよくわからない。詳しく解説してほしい。」
中国や韓国など、海外ではキャッシュレス化が急激に進んでいますが、国内でも近年、LINE Payや楽天ペイなどの電子決済サービスが乱立するようになりました。
その中で、2019年3月からサービス開始した「Jcoin Pay」というサービスが今話題となっています。そこで今回は「Jcoin Pay」のメリットを紹介しながら、詳しく解説していきます。
この記事を読むことで、あなたもキャッシュレス決済について詳しくなり、今までより便利な生活を送れますので、ぜひ最後までご覧ください。
(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%81%AE%E8%B2%B7%E3%81%84%E7%89%A9-%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3-1921658/)
Jcoin Payとは?
Jcoin Payとは、QRコードを利用したスマボ決済サービスのことです。
QRコードとは、平面上の縦横に配置された白黒のドットパターンを用いた2次元コードのこと。
バーコードを拡張するために開発され、最近では電子マネー決済の際に広く利用されています。
Jcoin Payは決済手段にQRコードを採用しているため、Jcoin Payアプリを利用すると、QRコード決済に対応した店舗で手軽に買い物ができます。
またJcoin Payは、国内大手メガバンクの「みずほ銀行」が運営しているので、銀行口座と簡単に連携することができ、金融機関の預金口座との入出金もスマホ上のアプリで簡単に行うことができます。
次の項目からは、Jcoin Payで受けられるサービスを3つ紹介しますね。
Jcoin Payで受けられるサービス①お金の送受金
Jcoin Payで受けられる1つ目のサービスは、「お金の送受金」サービスです。
Jcoin Payでは個人間での送受金が可能なので、友人や家族間でお金のやり取りをしたい場合、スマホ上のアプリを利用することで金銭の受け取りが完結できます。
ちなみに、Jcoin Payアプリ上で送受金する手段は下記の通りです。
- QRコード
- SMS(電話番号)
- LINE
- Jcoin PayのID
また、Jcoin Payでの送受金は手数料無料なので、気軽に何度でも利用できるのも嬉しいですね。
Jcoin Payで受けられるサービス②実店舗での電子決済
Jcoin Payで受けられる2つ目のサービスは、「実店舗での電子決済」サービスです。
前述した通りJcoin Payは、QRコードを利用した決済サービスなので、スマホのQRコードをかざすだけで簡単に買い物ができます。
またJcoin Payは、主に家電量販店・ドラッグストア・飲食店・コンビニエンスストアなどで利用でき、対応店舗は今後も順次拡大する予定です。
ちなみに2020年4月現在で対応している店舗の一例は、下記の通りです。
- ビックカメラ
- ヤマダ電機
- サンドラッグ
- オートバックス
- 松屋
- ゲオ
- アパホテル
- 白木屋
- ファミリーマート
Jcoin Payの公式ページからも最新の対応店舗が確認できるので、気になる方はご覧になるとよいでしょう。
Jcoin Payで受けられるサービス③銀行口座との連携
Jcoin Payで受けられる3つ目のサービスは、「銀行口座との連携」サービスです。
Jcoin Payアプリは銀行口座との直結が可能なので、口座から直接アプリにチャージしたり、チャージしたお金を口座に戻すこともできます。
ちなみにJcoin Payと連携できる主な銀行は、下記の通りです。
- みずほ銀行
- 足利銀行
- SBJ銀行
- ろうきん
- 各地方銀行
また、Jcoin Pay公式ページにて利用可能銀行の最新情報が確認でき、今後もJcoin Payアプリと連携できる銀行の増加が期待されています。
次の項目からは、Jcoin Payを利用するメリットを3つ紹介しますね。
Jcoin Payのメリット①財布無しで割り勘ができる
Jcoin Payを利用する1つ目のメリットは、「財布無しで割り勘ができる」ことです。
Jcoin Payは、前述した通り個人間での送受金と実店舗での電子決済が可能なので、居酒屋などで割り勘する場面でも利用できます。
また、Jcoin Payを利用すると1円単位で送受金できるので、割り勘の際にわざわざ小銭を準備する必要もありません。
2020年4月現在は、居酒屋の定番である「白木屋」や「笑笑」などの店舗で利用でき、今後も利用できる店舗が増えることが期待されています。
Jcoin Payのメリット②すべてのサービスが無料
Jcoin Payを利用する2つ目のメリットは、「すべてのサービスが無料」という点です。
Jcoin Payでは、前述しました「送受金」「決済サービス」「銀行口座との連携」のサービスが、すべて無料で受けられます。
また、他の大手決済サービスにはないJcoin Payのメリットとして、チャージや銀行口座への返金が「1円単位で」「何回でも」無料という点も挙げられます。
これらのJcoin Payにおけるメリットは、金融機関が提供しているサービスならではの強みですね。
Jcoin Payのメリット③画面がシンプルで使いやすい
Jcoin Payを利用する3つ目のメリットは、「画面がシンプルで使いやすい」ことです。
Jcoin Payアプリは、QRコード決済に少し距離を置いている方をターゲットにしているので、説明書を読まなくとも感覚的に操作できるよう設計されています。
またJcoin Payは、操作方法や使い方の相談を電話で応えるなど、年配の方を含めた層もターゲットにしており、楽天ペイなど他の大規模なキャンペーンを行っている決済サービスと差別化を図っています。
ここまでJcoin Payのメリットをお伝えしましたが、デメリットも存在します。次の項目で解説しますね。
Jcoin Payのデメリット
Jcoin Payのデメリットとして、やはり加盟店舗数が少ない点が挙げられます。
Jcoin Payは、他の大手決済サービスに遅れをとって始めたサービスなので、利用できる店舗数がまだ少ないのが現状です。
また、決済時のポイント還元策を導入していない点も、デメリットとして挙げられます。
しかしJcoin Payは、前述したメリットで他の決済サービスと差別化を図っていますので、今後も独自の広がりを見せるだろうと予想されています。
では、実際にJcoin Payを利用するにはどうすれば良いのでしょうか?次の項目で解説しますね。
Jcoin Payを利用するには
Jcoin Payを利用するには、主に下記の手順を踏む必要があります。
- 手持ちのスマホにJcoin Payアプリをインストール
- 電話番号の登録・SMS認証
- パスワードの登録
- 会員情報の登録
- 銀行口座の登録
上記の通り、Jcoin Payの登録に必要なものは「スマホ」と「銀行口座」のみなので、Jcoin Payを利用した決済サービスが手軽に始められます。
またJoin Pay公式ページでは、画像つきで登録の手順が解説されていますので、興味のある方はご覧になると良いでしょう。
Jcoin Pay まとめ
今回は、最近話題の電子決済サービス「Jcoin Pay」を紹介しました。要約すると下記の通りです。
- 個人間での送受金
- 実店舗でQRコード決済
- 銀行口座と連携
- 割り勘が簡単
- すべてのサービスが無料
- 画面操作がシンプル
- 利用可能な店舗・銀行が少ない
最近はキャッシュレス化が叫ばれるようになり、QRコード決済を利用したサービスが乱立するようになりました。
今回紹介しました「Jcoin Pay」は大手銀行が運営していますので、これまでの電子決済サービスとは違うアプローチで事業展開することが予想されています。
この記事を参考に、あなたも電子決済サービスを活用して便利な生活が送れれば幸いです。
- iPhoneの方:App Store
- Androidの方:Google Play